「無人在来線爆弾」を徹底解説!電車でゴジラに大ダメージ!?

「無人在来線爆弾」は、2016年に公開されて大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』の作中に登場する兵器である。文字通り“無人の在来線に爆弾を満載して突撃させる”というもので、そのすさまじい火力でゴジラを転倒させることに成功している。威力もさることながら、「普段多くの都民が通勤に利用する電車が対ゴジラ用兵器になる」というユニークな発想がネットを中心に話題となった。

JR東日本やJR東海に確認したところ、両社とも「制作協力は行っていない」という。ただ、鉄道の活躍ぶりに溜飲を下げた鉄道関係者も多いに違いない。

出典: toyokeizai.net

▼なぜこうなった?庵野監督は鉄道愛好家だった

出典: pds.exblog.jp

これまでのゴジラ映画と比べて、「シン・ゴジラ」で鉄道の存在感が大きいのはなぜだろうか。

その答えを握っているのが脚本・編集・総監督を務めた庵野秀明氏だ。

庵野氏が手掛けた映画には「鉄道」が重要な役割を担うことが多い。

アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」では、首都の荒廃を示す象徴として大地に突き刺さった通勤電車が出てくるし、DD51形ディーゼル機関車は使徒殲滅を目指す「ヤシマ作戦」に参加する。

実写映画の「式日」は線路端がモチーフ。「ラブ&ポップ」ではGゲージの模型にカメラを乗せて撮影したという。果たして庵野氏は鉄道ファンなのか――。

「鉄道ファンといわれるのはおこがましい。“好き“という程度です」。庵野氏は聴衆の前で鉄道について語った。8月6日に開催した全国の高校生が自作の鉄道ジオラマを競う「鉄道模型コンテスト」(会場:東京ビッグサイト)の席上でのことだ。

出典: toyokeizai.net

▼映画公開から1年の2017年11月12日「シン・ゴジラ」が地上波初登場 無人在来線爆弾はやはり話題となる

▼無人在来線爆弾の威力も話題に

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