魍魎の匣(もうりょうのはこ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「魍魎の匣」とは、「京極夏彦」による長編小説。百鬼夜行シリーズの第二作目。2007年に実写映画化され、2008年にマッドハウス製作でアニメ化した。キャラクターデザインは漫画家「CLAMP」が担当。百鬼夜行シリーズは古本屋「京極堂」を営む陰陽師「中禅寺秋彦」が事件を解決するストーリー。「魍魎の匣」では、美少女「柚木加菜子」が人身事故に遭った所から事件が次々と起こっていく。

CV:高橋美佳子

加菜子のクラスメイトで友人。
加菜子ほどではないが整った顔を持つ美少女。
性格が暗く、クラスメイトと打ち解けずにいた。
複雑な家庭で育ち、強い阿闍世コンプレックス(あじゃせコンプレックス。母を愛するが故に、母を殺そうとしてしまうこと。)を持つ。
14歳相応の夢見がちな面と、現実的な冷めた面両方を持ち合わせている。

家族は、母・君枝のみ。
父は乱暴的で子供嫌いであり、頼子が小さいうちに離婚。
君枝は再婚し、頼子は再婚相手と君枝の性交を見てしまい、これが母子の関係に大きな溝を作る。
その後新しい恋人笹川ができ、笹川は頼子に父親のような態度を取るが、頼子は笹川を父とは思わず嫌っている。
元々は美しい母を愛していた頼子であるが、醜くなった母に強い嫌悪感を抱くようになった。
友人は加菜子のみ。

クラスで浮いた存在であったが、加菜子に声をかけられ友人となる。
加菜子に「自分たちはお互いの生まれ変わりである」といわれ、加菜子に対し強い同一願望を抱く。
しかし生まれ変わる対象である加菜子が泣いていたこと、ニキビが出来るほどのストレスを持って居たことを知り動揺する。
丁度そこがホームであり、すぐに電車が来るという状況であったことから魔が差し、突発的に加菜子を突き落としてしまう。
その後、友人として加菜子を思う気持ちと、生まれ変わり先である加菜子が大変な事になって居る事で苦しむが、加菜子が誘拐され消えてしまったことで加菜子は天に召されたのだと精神的に安堵する。
これらの行動で夢見がちな少女然とした振る舞いが見て取れるが、自分が犯人と思われないように「黒衣の男」という犯人像をでっち上げる。
これは加菜子の読んでいた関口の小説「眩暈」から着想を得たものであった。
その後久保と知り合い、絵のモデルになるという話でアトリエまで付いて行き、バラバラ殺人事件の4人目の被害者となった。

柚木陽子(ゆずき ようこ)

CV:久川綾

加菜子の母。
加菜子や周りには姉としているが、実際には母である。
しかし加菜子は父・美馬坂との間の子供のため、姉と言うのも間違いではない。
「美波絹子」という芸名で女優をしていたことがあり、演技力はないが「悪党、御用じゃ」という台詞がウケ一躍有名になったが現在は引退している。
母として加菜子を愛し、女として美馬坂を愛している。

家族は母「絹江」、父「美馬坂幸四郎」、娘(妹)「加菜子」。
女優業をしていた頃の絹江という名前は母から取ったもので、母を尊敬して付けた名前ではなく、美馬坂の妻である絹江に成り代わろうという気持ちからつけた名前。
監視役として雨宮とも一緒に住んでいる。

病気で心まで醜くなってしまった母を憎悪し、父と禁断の関係を持ってしまう。
その結果加菜子を授かり、逃げ場を作ってくれた柴田弘弥と駆け落ちし、加菜子の養育費を手に入れる。
加菜子はあくまで美馬坂の子供としたため、必要以上の金は求めなかった。
母の介護をするが、動けない母の耳元で毎日加菜子は美馬坂の子であると囁き続けるなど、ドロドロした面も持つ。
しかし後に母親の気持ちというのを理解し、亡くなった母宛てに懺悔の手紙を書いていた。
ひょんなことから女優になるも、須崎に美馬坂との関係を知られて強請られ、女優を辞める。
その後加菜子が人身事故に遭い、美馬坂の元へ加菜子を預け、加菜子を助けてもらおうとする。
しかし資金が足りず、加菜子誘拐計画を立てるが策は無く、それを須崎に知られ、須崎が誘拐を実行した。
そのため加菜子が攫われていてもどこか落ち着いていたが、須崎が死んだと知ると加菜子の安否を心配して取り乱した。
中禅寺は途中から陽子と美馬坂の関係に気づいていたが、言うべきことではないと判断し、その話題には抽象的な言葉を使って周りに教えないようにしていた。
中禅寺の付き物落としの対象に陽子も入っており、陽子の心を救おうとしていたが、陽子が皆の前で美馬坂との関係を暴露してしまい失敗する。
自分が悲しい時に現れる木場に対し、少なからず好意を持っていたが、それでも美馬坂を選び、美馬坂と共にあることを選んだ。
しかし美馬坂は久保に噛み殺され、陽子はそんな久保を絞め殺し、木場の手によって陽子は逮捕された。

美馬坂幸四郎(みまさか こうしろう)

CV:田中正彦

美馬坂近代医学研究所の所長。
帝国大学出身者で免疫学を専攻し、天才的な外科医と言われていたが、行き過ぎた不死の研究に没頭し学会から追放される。
戦時中は機械人間の研究を行っていた。
医師というよりは研究者に近い。
人間は肉体ではなく脳髄こそが本質とし、体を捨てて脳の中の世界で永遠に生きる事を良しとしていた。

家族は、妻・絹子、娘・陽子と加菜子。
加菜子は陽子との間に出来た子供である。

病気の絹子を救うため不死の研究に没頭するが、病気で心が醜くなってしまった妻に虐げられる。
心の隙間を埋めるように陽子と愛し合ってしまい、加菜子を授かる。
その後陽子とは連絡を取っていなかったが、加菜子の人身事故の件で陽子に頼られる。
美馬坂としては加菜子を生かすための医療行為であったが、加菜子は体を失ってしまう。
加菜子の誘拐については口裏を合わせる程度の協力はしたが、具体的に関わってはいない。
訪ねてきた久保を研究材料にし、加菜子と同じ状態にしてしまう。
最後は久保の入った箱を持ち陽子と共に逃げるが、箱を開けた際に久保に噛み殺された。

雨宮典匡(あめみや のりただ)

CV:檜山修之

陽子の監視役として柴田財団に雇われ、柚木母娘の世話をしている男性。
穏やかなで、争いごとを好まない優しい性格。
父性愛か少女愛かは不明であるが、加菜子をとても愛している。

柴田に仕える同僚であった増岡からは、他人に流されるばかりで不幸ばかりを買い、幸福がなんなのか知らない愚かなまでに脇役でしかない男と言われていた。
しかし実際には自分にとっての幸福を習得するのが上手く、作中で誰より幸福な人生を送っていた男でもある。
雨宮は赤子の頃から面倒を見ていた加菜子を愛し、加菜子と一緒に居る事を最良の幸せとした。
加菜子以外事はどうでもよく、陽子の周りで起こるトラブルなども加菜子に影響がある事にだけ口を出した。
加菜子と共に暮らす日々は雨宮にとって一番幸せな時間であったが、それは加菜子の人身事故により壊されてしまう。
雨宮ははじめ加菜子を人として真っ当に死なせてやりたいと考え誘拐に反対したが、加菜子を生かす方法でもあると知り、最終的には誘拐に賛同する。
せめて加菜子の手足を加菜子の好きな場所に葬ることで加菜子との別れとしたが、道中で手足を落としてしまい失敗する。
その後、生きている状態の加菜子を腕を見て狂気の世界へと入り込み、加菜子の腕を現在の加菜子と認識し、加菜子の腕を愛し始める。
そこへ腕よりもインパクトの強い加菜子の生きた頭部を持った須崎が現れ、須崎を殺して加菜子を奪った。
箱に入った加菜子の頭部と共に逃避行し電車に乗り、電車の中で久保と出会い、久保に加菜子を見せる。
加菜子は誘拐された後1時間は生きていたと思われ、久保が見た加菜子は生きていた。
その後黒い干物のようになった加菜子(と思われるもの)と一緒に、加菜子の行きたがっていた場所を旅している。

須崎太郎(すざき たろう)

CV:成田剣

美馬坂近代医学研究所で働く、美馬坂の助手。

美馬坂の一番の理解者で、美馬坂の後継者になるつもりでいた。
人間的な意味で美馬坂の事を尊敬しているわけではなく、あくまで美馬坂の技術を評価し、ノウハウを学んでいた。
そして美馬坂が捨てた「体の一部を生かす」技術の研究を続けた。
陽子を殺して金銭や体の関係を迫るなど、人格的に少々問題がある。
加菜子の腕を生かし、それを使って加菜子の狂言誘拐を実行しようとし、雨宮に殺害された。

増岡則之(ますおか のりゆき)

CV:三木眞一郎

柴田財団の顧問弁護士。
陽子と柴田の関係の間に入り、加菜子が柴田の孫かどうかを見定める役目を担っている。
加菜子の捜索を榎木津に依頼する。
上から目線で威圧的な話し方をする。
しかし人間味もあり、陽子や加菜子の事を本気で心配もしていた。
雨宮の事は心底馬鹿にしていたが、中禅寺から雨宮という人間についての話を聞き考えを改めた。
その後のシリーズにも登場する。

柴田耀弘(しばた ようこう)

柴田財閥の創業者。
弘弥と陽子が駆け落ちした時は二人を引き離し、陽子に養育費をあげる代わりに監視役をつけた。
しかし自分の死期が近いと感じると、弘弥の子供(とされていた)の加菜子に遺産を相続させるという遺書を書き、加菜子が行方不明中に亡くなった。

柴田弘弥(しばた ひろや)

柴田耀弘の直系の孫。
金銭的にルーズで、歌舞演劇に入れあげ、パトロンのような役割をするのが好き。
陽子が他人の子を身籠っている事を知りながら、逃げ道を求めていた陽子に付き合う形で駆け落ちをする。
その後、サイパンで戦死し、柴田の血は途絶える。

警察関係者

青木文蔵(あおき ぶんぞう)

CV:諏訪部順一

東京警視庁の刑事。
木場の部下で、相方の木下と共に行動する。
優男であるが男気がある特攻崩れ。
原作では見た目をこけしと言われているが、アニメ版では美形に描かれてて居る。
敦子に片思いしている。
その後のシリーズでも度々登場。

連続バラバラ事件の捜査で、久保のアトリエへ行き久保に殴られて全治一週間の怪我をする。

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【厳選】おすすめ面白いミステリー・推理小説20選!新旧の本格ミステリー作家大集合!

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ミステリー・推理小説は、小説ジャンルの中でも人気が高い。殺人・盗難・誘拐・詐欺などの犯罪の発生し、その事件を合理的に解決するまでの内容が描かれており、クライマックスで真相が明かされた際に読者には大きな満足感を与えてくれる。また事件に巻き込まれた人々の深層心理が細やかに描かれているところも魅力だ。 この記事では、宮部みゆきや京極夏彦など、新旧の本格ミステリー作家の作品の中からおすすめの20作品を紹介する。

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