ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。
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『ファイナルファンタジーX』とは、2001年7月19日にPlayStation 2用ソフトとして発売されたゲーム作品。『FF10』『FFX』等と略される事が多い。
リマスターも発売されていてPlayStation 4やNintendo Switch等でもプレイ可能だ。
キャッチフレーズは「私、『シン』を倒します。必ず倒します。」であり、これはパッケージの裏面にも記載されている。
当作品はPlayStation 2用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーシリーズ』最初の作品であり、PS2のゲームの中でもトップクラスの売れ行きを記録している。その人気の高さから、シリーズ初の物語上での続編となる作品『ファイナルファンタジーX-2』が作られた。
バトル面ではATB(Active Time Battle)に替わって、CTB(Count Time Battle)という新しいシステムが採用されていて、いずれかのキャラクターが行動している時に全体で時間が停止するのが従来との大きな違いである。他にもスフィア盤と呼ばれるボードに配置された成長スフィアを発動させることで、能力値がアップしたり技や魔法を修得したりするという独特の成長システムや、モンスター訓練場などのゲーム中盤からプレイできるやりこみ用ミニゲームが特徴である。
「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。
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召喚獣とは、人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する異形の存在。作品によってはストーリーにも大きく影響を及ぼす。 召喚獣の姿は人型やモンスターなど多種多様であり、プレイヤーの心強い味方として戦ってくれたり、時には強敵としても登場し、ゲームを盛り上げてくれる。
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裏ボス・隠しボスとはストーリー展開上は倒す必要の無いボスモンスターのこと。基本的に、知らずに挑めば一瞬で壊滅する強さを持っており、倒すためには対策を講じたり、レベルカンストなどプレイヤーキャラクターを強化したりする必要がある。 歴代ファイナルファンタジーシリーズにも裏ボス・隠しボスにあたるボスモンスターは存在しており、そのどれもが強力なモンスターである。
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人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズの最後の敵として登場するラスボス。その姿は個性的で独特の異形のものが多く、時に名ゼリフを残したりもする。 単なる悪役としてだけではなく、その背景にある心情や物語も丁寧に描かれ、プレイヤーの心を捉えた。 ゲーム機の性能のアップとともに、そのグラフィックも進化していき、よりリアルなラスボスが描かれるようになった。
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人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒロインたちは、強く美しく物語を彩ってくれる存在である。ヒロインたちは主役として、あるいはヒーローを支える存在として活躍する。時には恋をしたり、別離を経験したり、過酷な運命に立ち向かったりする。 作品ごとに様々な魅力を持つヒロインが登場し、プレイヤーを魅了する。
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人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒーローたちは物語の鍵を握る人物として活躍するが、時には悲しい運命をたどる者や、裏切り者がいたりとその魅力は作品ごとに違う。美形が多いのも特徴である。 シリーズごとにリアルさを増していくそのビジュアルは他の追随を許さない。
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シドは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する名物キャラである。シドという名前だけは共通だが、シリーズ毎にその外見や年齢、設定などは異なる。また、『FF』シリーズに頻繁に登場する乗り物「飛空艇(飛行船)」に関わることが多いことでも知られる。ここでは『FF』ナンバリングタイトルの各シリーズ毎に、シドという人物について紹介する。
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ファイナルファンタジーシリーズのジョブとは、プレイヤーが任意にキャラクターのジョブ(役割)を決定し、その能力をもってバトルやダンジョンを攻略していくシステムである。代表的なものにナイト、モンク、白魔道士、黒魔道士がいる。状況によってジョブを切り替えていくことをジョブチェンジといい、ジョブを取得、切り替えしていくゲームシステムをジョブシステムや、ジョブチェンジシステムなどと呼ぶ。
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チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。
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スクウェア・エニックスによって開発、発売されているファイナルファンタジーシリーズは2017年で30周年を迎える。タイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして2017年にはギネス世界記録に認定されている。そんな長寿シリーズであるファイナルファンタジーには、数多の魔法が登場する。
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ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。
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ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。
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『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズにおいて、忘れられないシーンはいろいろあるが、つらい経験ほど記憶に残るものである。 ここでは『FF』シリーズのナンバリングタイトルのゲーム中において、トラウマになるほど苦労したシーン、怖かったシーン、悲しかったシーンなどを紹介する。
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北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。
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「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。
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「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。
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ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。
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「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。
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FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。
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ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。
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『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。
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「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。
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「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。
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「ファイナルファンタジー」シリーズは、ドット絵の頃からずっとプレイしてきました。過去作にも名作は沢山あり、なお進化を続けているタイトルです。毎回、期待値が高いシリーズの為、賛否の意見は白熱しますが「ファイナルファンタジーX」はストーリーや、どこか日本の着物を感じさせるヒロインの服装や幻想的な異世界を高次元で纏められた素晴らしいゲームでした。ゲーム機もPS2で発売され、これまでの3Dグラフィックも大幅進化され、キャラクターたちにボイスが採用されたのも、このタイトルが初めてだったかと記憶しています。
これからゲームに触れる方たちの為ストーリーは伏せさせて頂きますが、こんなにゲームの世界に魅了され激しく感情を揺さぶられた作品は、プレイしてきたゲームの中でトップです。グラフィックに重きを置いた作品が多い中では確かにリアル感は過去の作品とは比較になりませんが、何よりもストーリー構成が最重要だと考えます。主人公のティーダ、ヒロインのユウナ、敵役含め全てのキャラクターに花があり、各人物の背景の物語も重厚。プレイ時は学生でしたが、結末に大泣きしてしまいました。YouTubeでも沢山の動画がありますが、やはり映像を見るだけでも泣けてしまいます。ティーダとユウナの恋愛模様は、今でも世界でもっともピュアな恋愛だと感じています。
PS2発売後、リマスターもされていますがキャラクターの表情などに違和感があり過ぎて、こちらは正直お勧めできません。ただ映像を綺麗にすればいいということでもない事がよく分かりました。環境を揃えられるのであれば、PS2版の「ファイナルファンタジーX」をプレイして頂きたいです。
言わずと知れた人気シリーズの『FF(ファイナルファンタジー)』。
中でもシリーズをプレイしたことがない方もタイトルやBGMを知ってる方は多いであろう大人気タイトル『FF10』のクリアレビューです。
流石、人気なのが頷けるほどの作品です。
世界観やシステム、ストーリーで、点数を10点満点で付けるなら7点です。
FF10の魅力を挙げるなら、快活ながら、どこか儚さを感じさせる少女の「ユウナ」と青臭さのある少年「主人公」という2人のキャラクターの存在。
どことなく近未来のように機械的な冷たさを感じさせながらも、幻想的な切なさも同時にある世界観。
自由度の高いキャラクター成長システムの「スフィア盤」や、行動順が一目で分かるシリーズ未経験者でも遊びやすいCBTと言われるバトルシステム、HDリマスターで甦る「世界一ピュアなキス」などが、おおまかな『FF10』の魅力になります。
今作はとにかくストーリーが良く出来ており、シリーズの中でもダントツで泣けます。最終版は涙腺が壊れっぱなしで、クリア後は虚脱感に見舞われました。
ただ、「ミニゲーム」と「やり込み」はマイナス評価になる要素。
「最強武器」の作成や「トロコン」などをしようと思うと、理不尽な難易度の「ミニゲーム」は避けられません。
なんどかリマスターされている作品なだけに、ミニゲームの難易度も下げても良かったのではないでしょうか。
また、PC版と違い演出スキップの機能がない点も気になりました。
ただ、それを差し引いても上質なストーリーと世界観に秀逸な戦闘システムと、ライトからヘビーユーザーまで幅広く楽しめる出来栄えなので、1度プレイをしてほしい作品です。
ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズは、グラフィックがとてもキレイで、キャラクターがリアルな人の表情をしており、ゲームとは思えないほどです。
そして、一番の魅力はゲームのストーリー。キレイなグラフィックも合わさって、まるで映画を見ているような雰囲気。悲しい物語もあったり、感動するシーンがとても多いように思います。特に、「ファイナルファンタジーX」では、ティーダとユウナの物語が一番印象的です。キャラクター1人1人の家族であったり、ストーリーに心が揺さぶられます。
ユウナの世界で人類の敵であるシンが、じつはティーダの実の父ジェクトであったという衝撃的なストーリー。そのジェクトは、かつてユウナの父ブラスカのガードであったためユウナもよく知っている人物。ティーダからしてみれば、自分の父親、ユウナからしてみれば、昔お世話になった大事な人。そのジェクトを倒すために旅をしているというなんとも切ないストーリーで、最後は純粋なハッピーエンドではないところも涙なしでは見れないでしょう。
ゲームの戦い方もファイナルファンタジーXまではアクション系ではなくコマンド入力なので、初心者でも操作しやすくなっています。隠しダンジョンなど、やりこみ要素がたくさんあり、とても面白いゲームです。
「最後かもしれないだろ?だから全部話しておきたいんだ」
RPG好きなら誰しも通るこのゲーム、「ファイナルファンタジー」
その中で今回は10作目に出た作品「ファイナルファンタジー10」について紹介いたします。
一言で言ってしまえば神ゲーです!
まずこの作品の一番のポイントは、感動的なストーリーになります。
主人公が召喚士と、その召喚士のガードと共に、世界を脅かす「シン」を倒すために旅をしていく内容となります。
ただ、主人公や召喚士、またシンにはそれぞれ隠された秘密があり、この秘密が最後とてつもない感動を生み出します。
ストーリーの展開がとても気になる展開が続き、ずっとプレイしてしまうことも…。
このゲームのストーリーはとにかく切ない!
最後の最後まで涙なしではプレー出来ない作品となっています。
次に戦闘システムが今作はカウントタイムバトルということもあり、じっくり考えて戦略を立てれられます。
戦略性がとにかく現れるシステムとなっています。
またフィールドは迷路のような構図にはなっておらず、基本的には一本道が多いです(中には迷路展開のマップもあります)
そしてさらに高く評価できる点は、成長システムにあります。
この作品はレベルの概念がありません。
スフィア盤という成長システムとなり、戦闘後に獲得したAPを貯めて、スフィア盤を進めていくシステムとなっています。
このスフィア盤で魅力的なのは、自分たちの進め方次第でキャラクターの特性が変わっていくことです。
難しそうに聞こえますが、ストーリーをクリアするだけなら自由に選択しても大丈夫です。
ほかにもたくさんのやりこみ要素、音楽と魅力的な点はまだまだあります。
「ザナルカンドにて」という曲は聴いたことがある人が多いのでは…?
とても素敵な名曲です。
最後に私はこのゲームを触れて、初めてゲームで涙を流しました。
難しい内容でもなく、物語はスッと頭に入ってきます。
ストーリークリアだけなら40時間前後で出来ると思います。
・ストーリー重視のゲームがしたい
・泣けるストーリが見たい
そういった方には是非触れて欲しい作品となっています!
【良い点】
・ボス戦が特殊コマンドをはじめ様々なバリエーションがあり、とても楽しい
毎回攻略法を探る楽しみがあり、飽きにくい
ATBではないため、ボス戦でじっくり攻略法を考えることができる。
このゲームにおいて、唯一まともに褒められるポイント。ここだけなら神ゲー。
・海や水がベースの独特な世界観
自分はあまり気に入らなかったが、個性的なのは間違いない。
・時代を考えると、グラフィックは良い
【悪い点】
ーーーフィールドーーー
・一 本 道
本作最大の問題点
分かれ道等の探索要素がほとんど無く、自由に後戻りのできない一本道をひたすら歩かされる。
探索要素なんてものは、全くと言って良いほど存在しない。
行く先々でムービーが挟まるため、「一本道を歩いてムービーを見る」という作業を繰り返すことになる
- 飛空挺入手後に多少改善されるが、遅すぎる
- ナギ平原のようにマップが広ければ、一本道を歩かされる感覚がマシになったのに…
・移動が遅い
チョコボに乗れば速くなるが、乗れる場所がとても少ない
・エンカ率が高い
終盤になると「エンカウントなし」の装備が手に入るが、入手難度が高い
入手できても、今度は移動の遅さがネックになる
・寺院のパズル(モドキ)が直感的ではなく、理不尽
同じスフィアでも使用する場所によって得られる効果が変化することがある。そのためスフィアの効果が予測できず、実際に使ってみなければ効果が分からない。
つまり、謎を解くためには総当りが必要という事になる。理不尽で、パズルとして成立していない。
ーーーバトルーーー
・通常バトルが単調で作業的
本作では1キャラにつき属性1つ、敵1匹につき弱点1種が普通で、敵に合わせてほぼ毎回メンバーを入れ替える必要性がある
ー さらに弱点を突くと、ほとんどの場合は一撃で倒せてしまう。
ー 序盤こそ楽しいものの、色違いの敵は全て弱点が共通していることもあり、「この敵にはこのキャラの攻撃しか効かず、そのキャラならワンパン」という形で、キャラ毎の役割が固定化されすぎている
ー 中盤以降はまるで『後出しじゃんけん』のように単調に感じて、楽しめない
ー 例えば「ポケモン」の場合、水タイプのポケモンは草タイプに弱いが、冷凍ビームを覚えさせれば、草タイプにも対抗できるようになる。
また、わざわざ弱点を突かなくてもタイプ一致補正で押し切ることもできるため、弱点を突けないからといって必ずしもポケモンを入れ替える必要はない。
そしてこれにより、タイプ一致技や弱点を突ける技をどう覚えるかとう育成の楽しみや、それらをどう使うかというバトルの楽しみがある。
そうした育成の自由度も後述するスフィア盤のせいで奪われているため、弱点でない敵には基本勝てず、型にはまった事を延々とやらされているという作業感が強い
終盤、「捕獲」ができるようになると、捕獲を組み込んだ戦いが求められるようになり、単調さがやや軽減される
ー しかし「捕獲」では同じ敵を何度も倒す必要があるため、やり込もうとするとやはり作業感が強くなってしまう。
ー 特定の敵を狙い続けるという作業が、ランダムエンカウントと相性が悪く、狙いのモンスターがなかなか出なくてイライラする。
例えば「ポケモン」ならレアなポケモンでも一匹捕まえれば事足りるし、捕まえたポケモンをバトルで使える楽しさがある。
それに対して本作の「捕獲」には、隠しボスと戦えるくらいしかメリットが無く、隠しボスを出すためには様々なモンスターを複数匹ずつ捕獲する必要があり、手間とリターンが見合っていない。
・召喚獣の演出が長い
クイックモードにしてもまだ長い
特に「召喚獣バトル」では、互いに召喚獣を使うので致命的に遅い
・1度行動したキャラにしか経験値が入らない
前述の通り「この敵にはこのキャラの攻撃しか効かない」というパターンが多いため、キャラを満遍なく育てておかないと後々厄介になる
しかしキャラを満遍なく育てるためには、「キャラを入れ替えて防御」を繰り返す必要があり面倒
ーーー育成要素ーーー
・スフィア盤は自由度が低く、単に面倒なだけ
レベルが上がるたびにメニューからスフィア盤を開き、キャラを移動させてスフィアをはめる必要がある。工程が多くて面倒。
一見育成の自由度があるように見えるが、実際にはスキルが一直線に並んでいて、自由度は全く無い。
- 終盤になってようやく分岐に入れるようになり、少しだけ自由になるが、短すぎて楽しめるとは言い難い。
結果的にやっていることは、従来のジョブチェンジから自由度を消しただけのもので、無駄に面倒になっているだけ。
ー これなら従来のジョブチェンジの方が、自由度が高いうえに自動で進むので良かった。
ー 最低限、レベルアップの度に自動で進めてくれれば良かったのに……
・素材集めが面倒
武器改造や召喚獣強化に使うための素材のうち、店売りされているのはごく一部だけ。
殆どの素材はドロップ、盗む、ミニゲーム等で稼ぐ必要がある
要求される素材の数がやけに多く、終盤にならないと素材がなかなか集まらないため、武器改造や召喚獣強化を自由に楽しめない
一本道で自由に後戻りできない仕様のせいで、ドロップのパターンを覚えて稼ぎ場を作っても、ストーリーが進むとしばらくその稼ぎ場に戻れなくなるため、飛空艇入手後でなければ効率よく稼ぐのは困難。
そして飛空挺入手後なら、武器改造の必要が無い「七曜の武器」や、強化の必要がないほど強力な召喚獣が手に入るので、素材の必要性自体が薄くなる
・武器改造が無意味
素材集めは上で示した通りとても面倒で、とても道中でこなせるものではない。
最強武器である七曜の武器は、スロットが埋まっていて武器改造ができない。
そして七曜の武器は、武器改造で作ったどんな武器よりも強いため、やり込みプレイであっても、武器改造をする必要性が感じられなかった。
・召喚獣強化の影が薄い
ストーリーを進めていくと強い召喚獣がどんどん加入するため、ストーリーの途中でわざわざ1匹の召喚獣を強化する必要が無い。というか、強化してもほとんど無駄になってしまう。
終盤に加入する召喚獣は、最初から強力なスキルがほぼ揃っているため、店売りのハイポーションで覚えられるケアルラを付けるくらいしか、やる事が無い。
ーーーシナリオーーー
・最初のセントラルクエスチョンが何一つ解決せずに終わる
本作最大の問題点その②
主人公:ティーダの最初のセントラルクエスチョンは、「ザナルカンドへ帰る」ことである。
ユウナの旅について行くのは、自分をスピラへ連れてきたのがシンであり、シンを追えば帰る方法が分かるかもと考えたからだ。
にも関わらず、ティーダが帰る方法を模索するシーンは殆どなく、セントラルクエスチョンが正しく機能していない。
挙句、終盤にはとある理由により、このセントラルクエスチョンは消滅してしまう。
その結果ティーダがとある行動を自分1人の判断で勝手に起こし、それによってヒロイン:ユウナの今までの努力が台無しになる。
出来が酷いうえに後味の悪いクソシナリオである。
・中盤までのストーリーが地味でつまらない
基本的にユウナの旅について行くだけの単調な内容
ー 前述の通り、終盤に差し掛かるまで、セントラルクエスチョンである「ザナルカンドへ帰る」が一切変化しない。
フィールドが一本道で、ティーダは終盤になるまでほとんど何も知らない状態であるため、言われるがままに付いて行くような感覚が続くだけでつまらない
・キャラクターが不快
《ティーダ》
前述の通り、独断でユウナの努力を無駄にする最低の男
《アーロン》
最初から全部知ってるくせに、その事を他のメンバーにろくに話さない
- プライドだけが無駄に高い無能
《キマリ》
中盤までは見せ場が一切無く、ただよく分からない事をいうだけのキャラ
終盤で一応見せ場があるものの、それを含めてなおストーリー上で居ても居なくても変わらない、存在意義を感じない
ー システム上は唯一スフィア盤で自由にルートを選択できるキャラ。
そのため育成システムの問題点を一部解消した、育成システムにおける癒やし枠。全キャラそうしろよ。
・お涙頂戴が露骨すぎて泣けない
・全体的に描写不足で、不自然な点や設定上の矛盾が多い。
これらの具体例はネタバレになるので割愛するが、特に描写不足や矛盾点に関しては酷い。
・死生観がめちゃくちゃで、設定が崩壊している
本作には「死んだ人間は異界送りをされない限り現世に留まる」という設定があるのだが、これによって設定が致命的に崩壊している
死人が現世に留まり、物理干渉でも何でもできるのでああれば、悪人以外は異界送りする必要すら無い。
死後も普通に生活できるなら、生に固執する意味すら無い。
(実際、シーモアは作中でそう考えて死んだ。またアーロンも、特に死人ゆえの苦悩があるようには見えなかった。)
生に固執する意味がないなら、無理にシンを倒す必要も無い。
つまり、本作は命の価値がとにかく軽い。「でぇじょぶだ、ドラゴンボールで生き返る」より酷い。
こんな死生観で「死ぬ覚悟」なんで言われても、覚悟の重さがまるで伝わってこない。
(一応「長期間死人でいると魔物化する」と言っているシーンもあるが、エボン上層部やアーロンはまるで魔物化する気配が無いし、「死人は死なないから生者より強い」と言い出すシーンもあるので、やはりデメリットだとは感じられない)
また、終盤のストーリーで「実はあの人物は死人でした」という展開が何度も多様されるのも、ワンパターンでつまらない。
ーーーUIーーー
・装備品のUI
装備品は整頓ができず、管理が面倒
スクロールバーやページ送り等のスクロール補助機能が無いため、装備が多くなるとスクロールだけでかなり時間がかかる
- せめて装備品の種類ごとに分ける機能がほしい
ー 敵がどんどん武器を落とすため、あっという間にアイテム枠が埋まるが、この劣悪なUIのせいで売るのに一苦労する。
・イベントスキップが無い
特に、ボスと再戦する際に面倒
ー ボスは何度も試行錯誤する楽しみがあるだけに、試行錯誤の度にムービーが挟まってテンポが削がれるのが厄介。
ーーーその他ーーー
・ミニゲームがつまらない
チョコボ関係(特にチョコボレース)は理不尽な要素が多く、プレイスキルより運のほうが重要
ー ボールやカモメは配置とタイミング次第では、見てからでは絶対に間に合わなくなる。つまり、当たらないように祈る運ゲー。
雷避けに関しては単なる苦行
ー もはや賽の河原
・音楽が微妙
通常戦闘曲がしょぼい
- RPGにおいて最も聴く機会が多い曲のはずなのに、全く耳に残らない
ピアノ曲ばかりが多すぎる。
- 穿った見方かもしれないが、「とりあえずピアノ鳴らしとけば感動するだろ」という作為が見えてしまう。
同じフレーズの使い回しが多い。「耳に残る」を通り越して、しつこいし飽きる。
とはいえ、他の問題点と比べれば微々たるものだし、イベント曲は可もなく不可もなくの普通の曲が多いのだが
【総合評価】
ストーリー ☆1
セントラルクエスチョンがまともに機能していない
演出 ☆1
描写不足が多すぎる
キャラ ☆1
主人公が何もせずワガママで不快
育成 ☆1
自由度が無く、ただ面倒なだけ
マップ ☆1
文字通りの細長一本道で、何の楽しみも無い
バトル(雑魚) ☆2
単調な後出しジャンケン
バトル(ボス) ☆5+
ボス毎に特殊コマンドがあり、毎回戦略を立てるのがとても楽しい
音楽 ☆3
グラフィック ☆4
UI ☆2
装備のUIが劣悪、イベントスキップ無し
ロード ☆3
テンポ ☆1
移動が遅く、エンカ率が高い。イベントスキップも無い。
ミニゲーム ☆1
チョコボレースは運ゲー、雷避けは賽の河原。
※各5点満点、「☆5+」は特に良かった項目。
一本道を歩かされて、敵が出たら後出しジャンケンをして、到着したらつまらないムービーを見るだけの単調なゲーム。
ボス戦はそこそこ面白いが、それ以外の強烈なストレスに耐えてまでプレイするほどの価値は薄い。
ストーリーは不自然で矛盾する部分が多く、考察しようとするとどんどん粗が出てくる。
そして何より主人公が自分勝手にパーティの足を引っ張る様が不快。
異世界から転移し、口だけでろくに努力しないくせに、偶然にも成功して仲間から信頼されるその姿は、まるでなろう系主人公。
ムービーの価値が高かった当時はともかく、現代では到底オススメできない駄作。
このゲームは2001年にPS2で発売された、PS2では初のシリーズです。FFシリーズは今までキャラにボイスがありませんでしたが、今作で初めてフルボイスが起用されました。
また、フルボイスと共に注目が集まった理由の1つが、超絶美麗なムービーでした。2001年に発売、さらにPS2で表現出来るレベルでは無い、と発売当初も、今でも評価されるほど、制作陣の気合いが感じられる作品です。
ボイス、美麗なムービーと、今までのFFシリーズとは全く違っていたFFXですが、1番評価され、今も尚プレイするプレイヤーが後を絶たない理由が、ストーリーです。
とても親切設計なんです。FFXの世界観は今までのFFシリーズに漏れず、なかなか複雑です。複雑過ぎると、感情移入しづらいですよね。この難点をどう克服したかというと、主人公を、全然違う世界からタイムスリップさせて、プレイヤーと同じ0の知識で物語を進めていくようにしたのです。実際、主人公のティーダはFFXの舞台、「スピラ」の事は何も知りません。右も左も分からないので、ティーダは色んな人に知らない事があると質問してくれます。そこから少しずつ「スピラ」という世界について理解していけるようになっています。
語りだしたら止まらなくなりますので、ここら辺で終わりにしたいと思いますが、FFXは最初に発売された機種はPS2です。
その他にPS3、PS4、PS Vita、Nintendo switch、Xbox one、Microsoft windowsでも発売されています。いかに人気か分かりますよね。ぜひぜひ、本当にプレイしてよかったと思うおすすめのゲームなので、プレイしてみてください。
2001年にスクエアエニックスから登場したファイナルファンタジー10がHDリマスター版として登場。映像が驚くほど繊細になりBGMなども高音質になり過去作を体験した人もそうでない人も楽しめる作品になっている。大きく変わった点はスフィア盤がインターナショナル版のものとオリジナル版のものが選択できるようになり、従来のキャラクターらしく成長させることができたり、自分の思うように成長させることができるためプレイヤーの好みがいきなり分かれる。
また、インターナショナル版で登場したダーク召喚獣や隠れボスが登場した。これらを攻略するにはキャラクターを大きく成長させなければならないためやりこみ要素が濃くなった。戦闘シーンとしては今までのファイナルファンタジーのようなアクティブタイムバトルと呼ばれるようにケージが溜まってから行動に移るというバトルシステムではなく、カウントタイムバトルというシステムを導入していて画面の右上に行動順が表示されていて自分のターンがわかるようになっている。
また行動を遅らせる行動や逆に早くすることも可能なためヘイストやスロウといった時魔法を戦略に加えることで先頭の幅が広がる。さらに、ファイナルファンタジーならではの召喚獣も美しいビジュアルで再現されているため召喚獣を使った戦闘も楽しめる。
ゲーム好きなら一度は聞いたことがあるかもしれませんが、私はファイナルファンタジーXをお勧めします。確かに現代のような実写に近いグラフィックで戦闘もアクロバティックなゲームとは程遠いですが、このゲームは本当にシナリオのクオリティが高くて現代のゲームにも引けを取らない作品だと思います。
主人公が何も知らない状態で自分たちと同じ目線で物語を見て行ってくれるため、ゲームの世界観が分かりやすいです。そして、話を進めれば進めるほどに物語の核心をついていき、終盤は誰しも驚き、そして涙を流す展開が待っていると思います。シナリオに登場するキャラクター全てに物語があり、無駄な主要キャラクターがいないのもポイントでそれぞれのキャラクターに感情移入しやすいのも物語が楽しめる大きな点です。
ぜひこのゲームを手に取ることがあったらストーリーだけでも完遂をしてほしいです。途中でやめてしまうとせっかくのシナリオを忘れたり十分にこのゲームの物語を楽しめないと思います。絶対に後悔することはないです。語り継がれている伝説のRPGをぜひ多くの人にプレイし、そしてこれからも語り継いでいってほしい、そんな作品です。「これは、お前の物語だ。」
この作品から今までのプレイステーションからプレイステーション2になりました。そのおかげもあり、グラフィックのレベルが格段に上がっています。主人公のイケメンさやヒロインのかわいさはもちろん、キャラクターのシワの1つまで鮮明に描かれています。バトルシステムも、今までの作品とかわり、単純でわかりやすくなっています。アビリティや特技の覚え方も簡単でやりやすいです。自分がプレイしてみて特に楽しかったのは、謎が多くて、ストーリーを進めていくとその謎が一つ一つ解けていって、あ〜あれはこういう事だったんだ、とわかるところがプレイしていて楽しかったです。今までは相手に与えるダメージが9999までで限界でしたが、今回から限界突破というものがあり、相手に与えるダメージが10000を超えることができ、ストーリーをよりスムーズに進める事ができ、最後のラスボスも戦いようによっては簡単に倒せます。仲間も個性的なキャラクターが多く、どのキャラクターを使っても違った楽しみ方ができます。個人的には女性キャラにキレイなお姉さん系もいれば、妹系のキャラクターもいてそこもオススメのポイントでした。エンディングも感動的で、すべての謎が解けてよかったです。
RPGゲームの金字塔ファイナルファンタジーシリーズの10作目になります。前作までがPS1のフォーマットだったのですが、今作からPS2になり、グラフィックやコマンドのデザインなど多くの部分がこれまでのファイナルファンタジーシリーズとだいぶ異なるものになりました。何と言ってもムービーの際のキャラクターデザインが大幅に進化し、ヒロインユウナの表情も多彩で、魅力的なところがプレイ中に何度も見られます。今作はユウナ以外に、魔術師ルールーと山賊リュックという女性キャラが多く、それぞれの性格に違いがある為、どのキャラクターをメインで進めていこうか迷うぐらいです。
召喚獣のシステムも大幅に代わり、一回の技の様な感覚で召喚するのではなく、個々の召喚獣にライフポイントが設けられて、数ターンは召喚した召喚獣で戦うことができます。召喚獣の特殊能力も多彩で、中には普通にストーリーを進めるだけでは入手できない裏キャラクターもいる為、攻略ポイント多めです。
でも何と言っても一番はOPのザナルカンドのテーマ「to zanarkand」。ファイナルファンタジーシリーズ史上屈指の名曲と思われます。エンディングでは歌ありバーションも聴けるため、是非とも音楽部分でもお楽しみください。
FINAL FANTASY X、FF史上最高の傑作と言われています。ストーリーが感動的であり、バトルも面白いですし、FFをやったことがない人にも是非おススメのゲームです。
主人公のティーダは、ザナルカンドエイブスというブリッツボールのスター選手です。ある日、いつもと同じく、スタジアムで試合をしていたら、シンという生物が襲ってきます。ティーダは逃げようとします。そこに、幼いころからティーダを見守ってきたアーロンという人物が現れ、ティーダに剣を渡します。「その剣はジェクトが使っていたものだ」と話し、二人はシンのこけらと戦います。そして、ティーダはシンに吸い込まれ、1000年後のスピラへワープします。冒険していく中で様々なことが起こり、仲間が増えていき、シンとは何かと分かるようになります。シンとは、スピラにとって災厄の存在であり、脅威でもあります。それでも、ヒロインであるユウナとティーダ達は旅をしていきます。物語が進むにつれて、召喚士であるユウナが隠していることや、ティーダの父であるジェクトがユウナの父であること、ブラスカとアーロンが共に冒険していたことを知ります。そして、ティーダがジェクトが自分のことを愛していたかを知ります。FF10は、FF史上最高の傑作です。プレイして損はないです。
この物語は主人公が自分の知ってる世界ではない所へ飛ばされたところから始まっていく。
自分と世界の考えの違いに戸惑いながら進んでいくのだが、プレイヤーもまた現実世界からFF10という世界へ入っているので、主人公と共にわからないとこだらけの世界を一緒に知っていくことになり、より自身を投影して、ゲームの世界に入れる。
この世界については良く分からないが、困ってる人がいるなら世界を救おうと数々の冒険を繰り返すうちに、世界の平和と引き換えに自分の愛する人を失うことを知り自身も葛藤する。自分が主人公となり冒険して、一緒に泣いて一緒に笑って、一緒に怒って、一緒に物語を進める楽しさ。
音楽も声もムービーもキャラもいい。どこをとっても素晴らしいゲームといえる。
ボリュームもあるし、しっかりとやり込める要素もあり、飽きることなくたくさんプレイできる。
まっすぐな主人公、純粋なヒロイン、不器用な父。いろんなキャラの想いが交差した素晴らしいストーリーを是非プレイしていただきたい。
ちなみに、FF10-2というその後の世界が描かれたゲームもあり、条件は大変だがファンなら是非見ておきたい真エンディングが存在する。一見の価値有りなので、あわせておススメしたい。
主人公であるティーダが自身の未来の世界であるスピラにて、死の螺旋の運命に抗う感動のRPGです。
この作品は、どこか悲しげな音楽と主人公の意味深な語りから始まるのですが、最初は本当に意味が分かりません。しかし、それをひとつひとつ丁寧に物語中で解説や回収をしてくれるので話に引き込まれやすいと思います。また主人公であるティーダが過去の世界の人間であるため、現在の世界のことが分からず行動しているため比較的プレイヤー目線になって物語を進めていけるのがとても感情移入しやすいと感じました。
話がとても良いのはもちろんなのですが、この作品のBGMはどれも素敵で感動できるものが多く、それがなお物語を引き立てていると思います。また、FINALFANTASYシリーズというとゲームをやったことがある人なら知っているかもしれませんが、戦闘がリアルタイムで進むため個人的に戦闘は忙しく難しいイメージがあります。しかし、この作品においてはターン性の王道的な戦闘になっていてRPGをやったことがある人ならとても遊びやすいとも思います。
発売されたのは、かなり前ですがPS4になってからもHDリマスターといった画質が本当に綺麗になってリメイクされているのも良いところだと思います。本当に感動できる大作だと思うので、ぜひ遊んだことがない人は一度手に取ってみて欲しいです。
DVD鑑賞用にPS2をもらった時に、折角だからと何の気なしに暇潰し目的で買いました。
当時はFFという名前を聞いた事がある程度のゲームバリバリ初心者でしたが…号泣しました。プレイ序盤は主人公やヒロインの口調に若干抵抗がありましたが、いつの間にかそんな事はすっかり吹き飛ぶ程ストーリーにのめり込んでいました。
やはり1番は練られたストーリー、各キャラクターの関係、そして予想だにしなかったED。悲しすぎて涙が止まりませんでした。映画タイタニックで泣いた人はまず泣くでしょう。それでもあの終末は最終段階まで行かないと予想出来ないと思います。ゲームの中ではストーリーNO.1じゃないでしょうか。またキャラクターも等身大に人間臭いし、押し付けがましさもない。そこに不器用な親子愛、友情、兄弟愛、恋愛があり、どれも切ないです。BGMも秀逸です。少し失礼な言い方かもしれませんが、まさかゲーム音楽で心打たれるとは思いませんでした…。また一本道ですが、特に不快感も無かったです。むしろ一本道がために、最終ステージの街に近づくにつれ込み上げるものがありました。
ロールプレイングのジャンルの中では最高峰ゲームと称されておりますが、恋愛をテーマにしたシリーズということで女性にも人気があるゲームソフトだと思います。シリーズの中でも一番に推したいのがファイナルファンタジー10です。今でこそゲーム機の高性能化にともなうCGの多様性は当たり前ですが、当時、PS3の発売に合わせて発表されたこちらのゲームは、繊細で美しい映像を伴ったストーリーに誰もが魅了されたものです。
主人公がある日に異国の世界へ連れ込まれるところからストーリーは始まります。そこでは何もかもが自分のいた世界とは異なっていましたが、唯一、自分も選手として活躍してたスポーツ(ブリッツボール)の存在だけはありました。そこから少しずつ異国の人間たちに触れ合うことになり、友情と恋愛を深めながら冒険の旅へと繰り出していきます。
主人公が好きなになった女性は代々お寺に使える僧侶(召喚士)ですが、彼女にまつわる悲しい出来事と運命が主人公にも関係しており、切なく淡い恋心も重なり合って何とも五感を刺激します。また、彼女を旅から守る付き人(ガード)達にも奥深い事情があり、さらに演出を盛り上げていきます。ゲームとしても十分に楽しいのですが、画期的だったCG演出とストーリが合わさった最高傑作だと思います。
約20年前に発売されたゲームではありますが、今でも十分楽しめるゲームだと思います。
発売当時のCMでは、キスシーンがとても有名で、恋愛がテーマのRPGのように思われますが、実はそうではないのです。
主人公ティーダは、有名なブリッツボール選手である父親ジェクトに対して、はじめは軽蔑や恨みといった感情を見せています。しかし、スピラという世界にやって来て、様々な背景を背負った仲間たちと、シンを倒すという旅をする中で、ジェクトのスピラでの足跡も辿って行きます。辿っているうちに、ジェクトに対する感情の変化が現れ、ラストでは、ティーダとジェクトは再開を果たします。ティーダとジェクトがお互いの関係性を見つめるといったことが、このファイナルファンタジー10での大きなテーマの一つであると思います。もちろんユウナとティーダの恋愛的な関わりも注目ですが、それ以上に、親子での関わり、親子愛といったテーマがファイナルファンタジー10が訴えたいことのテーマの一つではないかと私は思いました。
他にも、ファイナルファンタジー10では様々な魅力があります。主人公ティーダが異世界からスピラにやってきたという設定のため、ティーダ=プレイヤーとなるため、プレイヤーがゲームにとても引き込まれやすいと思います。また、キャラクターにもひとりひとり物語があることで、より一層キャラクターに魅力を感じますし、愛着が湧きます。
私はもう何度もプレイしていますが、毎回楽しくプレイしています。
プレイしたことがない方にはぜひオススメしたいゲームのひとつです。
ファイナルファンタジーⅩは2001年にスクウェアからプレイステーション2用のソフトとして発売されました。世界的に大ヒットしたRPGファイナルファンタジーシリーズの第10作目です。
まず世界観がとても独特なことに驚きました。ストーリーの舞台となった架空の町スピラでは機械化が進んでおらず、人々は昔ながらの自然に密着した暮らしを送っています。しかし生命体エネルギーである幻光虫が現代文明のように発展していたり、人間とはまた異なる知的種族、人々の生存を脅かす魔人の存在など、これまでのファイナルファンタジーシリーズには見られなかったような世界が広がっていました。スピラにはシンと呼ばれる脅威の魔人がいて、人々はエボンの教えという独自の信仰を持ち、いつかシンが絶滅する日が来ることを願っています。本作の主人公ティーダやユウナは、そんなシンを倒すための過酷な旅に出ます。
シンを倒すことができる召喚士だけで、ティーダは召喚士であるユウナの護衛・『ガード』として旅に同行します。この旅の目的は、各地の寺院を巡りながら召喚士としての儀式を終え、シンを倒すための究極召喚を得ることです。しかし、究極召喚を使った召喚士は死んでしまうことが明らかになります。ティーダは旅、ユウナを死なせない方法はないかと模索するようになります。
ティーダの出身地であるザナルカンドという街はブリッツボールという独特の水球のような競技が盛んで、そのグラフィック映像もまた綺麗で印象的です。
ファイナルファンタジー10、これは本当に自信を持っておすすめのできるゲームです。
なんといっても、内容が素晴らしい!物語がとても凝っていて、最後までどうなるか分からないハラハラ感、恋愛の描写も描かれていてロマンチックな内容でもあります。仲間との大事な友情の絆もあり、エンディングでは涙なしではいられません。
もちろん、内容だけでなく、デザインや音楽性も最高に素晴らしいです。当時、本当に衝撃を受けましたが、キャラクターが本物の人間のように綺麗に写っていました。立体化していたのです。キャラクターだけでなく背景なども全て、ファンタジーの世界が本物のように描かれていました。
音楽はその世界感をさらに引き出していて、どんどん引き込まれていきます。
またキャラクターの声も、どれも個性的で、とてもキャラに合っていて好感のもてるものばかりです。なのでゲーム以外でも楽しめる要素が沢山あります。
もちろんゲームの操作方法などもわかりやすく、当時、ゲーム初心者だった私も簡単に進めていくことが出来ました。きっと、誰もが飽きることなく最後まで進められると思います。そのくらい内容、デザインと全てが素晴らしく、ファイナルファンタジーシリーズの中でも歴代上位に入るくらいの人気を誇っているゲームです。本当に自信を持っておすすめします!