ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年に公開されたアメリカの怪獣映画。監督はマイケル・ドハティで、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の続編でキャッチコピーは「王の覚醒」。アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の3作目の作品であり、日本の人気怪獣が多数登場する内容で話題となった。
テロリストの手で強大な怪獣キングギドラが復活し、呼応して世界中に怪獣が出現。地球環境を守るため、怪獣王ゴジラは人類を蹴散らしつつこれに立ち向かう。

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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年に公開されたアメリカの怪獣映画。監督はマイケル・ドハティで、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の続編でキャッチコピーは「王の覚醒」。アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の3作目の作品であり、日本の人気怪獣が多数登場する内容で話題となった。 テロリストの手で強大な怪獣キングギドラが復活し、呼応して世界中に怪獣が出現。地球環境を守るため、怪獣王ゴジラは人類を蹴散らしつつこれに立ち向かう。

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[Alexandros](アレキサンドロス)の徹底解説まとめ

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UKロックに強く影響を受けた曲調のバンドサウンドで若者の人気を得ている4人組ロックバンド、[Alexandros]。 改名騒動など不運があったものの、着実に活動を続け、2016年には初のオリコンチャート1位を記録した。 イギリスのグラントンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めることを目標する彼らは、一歩一歩着実にその目標に向かって進んでいる。

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歴代ゴジラの作品像、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルまとめ

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東宝が誇る世界の怪獣王、ゴジラが初めてスクリーンに姿を現したのは1954年。そこから現在に至るまでゴジラは姿形設定を変え、見るものを魅了してきた。1954年から2018年までスクリーンに登場してきた歴代のゴジラの劇中での作品像、活躍、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルに焦点を充ててまとめていく。

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GODZILLA ゴジラ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

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『GODZILLA ゴジラ』とは、2014年に公開されたアメリカの怪獣映画。日本を代表する特撮である『ゴジラシリーズ』に、ハリウッドが本気で取り組んだ意欲作である。監督はギャレス・エドワーズで、キャッチコピーは「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」。興行収入5億ドルを超える大ヒットを記録し、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の最初の作品ともなった。略称は「ギャレゴジ」。 日本で巨大生物ムートーが復活。これを追うように怪獣たちの王ゴジラも活動を開始し、両者の戦いに人類は翻弄される。

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ゴジラvsコング(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラvsコング』とは、“怪獣王”ゴジラと“髑髏島の巨神”コングの熾烈な戦いを描いた、2021年公開のハリウッド映画。2014年から続く『モンスターバース』シリーズの四作目である。 あらゆる怪獣の王として君臨するも、人類に対しては中立の立場を取っていたゴジラ。しかしある時巨大企業エイペックス・サイバネティクスの本社がゴジラに襲われる。人類はゴジラに匹敵する力を持つコングを唯一の対抗手段と目して様々な計画を進めていくが、その裏には世界の覇者にならんとする者たちの邪悪な思惑が隠されていた。

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キングコング:髑髏島の巨神(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

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『キングコング:髑髏島の巨神』とは、2017年に公開されたアメリカの怪獣映画。アメリカを代表する怪獣キングコングを題材とした作品としては8作目で、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の2作目の作品である。監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ、主演はトム・ヒドルストン。キャッチコピーは「この島で、人類は最弱」。全世界で5.6億ドルもの興行収入を記録した。 1973年、特務研究機関MONARCHは未開の「髑髏島」の調査を敢行。そこは巨大な怪生物と島の王コングが徘徊する脅威の場所だった。

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池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

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『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。

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怒り(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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2010年に国内の映画賞を総ナメにした大ヒット作「悪人」の原作者吉田修一と監督李相日が6年振りにタッグを組み、音楽に坂本龍一を加え、実力派のオールスターキャストで挑んだ感動のヒューマンミステリー。八王子の平静な住宅街で残忍な夫婦殺人事件が起こる。一年後のある日、千葉と東京と沖縄に素性の知れない3人の男が現れ、それぞれに重厚な人間ドラマが展開する。愛した人は、殺人犯なのか?2016年9月全国公開。

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ボーン・レガシー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ボーン・レガシー』とは『ボーンシリーズ』の4作目で、2012年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンをめぐる陰謀を描いた前3部作の裏で同時進行していたストーリーを描くスピンオフ的作品。ボーンの存在によりCIA上層部でさえ知らない国家的極秘計画が暴かれる危機が発生。計画隠蔽のために襲われた工作員アーロン・クロスの逃避行が描かれる。『ボーンシリーズ』の世界観を継承したストーリー展開に加え、前3部作後のCIAの状況もわかるファン必見の物語である。

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シェイプ・オブ・ウォーター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『シェイプ・オブ・ウォーター』とは、2017年にアメリカで制作・公開された、声を発することのできない中年女性と半魚人が愛を育むラブ・ロマンスを描いた映画である。2018年に日本でも公開され話題になった。1962年冷戦下アメリカの機密機関で働く声を失った女性清掃員イライザと、アマゾン奥地からそこに運び込まれた正体不明の半魚人との心の交流を中心に描いている。前代未聞のラブストーリーということで、ギルレモ・デル・トロ監督作品の中でも傑作と呼ばれた。

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ゴジラVSキングギドラ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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キャッチコピーは「お前だけには絶対負けない!」、「世紀末、最大の戦いが始まった。」、「12・14決戦!」。 「ゴジラvsキングギドラ」は、1991年12月14日に公開されたゴジラシリーズ第18作目で、東宝創立60周年記念作品。 ゴジラのライバルである人気怪獣キングギドラが再登場し、ゴジラとの戦いを描いた怪獣映画。

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ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。

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キングギドラ(ゴジラシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

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キングギドラとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する架空の怪獣で、1964年のシリーズ第5作「三大怪獣地球最大の決戦」で初登場して以来、多くの怪獣映画に登場を果たしている。 竜のような3本の首と2本の尻尾、コウモリのような巨大な翼、黄金の体と、一度見たら忘れられないインパクトを持った見た目が特徴的。度々ゴジラと激突していることから、ゴジラ最大のライバルとも称される。

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メカゴジラの徹底解説・考察まとめ

メカゴジラの徹底解説・考察まとめ

メカゴジラとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する怪獣の一体。 その名の如くゴジラを模した姿のロボットであり、視覚的に分かりやすいコンセプト、カッコよさ、劇中で見せる圧倒的な強さから人気の高い怪獣である。 劇中の描写には、映画製作当時におけるロボットや機械に対するイメージが反映されており、各作品ごとの特色がみられる点が興味深い。

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インセプション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。

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キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『キャロル』(原題:Carol)とは、パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説に基づいた、1950年代を舞台に2人の女性の恋愛模様を美しくリアルに描いた恋愛映画。監督は、トッド・ヘインズで、主演をケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラの2人が務め、2015年公開となった。ルーニー・マーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか数々の映画賞にノミネートされた。ニューヨークを舞台に離婚調停中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとのせつない恋愛が描かれている。

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エスター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『エスター』とは2009年に公開されたアメリカ合衆国の世間を恐怖のどん底に落とした異色のサイコホラー映画。監督は、『フライト・ゲーム』などを手がけた、ジャウム・コレット=セラ。養子として引き取った美少女エスターによって巻き起こる悲劇を描いている。エスターは発育不全を患っており、実年齢は33歳である。見た目はお姫様のような服に身を包み、可愛らしい少女だが、裏では親の目を盗みながら、目的のために殺しもいとわない凶暴な本性を隠している。その二面性が世間を驚かせた。2020年には続編の製作が発表された。

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ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』とは、2000年公開の日本の怪獣映画である。ゴジラシリーズ第24作品目となる。 物語は、ゴジラ打倒に執念を燃やすGグラスパーの隊長で主人公の辻森桐子が、マイクロマシンの天才エンジニア工藤元の協力を得てゴジラを倒す話である。辻森は、完成した武器「ディメンション・タイド」を使って命を懸けてゴジラに挑む。そんな中、メガギラスがゴジラの前に現れ、大規模な戦いを繰り広げる。 見所は、メカギラスとゴジラの白熱した戦いと、命を懸けてゴジラに突っ込んでいく辻森の勇姿である。

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シン・ゴジラ(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ

シン・ゴジラ(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ

『シン・ゴジラ』とは、2016年7月29日より公開された空想特撮映画。脚本・編集・総監督は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明。監督・特技監督は、漫画「進撃の巨人」の実写版を作った樋口真嗣。東宝製作のゴジラシリーズとしては12年ぶり、29作品目となる。 東京湾より突如現れた巨大不明生物ゴジラに対し、日本政府が立ち向かっていく様を描く。 キャッチコピーは「現実(ニッポン)対 虚構(ゴジラ)」

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GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)のネタバレ解説・考察まとめ

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)のネタバレ解説・考察まとめ

『GODZILLA 怪獣惑星』とは1954年から続く怪獣映画「ゴジラ」を原作としたアニメ映画作品。脚本は虚淵玄、監督は静野孔文、瀬下寛之。 人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持ったゴジラによって半世紀に渡り敗走を重ねた人類は、種全体の存続のため宇宙への脱出を余儀なくされる。22年後、再び地球を人類の手に取り戻すため、主人公ハルオを筆頭にゴジラと戦う様を描く。

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ゴジラVSデストロイア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラVSデストロイア』とは、1995年に公開された、日本の怪獣パニック映画である。監督は大河原孝夫、主演を辰巳拓郎が演じた。 ある日香港で、赤く発光したゴジラが出現する。同じ頃日本では、謎の生物デストロイアが発見された。デストロイアはやがて巨大化し、街を破壊。Gサミットは、メルトダウン寸前のゴジラとゴジラの同族であるジュニアを使い、デストロイアと戦わせるのであった。 見所は、ジュニアとゴジラの絆や、高い攻撃力を持つデストロイアとゴジラの迫力ある戦いのシーンである。

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84ゴジラ(The Return of Godzilla)のネタバレ解説・考察まとめ

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ゴジラ(The Return of Godzilla)とは、日本を代表する特撮映画「ゴジラシリーズ」の第16作目として、1984年に公開された怪獣映画。1954年以来、30年ぶりに出現したゴジラと人間の戦いを、当時の世界情勢等も織り交ぜながらリアリティ溢れる描写で描いている。 1990年代のヒットシリーズとなる「平成VSシリーズ」の事実上の第一作目にして、導入部にあたる作品でもある。

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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。 ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。 見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。

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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monstersのレビュー・評価・感想

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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ハリウッド製ゴジラの3作目はキングギドラと死闘を演じる!

2014年に公開された『ゴジラ』の後を受けて、本作は「ゴジラ」シリーズの36作目にあたり、レジェンダリーの「モンスターバース」シリーズの第3作、ハリウッド製ゴジラの3作目です。出演はカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリイ・ボビー・ブラウン、ブラッドリー・ウィットフォード、サリー・ホーキンス、チャールス・ダンス、トーマス・ミドルディッチ、アイシャ・ハインズ、オシェア・ジャクソンJr、渡辺謙、チャン・ツィイー。映画では、人間側がゴジラとモスラに依存してなければならなくなります。世界を破滅させるためにラドンや他の怪獣たちを覚醒させたキングギドラを倒すために、です。
続編(本作のこと)は『ゴジラ』の公開の週にはGoサインが出て、ギャレス・エドワーズが3部作の監督に復帰することが期待されたのですが、2016年の初夏にエドワーズはプロジェクトを離れ、その年の秋にドハティとシールズが脚本を書き直すために雇われました。2017年初頭にドハティが監督として発表され、ジョージア州アトランタで同年7月に撮影が開始され、9月に終わりました。映画はエクゼクティブプロデューサー坂野善光(『ゴジラ対ヘドラ』)と当初のゴジラのスーツアクター中島春雄に捧げられています。両名は2017年に永眠しました。
『ゴジラ: キングオブモンスター』の劇場公開は2019年の初春で、批評家からは特殊効果やアクション場面、映画としての美しさ、映画音楽に称賛が寄せられました。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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ハリウッド版ゴジラ

ゴジラっていうと、「人間vsゴジラ」か「その他怪獣vsゴジラ」の二択に分かれると思っていて、今作では怪獣と戦うのがメインだったと思います。
ストーリー重視というより、ゴジラ、ギドラがスクリーンで暴れまくる姿を見せたいという作り手の意図があったと思いますし、ハリウッドの予算があって初めて実現できたのかな、という内容でした。
怪獣バトルのための映画という印象が強めです。
だからバトルシーンは観てるこっち側がソワソワするようなド迫力と緊張感があります。
人間が襲われるシーンは絶望感が強く表現されています。ただし、バトルが100点なだけに人間ドラマの完成度があまり高くなかったと思います。
主人公の母親が何がしたいかイマイチ伝わってこなかったことが最たる例です。
人によってはそういった面での満足度が低いかもしれません。しかし総合的にはとても楽しめると思います。
バトルシーンはもちろん大ボリュームですが、注目してほしいのはBGMです。
ゴジラのBGMにはアレンジで合いの手、ギドラのBGMには念仏アレンジ。
この念仏アレンジはとても良かったです。
このアレンジの効果でギドラと言う存在に神々しさ、禁忌っぽさを付与していました。
映画館での上映はとっくに終わっていますが、是非ブルーレイで楽しんでほしい一作です。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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GODZILLA in ハリウッド

小学生の頃に初めて「ゴジラ」に触れました。観たのはファイナルウォーズ。
ファイナルウォーズはシリーズの怪獣が勢揃いする作品で当時は話についていけなかったけど、演出と怪獣に興味を惹かれて観ていた記憶があります。
ゴジラっていうと、「人間vsゴジラ」か「その他怪獣vsゴジラ」の二択に分かれると思っています。
今作では怪獣と戦うのがメインだったと勝手に思ってます。
ストーリー重視というより、ゴジラ、ギドラ(2枚目)がスクリーンで暴れまくる姿を見せたいっていう作り手の意図があったと思うし、ハリウッドの予算があって初めて実現できたのかなって内容でした。
怪獣バトルのための映画って印象が強め。だからバトルシーンは観てるこっちがソワソワするようなド迫力と緊張感。
人間が襲われるシーンは絶望感強め。
ただし、バトルが100点なだけに人間ドラマの完成度があまり高くなかったと思います。
母親は何がしたいかイマイチ伝わってこなかったし。
鑑賞中、BGMに力を入れてるな、と感じました。
ゴジラのBGMにはアレンジで合いの手、ギドラのBGMには念仏アレンジ。
この念仏アレンジはとても良かったです。
このアレンジの効果でギドラに神々しさ、禁忌っぽさが生まれたんじゃないかな、と思います。
映画館での上映はとっくに終わってますけど、レンタルでもいいので観てほしい作品です。次回作もあるようです。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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怪獣のプロレスショー

怪獣のプロレスショーと思えば最高です。できれば、大きな画面での鑑賞をお奨めします。
特に音楽などは古いゴジラ系の映画を見てきた人には、ガツンと来ます。ところどころに、シン・ゴジラやエヴァンゲリオンを彷彿させるシーンやカットもまじえて、日本人には世界に入り込みやすいです。逆に外国人は細かいネタはわかったのでしょうか疑問です。
監督は、かなりのゴジラオタクだということもよくわかります。
ただ、人間ドラマや俳優陣は愚作中の愚作で、渡辺謙などは早く死んでくれと思ったほどです。まぁ、わりと早く死んだので良かったですが。モンスターバースシリーズなので前作やシリーズ作からの引用も多いですが、予習なくても大丈夫です。たいして、ストーリーには関係ありません。
怪獣たちに思い入れがある人も、ひいきの怪獣がちょっとという場合もあります。あくまで怪獣たちのCGや撮影効果を見たほうがいいです。
ゴジラ、モスラ以外はかなりかわいそうな役回りです。モスラも設定が中国にいますから、昔のモスラとは違います。昔と違って、かなり蛾のイメージが強いです。ゴジラもちょっとメタボの下半身デブですし、顔も凶悪はいいのですがゴジラのイメージを損なう可能性があります。
あくまで、アトラクションとして楽しんで下さい。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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ゴジラ好きの試金石になるかも?

レビューサイトでは賛否両論がある作品である。
ざっくり言うと、ゴジラを観に来た人にとっては満足する内容ではあったが、映画を観に来た人にとってはいささか楽しめる内容ではなかったように感じた。
今までのゴジラないし大怪獣物映画を見てきた方にとってはしっかりと怪獣プロレスをしてくれており、文字通り画面の中を大暴れしてくれていた。
しかし、ストーリーの内容の薄さや怪獣物の他にヒューマンドラマを絡めたりなどイマイチ乗り切れない部分が多々あった。
前作や過去作品の楽曲が使われたりセリフが登場したりなどオマージュが見られたが、内容が内容だけにバカにしているように感じてしまった。
なんと言うか制作費だけが上がり、前作に見られたゴジラ愛が薄まってしまった印象を受けた。
しかし、どうだろうか。
翼が生えたり、アニメになったり、蒲田に現れたり...
昨今、仕事を選ばないゴジラであるが、今回はキングギドラとモスラと共演し爆音で大対決をしてくれている。
子供の頃から彼を見ていた僕の心は震えたし、美しい終わり際でないところも不器用な彼らしさが出ており、感涙してしまう。
これまでの彼の人生を見てきたゴジラ好きにとってはこれからの彼の仕事での活躍を応援するためにも、見るべきである作品であることは確かだ。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
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あの怪獣がハリウッドのクオリティでよみがえる

ゴジラの歴史の中で、最初にハリウッドでの作品化されたものは私たち日本人が知っているゴジラの姿とはだいぶ違っていました。今回はオリジナルのゴジラにしっかりよせてくれました。一安心したのがはじめの感想です。
そして物語が進む中で昔ゴジラと大決戦を繰り広げてきたモスラ、ラドン、キングギドラもハリウッド映画らしい大迫力で登場!モスラに関してはだいぶ神々しく演出してくれていました。ラドンとキングギドラについては、あのかっこいい容姿をそのままに描かれています。特にゴジラも含め怪獣たちにかなり接近しているシーンも多く、顔のつくりや瞳や皮ふなどかなり細部まで映しています。
ストーリーについて、今回登場する主人公の女性エマは怪獣と心を通わせることのできるものを発明しました。それによって怪獣たちとの意思疎通をはかることのできるようになったのですが、これが事を大きくしてしまいます。それを巡って、さまざまな人との争いと愛する家族と地球も守るための闘いが始まります。その人間模様はラストに感動と悲しい結末となっています。
本作には日本を代表する俳優、渡辺謙も怪獣を研究する博士のひとりとして出演し、チャン・ツウィーも同じく博士役として出演しています。怪獣たちの戦いも非常におもしろいのですが、豪華な俳優陣にも注目です。

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