龍が如く OF THE END(オブ ジ エンド)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く OF THE END』とはアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズのスピンオフ作品で、2011年6月9日に発売されたPlayStation3用ゲームソフト。キャッチコピーは「伝説の男達、最後のケジメ」。本作は「龍が如く4 伝説を継ぐもの」後の神室町を舞台にしており、バイオハザードが発生した神室町を舞台に桐生一馬ら主人公たちが銃を手に戦いながら、事件の真相を追う姿を描いている。
イツキ(縊鬼)
一見普通の人間のように見える実験体。正体は郷龍会構成員の林弘。
ゾンビではないが他者「タナトス」に感染させる能力を持っており、神室町の東城会系暴力団事務所に現れてはゾンビ騒ぎを広めていた。
また、普通の人間とは変わらず普通の言葉でしゃべったり、エレベーターなどの機械を操作したりするなどの高い知能を持っている。
桐生たちと直接対峙する際は「タナトス」による侵食が進行し、青い鱗のような甲殻をまとい、蛇のような異常に長い舌を持った姿となる。
狡猾でもあり、舌を伸ばして龍司を絡め取ったり、手榴弾を投げてきたり、龍司のガトリングアームを奪い取って自ら攻撃に用いるという芸当もやってのける。また、走っている間に攻撃判定があり、触れると怯んでわずかにダメージを受ける。
弱点は首筋だが、猿のような素早い動きゆえに追尾は困難。
アラハバキ最終形態 金狼・銀狼
本編終盤にて二頭同時に戦う事となるアラハバキの最強体。
爬虫類のような頭部と盲目が特徴のアラハバキとは違い、狼の名の通り食肉目のような頭部に赤い目玉、そしてそれぞれの背中に名前のある通りの色をした金と銀のたてがみがある。
攻撃力も前項のアラハバキ2種よりも非常に高く、金狼は火炎を吐き、銀狼は可燃性のオイル状の体液を吐いて攻撃してくる他、片方の体力が減るともう片方が相手に体力を分け与えて回復するという厄介な能力まで持っている。
オオイカヅチ(大雷)
二階堂哲雄が更に変異した「完全体」。本作のラストボス。
圧倒的に巨大な身体を持ち、攻撃力が高く、攻撃範囲が広い巨大クリーチャー。
弱点は腹だが、桐生が用いる対物狙撃銃でも決定的なダメージを与えることが困難なほど、防御力も飛び抜けて優れている。
ある程度体力を削ったところで、自衛隊のヘリに乗って援護に駆けつけてくる浅木の指示に従って行動しないと倒すことができない。
『龍が如く OF THE END』のゲームシステム
ガンショットバトル
本作最大の特徴で、その名の通り銃を使って敵を倒すゲームシステムである。
各主人公ごとに専用の銃器が割り振られており、街中で取得したその他の銃器や爆発物を使用することもできる。この時は既存の三人称視点シューティングゲームのような視点に切り替わり、敵を掃討していく。
基本操作は自動照準でのプレイであるが、エイミングモードによる狙い撃ちも可能。ハンドガンのみが弾数無限となっており、その他の銃器に関しては弾薬を補充する必要がある。「龍が如く」シリーズ定番の必殺技システム・ヒートアクションは「ヒートスナイプ」と呼ばれるものに変わり、一度に多くの敵を撃破するものや、パートナーと協力しての連携攻撃などが用意されている。
一方で素手による格闘も可能となっており、基本的に蹴り技となっているが、スキルを取得することでタックルや弾き返しなどのアクションも可能となる。
同じく「龍が如く」シリーズ定番の、看板やゴミ箱などの落ちている物や武器を拾っての攻撃は健在で、場合によってはチェイスバトル、そして戦闘(ケンカアクション)になることがある。
行動エリア
本作ではお馴染みゲームの舞台となる神室町は、通常通りの雰囲気を持ち、アイテムなどの売買やミニゲームができる「通常エリア」と、多数のゾンビが存在して戦闘がメインとなる「隔離エリア」の2種類に分けられる。
序盤は通常エリアが広く占めているが、ストーリーが進むにつれて隔離エリアが拡大していく。そして、各主人公に通常エリアと隔離エリアと行き来するフリールートを与えられ、これを使いながらサブストーリーなどを進めることとなる。
また、隔離エリアに取り残された店などの施設をゾンビから救出する「店舗解放バトル」があり、ゾンビを掃討して救出すれば利用することができる。ただし、隔離エリアのコンビニは既に店内がひどく荒らされているため、救出はできない。
相棒
ガンショットバトルにおけるもう1つの要素で、フリールートのみだが、特定のキャラクターを相棒として同行させることができる。
相棒にするためにはそのキャラクターのイベントやサブストーリーを攻略する必要があり、さらにキャバクラ嬢とコンビを組むことも可能。各主人公によって仲間にできるキャラクターは異なるが、ストーリーが進行して主人公たちが合流すると、自由な組み合わせが可能になる。
配置兵器
本作ではエリアに戦車などの車両系兵器、迫撃砲などの固定砲台系兵器、火炎放射器やチェーンソーなどの手持ち兵器など、様々な兵器が配置されており、使用することが可能。
中にはフォークリフトやピッチングマシーンなど、兵器とは呼び難いが攻撃に使うことができるものも配置されている。
神室町アンダーグラウンド
隔離エリアのマンホールが入口(各主人公によって場所が異なる)となる地下ダンジョン。
入るたびに構造や敵の配置などがランダムに変化する「自動生成ダンジョン」となっており、最深部にはボスなどの強敵が潜んでいる。最下層に無事に辿り着くと自動的に脱出し、強力なアイテムなどの報酬をもらうことができる。
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目次 - Contents
- 『龍が如く OF THE END』の概要
- 『龍が如く OF THE END』のあらすじ・ストーリー
- 秋山駿編(第一部)
- 真島吾朗編(第二部)
- 郷田龍司編(第三部)
- 桐生一馬編(第四部)
- 完結編(最終章)
- 『龍が如く OF THE END』の登場人物・キャラクター
- 桐生一馬(きりゅう かずま)
- 秋山駿(あきやま しゅん)
- 真島吾朗(まじま ごろう)
- 郷田龍司(ごうだ りゅうじ)
- 澤村遥(さわむら はるか)
- 花(はな)
- 堂島大吾(どうじま だいご)
- 二階堂哲雄(にかいどう てつお)
- 長濱友昭(ながはま ともあき)
- 浅木美涼(あさぎ みすず)
- おやっさん
- DD(ディーディー)
- サイの花屋
- 登場する敵
- ゾンビ
- 変異種
- デカマッチョ
- ナキオンナ
- チビザル
- メタボ
- トライバル
- ハエオトコ
- イワダルマ
- 実験体
- アラハバキ(荒覇吐)
- オンラキ(温羅鬼)
- ツチグモ(土蜘蛛)
- ヤツカハギ(八束脛)
- バサン(波山)
- イツキ(縊鬼)
- アラハバキ最終形態 金狼・銀狼
- オオイカヅチ(大雷)
- 『龍が如く OF THE END』のゲームシステム
- ガンショットバトル
- 行動エリア
- 相棒
- 配置兵器
- 神室町アンダーグラウンド