戦国BASARA(アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

CV:能登麻美子

信長の妹で長政の妻。
絶世の美女であり、本人も知らず知らず周りを魅了する魔性の女でもある。
ネガティブで自虐的な性格で、自分の身の回りで起こる悪いことに対して「これも市のせい…」と口にする(しかしそう言いながらクスクスと笑っている時もある)。
やはり信長の妹でもあり、たまに残忍さや信長に似た威厳を感じるシーンもある。
長政に対しては厳しく接せられ落ち込むこともあるが、それでもお市の世話を焼き守ろうとしてくれる長政を本心から愛している。
信長に対しては畏怖の感情を持っているが、妹として理解しようともしている。
長政と信長の折り合いが悪くなると必死に長政を庇おうとする。
しかし愛情が深すぎたのか、長政の死がお市をいわゆる闇落ち状態にし、お市の足元から黒い手が出現するようになる。
黒い手はお市を守るように動き、この手の正体が何なのかは謎(作中に考察要素になるような台詞はある)。
ゲームでは自ら信長を殺すルートや、精神崩壊した状態で彷徨っている描写があり、全体的にお市はホラーっぽい要素が強い。

本作では信長に逆らいかすがを逃がし、黒い手で濃姫を討ち、信長に撃たれた。
その後のシリーズ(アニメ二期、三期)にも登場する。

前田軍

前田慶次(まえだ けいじ)

CV:森田成一

喧嘩と祭りが好きなかぶき者。前田家の人間であるが軍配下ではなく、あちこちを渡り歩く風来坊。
お人良しで困ってる人を見ると助けてしまい、喧嘩は好きであるが殺生は嫌いで、粋なことが好き。
夢吉という小さい猿のペットを肩に乗せている。
天下統一や政治ごとには興味が無く、人として好きな人と結ばれてその人を幸せにすることを大事に思っている。
そのため風来坊として歩きながら運命の相手を探している。
交友関係は広く、色々なキャラクターと面識がある。
かつては豊臣秀吉と友人関係でもあった。

アニメでは民が怯えている事を良しとせず、信長を倒す同盟を作ろうと皆に呼びかけて連合軍を作った。
一期では活躍が少なかったが、アニメ二期では豊臣秀吉の話になるため、友人であった慶次もメインキャラとして活躍する。

徳川軍

徳川家康(とくがわ いえやす)

CV:大川透

徳川の総大将。
人懐っこく部下思いで、真っ当な正義感を持っている。
しかしまだ子供であるため未熟で、腹心である忠勝にいつも助けられている。
バサラシリーズ1作目から登場するが最初はどちらかと言うと忠勝のおまけ的なポジションであったが、3から大人に成長して主人公の一人になる。
アニメでは一期ではまだ子供の頃の姿で、二期の最後に大人の姿で登場し、劇場版と三期では主人公の一人になる。
大人になると子供の頃の未熟さを克服し、思慮深く優しく落ち着いていて、強い正義感と責任感を持つようになる。
戦闘スタイルも武器(槍)を捨て、素手で戦うようになる。
精神的な成長が大きく見られ、シリーズを追っているファンは「あの家康が…大きくなったなぁ」と感慨深くなってしまう。
家康は、今川→織田→豊臣と天下に近い人間の下で育っており、そのためなのか見識が広く、自分が天下を取ることで戦を終わらせて平和な世の中を作るという強い信念を抱いている。
アニメでは信長に裏切られていたが、ゲームでは信長は家康を「竹千代」と呼び憎からず思っており、家康も信長を尊敬している。
また信玄に負けた事で成長したため、信玄を師の一人として慕っている。

今作では、織田の配下としての立場と織田の振る舞いに対する疑問の板ばさみに合い、武田と戦った際に織田に裏切られて多くの部下と忠勝を失う。
その後織田を倒す同盟軍に加わり、最後は復活した忠勝が政宗を救った。

本多忠勝(ほんだ ただかつ)

CV:無し

家康の腹心で、徳川の武将。
戦国最強の名を持ち、アニメでもゲームでも他の武将より一段上の強さを持っている。
ロボットのような見た目をしており、中に人が入っているのか本当にロボットなのかは不明。
出撃時はカタパルトから飛び出し、キャノン砲などで攻撃も出来るなどのガンダムオマージュが入る。
喋らずに「!?」「!!」などの!と?だけの台詞と機械音で感情を表現し、家康とはそれで意思疎通が取れている。
家康を非常に大事にしており、ゲームでは直ぐに攫われてしまう家康を助けに行く。
その強さや男心をくすぐるかっこよさから色々な武将達から好かれており、あちこちでうちへ来ないかとスカウトされるが、それら全てを断りずっと家康の元にいる。
成長した家康に対しても同じく忠実であるが、家康が精神的に成長したことで自分を頼らなくなったり、家康が家康自身の事を語らなくなり物悲しさも多少感じているような素振りがある。
3からは家康は忠勝の背に乗って空中を移動する。
その戦国時代に飛行移動している奇妙な光景も、ロボットのような忠勝もファンからはお馴染みの光景になっているが、初見の人はもはや何がなんだか分からない。
バサラだから仕方ない、と思うしかない。

今作では、武田(の幸村)と戦っている最中に織田に裏切られ、幸村を放り投げて庇い攻撃を一人で受けて機能停止した。
その後復活し、政宗のピンチを救った。

上杉軍

上杉謙信(うえすぎ けんしん)

CV:朴璐美

「軍神」の名を持つ上杉の総大将。
毘沙門天を信仰している。
上杉謙信女性説を基盤にしているようで、細身で美しい顔立ちをしており、性別は不明。
立ち居振る舞いも優雅で宝塚歌劇団のような雰囲気を持ち、上杉軍のキャラもミュージカルっぽい時がある。
特にかすがと接する時にそうなり、かすがはその度に動揺し絶頂を迎え周りをピンクの空間にする。
かすがの事は「うつくしきつるぎ(美しき剣)」と呼び、部下の忍として以上の気持ちで接している。
信玄とは好敵手の関係で、お互いに戦うことを楽しんでいる。
信玄が引退した後は戦う理由を失い謙信も引退し、越後に篭っている。

今作では織田を倒すために同盟を組むも、織田の襲撃を受けて負傷。
その後復活し、最終話では信玄とまた戦っていた。

かすが

CV:桑谷夏子

上杉のくノ一。BASARAオリジナルキャラクター。
本来は謙信の暗殺をしようと近づいてきたが、謙信に一目惚れしてそのまま謙信の配下になった。
そのため謙信に対しては非常に盲目的で、逆に謙信以外の人には厳しい態度を取る。
謙信と良い感じになると背景に薔薇が散りピンク色の空間を作り出す。
謙信からは「うつくしきつるぎ」と呼ばれている。
佐助とは同郷で、何かと絡まれたり助けられたりしており、たまに優しい面も見せるツンデレ。
信玄に対しては、好敵手である信玄がいるから謙信の一番になれないという嫉妬のような気持ちを抱いている。
性格は王道なツンデレで、感情的になったり感傷的になる事が多く、忍には向いてないと評価されている。
謙信のためなら命を捨てる覚悟を持ち、死に急ぐような雰囲気があり、佐助にはそう言ったところが危ういと心配されている。

今作では、謙信が織田に奇襲され、しかも自分を庇って重傷を負ったことで単身で信長の暗殺に向かった。
しかし捕らわれてしまい、市に助けられ、佐助に貰ったアイテムで脱出した。

その他

松永久秀 (まつなが ひさひで)

CV:藤原啓治

「乱世の梟雄(きょうゆう)」の名を持ち、己の欲に忠実な極悪人として描かれている。
行動の動機が己の欲を満たすためであり、そのためになら人の心を平気で踏みにじるなど手段を問わない。
しかし松永は他人を観察する洞察眼や評価に優れ対峙するキャラクターの本質を的確に突く。
大抵のキャラは松永の言葉が図星になってしまい、そのため精神的に深く傷つけられてしまう。
悪のカリスマのような存在で、彼を慕う部下や、彼に興味を持つキャラクターも多い。
対峙したキャラクターに対して「○○を貰おう」又は「○○を贈ろう」と言う言葉をかけ、貰った言葉も送られた言葉もそのキャラクターの心理を付く言葉であったり、その後の展開の予知の様なものになっている。
男の武将に対しては「卿」、女性には「君」と呼び、女性に対しては少々フェミニスト。
いつも穏やかな口調で喋るが、特に信長に対しては敬意を払った言葉遣いをする。
しかし女性や信長に対しても悪意は向く。
己の欲望に忠実であることから、「駄々をこねるガキ」「大きな幼子」評されるが、それも特に意に介さない。
3宴では主人公の一人に抜擢され、あちこちでとんでもない事をやらかした。
しかし松永の悪意に晒されたキャラクター達の反応から本心が伺えたり、意外な行動を取るキャラクターがいたり、ファンがキャラクターを理解する(考察する)きっかけを与えてくれるキャラクターでもある。
戦闘では火薬を撒き指を鳴らして爆発させて戦い、追い詰められると自爆し死体を残さない。
史実でも松永久秀は日本で最初の爆死した人物とも言われている。
珍しい物(宝)を集めるのが好き。

今作では、伊達の部下を三人攫い、代わりに伊達の宝(政宗の刀)と武田の宝(楯無鎧)を要求した。
だが約束を守らず攫った三人を括った柱を爆発させ、激怒した小十郎と戦い破れ自爆した。
しかし二期で復活する。
爆死する前と後で若干振る舞いが異なり、爆死する前はイライラするような姿も見受けられたが、復活後は感情の起伏が薄くなりよりカリスマ性を高めている。

長曾我部元親(ちょうそかべ もとちか)

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ロックマンX アニバーサリー コレクション(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロックマンX アニバーサリー コレクション』とは、2018年7月26日にカプコンより発売されたゲーム。 スーパーファミコンから始まったロックマンXシリーズの第1作『ロックマンX』から『ロックマンX4』までをリリース時の最新ゲーム機に対応させた上で一本に収録したソフト。 高難易度で遊びごたえのある2D横スクロールアクションゲームである。 主に主人公ロックマンXとイレギュラーとなったシグマの戦いが描かれる。

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機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

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