ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年に公開されたアメリカの怪獣映画。監督はマイケル・ドハティで、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の続編でキャッチコピーは「王の覚醒」。アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の3作目の作品であり、日本の人気怪獣が多数登場する内容で話題となった。
テロリストの手で強大な怪獣キングギドラが復活し、呼応して世界中に怪獣が出現。地球環境を守るため、怪獣王ゴジラは人類を蹴散らしつつこれに立ち向かう。

namashin14のレビュー・評価・感想

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ / Godzilla: King of the Monsters
7

怪獣のプロレスショー

怪獣のプロレスショーと思えば最高です。できれば、大きな画面での鑑賞をお奨めします。
特に音楽などは古いゴジラ系の映画を見てきた人には、ガツンと来ます。ところどころに、シン・ゴジラやエヴァンゲリオンを彷彿させるシーンやカットもまじえて、日本人には世界に入り込みやすいです。逆に外国人は細かいネタはわかったのでしょうか疑問です。
監督は、かなりのゴジラオタクだということもよくわかります。
ただ、人間ドラマや俳優陣は愚作中の愚作で、渡辺謙などは早く死んでくれと思ったほどです。まぁ、わりと早く死んだので良かったですが。モンスターバースシリーズなので前作やシリーズ作からの引用も多いですが、予習なくても大丈夫です。たいして、ストーリーには関係ありません。
怪獣たちに思い入れがある人も、ひいきの怪獣がちょっとという場合もあります。あくまで怪獣たちのCGや撮影効果を見たほうがいいです。
ゴジラ、モスラ以外はかなりかわいそうな役回りです。モスラも設定が中国にいますから、昔のモスラとは違います。昔と違って、かなり蛾のイメージが強いです。ゴジラもちょっとメタボの下半身デブですし、顔も凶悪はいいのですがゴジラのイメージを損なう可能性があります。
あくまで、アトラクションとして楽しんで下さい。