PS2バージョンから大きく進化
2001年にスクエアエニックスから登場したファイナルファンタジー10がHDリマスター版として登場。映像が驚くほど繊細になりBGMなども高音質になり過去作を体験した人もそうでない人も楽しめる作品になっている。大きく変わった点はスフィア盤がインターナショナル版のものとオリジナル版のものが選択できるようになり、従来のキャラクターらしく成長させることができたり、自分の思うように成長させることができるためプレイヤーの好みがいきなり分かれる。
また、インターナショナル版で登場したダーク召喚獣や隠れボスが登場した。これらを攻略するにはキャラクターを大きく成長させなければならないためやりこみ要素が濃くなった。戦闘シーンとしては今までのファイナルファンタジーのようなアクティブタイムバトルと呼ばれるようにケージが溜まってから行動に移るというバトルシステムではなく、カウントタイムバトルというシステムを導入していて画面の右上に行動順が表示されていて自分のターンがわかるようになっている。
また行動を遅らせる行動や逆に早くすることも可能なためヘイストやスロウといった時魔法を戦略に加えることで先頭の幅が広がる。さらに、ファイナルファンタジーならではの召喚獣も美しいビジュアルで再現されているため召喚獣を使った戦闘も楽しめる。