ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong

『ゴジラvsコング』とは、“怪獣王”ゴジラと“髑髏島の巨神”コングの熾烈な戦いを描いた、2021年公開のハリウッド映画。2014年から続く『モンスターバース』シリーズの四作目である。
あらゆる怪獣の王として君臨するも、人類に対しては中立の立場を取っていたゴジラ。しかしある時巨大企業エイペックス・サイバネティクスの本社がゴジラに襲われる。人類はゴジラに匹敵する力を持つコングを唯一の対抗手段と目して様々な計画を進めていくが、その裏には世界の覇者にならんとする者たちの邪悪な思惑が隠されていた。

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kongの関連記事

ゴジラvsコング(モンスターバース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラvsコング(モンスターバース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラvsコング』とは、“怪獣王”ゴジラと“髑髏島の巨神”コングの熾烈な戦いを描いた、2021年公開のハリウッド映画。2014年から続く『モンスターバース』シリーズの四作目である。 あらゆる怪獣の王として君臨するも、人類に対しては中立の立場を取っていたゴジラ。しかしある時巨大企業エイペックス・サイバネティクスの本社がゴジラに襲われる。人類はゴジラに匹敵する力を持つコングを唯一の対抗手段と目して様々な計画を進めていくが、その裏には世界の覇者にならんとする者たちの邪悪な思惑が隠されていた。

Read Article

歴代ゴジラの作品像、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルまとめ

歴代ゴジラの作品像、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルまとめ

東宝が誇る世界の怪獣王、ゴジラが初めてスクリーンに姿を現したのは1954年。そこから現在に至るまでゴジラは姿形設定を変え、見るものを魅了してきた。1954年から2018年までスクリーンに登場してきた歴代のゴジラの劇中での作品像、活躍、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルに焦点を充ててまとめていく。

Read Article

MAN WITH A MISSION(マンウィズ・MWAM)とは【徹底解説まとめ】

MAN WITH A MISSION(マンウィズ・MWAM)とは【徹底解説まとめ】

MAN WITH A MISSIONとは、日本で活躍する5人組ロックバンド。日本語に訳すと「使命を持った男」という意味を持つ。人間の体に狼の頭という「究極の生命体」の5人で構成される。デビュー当初は独特のビジュアルからコミックバンドなどと捉えられることもあったが、完成されたサウンド、圧倒的なライブパフォーマンスで、今や世界にも通用する日本が誇るロックバンドである。結成時期は公開されておらず、5人の素顔も謎に包まれている。マンウィズ、MWAM、オオカミバンドなどと呼ばれている。

Read Article

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年のアメリカのSF怪獣映画である。監督はマイケル・ドハティ、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA 』の続編である。 世界各地では、休眠状態であった怪獣達が次々目を覚ましていた。世界の破滅を防ぐ為、未確認生物特務機関モナークは怪獣ゴジラと手を組み、地球を破滅の道に導こうとしている怪獣たちに立ち向かうのであった。 作品の見所は怪獣を愛する人と、怪獣を憎む人の心の葛藤である。

Read Article

宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

宇宙兄弟(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『宇宙兄弟』とは2007年に講談社『モーニング』にて連載がスタートした、小山宙哉による漫画及び、原作を基にしたアニメ作品。大人気を博し、のちにアニメ及び実写で映画化されている。「兄弟二人で宇宙飛行士になる」という幼いころの約束。弟は夢をかなえて宇宙飛行士になっていた。いつしか夢をあきらめて別の道に進んだ兄六太(ムッタ)のもとへ、もう一度宇宙へのチャンスがやってくる。宇宙飛行士になるまでの過程や施設、訓練、ミッションの様子など、宇宙の魅力がふんだんに詰め込まれた作品である。

Read Article

宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

宇宙兄弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『宇宙兄弟』とは小山宙哉によって執筆された、夢を諦めた兄が宇宙飛行士の弟と「兄弟で月に立つ」という夢をもう一度実現するべく宇宙飛行士目指して奮闘する、宇宙を題材にした漫画作品である。夢を叶えた弟に劣等感を抱く兄六太(ムッタ)や、ともに宇宙を目指す仲間達、弟の日々人(ヒビト)などが発した名言・名セリフの数々は「もう一度立ち上がろう」という小さなきっかけをくれる原動力を、多くの人々に与えている。『宇宙兄弟』の心にしみる名言・名セリフ、印象深いシーンなどをご紹介する。

Read Article

ベイビー・ドライバー(Baby Driver)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ベイビー・ドライバー(Baby Driver)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ベイビー・ドライバー』とは2017年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画である。主人公ベイビーが音楽を聴く事で驚くべきドライビングテクニックを発揮し、逃がし屋として活躍する姿を描いた作品。更にアクションだけではなく、一目惚れした彼女との初々しい恋愛をも描いている。監督はエドガー・ライト、主演はアンセル・エルゴートが務めた。 映像と音楽が完璧にシンクロするという今までになかった爽快アクション映画。

Read Article

電車男(Train Man)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

電車男(Train Man)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電車男』とは2005年7月から木曜22時にフジテレビで放送されたドラマで、インターネットの電子掲示板から生まれた物語。オタクの山田剛司は電車で酔っ払いに絡まれている青山沙織を目撃し、彼女を助ける。そのことを山田が掲示板に書き込んだ後、沙織からお礼の品が贈られてきた。それをきっかけに2人の交流が始まった。山田がネットの住民に励まされながら様々な試練を乗り越えて成長し、沙織と恋愛関係を築いていく姿が見どころとなっている。本作は多くの人々の感動を呼び、社会現象となった。

Read Article

銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

Read Article

ゴジラVSキングギドラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラVSキングギドラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャッチコピーは「お前だけには絶対負けない!」、「世紀末、最大の戦いが始まった。」、「12・14決戦!」。 「ゴジラvsキングギドラ」は、1991年12月14日に公開されたゴジラシリーズ第18作目で、東宝創立60周年記念作品。 ゴジラのライバルである人気怪獣キングギドラが再登場し、ゴジラとの戦いを描いた怪獣映画。

Read Article

キングギドラ(ゴジラシリーズ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キングギドラ(ゴジラシリーズ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キングギドラとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する架空の怪獣で、1964年のシリーズ第5作「三大怪獣地球最大の決戦」で初登場して以来、多くの怪獣映画に登場を果たしている。 竜のような3本の首と2本の尻尾、コウモリのような巨大な翼、黄金の体と、一度見たら忘れられないインパクトを持った見た目が特徴的。度々ゴジラと激突していることから、ゴジラ最大のライバルとも称される。

Read Article

メカゴジラとは【徹底解説・考察まとめ】

メカゴジラとは【徹底解説・考察まとめ】

メカゴジラとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する怪獣の一体。 その名の如くゴジラを模した姿のロボットであり、視覚的に分かりやすいコンセプト、カッコよさ、劇中で見せる圧倒的な強さから人気の高い怪獣である。 劇中の描写には、映画製作当時におけるロボットや機械に対するイメージが反映されており、各作品ごとの特色がみられる点が興味深い。

Read Article

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

Read Article

キャロル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャロル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャロル』(原題:Carol)とは、パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説に基づいた、1950年代を舞台に2人の女性の恋愛模様を美しくリアルに描いた恋愛映画。監督は、トッド・ヘインズで、主演をケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラの2人が務め、2015年公開となった。ルーニー・マーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか数々の映画賞にノミネートされた。ニューヨークを舞台に離婚調停中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとのせつない恋愛が描かれている。

Read Article

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』とは、2000年公開の日本の怪獣映画である。ゴジラシリーズ第24作品目となる。 物語は、ゴジラ打倒に執念を燃やすGグラスパーの隊長で主人公の辻森桐子が、マイクロマシンの天才エンジニア工藤元の協力を得てゴジラを倒す話である。辻森は、完成した武器「ディメンション・タイド」を使って命を懸けてゴジラに挑む。そんな中、メガギラスがゴジラの前に現れ、大規模な戦いを繰り広げる。 見所は、メカギラスとゴジラの白熱した戦いと、命を懸けてゴジラに突っ込んでいく辻森の勇姿である。

Read Article

シン・ゴジラ(庵野秀明)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シン・ゴジラ(庵野秀明)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2016年7月29日より公開された空想特撮映画。脚本・編集・総監督は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明。監督・特技監督は、漫画「進撃の巨人」の実写版を作った樋口真嗣。東宝製作のゴジラシリーズとしては12年ぶり、29作品目となる。 東京湾より突如現れた巨大不明生物ゴジラに対し、日本政府が立ち向かっていく様を描く。 キャッチコピーは「現実(ニッポン)対 虚構(ゴジラ)」

Read Article

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GODZILLA 怪獣惑星』とは1954年から続く怪獣映画「ゴジラ」を原作としたアニメ映画作品。脚本は虚淵玄、監督は静野孔文、瀬下寛之。 人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持ったゴジラによって半世紀に渡り敗走を重ねた人類は、種全体の存続のため宇宙への脱出を余儀なくされる。22年後、再び地球を人類の手に取り戻すため、主人公ハルオを筆頭にゴジラと戦う様を描く。

Read Article

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

Read Article

84ゴジラ(The Return of Godzilla)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

84ゴジラ(The Return of Godzilla)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ(The Return of Godzilla)とは、日本を代表する特撮映画「ゴジラシリーズ」の第16作目として、1984年に公開された怪獣映画。1954年以来、30年ぶりに出現したゴジラと人間の戦いを、当時の世界情勢等も織り交ぜながらリアリティ溢れる描写で描いている。 1990年代のヒットシリーズとなる「平成VSシリーズ」の事実上の第一作目にして、導入部にあたる作品でもある。

Read Article

クローズZERO II(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

クローズZERO II(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クローズZERO II』とは、漫画家の高橋ヒロシの作品『クローズ』を原作とした映画。前作『クローズZERO』で鈴蘭高校の覇権争いを制した滝谷源治たちと、ライバル校・鳳仙学園との間で抗争が発生。鈴蘭をまとめるために苦心する源治、彼に敗れて以降沈黙を貫く芹沢、2年前の仇を討つため虎視眈々と鈴蘭を狙う鳳仙の頭・鳴海の3人を軸にストーリーが展開される。葛藤を抱えながら喧嘩に臨む高校生達を描く。小栗旬や山田孝之、桐谷健太など人気俳優が多数出演したことでも話題となった。監督は三池嵩史。

Read Article

リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リッチマン、プアウーマン』とは2012年にフジテレビ系列で放送された、若くして億万長者となった男性と、高学歴ながら内定がもらえない女性の恋愛模様を描いた恋愛ドラマである。若き社長日向徹と就活難民の夏井真琴が出会い立場が違いながらも会社のために奮闘していく中で互いに惹かれあっていく物語。お互いが素直になれなくてすれ違うが互いへの思いを伝えるために人間的にも成長していく。企業ものとしての要素も多く盛り込まれており恋愛とビジネスの両方の観点から楽しめる作品である。

Read Article

ゴジラVSデストロイア(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラVSデストロイア(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラVSデストロイア』とは、1995年に公開された、日本の怪獣パニック映画である。監督は大河原孝夫、主演を辰巳拓郎が演じた。 ある日香港で、赤く発光したゴジラが出現する。同じ頃日本では、謎の生物デストロイアが発見された。デストロイアはやがて巨大化し、街を破壊。Gサミットは、メルトダウン寸前のゴジラとゴジラの同族であるジュニアを使い、デストロイアと戦わせるのであった。 見所は、ジュニアとゴジラの絆や、高い攻撃力を持つデストロイアとゴジラの迫力ある戦いのシーンである。

Read Article

罪の声(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

罪の声(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『罪の声(映画)』とは塩田武士の同名小説を2020年に土井裕泰監督、小栗旬主演で映画化されたサスペンス映画である。1984年に実際に起こった「グリコ森永事件」を題材にした、フィクションでありながらも限りなく事実に近い作品としてサスペンスフルに仕上がっている。実際の事件でも犯人が使用した「子供の声」を中心に、自分の声が使われていたことを知ってしまった人物と過去の大事件の犯人を追うジャーナリストの2人の視点から犯人を追い詰めていく物語である。

Read Article

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。 ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。 見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。

Read Article

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kongのレビュー・評価・感想

New Review
ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong
8

シリーズ中最も娯楽要素の濃い世紀の2大スター対決映画

2021年に公開されたレジェンダリー・ピクチャーズの怪獣映画シリーズ「モンスターバース」の4作目で、
1962年の映画「キングコング対ゴジラ」以来約60年ぶりにゴジラとキングコングの日米メジャー級モンスターの競演を描いた作品です。
前作「KOM」から5年、復興を進める人類の前に何故かゴジラが襲い掛かり、対抗策としてコングを連れ出すことになる中、
2大怪獣の激闘の裏で恐るべき陰謀が進行していて…というあらすじとなっています。
本作の特徴的にはモンスターバースのシリーズ中最も娯楽要素やアクション要素を全面に押し出した痛快な作風になっており、
制作陣も極力シンプルにする事を心掛けているだけにストーリーの深みよりもゴジラとコングの2大スター対決を、
如何に魅力的に描くがに力を入れているかが判る作風になっています。
(シンプルにしすぎて本作でハリウッドデビューを飾った小栗旬氏が前作までの芹沢博士の息子設定がほとんど機能してなかったなどツッコミ所にはなりましたが笑)
どちらかと言えば主役はコングでゴジラはサブに回ってる印象ですが、
どちらにも感情移入できる動機やどことなく昭和のゴジラ映画を彷彿とさせる冒険映画要素(少しセンターオブ・ジ・アースを思い出しますが)、
さらにはサプライズとしてメカゴジラがラスボスで登場するなどゴジラファンの自身としてもかなり楽しめた痛快娯楽作になっていました。

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong
8

ただのバトル映画じゃない!その後ろ姿に自然と涙が流れる感動もの。

ゴジラ、コング、この二つの名前は、もはや全世界で有名になっており知らない人はほぼいないだろう。
どちらも映画では、様々な敵と戦い、壮絶なバトルの末勝ち抜き、最強生物の名を欲しいままにしている。
今作のゴジラvsコングも、もちろん壮大なバトルシーンや、素晴らしい映像効果、それに伴ったエンターテイメント性が魅力の一つではあるのだが、それ以上に描かれているのが、ゴジラ、コング、双方の心情だ。

日本からは小栗旬が重要な役どころで出演するなど、俳優陣も豪華に、またゴジラ、コングとの関係性など、物語に引き込まれるような人物像や背景が豊かに描かれているのだか、それ以上にキャラクター性が強く魅力的なのが主役のゴジラ、コングの二体である。
戦う理由や人間との関係性までは見えても、一生物としての性質や感情まではなかなか描かれず、あくまでバトル映画の主人公として作られていた印象だったこの二体が、今作では個々の感情や、性質(性格)が垣間見えるような表情を見せ、見ている方の感情を揺さぶってくるのだ。
悲しさ、苦しみ、優しさ、憎しみ、共感、人間誰しも一度は感じたことがある感情を、二時間弱の壮大な物語の中で余すことなく出してくるこの二体の表情に、釘付けになること間違いなし。
ぜひ注目して見てみてほしい。

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong
6

久々の怪獣プロレス

ゴジラシリーズは邦画、ハリウッド製作を含めて全部観ています。映像的には素晴らしくまさしくジェットコースタームービー。
コングは右フックを放つし怪獣プロレスでした。アメリカプロレスのWWEテイスト。最後メカ・コジラも登場します。造形的にはイマイチかな。昭和のメカ・ゴジラのような怪獣2体を相手に対しての圧倒感がないしどっしり構えていない。
また前作のゴジラ・キングオブモンスターと同様人命を軽視し過ぎで感情移入できないのが難点。人間ドラマが薄い、初代ゴジラは死を覚悟して鉄塔で最期まで頑張るテレビクルー、ゴジラの凄まじいばかりの破壊に諦めてお父ちゃんの所へ一緒に行こうねと抱き合う母娘。櫓に上がって懸命に警鐘を鳴らし住民を退避させようとする消防団員、国民を守る自衛隊の奮闘などなグッとくる名シーンがたくさんあります。
恐怖と危機感、怪獣の命も共存共栄も大切ですがモンスター映画の肝が抜けている感じです。あと、小栗旬は白目しか記憶に残らない。これもプロレスラーの永田裕志を想い出しました。白目のレベルが違うけど。もちろん白目に関しても永田裕志の方がずっと上。来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」の主役なのにあんまりな役どころ。役者として映画・罪の声も良かったのに非常に残念でした。

ゴジラvsコング / Godzilla vs. Kong
8

ハリウッド製ゴジラの4作目はキングコングと死闘を演じる!

『ゴジラvsコング』は2021年に公開された米国の怪獣映画で、監督がアダム・ウィンガード。本作は『キングコング: 髑髏島の巨神(2017年)、『ゴジラ: キングオブモンスターズ』(2019年)に対する続編で、レジェンダリーの「モンスターバース」シリーズの4作目です。また、「ゴジラ」シリーズの36作目、「キングコング」の12作目で、ハリウッドで製作されたゴジラ映画の4作目にあたります。映画への出演は、アレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホール、ブライアン・タィリー・ヘンリー、小栗旬、エイザ・ゴンザレス、ジュリアン・デニソン、ランス・レデック、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチルです。映画の中ではキングコングがゴジラと激突します。人間たちはゴジラの神秘的な大暴れを止めるための秘密兵器の動力源を奪取するためにキングコングをホロー岬に誘き出します。
映画化プロジェクトは数年前にレジェンダリーがゴジラとキングコングの間で共有される映画的な宇宙を製作する計画を宣言したときに明らかにされました。脚本家はその2年後に集められ、ウィンガードが監督であることも同時に明らかにされました。翌年秋にハワイ、豪州、香港で撮影が始まり、翌々年春に終わりました。
劇場公開は遅れましたが、映画館上映の他に、HBO Maxでも公開されました。批評家からは好意的な評価を獲得し、特殊効果とアクション場面には称賛が寄せられています。製作予算は2億ドルであったのに対して4億6700万ドルの収益をあげました。損益分岐点は3億3300万ドルでした。

親タグ

兄弟タグ