ONE PIECE（ワンピース）の天竜人・世界貴族まとめ

『ONE PIECE』の概要

『ONE PIECE（ワンピース）』とは、海賊を題材とした日本の漫画家・尾田栄一郎の少年漫画。1997年に集英社の『週刊少年んジャンプ』で連載を開始し、2022年に連載25周年を迎えた。単行本数は100を超える長編漫画であり、話数は1,000を、1999年から放映が始まったTVアニメも放映話数1,000を超えている。その人気は留まるところを知らず、世界で人気が爆発。2021年には、全世界を対象としたキャラクター人気投票企画「第1回 ONE PIECE キャラクター世界人気投票 WT（ワールドトップ）100」が開催された。約1200万を超える投票が集まり、主人公のモンキー・D・ルフィは163万7921票を獲得して、世界一位に輝いた。

『ONE PIECE』の世界には、人々が絶対に逆らってはいけない権力を持った”天竜人”世界貴族が登場する。800年という歴史の中で圧倒的権力を持って君臨している貴族なのだが、人格が破綻している。自分達”天竜人”は神であり、それ以外はゴミのように扱う”天竜人”の行為の卑劣さ、非常さは、読者の許容できる範囲を大きく超えており、物語の随所に登場しては読者の気分を非常に不愉快にさせていく。

天竜人・世界貴族とは

天竜人（てんりゅうびと）・世界貴族（せかいきぞく）とは、『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、貴族の総称。

『ONE PIECE』の世界において絶対的権力を持つ貴族である。天竜人・世界貴族は、世界の秩序を守るために800年前に発足された一大組織・世界政府を作り上げた20人の王達の末裔のことを指し、作中では”天竜人”と呼ばれることのほうが多い。20人の王達は下界でそれぞれ国を治めていた王族だったが、聖地マリージョアに移り住み、王がいなくなった国には新たな王家が誕生した。20人の王達の中で、偉大なる航路（グランドライン）の前半の海にある砂の国・アラバスタ王国を治めるネフェルタリ家は、唯一マリージョアへの移住を拒否。世界政府設立から800年経った今もアラバスタ王国を治めている。なので、正確には”天竜人”は、19人の王達の末裔のことになる。

”天竜人”は自身らを神としており、他の人間とは違う存在と考えている。”天竜人”の権力は絶対であり、何人も逆らうことを許されない。どんなに理不尽な命令でも、どんなに非人道的な行いでも、それが”天竜人”が望んだことなのであれば、民は受け入れなければならないのだ。家族や友人などを殺された者もたくさんおり、”天竜人”には民からの憎しみが集まっている。

初めて”天竜人”の存在が公になったのは、シャボンディ諸島編。シャボンディ諸島は、偉大なる航路のちょうど真ん中に位置する場所にある諸島であり、偉大なる航路の後半の海・新世界へ行くには必ず通る場所になっている。近くには当時海軍本部があったマリンフォードという島もあり、偉大なる航路を垂直に隔てる赤い土の大陸（レッドライン）の上には”天竜人”が暮らす聖地マリージョアがあった。主人公モンキー・D・ルフィ達も新世界へと行くためにシャボンディ諸島へと上陸。ルフィはそこで”天竜人”を殴り飛ばすという前代未聞の大事件を引き起こした。

以来、”天竜人”は『ONE PIECE』の本編にもしばしば登場するようになる。そして読者も辟易するほどのクズっぷりを見せてくれる。

『ONE PIECE』に登場する天竜人・世界貴族

五老星（ごろうせい）

五老星とは、世界政府の最高意思決定機関の名称。5人の老男性から成る機関である。5人は”天竜人”の最高位であることが明かされているが、長らく本名は明らかになっていなかった。人気投票時はA～Eのアルファベットで識別されており、読者間でも身体的特徴を持って区別されていた。

顔ぶれは新世界編から直近20年で変わっていない。また20年以上前の風貌と大きく変化がないため、不老不死ではないかとも言われている。「空白の100年」や「Dの一族」など、『ONE PIECE』の物語における重大な秘密を知っていると思われる。

第1073「ミス・バッキンガム・ステューシー」で、五老星の内の1人の名前が明らかになった。次いで第1086話で残りの4人の名前も判明し、それぞれが専門的な分野を司っていることが判明した。

ONE PIECE（ワンピース）の五老星まとめ - RENOTE [リノート]

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五老星（ごろうせい）とは、大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する5人の世界政府の世界政府最高権力者の総称。世界政府を作った「20人の王」の末裔である世界貴族”天竜人”の中でも最高位である5人の老人を指す。初登場から長らく名前は登場していなかったが、最終章に入り満を持して5人全員の名前が明かされた。
「空白の100年」や「Dの一族」など、世界に関する重大な秘密を知っており、世界の支配と秩序のために危険因子を徹底的に抹殺する決断を下す。

ジェイガルシア家

ジェイガルシア・サターン聖

CV：園部啓一

長らく名前が伏せられていた五老星。その内の1人、黒い帽子を浅くかぶった左目の横に大きな傷のある男性の名前が、第1073「ミス・バッキンガム・ステューシー」で、五老星の内の1人の名前が明らかになった。名前はジェイガルシア・サターン聖であり、過去に一度世界一の天才科学者Dr.ベガパンクにも会ったことがあるという。後に「科学防衛武神」の役割を持っていることが判明した。

ジェイガルシア・サターン聖（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ジェイガルシア・サターン聖とは、海賊を題材とした少年漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。世界の秩序を守るために800年前に発足された世界政府の最高権力者・五老星（ごろうせい）の1人である。黒い帽子を浅くかぶった老男性で、左目の横に大きな傷があるのが特徴だ。五老星は初登場から長らく名前が登場していなかったが、原作漫画第1073話にて、初めてこのジェイガルシア・サターン聖の名前が明らかになった。「科学防衛武神」の役割を持つ。未来島エッグヘッドにて失態を犯してイムに粛清されて死亡した。

マーカス家

マーカス・マーズ聖

CV：増谷康紀

長らく名前が伏せられていた五老星。その内の1人、白い長い髪とヒゲが特徴の男性の名前が、第1086話「五老星」で明らかになった。名前はマーカス・マーズ聖。「環境武神」の役割を持っている。

マーカス・マーズ聖（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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マーカス・マーズ聖とは、海賊を題材とした少年漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。世界の秩序を守るために800年前に発足された世界政府の最高権力者・五老星（ごろうせい）の1人である。白い長い髪とヒゲが特徴。「環境武神」の役割を持つ。五老星のメンバーの名前は連載から1,000話を超えても明らかになっていなかったが、最終章に入り、全員の名前がついに明らかになった。キャラクターのモデルは、自由民権運動の立役者・板垣退助と言われている。

トップマン家

トップマン・ウォーキュリー聖