志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

駒形由美(こまがた ゆみ)

「夜伽」の由美。志々雄の側にいる妖艶な美女。志々雄に心酔しているが身体の世話しかできず、「闘い」の中で役に立てない自分自身を歯がゆく思っている。

「夜伽」の由美。志々雄の側に仕え、身体の治療や夜伽、身の回りの世話をする妖艶な美女。かつては吉原一の花魁であり、そのことに誇りを持っていたが「マリア・ルーズ号事件」で、自身達花魁や娼婦達の尊厳を踏みにじる明治政府を憎んでいる。
姉御肌な性格で肝が据わっており、十本刀の沢下条張からは「由美姐さん」と呼ばれている。志々雄とは相思相愛の仲で、彼を心の底から愛しているが、志々雄のために戦えない自分を歯がゆく思っている。一方で、十本刀の本条鎌足からは「常に志々雄の側に控えている女」とライバル視されている。
かつて、商家の娘であった由美だが、強盗に両親や兄弟、使用人を皆殺しにされ、身寄りのなくなったところを吉原に売られてしまった過去を持つ。志々雄との出会いは、彼が偶然自身の店に投宿したことがきっかけ。当初は彼らに対し挑発的な態度で接していたが、ある日、軍属の「引原海鮫兵団」によって妹分の遊女・華火が殺害され、双子の禿のあかりとかがりが攫われてしまい志々雄に助けを求める。
「お前達が弱いから悪い」と一度は断られた由美だが、覚悟を決め「自分の命を好きな時に好きな様に奪ってよい。死んだら地獄行きに着いて行ってあげる」と詰め寄る。その度胸を気に入った志々雄は、十本刀を初めて集結させ、「引原海鮫兵団」を殲滅させた。
その過程で、自身の一家を殺したのが志々雄だと気づくが、彼の「弱肉強食」の理念に共感していた由美は、彼と共に国盗りに旅立つ。なお、苦界に身を落とすことになった始末をつけるように莫大な身請け金を志々雄に請求することから、相当肝が据わっていることが窺える。
最終決戦時、剣心の前に立ちはだかり志々雄を庇うが、その隙を見た志々雄は由美ごと剣心を刀で貫く。愛する者を犠牲にしてまで勝利を掴もうとする彼の行いに剣心は激昂するが、対する由美は戦いの役に立てたことに喜びを感じながら、志々雄の勝利を願い絶命した。

瀬田宗次郎(せた そうじろう)

「天剣の宗次郎」。常に笑顔を絶やさない少年。かつて志々雄に助けられた過去を持っている。志々雄の右腕であり、彼直々の極秘任務を任されるほど信頼度は高い。

「十本刀」の一人。「天剣の宗次郎」という異名を持つ。志々雄の右腕且つ最初の側近であり、その剣才は剣心に匹敵するほど。「天賦の剣才」、喜怒哀楽の「楽」以外の感情が無い「感情欠落」、目にも映らない超神速の移動術「縮地」と3つの突出した能力を兼ね備える十本刀最強の剣客。常に笑顔で人当たりも良いが、必要とあらば何食わぬ顔で人を殺す残酷さを持つ。志々雄の最初の側近のため、彼からの信頼も厚く、大久保卿暗殺や煉獄の出航準備など、彼から重要な任務を任されることも多い。
志々雄との出会いは幼少時代で、当時大きな米問屋の妾の子として生まれた宗次郎は、その出自故に家族に疎まれており、ひどい虐待を受けながら育つ。その過程で、余計な怒りを買わないように常に愛想笑いを浮かべるようになり、喜怒哀楽の「楽」以外の感情を封印した。その頃、明治政府の追手から逃亡中だった志々雄と出会い殺されかけるが「米蔵の中に匿う事」、「包帯と食事の提供」を条件に見逃される。その際、宗次郎の境遇を知った志々雄は「お前が虐待されるのは、お前が弱いからだ」と、「弱肉強食」の真理を説き、宿代代わりとして一振りの脇差を渡される。当初は脇差を返そうと思っていた宗次郎だが、志々雄を匿っていたことが家族にバレて殺されかけたことで覚醒。志々雄から渡された脇差で家族を皆殺しにしてしまう。その後、宗次郎は志々雄についていくことを選び、彼の最初の部下となり、後に「天剣」と呼ばれるほどの剣客に成長していく。
この出来事がきっかけで、善悪よりも志々雄の命令を絶対視する彼の狂信者となり、彼の右腕として刃を振るうことになる。一方で志々雄を妄信するあまり、自我が希薄で精神的な揺さぶりに弱いという弱点を持つ。剣心との二度目の戦闘では、この弱点を突かれ「弱肉強食」の信念が揺らぎ始め、苛立ちという封印していた感情が蘇ってしまったことで、殺気を剣心に読まれて形勢を逆転される。
さらに、剣心との対話で家族を殺してしまったことを後悔していたを思い出し錯乱。「不殺」を貫く剣心と「弱肉強食」を掲げる志々雄、どちらが正しいか見極めるため、自身の最強の技「瞬天殺」で剣心に挑むも敗北。敗北後、駒形由美にかつて志々雄から貰った脇差と「天翔龍閃」の正体を託し、志々雄のもとを去ることを決意。剣心と志々雄の決着が着いた後、人生の答えを見つけるべく旅へ出る。

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佐渡島方治(さどしま ほうじ)

「百識の方治」志々雄の参謀。当初、志々雄には一歩引いた態度をとっていたが彼の「洗礼」を機に、後に「十本刀一番の忠臣」と評されるほど高い忠誠心を見せた。

「十本刀」の一人。「百識の方治」という異名を持つ。元は明治政府の官僚だったが、その実態に失望して野を下り、志々雄の「弱肉強食」の思想に惹かれて配下となる。彼の配下となってからは、志々雄一派の参謀的ポジションに収まり、その明晰な頭脳と優れた実務能力で膨大な資金や兵器を調達し、一派を国家とも渡り合えるほどの強大な組織に成長させ、志々雄の国盗りの内政面をサポートしていた。近代兵器を搭載した大型甲鉄艦を一隻調達できることから、彼の頭脳と実務能力の優秀さが窺える。
当初は志々雄に対して一歩引いた態度で接していたが、彼から「洗礼」を受けたことをきっかけに信奉者となり、彼に忠誠を誓い付き従うようになる。一方、方治は「志々雄の完全勝利」を優先しており、その為には進言を通すため、自身の爪を剥ぐほどの行動力を示す。志々雄も方治の覚悟を認め、汚れ役をすべて任せると同時に、いの一番で自身の傍らで勝利を味わわせることを約束している。
剣心との決戦にも立ち会っており、もし志々雄が戦闘不能となった場合、隠し持った銃で剣心を撃つ計画を立てていたが、限界を超えた志々雄の姿に感動し、彼の勝利を信じ見守る事を決意する。しかし、肉体の限界を超えた志々雄は発火し消滅。彼の死を受け入れられずに狂乱し、アジトの機関部を破壊して剣心らを道連れにしてまで、志々雄の敗北を防ごうとした。
アジトと共に心中するはずだったが、悠久山安慈に救われ、「弱肉強食」の思想を裁判で訴えるべく出頭。しかし、明治政府は方治に裁判の機会すら与えず、その能力のみを評価し、志々雄のことを忘れて政府に協力するように持ち掛けられる。志々雄の思想を正当性を証明する機会も与えられず、かつての敵にすら協力を持ちかける政府の内情に絶望した方治は牢の中で自害。彼が今際の際に見たのは、地獄で方治が来るのを待ち、地獄での「国盗り」を企む志々雄の姿だった。

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魚沼宇水(うおぬま うすい)

「盲剣の宇水」。「十本刀」内でもかなりの実力者。かつて志々雄に両眼を斬られた恨みから「隙あらば殺してもいい」という条件の下、志々雄の配下に加わる。

「十本刀」の1人。「盲剣の宇水」という異名を持つ。琉球の出身でティンベー(亀甲の盾)とローチン(石突に小型の鉄球がついた槍)を用いた琉球王家秘伝武術の使い手。かつて、幕府側の対人斬り用暗殺者として剣を振るっていたが、ある日遭遇した志々雄に両目を斬り裂かれて失明。失明後用無しになった宇水は幕府に見捨てられ、自身がどこにいるかも分からない中、山中を彷徨い死の淵を彷徨う。その際、喉の渇きを癒すために水の流れる音を追い続け、遥か遠くの水のせせらぎまで聞き取れる自身の異常聴覚に気づく。以降は高い聴覚を以って敵の心臓の鼓動を聞き取り、心拍数等から心理状態を読む「心眼」という技術を身に着けた。
その後、「隙あらば志々雄を殺してもいい」という条件付きで十本刀に加わる。条件の通り、十本刀が京都に集結した際にも志々雄を狙っている様子があり、アニメの新京都編では志々雄と由美の情事の際に襲撃するなど、度々志々雄の命を狙う様子を見せる。一方、斎藤には「志々雄への復讐を諦めている」と看破され、自身が敗北を認めてしまっていることを周囲に悟られないため「隙あらばいつでも殺してもいい」という条件付きで仲間になったのだと指摘される。彼の指摘通り、「心眼」を身に着けて志々雄よりも強くなったと思っていた宇水だったが、志々雄も多くの死線をくぐり抜け、再会した時には勝負を挑んでも敵わないと悟り、復讐を諦め彼の配下に加わったのだ。自身の本心を暴かれた宇水は激昂し斎藤と応戦。ティンベーとローチンで斎藤を翻弄するも、奥の手の「牙突零式」をくらい、胴体を真っ二つにされるという壮絶な最期を遂げた。
志々雄自身も、宇水の本心には気づいており、更に「斎藤と闘えば負けるだろう」と実力を評価されている。
なお、方治が今際の際に見た地獄の光景では、由美が「宇水もこっちに来てると思うから、今度は本当の仲間にしてあげましょうよ」と志々雄に提案して「そうだな、考えておくか」と了承していることから、少なくとも彼の実力を買っていたことが窺える。

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悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)

「明王の安慈」。明治政府打倒の利害の一致から志々雄一派に加わる。政府打倒後、志々雄の創る世が自身の理念に反するなら志々雄を裏切るとも明言した。

「十本刀」の1人。「明王の安慈」という異名を持つ。目の下の隈と筋骨隆々の体格が特徴。十本刀の中で一番情が深い人物だが、戦闘時は憤怒を体現する修羅と化す。かつては、地方にあった貧乏寺の和尚であり、身よりの無い子供達と平穏に過ごしていた。当時は体格も細く、怒ることが苦手な優しい人物であった。彼が変貌した原因は明治政府の発令した「廃仏毀釈」発端。寺を取り壊すことで、明治政府からの恩恵を受けようと画策した村の長達は、安慈らが寺を立ち退く前夜、中にいる子供達ごと寺に放火。子供達を助けようとした安慈は村長の刺客に闇討ちされ、気絶してしまう。意識を失う直前まで、仏に子供達の加護を祈っていたが祈りも虚しく次に目が醒めた時には焼け落ちた寺の跡と、崩れ去った寺に埋もれる無残に焼け死んだ子供達であった。
この出来事がきっかけで、修羅と化した安慈は体を鍛え続け村長を殺害し復讐を果たす。しかし、事の発端でもある明治政府への恨みは晴れず、この世に「救世」をもたらす目的を果たすため志々雄一派に加わる。彼の語る「救世」とは、「1度世界を無に帰して、救うべき者を救い、罰するべき者を罰する」というものであり、そのためにある意味では志々雄とはかけ離れた思想を持ちながら、明治政府打倒の利害が一致した志々雄に協力。しかし、もしも志々雄の新時代が「救世」にそぐわない場合は、志々雄を敵に回し再び世界を破壊すると述べている。さらに一派に加わる条件として「生殺与奪の自由」を与えられており、京都大火時にはその権限を行使し操を殺害しようとする宇水を制止している。
剣心一行と志々雄一派の戦いが始まる直前、京都に向かう道中の相楽左之助と出会っており、同じく明治政府を憎むもののよしみで、「一週間以内で身につけなければ殺すという」条件の下、自身の編み出した奥義「二重の極み」を彼に伝授する。過酷な修行で死にかけながらも技を身につけた左之助に感服しながら見送ったが、京都のアジトの決戦の際に左之助と対戦。互いに「二重の極み」を打ち合い苛烈な闘いを繰り広げるが、左之助の「死んだ子供達は救世なんか望んじゃいない」という言葉を聞いて戦意を消失。自身の暴走が、最も大切に思っていた子供達を苦しめていると悟り、敗北を認めた。
志々雄の死後、崩壊するアジトから方治を救出しており、その後警察に出頭。剣心達の嘆願もあり、極刑は免れたものの、彼に下された判決は懲役25年で北海道の仮設刑務所に服役している。

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本条鎌足(ほんじょう かまたり)

「大鎌の鎌足」。志々雄への忠誠が強く、男では宗次郎に勝てず、女では由美に勝てないという自身の境遇を歯がゆく感じており、その想いから志々雄からの命令を命がけで遂行しようとする。

「十本刀」の1人。「大鎌の鎌足」という異名を持つ。外見は美しい女性だが、実は男性。普段は明るく元気なお姉さんのような振る舞いをしており、十本刀の中では比較的親しみやすい性格に思える。一方、敵前逃亡する部下を容赦なく斬り殺したり、仲間が敗れた際にも大して驚いた様子も見せないなど、冷酷かつ冷徹な一面も持ち合わせている。戦闘スタイルは大鎌と鎖分銅を繋げた大鎖鎌。その超重量の武器を振り回すことにより繰り出される波状攻撃「乱弁天」が彼女(彼)の必殺技。
慕っている志々雄の役に立つため命懸けで任務を遂行しようとする強い覚悟を持ち合わせており、「葵屋」襲撃時、薫との決戦で「私はいつでも真剣そのもの。半端な覚悟じゃオカマはやってられない」と語っている。その強い覚悟は、オカマの自分では男には宗次郎、女でも由美に勝てないコンプレックスが要因となっており、愛する者のために命をかけようとするその姿勢は、敵である薫や操からも認められている。
「葵屋」襲撃が失敗した際には、期待に沿えなかった自責の念と志々雄に醜態を見せたくない思いから自殺を試みるが、彼女(彼)の姿勢に共感した操により阻止され気絶したところを捕縛された。志々雄と剣心の決戦が終結した後、志々雄の戦死を知らされ生きがいを無くし後を追おうと考えていたが、仲間の沢下条張がその身を案じて"十本刀には、後世に志々雄のことを語り継ぐという裏の任務があり、「鎌足なら俺の良い語り部になってくれる」と志々雄が語っていた”と嘘を吹き込んだおかげで生き抜くことを決意。立ち直ってからはその美貌を活かし、外国のスパイとなる予定らしい。志々雄の死後も彼を慕い続けているらしく、北海道編で新月村の生き残り英次が志々雄のことを侮辱した際には不機嫌な様子を見せている。

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沢下条張(さわげじょう ちょう)

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るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。

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るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。

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瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。

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雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。 動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

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