佐渡島方治(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

佐渡島方治(さどじま ほうじ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、志々雄真実配下の精鋭部隊である「十本刀」の一員。戦闘能力も高いが事務能力により優れており、「百識の方治」の異名を持つ。
明治政府の役人だったが、彼らの腐敗ぶりに失望して志々雄の配下となる。以後、志々雄の掲げる弱肉強食の思想こそ今の日本に必要なものだと信じて彼に尽くす。物語の中で、志々雄に対して崇拝にも近い忠誠心を抱くようになり、彼の死と明治政府の惰弱ぶりに絶望して自害。死後、志々雄の地獄巡りに付き従った。

佐渡島方治の概要

佐渡島方治(さどじま ほうじ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)の登場人物で、明治政府転覆を目論む志々雄真実(ししお まこと)配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。戦闘能力も高いが事務能力により優れており、「百識の方治」の異名を持つ。
明治政府の役人だったが、彼らの腐敗ぶりに失望して志々雄の配下となる。西欧列強の外圧に対抗するには富国強兵をより強力に推し進めるべきだと考えており、「弱肉強食」をモットーとする志々雄は今の日本に必要な人間だと考えていた。

国盗りを目指す志々雄の下で働く内、彼のカリスマに心酔し、崇拝に近い忠誠を抱いていく。その高い実務能力で組織の運営を担い、最新鋭甲鉄艦「煉獄」の購入など志々雄の野望達成に必要な準備を整えていった。
その志々雄が剣心との戦いの果てに死亡した後、諸外国を警戒するあまり敵である自分を公然と罰することもできない明治政府の惰弱ぶりに絶望して自害。夢か現か、死後に志々雄と再会し、「閻魔相手に地獄の国盗り」を目指す彼に付き従った。

佐渡島方治のプロフィール・人物像

身長:172cm
体重:66kg
生誕日:1839年6月
年齢:40歳(現在の数え方だと39歳)
出身:東京府
星座:双子座
血液型:A
特技:組織作り

CV:高橋広司
演:滝藤賢一

真面目で実直、理詰めで物事を考えるタイプの人物。滅多に笑わず、常に不機嫌そうな顔をしている。政治的腐敗を嫌い、志々雄一派に参加したきっかけも「明治政府の汚職を追いかけていった末に志々雄と出会い、彼に“明治政府の腐敗が許せないなら、連中から奪った金を俺の下で活かしてみる気はないか”と誘われた」ことである。
戦闘能力も高いが実務能力により優れており、志々雄一派の組織運営の要として活躍。必要な武器や人員の確保、様々な策略の遂行や調整など、志々雄の野望実現のために尽力した。

志々雄のことは当初は「部下を信頼して仕事を任せてくれる度量の持ち主」、「大組織の長にふさわしい大器」、「今の日本に必要な人物」程度に考えていたが、彼の異常なまでの野心と精神力を知って「自分にはとても図り切れない偉大な存在」として心酔。「世間や仲間、志々雄にさえ嫌悪されようと彼に絶対の勝利を捧ぐ」と誓うに至る。志々雄の側も方治の覚悟を認め、「汚れ仕事一切を任せるが、その代わり自分の一番近くで勝利を味わわせる」と約束している。
現実的な仕事の処理に長ける反面、戦略的な見地には劣るところがあり、その点で勝る十本刀の才槌(さいづち)に対しては「自分に無い能力を持つ」と一目置いている。彼以外の十本刀に対してもそれぞれ自分に勝る点を素直に認めて敬意を払っており、“志々雄を殺す”と公言している魚沼宇水(うおぬま うすい)を別にすればそれなりに友好的な関係を築いていた。

佐渡島方治の装備・能力

銃剣

本編では大きな見せ場は無かったが、ライフル銃の先端に刃をつけた銃剣という武器の遣い手だという設定がある。
外伝『るろうに剣心裏幕 -炎を統べる-』では並外れた狙撃の腕前を披露し、十本刀にふさわしい実力の持ち主であることを示した。

佐渡島方治の来歴・活躍

明治政府の役人から志々雄一派へ

明治政府の役人として活躍していたが、大量の資金がどこかに横流しされていることに気付き、上層部の妨害に遭いながらもこれを追跡。やがてこの金が不正隠しに使われた後ろめたいもので、最終的にその大部分が志々雄一派こと志々雄真実(ししお まこと)率いる組織に奪われていたことを知る。
志々雄は幕末の頃に人斬りとして活躍した維新志士だったが、そのすさまじい野心と実力を警戒されて仲間に裏切られ、不意打ちされて気を失ったところに火をかけられるという過去を持つ人物だった。それでもなお生き残った志々雄は、自分を裏切った者たちへの復讐と国盗りを同時に進めるべく、明治政府に恨みを持つ者たちを集めて武装組織を作り上げていた。

ほとんど独力で自分たちまで辿り着いた方治を志々雄は高く評価し、「明治政府の不正と腐敗が許せないなら、連中から奪ったこの金をお前の意志で活かす気はないか」と仲間になるよう誘う。明治政府にすっかり失望していた方治は、「今の日本にはこういう男が必要かもしれない」と考え、これを承諾。志々雄の下でその力を発揮していく。

甲鉄艦「煉獄」の購入

吉原にしばし逗留することになった方治は、マイペースな新造の華火(左)に振り回される。

志々雄は武装蜂起による明治政府の打倒を目指しており、そのために様々な人材と物資を集めていた。その1人である才槌(さいづち)という男が考えた志々雄の国盗りのための計画を実現させるべく、実務能力の面で尽力。資金と人員を集め、明治政府相手に武装蜂起するに十分なだけの組織を作り上げる。
この頃、方治は「国の内外により強烈なインパクトを与えるため、武装蜂起前に甲鉄艦を手に入れたい」と考えていた。そのための資金は十分にあったが、明治政府に隠したまま自分たちに甲鉄艦を調達してくれるようなツテがなく、「何か方法は無いか」と思案する日々を送る。

そんな折、志々雄は本格的に事を起こす前に自身の配下から選りすぐった精鋭部隊「十本刀」(じゅっぽんがたな)の顔合わせをするために吉原に赴く。十本刀の一員だった方治もこれに従い、数日世話になった宿で華火(はなび)というマイペースな新造に振り回される。
しかし、その華火は明治政府の青年軍人が極秘に進めていた甲鉄艦購入計画を偶然知ってしまったことで彼らに斬殺される。志々雄は華火の姉貴分に“雇われる”形で青年軍人率いる一派と戦い、これを十本刀に殲滅させる。方治もここに参戦し、華火を殺した軍人を自ら射殺して彼女の仇を討った。その後彼らの計画を乗っ取る形で、上海の武器商人から甲鉄艦を購入。武装蜂起の準備を万全に整える。

剣心とその仲間たちとの戦い

志々雄一派の動きに感づいた明治政府は、志々雄に匹敵する実力を持つ緋村剣心(ひむら けんしん)という剣士に彼の抹殺を依頼する。これを知った志々雄は、明治政府のトップである大久保利通(おおくぼ としみち)を暗殺。志々雄の危険性を知った剣心は、「この国でもう1度内乱を起こさせるわけにはいかない」と彼の本拠地である京都に乗り込んでくる。
剣心の仲間たちもこれに続き、志々雄一派と暗闘を繰り広げる。敵方の力を見誤って失策を犯した方治は、志々雄から「覚悟が足らない」として素手を押し付けられる。維新志士たちに火をかけられて以降、志々雄の体は体温調節機能が狂ってしまい、常に異様な高熱を帯びるようになっていた。

志々雄が本来生きてはいられないほどの熱を帯びたまま平然と動き続けていることを知った方治は、「この方は自分にはとても図り切れない存在だ」と驚き、同時に「今の日本には必要な人物」程度に考えていた志々雄に「この人が導く日本を見てみたい」との想いを抱き、彼への忠誠心を今まで以上に強くする。

志々雄の地獄行に付き従う

志々雄の死後、方治は自害し、彼の地獄行に付き従う。

剣心たちとの戦いはその後も続き、組織の切り札だった甲鉄艦「煉獄」も沈められてしまう。これに激怒した志々雄は、「剣心こそは自分の野望の前に立ちはだかる最大の障壁」と捉え、彼との直接対決に臨む。
明治政府打倒のために作り上げた組織が甚大なダメージを受けていく中、志々雄と剣心の直接対決の場に立ち合わせた方治は、「志々雄様が負けることはありえないが、万が一の時は“決闘の邪魔をした”ことを理由に彼に殺されることになってでも割って入る」と密かに懐にライフルを忍ばせていた。しかし限界以上の力を発揮して志々雄に立ち向かう剣心やその仲間たちを見て、「剣心ごときにできるのなら志々雄も限界を超えられる」とライフルを捨て去る。

果たして志々雄は剣心の奥義を食らってもなお立ち上がり、衰え知らずの覇気で今にも力尽きようとしている剣心に襲い掛かる。しかし長時間の戦いで限界以上に体温が上昇した志々雄は自らの発した熱によって突如燃え上がり、哄笑と共に跡形もなく燃え尽きる。愕然としてこれを見ていた方治だったが、崩壊していく拠点の中から志々雄一派の生き残りによって救出され、「志々雄様こそはこれからの日本に必要な人物だった。彼の名誉とこの国の未来のため、自分は明治政府にそれを正式に訴える」と宣言。大罪人の汚名と共に処刑されることを覚悟で出頭する。
しかし、明治政府は「志々雄の存在が公になれば、彼の一派によって内乱の危機にあったことを諸外国に知られてしまう」との考えから方治を幽閉し、同時に彼の主張も握り潰す。その上で自分の実務能力を惜しんで裏取引の形で勧誘し、「大敵を公然と罰することもこともできないのか、この国はそれほどの惰弱なのか」と方治を絶望させる。もはやこの世に未練無しと判断した方治は、隠し持った短刀で喉笛を掻き切り、自らの血で「志々雄の地獄参りの供をする」と書き残して自害する。

その後夢かうつつか、方治はどこまでも人骨が積み重ねられた地獄のような場所で志々雄と再会。「閻魔相手に地獄の国盗り」を始めようとする彼に喜々として付き従うのだった。

佐渡島方治の関連人物・キャラクター

志々雄真実(ししお まこと)

幕末時代、維新志士側の人斬りとして活躍していた凄腕の剣客。その力量に見合うすさまじい野心の持ち主で、これを警戒した仲間に騙し討ちにされて火だるまにされた。それでもなお生き残り、復讐と国盗りを兼ねて明治政府に戦いを挑む。
方治は志々雄の「弱肉強食」の思想を「今の日本に必要なもの」と高く評価し、次第に彼自身の大器とカリスマ性に心酔していった。志々雄は方治の能力を買って仲間に加えたが、誰にどれだけ恨まれようと自分のために尽くす姿勢を認め、「汚れ仕事一切を任せる代わりに、自分の隣でイの一番に勝利を味わわせる」との言葉をかけている。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

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相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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