ONE PIECE(ワンピース)の王下七武海まとめ

『ONE PIECE』とは尾田栄一郎の漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。時は大海賊時代。ワンピースと呼ばれる宝と海賊王の名を巡り、主人公モンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をし、時に海軍や他海賊と戦闘する。王下七武海とは、海軍と手を組んだ大物海賊たちを示す。それぞれの野望や思いを胸に海賊行為を行う七武海は、その戦力や個性、バックボーンにより、物語に花を添える存在である。

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エドワード・ウィーブル(声:塩屋浩三)

【異名】
白ひげJr.(自称)

【元懸賞金】
4億8000万ベリー

【悪魔の実】
詳細不明。

2年前の海軍との戦争で命を落とした世界最強の海賊、白ひげの実息子を名乗る。七武海入りできたのはその圧倒的強さと、白ひげの実の息子というネームバリューによるものだが、後者の真偽のほどは不明。白ひげと似た形のひげは備えている。
白ひげ同様長刀が武器であり、強さだけなら全盛期の白ひげを思わせるとまで言わしめる。
劇場版で登場した元海軍大将ゼファーはある海賊に腕を切り落とされた挙句、教え子を皆殺しにされ、さらにその海賊が王下七武海に加入したことが理由で海軍を去っている。その「ある海賊」というのがエドワード・ウィーブルだと考えられている(ゼファーが海軍を去ったのは頂上決戦後。そのタイミングで七武海入りしたのはバギーとエドワード・ウィーブル)。
しかし、大物海賊を倒すだけの戦力こそあっても頭はからっきしで、白ひげの写真を見て鏡だと思い込むなどとぼけた人物。母のミス・バッキンに頭が上がらない。
ミス・バッキンは白ひげの残した遺産の為ウィーブルを扇動するが、ウィーブル自身は白ひげ海賊団ではなく、自分こそが白ひげの息子であるとの証明と、父の仇の為に戦っている。

七武海制度の撤廃により、海兵に囲まれる。

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七武海を脱退したメンバー

サー・クロコダイル(声:大友龍三郎)

出典: twitter.com

【懸賞金】
加入時8100万ベリー。現在の懸賞金額は不明。

【悪魔の実】
スナスナの実。砂を操るだけでなく自身の体をも砂に変える。右手は生物から水分を奪うことができる。木製のドアから水分を奪い枯らせることでインペルダウンのLV6からの脱獄に成功した。水を掛けられると固まってしまい、体を砂にすることができない。

【脱退理由】
国の乗っ取り及び、世界政府にも牙を剥く為の計画を立てていたことにより称号剥奪。

秘密組織バロックワークスの社長。Mr.0を名乗っていた。グランドラインに入って初の敵であり、アラバスタ王国の乗っ取りを計画していた。賞金額が億に達していないのは、政府にとっても表立った反乱を企てなかった為。
人工的に雨を降らせる粉、ダンスパウダー(上空の雨雲を成長させて雨を降らせる。本来雨が降るはずだった場所に届く前に雲の水分を使い果たす為、その後雨が降らなくなる)を使ってアラバスタの都に雨を降らせ、「王が雨(水)を独り占めしている」との噂を流して国民から王家への信頼を失わせる。その上で七武海の自分が海賊狩りをし、国民の支持を得ていた。
真の目的はアラバスタ王家が代々守っているとされる古代兵器・プルトンの手がかりだった。クロコダイルはポーネグリフにたどり着くが、ロビンからポーネグリフに刻まれていたのはアラバスタの歴史であり、望んでいたプルトンのことは何一つ書かれていない、と知らされる。これに激怒したクロコダイルはロビンを刺して見捨てた。しかし、このポーネグリフの内容はロビンの嘘であり、クロコダイルが去った後で実際にはプルトンやその在処に関する記述があったはずだとアラバスタ国王、コブラにより言及されている。
インペルダウンのLV6に投獄されており、「娑婆に出たところで何の面白みもない」と言っていた。しかし頂上決戦に興味を示し脱獄。かつて白ひげとやり合い負けた経験がある。白ひげの首を取るために脱獄したが、老いて力を落とした白ひげを見て「俺はそんな弱い男に負けた覚えはない」と激昂した。白ひげに興味をなくし、自身を利用しようとする海軍を攻撃した。
戦争の終結後はバロックワークスの元構成員、Mr.1ことダズ・ボーネスと共に行動し、新世界に入ると発言している。

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元女性説

出典: twitter.com

麦わらの一味、七武海など、SBS(コミックスでの読者とのふれあいのページ)で性別転換ネタが増えた。その中での「女版クロコダイル」。

ホルモンを操るホルホルの実の能力者、エンポリオ・イワンコフの登場により、元は女性だったのではないかとの説がある。イワンコフの能力は性別すらも変えてしまうもので、ひげを蓄えた大柄の男性が美少女に変身させられるシーンがあった(ホルモンを操るだけなので完全な性転換の可能性は不明)。
そのイワンコフがクロコダイルを檻から出す際に弱みを握っているような発言をしている。いくつかの描写や疑念からイワンコフにより、女から男に性転換させられた(もしくは、望んで男にしてもらった)のではないかとの考察が上がっている。

【右耳のピアス】
右耳のみのピアスの着用には、裏の意味があるとされる。女性の場合は成人女性や優しさを表し、男性の場合は同性愛者ということになる。

【バロックワークスという社名】
バロックとは、フランス語で「歪んだ真珠」を意味し、音楽や絵画などの芸術様式の一つ(作者曰く「無駄に豪華」)としても使われる。真珠は女性の象徴とされており、それが歪んでいることが、「今は女ではなく男」を表しているのではないかという説。

【バロックワークスに見る、性別に関する言及】
バロックワークスでは、実力や地位の高い構成員は男女で一組のペアを組む(Mr.2はオカマ、つまり男でも女でもあるのでパートナーがいない)。「サー」とは男性に付ける敬称で、「クロコダイルは性別に対し強くこだわりを見せている」との意見がある。

【中性的な子供時代】
尾田氏のファンサービスで、様々なキャラクターの子供時代がコミックスのオマケページに描かれることがある。男性キャラは男の子っぽく、女性キャラは女の子っぽく分かりやすく書かれているが、子供時代のクロコダイルは男の子とも女の子とも取れる容姿、服装であった。

【『ロマンシング・サガ2』のワグナス】
『ロマンシング・サガ2』に登場する七英雄が、クロコダイル脱退前の七武海メンバーのモデルとされる。女戦士の村を治める女王(ハンコック)、海を自在に操る半魚人(ジンベエ)、最強の剣士(ミホーク)など各々類似点が見られるが、クロコダイルに相当する(と思われる)キャラクター、ワグナスは見た目が女性に見えるが実際は男性という特徴の人物である。

これらの情報から「女性説」が浮上している。

ジンベエ(声:郷里大輔→宝亀克寿)

出典: www.thebitbag.com

【異名】
海峡のジンベエ

【懸賞金】
加入時2億5000万ベリー。脱退した現在の賞金額は4億3800万ベリー。

【悪魔の実】
なし。

【脱退理由】
白ひげの味方に付くため、自ら脱退宣言。

46歳。タイヨウの海賊団二代目船長。
戦闘では魚人空手、魚人柔術を駆使する。両者ともに相手の体細胞にある水分を操り、絶大な打撃を加えることが可能な格闘術である。人間でも習得は可能。
ジンベエは「並みの魚人ではない」と度々評されており、怪力、魚人空手並びに柔術を使った戦闘力、遊泳能力いずれも抜きんでている。本人曰く「陸ではあまり役に立てない」とのことだが、数名の海兵を正拳突きの衝撃波のみで蹴散らすなど十分に強い。海賊として多く場数を踏んでおり、冷静に状況を判断して的確な行動がとれる。

「海侠(かいきょう)」と呼ばれる通り、仁義に厚く魚人島のみならずビッグ・マムの治めるトットランドなどでも「親分」と呼ばれて親しみと強い信頼を得ている。それは、若い頃から自分よりも仁義や他人を優先し、故郷魚人島の為戦ってきたからであった。
魚人、人魚は魚の外見や能力こそあるものの、れっきとした人類であり、人間との混血、輸血も可能。しかし200年前まで魚類に分類されており、差別を受け、人さらいによって天竜人に売られることの多い種族だった。その為大部分の魚人、人魚は人間に対し良い感情を抱いていない。

ジンベエは海賊嫌いの海賊とされているが魚人島を保護してくれていた白ひげ海賊団は別であり、エースの公開処刑並びに、白ひげ海賊団との戦闘を拒んで暴れた為、頭を冷やさせる意味合いでインペルダウンに投獄されていた。エースと同じ牢内にいたものの、エースの護送の際は見ていることしかできなかった。入れ違いでやって来たルフィに「必ず役に立つ」と言い、出してもらう。七武海の称号剥奪だけではなく、死ぬことも厭わない脱獄だった。
尋常ではない怪力や遊泳能力、海水を武器のように操る力を見せ軍艦を奪うが、軍艦は全てインペルダウンの門から遠く離れた場所に待機していた。引き返している時間がないとして大量のジンベエザメを呼び寄せる。ルフィたちを海に飛び込ませ、あらかじめ呼んでいたジンベエザメに軍艦まで運んでもらった。これは操っているのではなく人魚の持つ魚との会話能力を利用したもの。ジンベエは魚人だが魚介類に好かれる性質らしく、ジンベエザメとの意思の疎通が図れる。

白ひげ海賊団やルフィらとの共闘もむなしくエース、並びに白ひげは死んでしまうが、ルフィを命がけで守ると決めたジンベエは海軍大将赤イヌにより致命傷を負う。突如先王に現れたローに回収されてルフィ共々治療を受け一命をとりとめた。兄を失い暴れ回るルフィを見守り、失ったもの(エースや自信など)よりも今残っている者を確認しろと一喝。この件で仲間を思い出したルフィは、2年間の修行を決意。仲間にもその旨を新聞にさりげなく映るメッセージで知らせた。心が折れずに済んだのはジンベエのおかげだと、ルフィはジンベエに恩義を感じていた。

若い頃に王宮付きの兵士であったジンベエはオトヒメ王妃の掲げる人間との共存という主張に共感をせず、不可能だとすら思っていた。そんな折、冒険家となった兄貴分のフィッシャー・タイガーが種族に関係なく天竜人の奴隷を全て解放する事件が発生。タイガーは魚人島にとっては英雄となるが、世界政府から狙われる大逆人となる。
ジンベエは国を守る仕事も悪くはなかったと言い残し、昔から慕っていたタイガー率いるタイヨウの海賊団に入る。追ってくる海兵を容赦なく攻撃。元々人間嫌いであったアーロンにすら「やりすぎ」と言わせるほどの戦力と怪力を持っていた為、早い段階で船長のタイガー共々懸賞金がつく。しかし、タイガーから「憎いからと殺してしまったら天竜人と変わらない。自分たちは殺戮者集団ではない」として不殺を言い聞かされる。

旅の最中で元奴隷の少女・コアラを生まれ故郷に送り届けることになり、その経緯で人間たちが何故魚人や人魚を恐れるのかその一端を知り、次第に人間に対する考えを改める。
ところが、タイガーはコアラを故郷に送り届けた時に海兵に通報されており、重傷を負う。タイヨウの海賊団は船を捨てて軍艦を奪い、逃走する。タイガーには輸血が必要だったが、軍艦にストックされている人間の血を拒む。タイガーは実は天竜人の奴隷だった過去があり、人間の狂気を垣間見て、心に鬼が巣食い人間を愛せなくなったことを話す。
タイガーは自分の人間への憎しみは間違ったものであり後世に伝えるべきではないと皆に諭した。これからの時代を作るのは、人間と魚人島の住民との確執を何も知らない次の世代であり、そこに恨みを残して死んでいくのは滑稽だとし、自分たちに起きたこと、人間への憎しみは誰にも伝えるなと皆に言い聞かせてタイガーは死亡。
ジンベエはタイガーの遺志を受け継ぐ決意をしたが、アーロンは納得しきれず、単身で海軍施設に殴り込みをかけ捕まる。この時アーロンは「輸血を拒まなければ生きられた」「人間たちがタイガーを死に追いやった」と証言しており、魚人島の住民たちにタイガーの死が「人間に輸血を拒まれてのもの」だと伝わってしまう。
その後タイヨウの海賊団はジンベエが船長を引き継ぎ、多くの戦闘を経験。そんな中、ジンベエに七武海加入の打診が入る。仲間は蹴るように言うが、ジンベエは恩赦による元奴隷の魚人や人魚の解放を見越して七武海入りを受け入れた。

世界政府はジンベエの七武海加入を人種和解の象徴としていた。しかし魚人島の住民からすれば「英雄タイガーを殺した人間の狗になる」行為でしかなく、「ジンベエ親分を見損なった」との感想を抱いた住民もいる。恩赦で釈放されたアーロンはジンベエに見切りをつけてかつて自分の率いていた海賊団を再結成、東の海へ向かった。ジンベエの名前が出た当時、「アーロンを東の海に解き放った」とされるが、実際にはアーロンが抜け出し、東の海にやって来たのだ。
タイガーだけでなく、人間との共存を望む魚人島の王妃、オトヒメ王妃の遺志も受け継いでいる。その一歩として次世代を担う子供たちから人間への恐怖や不信感を拭い去るべく、修行を積んだ麦わらの一味にただ新魚人海賊団を倒すのではなく、魚人島のヒーローになってくれるよう頼んだ(ルフィはヒーローになることは断ったが、新魚人海賊団との戦いは了承した)。

新魚人海賊団は直接人間からの迫害を受けていない世代だが、「人間は憎むべき者」という思想めいた考えを受け継いでいる。それ故、人間たちはもちろん、人間と友好関係を築こうとする魚人さえも敵対視した。
ルフィは新魚人海賊団との戦闘の際、大出血を起こし、輸血が必要となった。ルフィと同じ血液型の魚人、人魚は大勢いたが人間への輸血は法律違反であり、皆名乗り出ることを躊躇った。しかしジンベエは、自分は海賊だから法律は関係ないと輸血を申し出る。目を覚ましたルフィはジンベエを仲間に誘った。ジンベエはこの時、魚人島を守るビッグ・マムの傘下に入っていたので、後に一味に加わることを約束した。

ジンベエは仲間たちに「麦わらの一味は世界を変える男だ」と何度も話していた。その為、タイヨウの海賊団の仲間たちから「これからは自分の為に生きて下さい」とルフィの仲間になることを勧められた。
ルフィとナミがトットランドでビッグ・マムの一味に捕まった時、謀反を起こし二人を助けた。これによりジンベエはビッグ・マムの傘下からの離脱を堂々宣言。その後は麦わらの一味と共闘する。
ビッグ・マムの能力で巨大な津波に襲われた時は、巧みな操舵術を見せ、窮地を乗り切った。ビッグ・マムの縄張りである海域から一味を逃がすため、タイヨウの海賊らと共に囮を引き受ける(タイヨウの海賊団のメンバーは「ビッグ・マムの縄張りを抜けるまでは俺たちは部下でいいよな」として助太刀に来た)。この時ルフィから「死んでも死ぬなよ」と言われており、ワノ国での再会を誓って別れる。無事に逃げ切った後は負傷者の手当てや送別会で時間を取ったが、麦わらの一味の後を追った。

ワノ国は世界政府に属さず、他国と交流しない法治国家とされる。20年前より、将軍オロチと百獣海賊団を率いる四皇の一人・カイドウに支配されていた。ワノ国には花の都と呼ばれる都の他、五つの郷とそこを治める大名がいたが、オロチの将軍就任以降、郷と大名は滅ぼされ荒れ果て、無法地帯となった。経済的にも貧しく、川には工場排水が垂れ流されると言った劣悪な環境にあった。本来将軍となるはずであった光月おでんは、ポーネグリフに興味を持ち、ゴールド・ロジャーらと共に世界に出る。その隙に、家を取り潰されたオロチが将軍家を乗っ取り、おでんを処刑させ、カイドウと共に暴政を敷いていたのだった。

麦わらの一味は、冒険のさなかに出会っていたワノ国の侍・錦えもんを含む侍と、侍たちが仕えていたおでんの息子・モモの助行動を共にしていた。おでんは世界を見、歴史を知ってワノ国の開国を願うようになった。オロチらを倒し、ワノ国の開国を進めるべく戦っていたルフィたちの下にようやくジンベエが到着した。

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ゲッコー・モリア(声:宝亀克寿)

出典: www.nepece.com

ルフィの影を切り離した直後。

【懸賞金】
加入時3億2000万ベリー。新聞では戦死と報じられたが、海賊としての活動を再開した為生存が報じられ再び懸賞金がかけられた。金額は七武海加入時と同じ。

【悪魔の実】
カゲカゲの実。
任意の人物の影を引き剥がすことができる。影は人形や、死体から作ったゾンビの中に押し込まれゾンビ兵、没人形(マリオ)となる。初めの内は制御はできないが、次第に能力者であるモリアを主人として認め、命令を聞くようになっていく。ソンビ兵の人格や、使う技は影の持ち主と同じである。しかし能力者の影響か、いくらか残忍性が増す上、記憶も完全には受け継がれない。ブルックの影を持つ剣豪リューマ、ルフィの影を持つ魔人オーズ、いずれも技やある程度の性格こそ受け継いでいたが、真に大切にしていたもの(ブルック→双子岬に置いてきた「仲間」の子クジラ、ラブーン。ルフィ→麦わらの一味)は覚えておらず、むしろ「知らない」といった方が近い。
影はゾンビだけでなく生きた人間も取り込むことができ、ルフィも100体ほどの影を取り込み戦った。
「影と本体は同じ形になる」という理屈の下、影の姿を変えれば本体も同じ行動をとる。
影を奪われた人物は直後に気を失い数日間目覚めず、鏡に映らないようになる。また日光に当たると消滅してしまう。
能力者が死んでも支配者を失うだけで影は戻らない。ゾンビ兵から影を奪い返す方法は口の中に塩を入れること。元々悪魔の実の能力者は海や海水に弱く、海に溶け込む強い塩分が能力解除の鍵となっている。魚に塩を振って食べ、自滅したゾンビもいた。海水を掛けられたゾンビ兵も浄化されていた。能力者が影に本来の持ち主の足下に戻るよう命じれば浄化せずとも影は帰ってくる。モリアは「俺にそう言わせてみろ」とルフィを挑発した。
モリア自身は自分の影を操り、防御や攻撃に使用する。またドッペルマンという分身を作り出し、自分とドッペルマンの位置を取り換えることもできる。

【脱退理由】
力不足によりパシフィスタの集団やドフラミンゴたちに殺されかかるが、文字通り姿が消え失せた。新聞では頂上戦争での戦死と報じられた。

スリラー・バークの主である海賊。七武海メンバーでは最年長の50歳。
コウモリの翼を模した襟の付いたゴシック調の服を着ている。カゲカゲの実の能力を応用して小さなコウモリを出すこともある。巨漢で、角や牙などが見受けられる悪魔のような外見。信じがたいほどの大男(ブルック談)ながら甲高い声をしている。笑い方は「キシシシシ」。
モットーは他力本願で「お前がやれ」が信条。初めてその全貌を現した時、「俺を海賊王にならせろ」と言ってのけた。他力本願な性格になったのは、過去が関係している。かつては自力の野心に満ち、有能な仲間も大勢いたが、カイドウとの戦いで失う。その敗因を「生きた仲間だから失った」とし、カゲカゲの実を食べてからは替えの効くゾンビ兵を戦力に、強い海賊や海兵、格闘家などの影を奪ってきた。
1000体分の影を取り込んでルフィと戦うが、自ら殴りつけた城に潰されて自滅的に敗北。意識を失う寸前、ルフィに「新世界へ行けるものなら行ってみろ」と挑発的な言葉をかけ、全ての影を解放した。

ルフィに負けたが七武海の称号は剥奪されていない。その後も七武海として頂上決戦に参加。決戦前の会食では、まだ傷が完治していないようだった。
頂上決戦で巨人族よりはるかに巨大な体を持つオーズの子孫が現れた時は、彼の死体を欲しがっていた。
当然、ルフィのことは憎んでいた為攻撃を仕掛ける。死んだ海兵に影を入れて戦わせようとするもののジンベエによる海水攻撃で邪魔される。自らの体内に影を取り込み巨大化し、ジンベエの影をも奪おうとしたが、掌底の一撃で敗北。
その後もまずまずの戦闘を見せるが、戦争終結後ドフラミンゴや量産されたパシフィスタにより殺されかける。しかし、ドフラミンゴ曰くいきなり姿を消したらしい。

長らく消息不明だったがワノ国編にてゾンビ兵による襲撃が報じられたことで生存が確認された。海賊島と呼ばれる島、ハチノスに部下のアブサロムを送り込んでいたが連絡が途絶えておりそこを襲った。
この時アブサロムに再会したが、実はこのアブサロムは黒ひげの部下、カタリーナ・デボンが悪魔の実の能力で化けた姿であり、デボンの言葉や黒ひげの別の部下・シリュウがアブサロムの能力を奪ったことからアブサロムが殺されたことを知り激昂。黒ひげからは島内放送で「王の座をかけた強者共の潰し合いが始まっている」「パーティーは好きか?なら俺の船に来い」と黒ひげの部下になるよう誘われた。

死体欲しさにオーズJr.を殺そうとした残虐な面や、相手がジンベエだったとはいえ一撃で負けたこともあって小物扱いをされているが、部下のペローナを幼少期に拾い育て上げてきた過去がある。仲間想いな面もあり、ゾンビ兵以外の生きた部下にも慕われている。カゲカゲの実の能力によるゾンビ兵の使役にしてもこれ以上仲間を失いたくないとの気持ちの表れではないかとの考察もある(「仲間なんざ生きてるから失うんだ」と言った際、狂気めいた表情をしている)。
先の偽アブサロムとの出会いにしても、本物のアブサロムが生きていると思い込んで喜ぶ姿を見せ、アブサロムの死を知った際の怒りも、能力を奪われたことより、仲間を殺されたことの方に重きを置いているようにも見受けられる。
ちなみに偽のアブサロムと会った時、それまで攻撃を加えていた海賊を解放し、「こいつらに悪ィことをした」とそれまでの一面からは想像できない発言をしている。

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ドンキホーテ・ドフラミンゴ(声:田中秀幸/幼少期:半場友恵)

【異名】
天夜叉

【懸賞金】
加入時3億4000万ベリー

【悪魔の実】
イトイトの実。
体から糸を出す。移動や攻撃に使う。物を切断する他、他者の体をマリオネットのように操ることもできる。武装色の覇気をまとわせることで糸自体の高度を上げることができる。「鳥カゴ」という技では切れ味の鋭い糸で一定の区間を覆い尽くすことが可能。さらに糸で自身の体を修復することもできる。

【脱退理由】
世界政府関係者まで自分の傘下に加え、世界の転覆をはかっていたことにより称号剥奪、逮捕。

傘下の海賊を多く抱える。底の見えない飄々とした印象ながら、性質は残忍。覇王色の覇気を持つ。さらにイトイトの実の覚醒者である。
自分の海賊旗に泥を塗ったとしてルフィに負けた傘下の海賊・ベラミーに制裁を加えた。傘下の海賊には、ルフィと同じ「最悪の世代」の一人、『死の外科医』の異名を持つトラファルガー・ローもいる。
「勝った者だけが正義」「平和を知らねえガキどもと、戦争を知らねえガキどもの価値観は違う」など独自の思想を抱く。

新世界にある王国、ドレスローザを治める王でもある。元々この国はドンキホーテ一族が治めていたが、800年前、現王家に国を任せマリージョアへ移った。つまり、ドンキホーテ族は天竜人である。その後ドレスローザへ戻るが、時の統治者・リク王は国民から愛される王であり、そのまま奪い取っては信頼が得られない。そこで、イトイトの実の能力でリク王を操って国民を襲わせる。「非道な王から国民を救ったヒーロー」としてドレスローザの民の心をつかみ、玉座を奪還した。
その後はコリーダコロシアムにて死者が出るほどの混戦の決闘を度々開催。「どんな聖人君子にも、人が血を流すさまを喜ぶ残虐性がある」とし、無様に逃げ回る剣闘士を拷問にかけることもあった。その一方で幹部を家族として大事にしており、幹部を笑う者は部下であっても容赦なく殺す。
幹部のコードネームはトランプの絵柄をスペイン語で表したもの。ハートに当たる「コラソン」は代変わりしており、二代目コラソンはドフラミンゴの実弟、ロシナンテ(以下:コラソン)だった。

天竜人だが、「自分たちは神ではなく人間」だと考えた父・ホーミング聖によりその地位を捨て一般人となる。ホーミング聖夫妻は天竜人らしからぬ穏やかな人物だったが、山ほどの財宝と豪邸を与えられた生活を「慎ましい」と称するなど感覚は一般人とかけ離れていた。
また新たな住処として送られた先は世界政府の非加盟国で、家族や本人が天竜人の犠牲となった人物も多かった。両親や弟と違い、天竜人としての性質が抜けないドフラミンゴの言動により元天竜人であることが割れるのに時間はかからなかった。海軍が動かないのをいいことに、一家は数百年分の恨みを込め追われる身となる。ドフラミンゴは幼いながら自分たちに恨みを晴らす人々に対して「皆殺しにしてやる」と宣言している。その残虐さは実弟ロシナンテからも怪物と称されている。
逃亡生活の果て、幼いドフラミンゴは自分たちが恨まれ追われる原因となった父を射殺する。天竜人を恨む人々から息子たちを庇い続け、「私が父親でごめんな」と言った父の首を持ってマリージョアへと帰ったが、天竜人として受け入れられることはなく、闇の世界で生きることとなった。
ドフラミンゴは幼い頃生き別れたコラソンが海兵となっており、スパイとして接近してきたことも知らず何の疑いも持たずファミリーに迎え入れコードネームまで与えた。オペオペの実をコラソンに食べさせて自分に不老手術を施させることを計画していたが、その矢先にコラソンがスパイだったこと、オペオペの実をローに食べさせたことを知り、コラソンを射殺。以降、幹部だけを家族として行動してきた。

七武海、ドレスローザの王を務めながら人身売買に手を染めたり、人造悪魔の実「SMILE」の製造に着手。疑うことを知らない従順な小人族をこき使ってSMILEの収穫をさせていた。
ドレスローザは生きたおもちゃと人間が共存する奇妙な町だったが、おもちゃの正体はドフラミンゴの部下、シュガーが持つホビホビの実の能力により姿を変えられた人間だった。おもちゃに変えられた人物は家族を始めとする他者の記憶から抜けてしまう。シュガーを気絶させれば能力が解除されるとの情報を得たウソップたちによって、おもちゃにされた人物は元に戻り、ドフラミンゴの陰謀も明るみに出る。
ドフラミンゴは鳥カゴを使用して、ローやルフィ、ウソップたちに賞金をかけ、人々に殺し合いをさせる。
ギア4になったルフィと戦い、敗北する。
その後、海軍によって拘束された。海軍のおつるに自分がいなくなったことで大物が動き出す、後悔することになる、と発言している。インペルダウンに収容されながらも新聞を読んで「おもしれえ時代になった」と笑う度量を見せた。

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Dの一族とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場するキャラクターたちである。海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィを始め、作中で時たま「D」のミドルネームを持つ者が現れる。彼らは「Dの一族」或いは「Dの意思を継ぐ者」とも称される。Dの一族には、権力に縛られない自由な気風を持つ人物が多く、世をひっくり返すほどの海賊や革命家が多く存在する。たびたび「Dはまた嵐を呼ぶ」との意味深な表現がされており、作品世界を支配する組織・世界政府からは危険視されている。

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ONE PIECE(ワンピース)の刀剣位列・ランクと所有者まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の刀剣位列・ランクと所有者まとめ

漫画『ONE PIECE』に登場する数々の武器の中でも、特に使い手が多くインパクトに残る存在「刀剣」。「麦わらの一味」のゾロをはじめ、タシギなどの海軍関係者、白ひげやロジャーなど伝説級の人々などいずれも優れた剣士である。また刀剣には「位列」と呼ばれるランクがあり、世界に数本しかない「大業物」は、名のある刀鍛冶によって造られたものだ。本記事では作中に登場する刀剣を、位列・ランクごとにまとめて紹介する。

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ONE PIECE(ワンピース)の最悪の世代・超新星まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の最悪の世代・超新星まとめ

最悪の世代・超新星とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場する海賊たちである。主人公のモンキー・D・ルフィも含め、海賊として旗揚げして1年も経たぬうちに懸賞金額が億を超えた11名を「超新星」と呼ぶ。これに海軍と最強の海賊白ひげとの戦争のきっかけを作ったマーシャル・D・ティーチを加えた12名が後に「最悪の世代」と呼ばれるに至った。最悪の世代たちは、互いに同盟を組む、四皇と呼ばれる大物海賊の傘下に入りながら彼らの隙を伺うなどして各々の野望に突き進む。

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ONE PIECE(ワンピース)の最強の非能力者・無能力者まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の最強の非能力者・無能力者まとめ

大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』には、悪魔の実と呼ばれる、食べれば人知を超えた能力が手に入る不思議な実が登場する。悪魔の実を食べた人間を作中では”能力者”と呼び、それに対して、悪魔の実を食べていない人間を、非能力者・無能力者という。実力者には悪魔の実の能力者が多いが、非能力者・無能力者の中にも、海賊王ゴール・D・ロジャーやその右腕だった冥王シルバーズ・レイリーを始めとする圧倒的実力者が存在している。

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トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

トラファルガー・ローとは、『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物である。ハートの海賊団の船長であり、主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭してきたルーキー海賊・超新星(最悪の世代)の一人だ。本名をトラファルガー・D・ワーテル・ローといいい、「Dの一族」であることがわかっている。 新世界編では、王下七武海となってルフィ達の前に現れ、麦わらの一味と同盟を組み、強敵たちと激戦を繰り広げていく。ワノ国編ではキッドと共にビッグ・マムを倒して懸賞金が30億ベリーへと跳ね上がった。

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黒ひげ/マーシャル・ D・ティーチ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

黒ひげ/マーシャル・ D・ティーチ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

マーシャル・ D・ティーチ(通称:黒ひげ)とは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物で、白ひげを殺害して四皇に昇りつめた男。 かつては大海賊・白ひげ海賊団の船員であり、今では新世界に皇帝のように君臨する海賊・四皇の1人に数えられている。ルフィの義兄弟・エースが死ぬことになった原因を作った、ルフィ宿敵の相手。作中で唯一、「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」という2つの能力を所持している人物である。

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バーソロミュー・くま(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

バーソロミュー・くま(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

バーソロミュー・くまとは『ONE PIECE』の登場人物で、世界会議で撤廃された世界政府公認の海賊「王下七武海」に所属していた人物。「ニキュニキュの実」の能力者で、あらゆるものを弾き飛ばすことができる。スリラーバーグで麦わらの一味を一瞬で気絶させたほどの実力者。シャボンディー諸島では麦わらの一味を遠くの土地に飛ばし、窮地を救った。Dr.ベガパンクに体を改造されており、マリンフォード頂上決戦以前には自我を失っている。元革命軍幹部及び元ソルベ王国国王であり、世界会議編では天竜人の奴隷となっている。

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バギー(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

バギー(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

バギーは『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターで、海賊派遣組織「バギーズデリバリー」の総帥。悪魔の実「バラバラの実」の能力者で、全身をバラバラにし宙に浮かせることが出来る。幼少期は四皇シャンクスと共に、海賊王ロジャー海賊団に見習いとして在籍。その時「バラバラの実」を食べてしまったことをシャンクスのせいにして恨んでいる。インペルダウンの脱獄囚をまとめあげ、海賊派遣組織を立ち上げ王下七武海となるも、制度廃止で追われる身に逆戻り。ワノ国での戦いが終わった後、新たな四皇の一人となる。

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サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

サー・クロコダイルは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。元王下七武海の一人。秘密犯罪会社”バロックワークス(B・W)”を結成し、アラバスタ王国の乗っ取りを目論んでいた。しかし主人公モンキー・D・ルフィに敗れ、大監獄インペルダウンに収監される。その後義兄エースを助けにやってきたルフィに協力し、脱獄。マリンフォード頂上戦争へ参戦するなど活躍を見せた。ワノ国編が終わった後、道化のバギーが起ち上げた(と思われている)「クロス・ギルド」に所属している。

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ボア・ハンコック(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ボア・ハンコック(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ボア・ハンコックとは、『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物で、元王下七武海の女海賊。海賊女帝や蛇姫という異名を持つ女傑にして、自他共に認める「強く気高い世界一の美女」。 魅了した相手を石化するメロメロの実の能力者。かつては妹たちともども奴隷の身分にあった。この境遇から脱した後、誰からも支配されない力を求めて海賊となり、王下七武海にまで上り詰める。過去の境遇から男嫌いだったが、主人公のモンキー・D・ルフィの器量と心意気に惚れ込み、彼の嫁となることを夢想するようになる。

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ジュラキュール・ミホーク(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ジュラキュール・ミホーク(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ジュラキュール・ミホークとは、『ONE PIECE』の登場人物で、王下七武海に所属していた世界最強の剣豪。麦わら海賊団に所属する剣士ロロノア・ゾロが最大の目標としている存在である。 言動は落ち着いているようでいて好戦的で、その鋭い眼光から「鷹の目」の異名を持つ。羽根付き帽子に黒いコートをまとい、世界屈指の名刀「夜」を常に背負う。並みの海賊団なら単身で壊滅させるほどの力の持ち主。物語序盤から登場し、時に麦わら海賊団の敵、時にゾロの師として物語に関わり、現在は「クロス・ギルド」に合流している。

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ジンベエ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ジンベエ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ジンベエとは、『ONE PIECE』の登場人物で、“海侠”を名乗る魚人にして麦わら海賊団の9人目の仲間。かつては王下七武海に所属していた。 仁義に厚く、受けた恩を忘れず、力を振るうことを厭いはしないが殺しは避ける硬骨漢。差別されていた魚人のために立ち上がったフィッシャー・タイガー、魚人たちの島の平和のために動いてくれた白ひげ、弟分だったアーロンの暴挙を止めてくれたモンキー・D・ルフィに感謝し、自らも彼らのために力を尽くす。体術を得意としており、四皇相手にも食い下がるほどの実力者である。

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ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴとは、『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物で、王下七武海(世界政府に公認された海賊)の一員。 様々に応用可能な鋭利な糸を操るイトイトの実の能力者。天竜人という特権階級の生まれだったが、「人間に貴賤などない」と信じる父がこの立場を返上したことで、奴隷同然に扱ってきた者たちから激烈な悪意と暴力を向けられる。それを上回る悪意と暴力を身に着けることで生き残り、海賊として名を上げ、自身の出自をも利用して様々な勢力と関わりつつ、かつて己を否定した世界を破壊せんとした。

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ゲッコー・モリア(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ゲッコー・モリア(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

ゲッコー・モリアとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、スリラーバーク海賊団を率いる海賊である。影を自在に操ることができる「カゲカゲの実」の能力者。西の海に浮かんでいた島を船に改造し、シャボンディ諸島手前の「魔の三角地帯」で海賊狩りを行っていた。かつては百獣海賊団のカイドウと渡り合えるほどの実力者だったが、新世界で仲間をすべて失ったことをきっかけにゾンビに執着するようになり、多数の「死なない軍団」を生み出している。

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エドワード・ウィーブル(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

エドワード・ウィーブル(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ

エドワード・ウィーブルとは、『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物で、四皇の一角として君臨した大海賊“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートの息子を自称する謎多き男。 自身の母親であるミス・バッキンに「お前は白ひげの息子」だと言い含められ、それを頭から信じ込んでいる。白ひげの遺産を我が物とすべく暴れ回り、その圧倒的な戦闘能力で海軍に大きな被害をもたらす。その後一度は王下七武海の一員となるも、これが廃止されると同時に元の海賊へと戻り、襲ってきた海軍を蹴散らして姿を消した。

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トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の必殺技まとめ

トラファルガー・ロー(ONE PIECE)の必殺技まとめ

トラファルガー・ローとは、『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物である。主人公モンキー・D・ルフィと同時期に台頭してきた11人の懸賞金億超えルーキー海賊・超新星の一人。北の海(ノースブルー)出身で、初登場時の懸賞金は2億ベリーだった。新世界編では最悪の世代と呼ばれるようになり、王下七武海となって登場。ルフィ率いる麦わら海賊団と同盟を組み、様々な戦いに身を投じていく。超人系悪魔の実の中でも希少とされる「オペオペの実」の能力と自身の持つ医療知識を用いた技を使って戦う。

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ONE PIECE(ワンピース)の種族とそのキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の種族とそのキャラクターまとめ

『ONE PIECE』とは、尾田栄一郎の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。「海賊王」の称号を求め、主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと冒険をする。王道的なアドベンチャーを軸に現実的な社会問題を織り交ぜ、神話やおとぎ話のモチーフを取り入れた独特の作風で世界的に人気を博す。登場人物は基本的に人間だが、他にも巨人、小人、人魚や魚人といった種族がいる。彼らは独自の文化や思想を持ち、物語に広がりを持たせる一方、奴隷として密売されるなど世界の闇を暴く存在でもある。

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ジンベエ(ONE PIECE)の必殺技まとめ

ジンベエ(ONE PIECE)の必殺技まとめ

1997年から連載が開始された『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE(ワンピース)』。世界的に大ヒットするこの漫画は、主人公の少年が海賊王になることを夢見て、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて大海原に旅に出るという冒険譚だ。 ジンベエは主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の操舵手。ジンベエザメの魚人である。もとはタイヨウの海賊団で2代目船長をしており、王下七武海にも名を連ねていた。長い年月の中で磨いてきた魚人空手や魚人柔術を用いて戦う。

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ONE PIECE(ワンピース)の革命軍まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の革命軍まとめ

革命軍(かくめいぐん)とは、海賊を題材にした少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する組織の名前。『ONE PIECE』の世界において800年前から存在する巨大組織・世界政府を打倒することを目標に掲げている。総司令官のモンキー・D・ルフィ、創始メンバーのエンポリオ・イワンコフ、バーソロミュー・くまを始め、屈強な戦士が揃った軍隊。世界政府に虐げられる人々を自由へと導くために日々戦っている。

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ONE PIECE(ワンピース)の天竜人・世界貴族まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の天竜人・世界貴族まとめ

天竜人(てんりゅうびと)・世界貴族(せかいきぞく)とは、『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する、貴族の総称。『ONE PIECE』の世界において絶対的権力を持つ貴族である。800年前に世界政府を作り上げた20人の王達の末裔のことを指し、作中では”天竜人”と呼ばれることが多い。20人の王達は聖地マリージョアに移り住んだが、唯一アラバスタ王国を治めるネフェルタリ家だけはそれを拒否したという。”天竜人”は神であり、どんなに虐げられても決して民は逆らってはいけない。

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ONE PIECE(ワンピース)の仲間にならなかったキャラクターまとめ

ONE PIECE(ワンピース)の仲間にならなかったキャラクターまとめ

日々ともに同じ船で生活し、並み居る強敵を共に倒してきた仲間として深い絆で結ばれている麦わらの一味。彼らは様々な国を冒険し、その国に住む人々と関係を築いてきた。中には直接ルフィから「仲間になれ」と誘われるキャラクターたちや、読者の間で「麦わらの一味に入るのでは?」と噂されたキャラクターたちも多くいるのだ。そこで本記事では、『ONE PIECE』で仲間入りを期待されつつも仲間にならなかったキャラクターたちをまとめて紹介する。

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黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

マーシャル・ D・ティーチ(通称:黒ひげ)とは、『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。元四皇”白ひげ”エドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団に所属していた海賊だった。しかし最大の禁忌”仲間殺し”を行い、悪魔の実「ヤミヤミの実」を奪って逃亡。「ヤミヤミの実」の能力に加えて、白ひげが持っていた悪魔の実「グラグラの実」の能力を奪い、世界で唯一、一人で二種類の悪魔の実の能力を使用できる人間となった。基礎戦闘力も高く、覇気使いとしてのレベルも高い。様々な能力や技を用いて戦う。

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ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴ(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

ドンキホーテ・ドフラミンゴとは、海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物。ドンキホーテ海賊団(ファミリー)船長。元天竜人という異色の経歴を持ち、王下七武海の一角を担っていた。新世界にあるドレスローザ王国の国王もしていたが、主人公モンキー・D・ルフィ達により、裏で行っていた悪行の数々が露見。ルフィに敗れた後、海軍に逮捕され、大監獄インペルダウンに収容された。悪魔の実「イトイトの実」の能力者で、その実力は覚醒段階に至っている。ドレスローザでの戦いでは様々な技でルフィ達を苦しめた。

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ONE PIECE(ワンピース)の白ひげ海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の白ひげ海賊団まとめ

白ひげ海賊団とは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する組織で、世界最強級の海賊であることを示す「四皇」の筆頭として君臨していた“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートを船長とする海賊団。 決して略奪を許さず、堅気にも手を出さず、多くの者から敬意と信頼を寄せられる。白ひげは部下たちを「息子」と呼び、部下たちも彼を「オヤジ」と呼んで慕い、家族同然の強い結束力を誇った。マリンフォード頂上戦争にて大敗し、その後の抗争にも敗れて組織としての命脈を絶たれる。

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ONE PIECE(ワンピース)のロジャー海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)のロジャー海賊団まとめ

ロジャー海賊団とは漫画『ONE PIECE』に登場する海賊団の一つであり、800年間誰も到達できなかった「偉大なる航路」最終地点に辿りついた重要人物たちである。船長のゴール・D・ロジャーや副船長のシルバーズ・レイリーのほか、「四皇」の一角を担うバギーやシャンクスがかつて船員見習いとして乗船していた。最後の島に到達するためには古代文字が刻まれた四つの赤い石碑「ロード・ポーネグリフ」が必要であり、ロジャーは文字を扱うことができる光月おでんを仲間に加え、最後の島「ラフテル」に辿りついた。

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ONE PIECE(ワンピース)の黒ひげ海賊団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の黒ひげ海賊団まとめ

黒ひげ海賊団とは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する海賊団で、白ひげ海賊団を出奔したマーシャル・D・ティーチが立ち上げた。主人公ルフィの兄であるエースを海軍に差しだすことで七武海となり、七武海の地位を利用してインペルダウン最下層の凶悪犯たちを解放して味方につける。七武海を抜けてからは新世界の「四皇」の一角となった。大船団の各船長は「10人の巨漢船長」と呼ばれ、恐れられている。 豪快・凶悪な「海賊らしい海賊」をコンセプトにデザインされている。

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サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

サー・クロコダイル/Mr.0(ONE PIECE)の能力・必殺技まとめ

サー・クロコダイルとは、尾田栄一郎による海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)の登場人物。知力や統率力に優れており、若くして王下七武海への加盟を果たした。秘密犯罪会社「バロック・ワークス(B・W)」を設立し社長に就任して、Mr.0というコードネームで暗躍。アラバスタ王国乗っ取り計画を進めていたが、主人公モンキー・D・ルフィに妨害されて計画は失敗。海軍に逮捕された。脱獄後はバギーが座長を務める「クロス・ギルド」に所属している。自然系悪魔の実「スナスナの実」の能力を十全に使いこなす。

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マニアックなサー・クロコダイルの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ONE PIECE】

マニアックなサー・クロコダイルの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ONE PIECE】

サー・クロコダイルは尾田栄一郎の海賊漫画『ONE PIECE』に登場する元王下七武海の1人。「砂漠の王」の異名を持つ冷酷非道なエゴイストである。見た目は大柄な男性だが、元々は女性であり革命軍のエンポリオ・イワンコフによって性別が変わったという説がある。その他にもクロコダイルには様々な裏設定・都市伝説・トリビアが存在する。

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ONE PIECE(ワンピース)の麦わら大船団まとめ

ONE PIECE(ワンピース)の麦わら大船団まとめ

麦わら大船団とは、『ONE PIECE』に登場する、複数の海賊団が集まる船団の名称。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団に、7つの海賊団が半ば強引に傘下に入ることでできた船団だ。大頭であるルフィ非公認の船団であり、傘下に入ることを臨んだ面々が勝手に名乗っているだけである。傘下の者は、ルフィの「自由」という信条に従い、「それなら自分達の自由も認められるはず」と言って勝手にルフィに忠誠を誓った。本作ナレーションによると、この後各々が成長し、とある大事件を起こすことになるとのことである。

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黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

黒ひげ(本名:マーシャル・ D・ティーチ)とは『ONE PIECE』に登場する黒ひげ海賊団の提督。かつては白ひげ海賊団に所属しており、作中で無名の海賊から四皇にまでのし上がった強者だ。 ティーチは狡猾さと豪快さに溢れた人物である他、ロマンを追い求める一面もある。主人公モンキー・D・ルフィの敵という立場でありながら、海賊らしいティーチの言動は読者の心を掴んでいる。

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ジンベエ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジンベエ(ONE PIECE)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ONE PIECE』の主人公・ルフィ率いる「麦わらの一味」の総舵手であるジンベエは、「元王下七武海」という高い実力に加え、サウザンド・サニー号を手足のように操る確かな技術を持った魅力的なキャラクターである。仁義に熱い性格であり、「海峡のジンベエ」という異名を持つ。魚人島で巻き起こった事件解決後ルフィから一味の仲間に誘われるが、魚人島を縄張りにしていたビッグ・マムトのけじめをつけた後正式に仲間に加わった。本記事ではジンベエの名言・名セリフ/名シーン・名場面をまとめて紹介する。

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