閉じ込められる!
黒人の男性が、白人の恋人の親に会いに行くと、というホラー映画です。黒人であることを親は知ってるの?て聞いたり、使用人が黒人であることにドキドキしたり、やっぱ時代は変わったといっても、まだまだ差別が根強くて、その辛さが身に沁みてるんだなと思いました。最初に見たときは、奴隷とかのオークションかなといろいろ考えましたが、まさか乗っ取りの話とは!しかも、黒人の体が高値で売れるというのも、面白い視点だなと思いました。黒人を自分の入るケース扱いしておきながら、その身体能力に憧れるってのもおかしな話だなと思いました。終盤、これからされることの説明を古いテレビを使って流すのとか、なんか不気味さが増して面白かったです。閉じ込められてる人が、光で一瞬自分を取り戻して、ゲットアウトと叫ぶとか、涙を流すとか、怖い話だと思います。閉じ込め症候群とかテレビで見たことありますが、自分の思い、感情を外に出せないのってどれだけ辛いかと思います。目で語るだけでも、片言でもなんか表したいよねと思います。中の人物で、一番怖いのはやっぱりローズですね。ああやって、たくさんの男を家に連れていくのでしょうか。なんか、襲う時の顔も無表情だし、サイコパスって感じでした。