志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
駒形由美(こまがた ゆみ)
「夜伽」の由美。志々雄の側に仕え、身体の治療や夜伽、身の回りの世話をする妖艶な美女。かつては吉原一の花魁であり、そのことに誇りを持っていたが「マリア・ルーズ号事件」で、自身達花魁や娼婦達の尊厳を踏みにじる明治政府を憎んでいる。
姉御肌な性格で肝が据わっており、十本刀の沢下条張からは「由美姐さん」と呼ばれている。志々雄とは相思相愛の仲で、彼を心の底から愛しているが、志々雄のために戦えない自分を歯がゆく思っている。一方で、十本刀の本条鎌足からは「常に志々雄の側に控えている女」とライバル視されている。
かつて、商家の娘であった由美だが、強盗に両親や兄弟、使用人を皆殺しにされ、身寄りのなくなったところを吉原に売られてしまった過去を持つ。志々雄との出会いは、彼が偶然自身の店に投宿したことがきっかけ。当初は彼らに対し挑発的な態度で接していたが、ある日、軍属の「引原海鮫兵団」によって妹分の遊女・華火が殺害され、双子の禿のあかりとかがりが攫われてしまい志々雄に助けを求める。
「お前達が弱いから悪い」と一度は断られた由美だが、覚悟を決め「自分の命を好きな時に好きな様に奪ってよい。死んだら地獄行きに着いて行ってあげる」と詰め寄る。その度胸を気に入った志々雄は、十本刀を初めて集結させ、「引原海鮫兵団」を殲滅させた。
その過程で、自身の一家を殺したのが志々雄だと気づくが、彼の「弱肉強食」の理念に共感していた由美は、彼と共に国盗りに旅立つ。なお、苦界に身を落とすことになった始末をつけるように莫大な身請け金を志々雄に請求することから、相当肝が据わっていることが窺える。
最終決戦時、剣心の前に立ちはだかり志々雄を庇うが、その隙を見た志々雄は由美ごと剣心を刀で貫く。愛する者を犠牲にしてまで勝利を掴もうとする彼の行いに剣心は激昂するが、対する由美は戦いの役に立てたことに喜びを感じながら、志々雄の勝利を願い絶命した。
瀬田宗次郎(せた そうじろう)
「十本刀」の一人。「天剣の宗次郎」という異名を持つ。志々雄の右腕且つ最初の側近であり、その剣才は剣心に匹敵するほど。「天賦の剣才」、喜怒哀楽の「楽」以外の感情が無い「感情欠落」、目にも映らない超神速の移動術「縮地」と3つの突出した能力を兼ね備える十本刀最強の剣客。常に笑顔で人当たりも良いが、必要とあらば何食わぬ顔で人を殺す残酷さを持つ。志々雄の最初の側近のため、彼からの信頼も厚く、大久保卿暗殺や煉獄の出航準備など、彼から重要な任務を任されることも多い。
志々雄との出会いは幼少時代で、当時大きな米問屋の妾の子として生まれた宗次郎は、その出自故に家族に疎まれており、ひどい虐待を受けながら育つ。その過程で、余計な怒りを買わないように常に愛想笑いを浮かべるようになり、喜怒哀楽の「楽」以外の感情を封印した。その頃、明治政府の追手から逃亡中だった志々雄と出会い殺されかけるが「米蔵の中に匿う事」、「包帯と食事の提供」を条件に見逃される。その際、宗次郎の境遇を知った志々雄は「お前が虐待されるのは、お前が弱いからだ」と、「弱肉強食」の真理を説き、宿代代わりとして一振りの脇差を渡される。当初は脇差を返そうと思っていた宗次郎だが、志々雄を匿っていたことが家族にバレて殺されかけたことで覚醒。志々雄から渡された脇差で家族を皆殺しにしてしまう。その後、宗次郎は志々雄についていくことを選び、彼の最初の部下となり、後に「天剣」と呼ばれるほどの剣客に成長していく。
この出来事がきっかけで、善悪よりも志々雄の命令を絶対視する彼の狂信者となり、彼の右腕として刃を振るうことになる。一方で志々雄を妄信するあまり、自我が希薄で精神的な揺さぶりに弱いという弱点を持つ。剣心との二度目の戦闘では、この弱点を突かれ「弱肉強食」の信念が揺らぎ始め、苛立ちという封印していた感情が蘇ってしまったことで、殺気を剣心に読まれて形勢を逆転される。
さらに、剣心との対話で家族を殺してしまったことを後悔していたを思い出し錯乱。「不殺」を貫く剣心と「弱肉強食」を掲げる志々雄、どちらが正しいか見極めるため、自身の最強の技「瞬天殺」で剣心に挑むも敗北。敗北後、駒形由美にかつて志々雄から貰った脇差と「天翔龍閃」の正体を託し、志々雄のもとを去ることを決意。剣心と志々雄の決着が着いた後、人生の答えを見つけるべく旅へ出る。
瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。
佐渡島方治(さどしま ほうじ)
「十本刀」の一人。「百識の方治」という異名を持つ。元は明治政府の官僚だったが、その実態に失望して野を下り、志々雄の「弱肉強食」の思想に惹かれて配下となる。彼の配下となってからは、志々雄一派の参謀的ポジションに収まり、その明晰な頭脳と優れた実務能力で膨大な資金や兵器を調達し、一派を国家とも渡り合えるほどの強大な組織に成長させ、志々雄の国盗りの内政面をサポートしていた。近代兵器を搭載した大型甲鉄艦を一隻調達できることから、彼の頭脳と実務能力の優秀さが窺える。
当初は志々雄に対して一歩引いた態度で接していたが、彼から「洗礼」を受けたことをきっかけに信奉者となり、彼に忠誠を誓い付き従うようになる。一方、方治は「志々雄の完全勝利」を優先しており、その為には進言を通すため、自身の爪を剥ぐほどの行動力を示す。志々雄も方治の覚悟を認め、汚れ役をすべて任せると同時に、いの一番で自身の傍らで勝利を味わわせることを約束している。
剣心との決戦にも立ち会っており、もし志々雄が戦闘不能となった場合、隠し持った銃で剣心を撃つ計画を立てていたが、限界を超えた志々雄の姿に感動し、彼の勝利を信じ見守る事を決意する。しかし、肉体の限界を超えた志々雄は発火し消滅。彼の死を受け入れられずに狂乱し、アジトの機関部を破壊して剣心らを道連れにしてまで、志々雄の敗北を防ごうとした。
アジトと共に心中するはずだったが、悠久山安慈に救われ、「弱肉強食」の思想を裁判で訴えるべく出頭。しかし、明治政府は方治に裁判の機会すら与えず、その能力のみを評価し、志々雄のことを忘れて政府に協力するように持ち掛けられる。志々雄の思想を正当性を証明する機会も与えられず、かつての敵にすら協力を持ちかける政府の内情に絶望した方治は牢の中で自害。彼が今際の際に見たのは、地獄で方治が来るのを待ち、地獄での「国盗り」を企む志々雄の姿だった。
佐渡島方治(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
佐渡島方治(さどじま ほうじ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、志々雄真実配下の精鋭部隊である「十本刀」の一員。戦闘能力も高いが事務能力により優れており、「百識の方治」の異名を持つ。
明治政府の役人だったが、彼らの腐敗ぶりに失望して志々雄の配下となる。以後、志々雄の掲げる弱肉強食の思想こそ今の日本に必要なものだと信じて彼に尽くす。物語の中で、志々雄に対して崇拝にも近い忠誠心を抱くようになり、彼の死と明治政府の惰弱ぶりに絶望して自害。死後、志々雄の地獄巡りに付き従った。
魚沼宇水(うおぬま うすい)
「十本刀」の1人。「盲剣の宇水」という異名を持つ。琉球の出身でティンベー(亀甲の盾)とローチン(石突に小型の鉄球がついた槍)を用いた琉球王家秘伝武術の使い手。かつて、幕府側の対人斬り用暗殺者として剣を振るっていたが、ある日遭遇した志々雄に両目を斬り裂かれて失明。失明後用無しになった宇水は幕府に見捨てられ、自身がどこにいるかも分からない中、山中を彷徨い死の淵を彷徨う。その際、喉の渇きを癒すために水の流れる音を追い続け、遥か遠くの水のせせらぎまで聞き取れる自身の異常聴覚に気づく。以降は高い聴覚を以って敵の心臓の鼓動を聞き取り、心拍数等から心理状態を読む「心眼」という技術を身に着けた。
その後、「隙あらば志々雄を殺してもいい」という条件付きで十本刀に加わる。条件の通り、十本刀が京都に集結した際にも志々雄を狙っている様子があり、アニメの新京都編では志々雄と由美の情事の際に襲撃するなど、度々志々雄の命を狙う様子を見せる。一方、斎藤には「志々雄への復讐を諦めている」と看破され、自身が敗北を認めてしまっていることを周囲に悟られないため「隙あらばいつでも殺してもいい」という条件付きで仲間になったのだと指摘される。彼の指摘通り、「心眼」を身に着けて志々雄よりも強くなったと思っていた宇水だったが、志々雄も多くの死線をくぐり抜け、再会した時には勝負を挑んでも敵わないと悟り、復讐を諦め彼の配下に加わったのだ。自身の本心を暴かれた宇水は激昂し斎藤と応戦。ティンベーとローチンで斎藤を翻弄するも、奥の手の「牙突零式」をくらい、胴体を真っ二つにされるという壮絶な最期を遂げた。
志々雄自身も、宇水の本心には気づいており、更に「斎藤と闘えば負けるだろう」と実力を評価されている。
なお、方治が今際の際に見た地獄の光景では、由美が「宇水もこっちに来てると思うから、今度は本当の仲間にしてあげましょうよ」と志々雄に提案して「そうだな、考えておくか」と了承していることから、少なくとも彼の実力を買っていたことが窺える。
魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)
「十本刀」の1人。「明王の安慈」という異名を持つ。目の下の隈と筋骨隆々の体格が特徴。十本刀の中で一番情が深い人物だが、戦闘時は憤怒を体現する修羅と化す。かつては、地方にあった貧乏寺の和尚であり、身よりの無い子供達と平穏に過ごしていた。当時は体格も細く、怒ることが苦手な優しい人物であった。彼が変貌した原因は明治政府の発令した「廃仏毀釈」発端。寺を取り壊すことで、明治政府からの恩恵を受けようと画策した村の長達は、安慈らが寺を立ち退く前夜、中にいる子供達ごと寺に放火。子供達を助けようとした安慈は村長の刺客に闇討ちされ、気絶してしまう。意識を失う直前まで、仏に子供達の加護を祈っていたが祈りも虚しく次に目が醒めた時には焼け落ちた寺の跡と、崩れ去った寺に埋もれる無残に焼け死んだ子供達であった。
この出来事がきっかけで、修羅と化した安慈は体を鍛え続け村長を殺害し復讐を果たす。しかし、事の発端でもある明治政府への恨みは晴れず、この世に「救世」をもたらす目的を果たすため志々雄一派に加わる。彼の語る「救世」とは、「1度世界を無に帰して、救うべき者を救い、罰するべき者を罰する」というものであり、そのためにある意味では志々雄とはかけ離れた思想を持ちながら、明治政府打倒の利害が一致した志々雄に協力。しかし、もしも志々雄の新時代が「救世」にそぐわない場合は、志々雄を敵に回し再び世界を破壊すると述べている。さらに一派に加わる条件として「生殺与奪の自由」を与えられており、京都大火時にはその権限を行使し操を殺害しようとする宇水を制止している。
剣心一行と志々雄一派の戦いが始まる直前、京都に向かう道中の相楽左之助と出会っており、同じく明治政府を憎むもののよしみで、「一週間以内で身につけなければ殺すという」条件の下、自身の編み出した奥義「二重の極み」を彼に伝授する。過酷な修行で死にかけながらも技を身につけた左之助に感服しながら見送ったが、京都のアジトの決戦の際に左之助と対戦。互いに「二重の極み」を打ち合い苛烈な闘いを繰り広げるが、左之助の「死んだ子供達は救世なんか望んじゃいない」という言葉を聞いて戦意を消失。自身の暴走が、最も大切に思っていた子供達を苦しめていると悟り、敗北を認めた。
志々雄の死後、崩壊するアジトから方治を救出しており、その後警察に出頭。剣心達の嘆願もあり、極刑は免れたものの、彼に下された判決は懲役25年で北海道の仮設刑務所に服役している。
悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
本条鎌足(ほんじょう かまたり)
「十本刀」の1人。「大鎌の鎌足」という異名を持つ。外見は美しい女性だが、実は男性。普段は明るく元気なお姉さんのような振る舞いをしており、十本刀の中では比較的親しみやすい性格に思える。一方、敵前逃亡する部下を容赦なく斬り殺したり、仲間が敗れた際にも大して驚いた様子も見せないなど、冷酷かつ冷徹な一面も持ち合わせている。戦闘スタイルは大鎌と鎖分銅を繋げた大鎖鎌。その超重量の武器を振り回すことにより繰り出される波状攻撃「乱弁天」が彼女(彼)の必殺技。
慕っている志々雄の役に立つため命懸けで任務を遂行しようとする強い覚悟を持ち合わせており、「葵屋」襲撃時、薫との決戦で「私はいつでも真剣そのもの。半端な覚悟じゃオカマはやってられない」と語っている。その強い覚悟は、オカマの自分では男には宗次郎、女でも由美に勝てないコンプレックスが要因となっており、愛する者のために命をかけようとするその姿勢は、敵である薫や操からも認められている。
「葵屋」襲撃が失敗した際には、期待に沿えなかった自責の念と志々雄に醜態を見せたくない思いから自殺を試みるが、彼女(彼)の姿勢に共感した操により阻止され気絶したところを捕縛された。志々雄と剣心の決戦が終結した後、志々雄の戦死を知らされ生きがいを無くし後を追おうと考えていたが、仲間の沢下条張がその身を案じて"十本刀には、後世に志々雄のことを語り継ぐという裏の任務があり、「鎌足なら俺の良い語り部になってくれる」と志々雄が語っていた”と嘘を吹き込んだおかげで生き抜くことを決意。立ち直ってからはその美貌を活かし、外国のスパイとなる予定らしい。志々雄の死後も彼を慕い続けているらしく、北海道編で新月村の生き残り英次が志々雄のことを侮辱した際には不機嫌な様子を見せている。
本条鎌足(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
本条鎌足(ほんじょう かまたり)とは、『るろうに剣心-明治剣客浪漫-』に登場する人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀のひとりだ。「大鎌の鎌足」という二つ名を持ち、自身の身長よりも大きい鎌をいとも簡単に操る。外見は一見したら美しい女性だが、実は男性である。首領である志々雄真実のことを誰よりも尊敬しており、志々雄が死んだ後は自分も後を追おうと考えていたが、同じ十本刀であった沢下条張に説得されその後も生きることを決意した。
沢下条張(さわげじょう ちょう)
Related Articles関連記事
るろうに剣心(るろ剣)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心』とは和月伸宏によって1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品、およびそれを原作とするアニメ、映画。明治時代を舞台に、幕末最強の人斬りと恐れられながら、不殺(ころさず)の誓いを立て人々を守る抜刀斎こと緋村剣心や仲間たちの戦っていく。幕末から明治に至るまでの時代の混乱もまた断片的に、かつ克明に描かれている。
Read Article
るろうに剣心 新京都編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編』とは、明治政府転覆を目論む志々雄一派と、それを阻む者たちの戦いを描いたOVA作品。明治を舞台にした和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心』の1エピソードをアニメ化したもの。尺に収めるために原作の内容の多くを省略し、賛否両論の作品となった。 人斬りとして活躍した過去を悔い、贖罪の旅を続ける緋村剣心は、ある時自身の後継として人斬りを務めた志々雄真実という男が明治政府転覆を目論んで暗躍していることを知る。志々雄の野望を阻むため、剣心は仲間と共に京都へと赴く。
Read Article
るろうに剣心 追憶編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』とは、幕末を舞台に一組の男女が結ばれて死別するまでを描いたOVA作品。明治を舞台にした和月伸宏の漫画『るろうに剣心』の1エピソードをアニメ化したもの。国内外から高く評価され、「映像化された時代劇の最高傑作」と絶賛されている。 幕末の動乱に身を投じた緋村剣心は、卓越した剣技を買われ人斬り稼業を続け、罪の意識に苦しむ日々を送っていた。雪代巴と出会い己を取り戻していく剣心だったが、実は巴は婚約者を殺した剣心に復讐するために彼の下へやってきた密偵だった。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の必殺技まとめ
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による漫画作品である。集英社の週刊少年ジャンプにて1994年~1999年にかけて連載された。アニメ化・実写化・ミュージカル化もしており、多くのファン達に愛されている。 主人公である緋村剣心が使用する、弱者を守るための暗殺剣『飛天御剣流』や、宿敵・志々雄真実の『秘剣』など、作中に登場する技のまとめ。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の十本刀まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末最強の人斬りと謳われた抜刀斎こと緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い目に映る人々を守る為に戦う。敵味方共に魅力あふれるキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。『京都編』においては、明治政府を倒し、弱肉強食の時代を築かんとする志々雄真実と、その部下である十本刀が登場した。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の新撰組まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末の動乱期に人斬り抜刀斎と恐れられた剣客・緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い戦う。本作では、実在の人物や組織も多く登場する。新選組もまた、史実の組織である。剣心と新選組は幕末では敵同士だったが、明治となってからは元新選組三番隊隊長・斎藤一と共闘することが増えた。『北海道編』では永倉新八も登場し、仲間に加わっている。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の御庭番衆まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末に最強と呼ばれた人斬り抜刀斎こと緋村剣心が、不殺の信念の下に戦う物語で、明治時代を舞台に剣劇バトルが展開される。阿片の密売に加担していた女医の高荷恵を巡り、剣心は仲間たちと共に隠密御庭番衆の四乃森蒼紫とその部下たちと戦うことになる。御庭番衆の面々は、後に剣心最大の敵である志々雄真実や、剣心を仇と狙う雪代縁との戦いにも関わるのだった。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の六人の同志まとめ
『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。時は明治、かつて人斬り抜刀斎の異名で怖れられた剣客・緋村剣心が、不殺(ころさず)を誓い平和の為に剣を振るう。『週刊少年ジャンプ』連載版の最終章に当たる『人誅編』では、雪代縁を始めとする抜刀斎を恨む六人の同志と交戦する。平和の為に戦ってきた剣心だが、縁らとの戦いの中で過去に数多の命を奪ったことへの贖罪に改めて直面することとなる。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の武器・兵器・防具・装備・道具まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)とは、人斬りとしての過去を悔いる剣士の緋村剣心が弱者を守るために剣を振るう様を描いた和月伸宏による漫画作品である。 本編には多くの武器、兵器、防具や装備、道具が登場する。不殺を誓う剣心が人を斬れない「逆刃刀」を、弱肉強食を唱える志々雄真実が刀身の燃える「無限刃」を使うように、武器や兵器、防具、装備、道具には各々の信念が垣間見える。 ここでは、『るろうに剣心』に登場する武器、兵器、防具、装備、道具を紹介する。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の劍客兵器まとめ
劍客兵器(けんかくへいき)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』に登場する組織で、元寇以来1000年の時を研鑽に費やした剣客集団である。 その目的は海外の侵略から日本を守ることだが、幕末の動乱には加担せず、さらにその先に起きるだろう海外勢力との衝突に備えていた。明治16年、潜伏していた北海道にて活動を開始すると、諸外国に対抗するための「猛者」とそれを育てる「地獄のごとき戦場」を求めて破壊と惨劇を繰り返す。主人公・緋村剣心とその仲間たちにも興味を示し、接触を重ねていく。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の闇乃武まとめ
闇乃武とは、和月伸宏による漫画作品『るろうに剣心』に登場する組織で、江戸幕府直属の暗殺集団である。幕末に人斬り抜刀斎と呼ばれていた緋村剣心の暗殺に乗り出すが、リーダーの辰巳を始めとするメンバーが戦死し、失敗に終わった。幕府の瓦解も相まって信頼を失った闇乃武は、明治維新後は金次第で兵を派遣する傭兵部隊となり果てた。構成員には戦闘や殺害を好む者が多いが、久保田旭のように仕方なく働かされている者もいる。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『るろうに剣心』とは和月伸宏によって描かれた、幕末から明治にかけてを舞台にした剣客漫画、およびそれらを原作としたアニメ作品だ。主人公である緋村剣心はかつて「人斬り抜刀斎」として暗躍し、幾人もの人を切り殺してきた伝説的な人物である。その後「人斬り」をやめて「不殺」の誓いを立てた剣心は、流浪の旅の途中神谷薫と知り合い、様々な事件や出来事を乗り越えて夫婦となる。作中では剣心・薫を含めて様々なカップルや夫婦が登場する。この記事では『るろうに剣心』に登場したカップルや夫婦をまとめた。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『るろうに剣心』とは和月伸宏によって『週刊少年ジャンプ』に連載されていた、幕末から明治にかけて活躍した剣客たちを主人公にした漫画、およびアニメ作品である。作中では主人公の緋村剣心や神谷薫たちは、「赤べこ」という料理屋で食事をしているシーンがよく登場する。また薫や高荷恵の手料理、剣心のライバル・斎藤一の好物の蕎麦、剣心の師匠・比古清十郎があおっている酒など様々な料理・飲み物が登場しているのだ。当記事では『るろうに剣心』に登場した食べ物や飲み物を紹介する。
Read Article
ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の原作・新旧アニメ・劇場版・OVA・実写版・舞台・ゲームの違い・相違点まとめ
人斬りだった過去を悔い、弱き人々を守る贖罪の旅を続ける剣士の活躍を描いた漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、様々なメディアミックスを果たした人気作品である。しかしこれらのメディアミックス作品には、媒体ごとの特徴の違いなどから原作との相違点が存在する。 オリジナル長編エピソードが作られた旧アニメ版。少年漫画風アクションが排されたOVA版。エピソードが整理された実写映画版。ここでは、『るろうに剣心』の媒体ごとの相違点を紹介する。
Read Article
2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の流派まとめ
贖罪のため、弱き人々を守るため不殺の剣を振るう伝説の人斬り緋村剣心の活躍を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)には、チャンバラ活劇としての魅力に溢れる数々の流派が登場する。 神速の古流剣術飛天御剣流。活人剣を掲げる神谷活心流。催眠術で相手の動きを封じる二階堂平法。調査、潜入、戦闘までをこなす御庭番忍術。少年漫画的なアレンジが加えられた一刀流。破壊の極意二重の極み。ここでは、『るろうに剣心』に登場した流派を紹介する。
Read Article
るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 相楽左之助」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。剣心と左之助の過去が明かされるボリューミーな内容となっている。 剣心に退治された悪党が、仕返しのために名うての喧嘩屋“斬左”こと左之助に仕事を依頼。相手が維新志士と聞いて左之助がやる気になる一方、剣心はなぜ彼が維新志士を憎むのか分からず戸惑う。秘められた過去を背負い、左之助は剣心に真っ向勝負を挑む。
Read Article
るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。物語序盤の勝負ではあるが、人気キャラクターである蒼紫の最初の戦いとして高い知名度を誇る。 江戸城の守備を担っていた隠密御庭番衆は、維新の成立と共に戦うことなく敗者となる。その長である蒼紫は、部下たちと共に自分たちに見合う戦場を探し続けていた。伝説の人斬り緋村剣心と戦う機会を得た蒼紫は、我らこそ幕末最強との証明のため死力を尽くす。
Read Article
るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 般若」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。般若の実力と狂気にも等しい忠誠心を描くことで、隠密御庭番衆の力を剣心と読者に知らしめるものとなった。 剣心が出会った女医の高荷恵は、悪徳商人の武田観柳に強要されて阿片作りに加担していた。囚われた恵を救うべく観柳の屋敷に乗り込んだ剣心の前に、隠密御庭番衆の般若が立ちはだかる。不可思議な伸腕の術と絶対の忠誠心を武器に、般若は剣心に襲い掛かる。
Read Article
るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。
Read Article
るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。
Read Article
瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。
Read Article
雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。
Read Article
斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。
Read Article
悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
Read Article
相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
Read Article
神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。
Read Article
明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
Read Article
石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。
Read Article
魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
Read Article
武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。
Read Article
四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
Read Article
エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。
Read Article
緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。 動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 志々雄真実のプロフィール・人物像
- 悪のカリスマ
- 志々雄真実の戦闘スタイル・必殺技
- 使用した武器
- 無限刃
- 秘剣
- 壱の秘剣・焔霊
- 弐の秘剣・紅蓮腕
- 終の秘剣・火産霊神
- 志々雄真実の来歴・活躍
- 同志からの裏切り
- 瀬田宗次郎との出会いと「十本刀」形成
- 紀尾井坂の変
- 緋村剣心との邂逅
- 十本刀集結
- 京都大火
- 決戦間際
- 最終戦開始
- 最終局面
- 時代の選びし者
- 地獄の国盗り
- 志々雄真実の関連人物・キャラクター
- 駒形由美(こまがた ゆみ)
- 瀬田宗次郎(せた そうじろう)
- 佐渡島方治(さどしま ほうじ)
- 魚沼宇水(うおぬま うすい)
- 悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)
- 本条鎌足(ほんじょう かまたり)
- 沢下条張(さわげじょう ちょう)
- 刈羽蝙也(かりわ へんや)
- 才槌(さいづち)
- 不二(ふじ)
- 夷腕坊(いわんぼう)
- 緋村剣心(ひむら けんしん)
- 斎藤一(さいとう はじめ)
- 相楽左之助(さがら さのすけ)
- 長谷川明日郎(はせがわ あしたろう)
- 一ヶ瀬鮫男(いちがせ さめお)
- 志々雄真実の名言・名台詞/名シーン・名場面
- 「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」
- 「生まれがどーのこーのじゃねえ。お前が弱いから悪いんだ」
- 「“君”ぐらいつけろよ、無礼な先輩だな」
- 「その代わり、お前には常にいの一番の勝利を味わわせてやる」
- 「油断?何のことだ?これは”余裕”というもんだ」
- 「かかってくるなら如何ともし難い力の差をちったあ埋めてからかかって来い!」
- 「終わりはしねえさ。俺が無限刃を手にしている限り!」
- 「裏切るだと…?てめえのものさしで語るんじゃねェよ。コイツは誰より俺を理解し、俺は誰よりコイツを理解している」
- 「決まってんだろ。閻魔相手に地獄の国盗りだ」
- 「本当にいい男は例えどんなになっても女の方から寄って来る」
- 「そんな時代に生まれ合わせたのなら天下の覇権を狙ってみるのが男ってもんだろ」
- 「動乱が終わったのなら、俺がもう一度起こしてやる!」
- 「弱者は強者の糧となるべき。糧にすらならない弱者は存在する価値すらねえ」
- 「裏切るだと…?てめえのものさしで語るんじゃねェよ。コイツは誰より俺を理解し、俺は誰よりコイツを理解している」
- 「かかってくるなら如何ともし難い力の差をちったあ埋めてからかかって来い!」
- 志々雄真実の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実写版の志々雄
- 志々雄のデザインのモデル
- 無限刃の行方
- 十本刀の集結は2度あった