ONE PIECE(ワンピース)の王下七武海まとめ

『ONE PIECE』とは尾田栄一郎の漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。時は大海賊時代。ワンピースと呼ばれる宝と海賊王の名を巡り、主人公モンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をし、時に海軍や他海賊と戦闘する。王下七武海とは、海軍と手を組んだ大物海賊たちを示す。それぞれの野望や思いを胸に海賊行為を行う七武海は、その戦力や個性、バックボーンにより、物語に花を添える存在である。

『ONE PIECE』の概要

『ONE PIECE』とは尾田栄一郎の漫画作品、及びそれを原作としたアニメ、ゲームなどである。1997年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始。「ひとつなぎの大秘宝」ワンピースを巡り海賊として冒険をする主人公、麦わらのルフィことモンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を軸に、他の海賊や海軍兵士たちとの戦いを通して様々な社会問題(人種、宗教、戦争など)を描く。時折神話やお伽噺などをモチーフにした島や国、キャラクターなども登場し、独特の世界観を構築している。各章には必ず裏テーマが存在しており、一見ファンタジーな様相を呈しながら不思議な現実味を持つ。

正義を謳う世界政府や、その直属の海軍には時に一般人を騙し、食い物にするような闇があり、悪とされながら自由に生きる海賊(大部分は悪党)を対比させることで一筋縄ではいかない不条理な世界を時に楽しげに、時にシビアに描き上げている。

物語のそこかしこには謎や伏線が巧みに張り巡らされており、その回収の仕方にも定評がある。作品の人気を上げている一因だが、やはり一番の人気要素は敵味方共に個性際立つキャラクターであろう。海兵、海賊、一般人いずれも強い個性だけでなくどこかに共感できる面を持っており、作品に入り込みやすい造りと言える。

『ONE PIECE』の世界観・用語

海賊王ゴールド・ロジャー。本名はゴール・D・ロジャー。

すべての始まりは、富、名声、力とこの世の全てを手にした海賊王、ゴールド・ロジャーが処刑の際に言い放った言葉だった。「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる。探してみろ、この世の全てをそこに置いてきた」この一言で海賊が乱立し、群雄割拠の大海賊時代を迎える。名のある海賊の多くは海賊はこの世の全てとされる「一つなぎの大秘宝・ワンピース」を目指し、海賊王の称号を手に入れようとする。

800年前、20人の王により世界政府が誕生し今に至るが、それ以前の歴史には100年間の空白期間がある。この「空白の100年」についての調査は世界政府により違法とされる。

作中の海は、偉大なる航路(グランドライン)と赤い土の大地(レッドライン)が垂直に交わることで東西南北に分けられている。グランドラインは、航路上に点在する島が特殊な磁気を帯びている為通常のコンパスや航海術が通用しない。また気候も出鱈目であり、航海の最中気まぐれのように嵐が起きる。雪の降り積もる島(冬島)の隣が常夏の様相(夏島)ということもざらである。さらに海王類と呼ばれる巨大生物や、キャンディが降るなどのデタラメな現象に出くわすことがあり、相応の体力、精神力、航海術を要求される。

グランドラインの中間地点はマリージョア(地上)と、魚人島(海底)である。マリージョアには世界政府の関所がある為、お尋ね者の海賊たちは魚人島を通過する。
後半の海は「新世界」と呼ばれ四皇という四名の大物海賊が幅を利かせている。新世界を生き残る術は、四皇の傘下に入ることだとも言われる。海賊ながら海軍に(表向き)味方する王下七武海、四皇、そして世界政府直属の海軍が三大勢力としてこの世界に均衡をもたらしている。

麦わらの一味をメインにしたタイムライン

物語開始当時から現在までの間、作中では2年間が経過している。麦わらの一味の船長、ルフィの視点で一味の足跡をたどると、以下のようになる。

2年前

ゴア王国フーシャ村→オレンジの町→シロップ村→レストランバラティエ→ココヤシ村(アーロンパーク)→双子岬(グランドラインの入り口)→ウイスキーピーク→リトルガーデン→ドラム王国→アラバスタ王国→空島→ロングリングロングランド→ウォーターセブン→司法の島エニエスロビー→スリラーバーク→シャボンディ諸島→女ヶ島→大監獄インペルダウン→海軍本部マリンフォード。

双子岬以前の足跡をひっくるめて『東の海(イースト・ブルー)編』と呼ぶ。

この旅路の中で、麦わらの一味は大なり小なり大物海賊と渡り合っており、時には王下七武海とも関わることになる。
航海士のナミは魚人と呼ばれる魚の能力を持った人種のアーロン一味により10年間「海賊専門の泥棒」としての生活を送っていた。これは人間を下等種族と見なすアーロンが故郷のココヤシ村を支配した為である。ナミは当初8歳で義母のベルメールを殺されるが、アーロンから「1億ベリーを渡せば村から手を引く」と言われて泥棒家業に身を投じることとなった。ナミの海図を描く才能に目を付けていた為、アーロンには元々ナミを手放す気はなかった。その後ルフィによりナミは助けられる。
アーロンに関する話で、初めて王下七武海の名が本編に現れた。この時は麦わらの一味の剣士、ロロノア・ゾロの元舎弟のヨサク、ジョニーにより、「王下七武海のジンベエは東の海にアーロンを解き放った」と語られた。

グランドラインに入るとバロックワークスなる秘密組織と対峙することになるが、ここにはアラバスタ王国の姫、ネフェルタリ・ビビと家臣のイガラムがバロックワークスのボスを突き止める為に潜り込んでいた。目的はボスことクロコダイルによる陰謀の阻止。クロコダイルは王国を乗っ取って、王家が代々守って来た古代兵器プルトンの秘密を狙っていたのだった。クロコダイルは七武海で、グランドラインに入って初の大物として立ちはだかる。

クロコダイルを撃破した後、バロックワークスの一員でクロコダイルの秘書でもあったニコ・ロビンが一味に加わる。しかし、ロビンは空白の100年を調べていた学者たちの住むオハラ唯一の生き残りとして、8歳の頃から指名手配されており、何度も裏切り、裏切られた経緯もあって仲間や夢を持つことを半ば諦めてもいた。
それでも麦わらの一味の中で居心地の良さを覚えたロビンは、彼らを巻き込まないようウォーターセブンで一度決別。麦わらの一味を安全に逃がす代わりに自分が司法の島と呼ばれるエニエスロビーに向き、そこから大監獄の刑務所インペルダウンに送られる覚悟だった。
しかし、ルフィたちは世界政府の旗を攻撃。これが世界に喧嘩を売る大逆行為であることを承知で、ロビンを奪い返しに来た。この一件でプルトンの設計図を燃やし、共に戦った船大工のフランキーも含め、ロビンは一味に正式な仲間入りを果たす。

尚、麦わら一味がウォーターセブンに立ち寄ったのはシロップ村で譲られたゴーイング・メリー号の修繕の為だったが、メリー号は度重なる冒険や敵の攻撃にさらされて限界を超えており、ロビンの奪還後に船体が中破。麦わらの一味はメリー号を仲間として眠りにつかせ、フランキーの作った新たな船、サウザンド・サニー号を得た。

その後、一味は七武器の一人、ゲッコー・モリアと戦うこととなる。一味は海上で、生きた骸骨(正確には一度死んで白骨化した状態で生き返った)ブルックと出会う。ブルックは影を持っておらず、「ある男に奪われた」とだけ言った。ブルックを気に入ったルフィは仲間に誘い、ブルックも一度はその誘いを受け入れるも、仲間入りを断る。ブルックの影を奪った者こそが、モリアであった。この戦いでルフィ、ゾロ、サンジ、ロビンと言った一味の強者が影を奪われている。
激闘の果てにモリアを倒し、影を奪い返すが、今度は別の七武海バーソロミュー・くまが現れる。
くまは麦わらの一味と接触する前のモリアに、クロコダイルの後任を告げに来ていたのだが、そのままスリラーバークにとどまってモリアと麦わらの一味の戦闘を見守っていた。モリアが倒れたことを報告したくまは、まだ疲れと傷の残るルフィの掃討を開始しようとするが、ゾロが自分の首をくれてやるからルフィを見逃すように嘆願。それを聞き入れたくまは、ニキュニキュの実の能力でルフィの体からダメージを抜き出してゾロに与え、ゾロを瀕死にする。このことはルフィは勿論、他の一味にも他言無用の事実となったが、サンジ、ロビン、ブルックのみが知ることとなった。

一味はブルックを仲間に加えてスリラーバークを後にする。人さらい屋にさらわれかけていた人魚のケイミーを偶然から救出した。その縁で、人さらい屋に捕まったと言うケイミーの友人であるはっちゃんを救いに行くが、はっちゃんはアーロンの部下だったタコの魚人であり、ナミにとっては因縁の相手だった。
アーロンたちと共に捕まったものの一人逃走に成功したはっちゃんは本来の人の良さで人助けを繰り返し、相手の好意から受け取った物を物々交換した果てに昔から夢だったたこ焼き屋を開業していた。

ナミの一件があるもののケイミーの頼みもあって救出に向かう。元々は人魚であるケイミーがさらわれる予定だったのを、はっちゃんが助けようとし、捕まったのだった。ナミははっちゃん自身は単体なら無害だとし、救出を承諾。ルフィたちはたこ焼きを振る舞われてはっちゃんやケイミーらと友人となる。
一味は魚人島に向かう前に、海底1万mにある魚人島へ辿り着く為に船をコーティングしてくれる職人を探すべくシャボンディ諸島へ到着。ルフィたちはそこで天竜人が横暴な権威を振りかざすのを目の当たりにする。ケイミーとはっちゃんは「自分たちはここでは人間ということにしておいてほしい」とした。ナミはロビンから、魚人や人魚が長いこと差別を受けてきたことを聞かされる。
ケイミーにも靴を履かせるが、靴が脱げた拍子に人さらい屋にひれを見られてしまい、ケイミーがさらわれてオークションに出されてしまう。ヒューマン・ショップの職員にかけ合っても話が通じず、オークションなら買い戻す形でケイミーを救おうと2億ベリー分の宝を用意した。しかし、天竜人が5億ベリーを提示し、落札されかかる。この時はっちゃんが天竜人により銃撃を受け、ルフィの怒りが爆発。天竜人を殴りつけたことにより海軍大将が来ることとなった。尚、この時島にはルフィと同期で、1年に満たない内に懸賞金額が億を超えた11人の超新星と呼ばれるルーキーも集まっており、海軍としては大物を一気に捕まえるチャンスでもあった。
麦わらの一味はヒューマン・オークションでただの老人として売りに出されていたシルバーズ・レイリーと共に一旦身を隠す。レイリーはロジャーの右腕であり、封印された歴史やこの世界の闇を知る人物だった。麦わらの一味を気に入ったレイリーはロジャー海賊団の解散後コーティング職人をしており、サニー号のコーティングを買って出る。
一味は作業に集中してもらう為にバラバラに行動し、3日後に合流しようと決めるが、そこに現れたのがくまに似た姿の兵器、パシフィスタであった。パシフィスタは一味が総出でやっと倒せる戦力を持つ上、後から後から似た外見のものが現れる。遂には本物のくまが現れて、一味はくまの能力で別のそれぞれ方角へ飛ばされた。

ルフィは一人になった状態で、七武海のボア・ハンコックが治める女性だけの女ヶ島に飛ばされた。ハンコックは天竜人の奴隷だった経験を持ち、奴隷時代の経験から男を敵視。国への不法侵入を理由にルフィを処刑しようとするが、ルフィの懐深さに処刑を中止。恋心まで抱く。
ルフィは義兄のポートガス・D・エースが公開処刑されることを知る。ハンコックと共に大監獄インペルダウンに向かい、そこでクロコダイルと再会。エースの処刑は、彼が所属する白ひげ海賊団との戦争を意味するものであり、白ひげに恩を感じるジンベエは暴れて戦争への参加を拒否したため監獄に閉じ込められていた。七武海クラスと革命軍幹部を戦力に処刑地海軍本部へ向かったルフィは、図らずも白ひげ海賊団と共闘することになる(頂上戦争)。
この戦闘でエースはルフィを庇い死亡。ルフィは自分のせいでエースを死なせたことも含め大きな喪失感と挫折から精神が崩壊しかけるが、ジンベエや白ひげ海賊団の面々により守られて、突如現れたトラファルガー・ロー(超新星の一人)により治療を受ける。

ルフィは気を失っていたが、目覚めるとエースの死や自分の弱さを痛感して暴れ回る。しかしジンベエの一喝で仲間を思い出した。そんなルフィに、レイリーは今集結して新世界へ向かうのは危険だとし、2年間の修行を勧める。
ルフィ、ジンベエ、レイリーの三人は海軍本部に向かい、海兵を蹴散らして死者への弔いをした。これらの行動は全てフェイクであり、実際にはこの行為が写真付きの新聞沙汰になることを見越して、ルフィの右腕に刻まれた「3D2Y」(3Dはバツ印で消されている)の文字を麦わらの一味に見せる為だった。この「3D2Y」は、「3日後ではなく2年後に会おう」との意味で、写真を見て意図を汲み取った一味は2年間の修行の果てにパワーアップを遂げる。

2年後(現在)

【2年後】
シャボンディ諸島(再集結)→魚人島→パンクハザード→ドレスローザ→ゾウ→トットランド。

アイテムと能力

一つなぎの大財宝(ワンピース)

物語のタイトルにもなっている財宝。作中の海賊たちの大部分はこのワンピースを手に入れることで海賊王の名称を得ることを目標にしている。歴史上、唯一海賊王と称されたロジャーが処刑寸前にこの財宝の存在を話し、大海賊時代を迎えさせるきっかけにもなった。ワンピースを手にすることは、この世の全てを手に入れるのと同じだともされる。
「財宝」と称されるが、名称や「この世の全てが手に入る」との噂があるのみで、具体的にどのような宝なのか、どこにあるのかといったことは様々な噂が飛び交っており、定かではないという。実在していないとの噂もあったが、頂上戦争の際白ひげが「ワンピースは実在する」「誰かが見つけた時に世界がひっくり返る」と言ったことから海賊たちが更に活気づいた。

ファンの間では物語初期から「仲間」「今までの冒険こそが宝」といった噂があったが作者の尾田氏はこれを否定。「ワンピースはちゃんと形があるもの」とコメントしている。プルトンを始めとする古代兵器や、それらにより世界の海が一つになるなど諸説ある。

電伝虫(でんでんむし)

カタツムリに似た外見の生物。特殊な電波で仲間と交信しており、作中ではダイアル、受話器を付けることで電話として機能。人間に飼われれば安全と生活が保障されるので、電伝虫は喜んで捕まるらしい。
受信、送信機能を利用してFAX、監視カメラ、盗聴器などの役割も果たせる。使用中は通話相手の表情を真似することが多い。通信が切れると眠る。

悪魔の実

出典: mangazin.net

『ONE PIECE』を象徴する果実。果皮は唐草模様のような特徴的な紋様がある。味はとんでもなくまずく、「クソみてぇな味」と称されたこともあれば、一口で吐き気を催す描写も多い。しかし希少性の高さや、通常では得られない脅威的能力を獲得できることから高値で取引され様々なリスクを承知で進んで食べる者もいる。
悪魔の実には悪魔が宿っているとされており、悪魔の実を食べた者は海に嫌われて元の泳ぎのスキルに関わらず例外なくカナヅチになる。海だけでなく、水の溜まっている場所全般で力が抜け、実の力が使えなくなることもある。海賊の中には悪魔の実の能力者が多く、海軍側は対能力者用に海のエネルギーが結晶化された海楼石(かいろうせき)の檻、手錠などを用意。これで能力が封じられることも多い。また海水がかかっただけで立っていられないほど弱る描写や、海水で能力が解除される描写も見受けられる。
一人の人間が悪魔の実を二つ以上食べることも不可能。伝承では「実に宿る悪魔が体内で喧嘩をする」とされ能力者が別の悪魔の実を食べると体が破裂すると言う。
訓練でいかようにも能力を磨くことが可能。「覚醒」と呼ばれる段階があり、これに至ると能力者以外にも能力が及ぶ(作中ではイトイトの実が覚醒をし、町じゅうを糸にした)。

悪魔の実にも種類が存在し、自然系(ロギア)、超人系(パラミシア)、動物系(ゾオン)の三種に大別される。ロギアの能力者は火、煙、砂など、食べた実に応じた自然物に体が変化し、物理的攻撃を受けることは基本的にない。ゾオンの能力者は生物の力を得られる。ゾオンの能力者は人型、獣型、その中間の人獣型という形態に変身ができる。麦わらの一味の船医、トニートニー・チョッパーはゾオンのヒトヒトの実を食べたトナカイであり、基本的には人獣型でいるが、変形の波長を研究し、それを狂わせることで攻撃や防御などあらゆる点に特化した8つの変形ポイントに変身する。
同じ実の能力者は存在しない。一口かじった時点で能力が宿る為、数名で切り分けた場合には最初に口にしたものが能力者となる。能力者が死ぬと新たな場所でその実が宿るとされていたが、能力者の死後、近くにある果物が悪魔の実となる描写がある。
ゾオンの場合、「イヌイヌの実」「ウシウシの実」などが複数存在するが、「ウシウシの実・モデルバイソン」「ウシウシの実・モデルジュラフ」など生物の種類が違っており、別個の実としてカウントされる。
生物だけでなく武器などの無機物、気体なども食べることが可能で、本来なら生物に分類されない「物の能力者」もいる。作中に登場した「物の能力者」は犬銃ラッスー(イヌイヌの実・モデルダックスフンドを食べた銃)、象剣パンクフリード(ゾウゾウの実を食べた剣)、スマイリー(サラサラの実・モデルアホロートルを食べたガス)など。いずれも自分の意思を持ち、本来の武器形態、生物形態、その中間の形態をとれる模様。尚、スマイリーは「死んで」、近くにあったリンゴがサラサラの実・モデルアホロートルとなった。

能力の伝達条件は海軍側の研究者、Dr.ベガパンクによって程度解明されているものの、現状作中での説明はされていない。「食べた」と明言しない能力者もおり、その中にはチャカ(イヌイヌの実・モデルジャッカル)やペル(トリトリの実・モデルファルコン)、バンダー・デッケン九世(マトマトの実)のように代々同じ実を継承することを示唆する描写から、遺伝で能力を受け継ぐ可能性も噂される(チャカ、ペル共に「代々国を守ってきた能力」と口にしている。国にはチャカとペルの能力を象徴する、ジャッカルとハヤブサの像が遺跡として存在。デッケンは能力を「マトマトの呪い」と称した)。
また明確な描写はないものの、能力者ごと実の力を取り込むこともできるのではないか、との説もある。これを裏付けるのがソルソルの実の能力者である。現在ソルソルの実の能力者は四皇ビッグ・マムだが、前の能力者で幼い頃のビッグ・マムを預かっていたマザー・カルメル(孤児院を経営する修道女だが、実は海軍に高値で子供を売りつけていた)が謎の失踪を遂げていること、その場に服が散乱していたこと、カルメルがよくやっていた「手品」が自分(ビッグ・マム)にもできたと驚く描写が挙げられる。ビッグ・マムは時折特定の食べ物に対する執着心から暴走することが多く、誕生祝いに用意されたケーキを夢中で食べた際、一緒に子供達やカルメルも食べてしまったのではないかとされる。尚、「食人行為」を目撃していたシュトロイゼンが幼いビッグ・マムに接触。以降一緒に海賊団を大きくしていった。シュトロイゼンがビッグ・マムと海賊をすることを決めさせた決定打が、悪魔の実の能力を受け継いだ証拠たる先の「手品」である。

実の形状や能力等を記した『悪魔の実辞典』が存在し、回想シーンで背表紙のみ登場。
また、ファンブック『ONE PIECE BLUE』の見返しでは、ゾロが 「悪魔の実を売っている『悪魔の八百屋』と呼ばれる八百屋が、世界のどこかに存在するらしい」 と語っている。

覇気

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ジンベエ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

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ジンベエとは、『ONE PIECE』の登場人物で、“海侠”を名乗る魚人にして麦わら海賊団の9人目の仲間。かつては王下七武海に所属していた。 仁義に厚く、受けた恩を忘れず、力を振るうことを厭いはしないが殺しは避ける硬骨漢。差別されていた魚人のために立ち上がったフィッシャー・タイガー、魚人たちの島の平和のために動いてくれた白ひげ、弟分だったアーロンの暴挙を止めてくれたモンキー・D・ルフィに感謝し、自らも彼らのために力を尽くす。体術を得意としており、四皇相手にも食い下がるほどの実力者である。

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ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴとは、『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物で、王下七武海(世界政府に公認された海賊)の一員。 様々に応用可能な鋭利な糸を操るイトイトの実の能力者。天竜人という特権階級の生まれだったが、「人間に貴賤などない」と信じる父がこの立場を返上したことで、奴隷同然に扱ってきた者たちから激烈な悪意と暴力を向けられる。それを上回る悪意と暴力を身に着けることで生き残り、海賊として名を上げ、自身の出自をも利用して様々な勢力と関わりつつ、かつて己を否定した世界を破壊せんとした。

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ゲッコー・モリア(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ゲッコー・モリア(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ゲッコー・モリアとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、スリラーバーク海賊団を率いる海賊である。影を自在に操ることができる「カゲカゲの実」の能力者。西の海に浮かんでいた島を船に改造し、シャボンディ諸島手前の「魔の三角地帯」で海賊狩りを行っていた。かつては百獣海賊団のカイドウと渡り合えるほどの実力者だったが、新世界で仲間をすべて失ったことをきっかけにゾンビに執着するようになり、多数の「死なない軍団」を生み出している。

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エドワード・ウィーブル(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

エドワード・ウィーブル(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

エドワード・ウィーブルとは、『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物で、四皇の一角として君臨した大海賊“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートの息子を自称する謎多き男。 自身の母親であるミス・バッキンに「お前は白ひげの息子」だと言い含められ、それを頭から信じ込んでいる。白ひげの遺産を我が物とすべく暴れ回り、その圧倒的な戦闘能力で海軍に大きな被害をもたらす。その後一度は王下七武海の一員となるも、これが廃止されると同時に元の海賊へと戻り、襲ってきた海軍を蹴散らして姿を消した。

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トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の必殺技まとめ

トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の必殺技まとめ

トラファルガー・ローとは、『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物である。主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭してきた11人の懸賞金億超えルーキー海賊・超新星の一人。北の海(ノースブルー)出身で、初登場時の懸賞金は2億ベリーだった。新世界編では最悪の世代と呼ばれるようになり、王下七武海となって登場。ルフィ率いる麦わら海賊団と同盟を組み、様々な戦いに身を投じていく。超人系悪魔の実の中でも希少とされる「オペオペの実」の能力と自身の持つ医療知識を用いた技を使って戦う。

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ONE PIECE(ワンピース)の種族とそのキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の種族とそのキャラクターまとめ

『ONE PIECE』とは、尾田栄一郎の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。「海賊王」の称号を求め、主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと冒険をする。王道的なアドベンチャーを軸に現実的な社会問題を織り交ぜ、神話やおとぎ話のモチーフを取り入れた独特の作風で世界的に人気を博す。登場人物は基本的に人間だが、他にも巨人、小人、人魚や魚人といった種族がいる。彼らは独自の文化や思想を持ち、物語に広がりを持たせる一方、奴隷として密売されるなど世界の闇を暴く存在でもある。

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ジンベエ(ONE PIECE)の必殺技まとめ

ジンベエ(ONE PIECE)の必殺技まとめ

1997年から連載が開始された『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE(ワンピース)』。世界的に大ヒットするこの漫画は、主人公の少年が海賊王になることを夢見て、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて大海原に旅に出るという冒険譚だ。 ジンベエは主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の操舵手。ジンベエザメの魚人である。もとはタイヨウの海賊団で2代目船長をしており、王下七武海にも名を連ねていた。長い年月の中で磨いてきた魚人空手や魚人柔術を用いて戦う。

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ONE PIECE(ワンピース)の革命軍まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の革命軍まとめ

革命軍(かくめいぐん)とは、海賊を題材にした少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する組織の名前。『ONE PIECE』の世界において800年前から存在する巨大組織・世界政府を打倒することを目標に掲げている。総司令官のモンキー・D・ルフィ、創始メンバーのエンポリオ・イワンコフ、バーソロミュー・くまを始め、屈強な戦士が揃った軍隊。世界政府に虐げられる人々を自由へと導くために日々戦っている。

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ONE PIECE(ワンピース)の天竜人・世界貴族まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の天竜人・世界貴族まとめ

天竜人(てんりゅうびと)・世界貴族(せかいきぞく)とは、『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する、貴族の総称。『ONE PIECE』の世界において絶対的権力を持つ貴族である。800年前に世界政府を作り上げた20人の王達の末裔のことを指し、作中では”天竜人”と呼ばれることが多い。20人の王達は聖地マリージョアに移り住んだが、唯一アラバスタ王国を治めるネフェルタリ家だけはそれを拒否したという。”天竜人”は神であり、どんなに虐げられても決して民は逆らってはいけない。

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ONE PIECE(ワンピース)の仲間にならなかったキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の仲間にならなかったキャラクターまとめ

日々ともに同じ船で生活し、並み居る強敵を共に倒してきた仲間として深い絆で結ばれている麦わらの一味。彼らは様々な国を冒険し、その国に住む人々と関係を築いてきた。中には直接ルフィから「仲間になれ」と誘われるキャラクターたちや、読者の間で「麦わらの一味に入るのでは?」と噂されたキャラクターたちも多くいるのだ。そこで本記事では、『ONE PIECE』で仲間入りを期待されつつも仲間にならなかったキャラクターたちをまとめて紹介する。

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黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

マーシャル・ D・ティーチ(通称:黒ひげ)とは、『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。元四皇”白ひげ”エドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団に所属していた海賊だった。しかし最大の禁忌”仲間殺し”を行い、悪魔の実「ヤミヤミの実」を奪って逃亡。「ヤミヤミの実」の能力に加えて、白ひげが持っていた悪魔の実「グラグラの実」の能力を奪い、世界で唯一、一人で二種類の悪魔の実の能力を使用できる人間となった。基礎戦闘力も高く、覇気使いとしてのレベルも高い。様々な能力や技を用いて戦う。

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ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴとは、海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物。ドンキホーテ海賊団(ファミリー)船長。元天竜人という異色の経歴を持ち、王下七武海の一角を担っていた。新世界にあるドレスローザ王国の国王もしていたが、主人公モンキー・D・ルフィ達により、裏で行っていた悪行の数々が露見。ルフィに敗れた後、海軍に逮捕され、大監獄インペルダウンに収容された。悪魔の実「イトイトの実」の能力者で、その実力は覚醒段階に至っている。ドレスローザでの戦いでは様々な技でルフィ達を苦しめた。

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ONE PIECE(ワンピース)の白ひげ海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の白ひげ海賊団まとめ

白ひげ海賊団とは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する組織で、世界最強級の海賊であることを示す「四皇」の筆頭として君臨していた“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートを船長とする海賊団。 決して略奪を許さず、堅気にも手を出さず、多くの者から敬意と信頼を寄せられる。白ひげは部下たちを「息子」と呼び、部下たちも彼を「オヤジ」と呼んで慕い、家族同然の強い結束力を誇った。マリンフォード頂上戦争にて大敗し、その後の抗争にも敗れて組織としての命脈を絶たれる。

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ONE PIECE(ワンピース)のロジャー海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)のロジャー海賊団まとめ

ロジャー海賊団とは漫画『ONE PIECE』に登場する海賊団の一つであり、800年間誰も到達できなかった「偉大なる航路」最終地点に辿りついた重要人物たちである。船長のゴール・D・ロジャーや副船長のシルバーズ・レイリーのほか、「四皇」の一角を担うバギーやシャンクスがかつて船員見習いとして乗船していた。最後の島に到達するためには古代文字が刻まれた四つの赤い石碑「ロード・ポーネグリフ」が必要であり、ロジャーは文字を扱うことができる光月おでんを仲間に加え、最後の島「ラフテル」に辿りついた。

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ONE PIECE(ワンピース)の黒ひげ海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の黒ひげ海賊団まとめ

黒ひげ海賊団とは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する海賊団で、白ひげ海賊団を出奔したマーシャル・D・ティーチが立ち上げた。主人公ルフィの兄であるエースを海軍に差しだすことで七武海となり、七武海の地位を利用してインペルダウン最下層の凶悪犯たちを解放して味方につける。七武海を抜けてからは新世界の「四皇」の一角となった。大船団の各船長は「10人の巨漢船長」と呼ばれ、恐れられている。 豪快・凶悪な「海賊らしい海賊」をコンセプトにデザインされている。

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サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

サー・クロコダイルとは、尾田栄一郎による海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物。知力や統率力に優れており、若くして王下七武海への加盟を果たした。秘密犯罪会社「バロック・ワークス(B・W)」を設立し社長に就任して、Mr.0というコードネームで暗躍。アラバスタ王国乗っ取り計画を進めていたが、主人公モンキー・D・ルフィに妨害されて計画は失敗。海軍に逮捕された。脱獄後はバギーが座長を務める「クロス・ギルド」に所属している。自然系悪魔の実「スナスナの実」の能力を十全に使いこなす。

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マニアックなサー・クロコダイルの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ONE PIECE】

マニアックなサー・クロコダイルの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ONE PIECE】

サー・クロコダイルは尾田栄一郎の海賊漫画『ONE PIECE』に登場する元王下七武海の1人。「砂漠の王」の異名を持つ冷酷非道なエゴイストである。見た目は大柄な男性だが、元々は女性であり革命軍のエンポリオ・イワンコフによって性別が変わったという説がある。その他にもクロコダイルには様々な裏設定・都市伝説・トリビアが存在する。

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ONE PIECE(ワンピース)の麦わら大船団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の麦わら大船団まとめ

麦わら大船団とは、『ONE PIECE』に登場する、複数の海賊団が集まる船団の名称。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団に、7つの海賊団が半ば強引に傘下に入ることでできた船団だ。大頭であるルフィ非公認の船団であり、傘下に入ることを臨んだ面々が勝手に名乗っているだけである。傘下の者は、ルフィの「自由」という信条に従い、「それなら自分達の自由も認められるはず」と言って勝手にルフィに忠誠を誓った。本作ナレーションによると、この後各々が成長し、とある大事件を起こすことになるとのことである。

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黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

黒ひげ(本名:マーシャル・ D・ティーチ)とは『ONE PIECE』に登場する黒ひげ海賊団の提督。かつては白ひげ海賊団に所属しており、作中で無名の海賊から四皇にまでのし上がった強者だ。 ティーチは狡猾さと豪快さに溢れた人物である他、ロマンを追い求める一面もある。主人公モンキー・D・ルフィの敵という立場でありながら、海賊らしいティーチの言動は読者の心を掴んでいる。

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ジンベエ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジンベエ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ONE PIECE』の主人公・ルフィ率いる「麦わらの一味」の総舵手であるジンベエは、「元王下七武海」という高い実力に加え、サウザンド・サニー号を手足のように操る確かな技術を持った魅力的なキャラクターである。仁義に熱い性格であり、「海峡のジンベエ」という異名を持つ。魚人島で巻き起こった事件解決後ルフィから一味の仲間に誘われるが、魚人島を縄張りにしていたビッグ・マムトのけじめをつけた後正式に仲間に加わった。本記事ではジンベエの名言・名セリフ/名シーン・名場面をまとめて紹介する。

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