ふしぎの海のナディア(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

「ふしぎの海のナディア」とは1990年から1991年までNHKによって放送されたテレビアニメ。この作品は「海底二万マイル」を原作としており、庵野英明が総監督を務めていました。19世紀を舞台としており、ナディアを巡ってノーチラス号と世界制服を企むネオ・アトランティスの戦いを描いたアニメです。

『ふしぎの海のナディア』の概要

「ふしぎの海のナディア」はNHKで1990年4月13日から1991年4月12日にかけて、放送されたテレビアニメ。全39話の長編となっている。
「新世紀エヴァンゲリヲン」などで有名な庵野秀明が監督を務めている。キャラクターデザインも「新世紀エヴァンゲリヲン」「時をかける少女(細田守のアニメーション映画)」でおなじみの貞本義行が務めている。
庵野秀明の作品らしく、戦艦戦闘シーン・発掘された古代文明の科学兵器シーンはよく作りこまれている。

『ふしぎの海のナディア』のあらすじ・ストーリー

中央のメガネの少年がジャン。後ろは左からグランディス、サンソン、ハンソン、ナディア

西暦1889年、世界中の海で謎の大怪獣による船の行方不明事件が相次いで起きた。
フランス人の少年であるジャン・ロック・ラルティーグはパリの万国博覧会でナディアという謎の少女に出会う。
彼女は謎の石ブルーウォーターを所有していたため、3悪のグランディス一味から狙われることになった。
ジャンは一目ぼれしたナディアを連れてアフリカまで連れようとするが、謎の戦艦の砲撃に遭ってしまう。
幾度かの漂流のうちにマハリ島につくが、そこでネオ・アトランティスを率いるガーゴイルの野望を知る。
ジャンとナディアはガーゴイル打倒を目的としているノーチラス号と、ネオ・アトランティスの野望を阻止することになった。

『ふしぎの海のナディア』の登場人物・キャラクター

ナディア・ラ・アルウォール CV:鷹森淑乃

出典: dic.nicovideo.jp

主人公で物語のカギとなるブルーウォーターを持つ少女。
そのため、宝石を狙うグランディス一味や世界征服を狙うガーゴイルにおわれてしまう。
親と生き別れ、サーカスで育ったため、高い身体能力の持っている。
勝気で気分の浮き沈みが激しい性格をしているが、本当は優しい心を持つ女の子。
動物の言葉を理解するなど、不思議な力を持っている。
パリでジャンに一目ぼれされて以来、ジャンと親友のような関係にある。
実は元タルソテス王国の元王女でネモ船長の娘であった。
最終決戦ではガーゴイルに操られるが、ネオ皇帝の活躍で自我を取り戻した。
その後ガーゴイルに問い詰められ、ジャンの命を奪われるが生き返らせたいという願いでジャンを生き返らせた。

ジャン・ロック・ラルティーグ CV:日高のり子

出典: p.twpl.jp

発明が好きなフランス人の少年で、ナディアの親友。
世界中を飛びまわれる飛行機を作ることを夢見ている。
海難事故で父を失ったため、叔父叔母と一緒に暮らしている。
性格は純粋で大のお人よしだが、時にはすさまじい行動力を見せる。
最終回ではガーゴイルによって死亡してしまったが、ナディアの願いによって復活した。

マリー・エン・カールスバーグ CV:水谷優子

出典: pbs.twimg.com

ナディアとジャンがマハリ島で出会った幼女。そばかすがトレードマーク。
両親はネオ・アトランティスに反対したために殺されてしまった。
生き残ったところをナディアやジャンに拾われて以来仲間になり、ムードメーカーとなった。
ライオンのキングと一緒にいることが多い。
サンソンと仲が良く、最終的には結婚した。

グランディス・グランバァ CV:滝沢久美子

三悪グランディス一味の女ボスで、当初はブルーウォーターを狙っていた。
よく愛用する乗り物はグラタン。
見た目とは裏腹にかなりいい人で、ナディアの姉的存在である。
実はイタリアの良いところのお嬢様であったが、結婚詐欺によって全財産を失った。
以来、彼女に仕えていたハンソンとサンソンと行動するようになる。

サンソン CV:堀内賢雄

出典: www.suruga-ya.jp

グランディス一味の怪力担当で、かなりのスピード狂。
ドロンボー一味のボヤッキーと体型が似ているが、役割は全く逆。
女性には紳士的な態度で接する礼儀正しい一面も持つ。
マリーとは最終話で結婚する。

ハンソン CV:桜井敏治

出典: rupanana.fam.cx

3悪の機械担当で、愛用のメカグラタンを建造した男。
機械について詳しいため、ジャンとは気が合う。
最終回では大金持ちになり、巨万の富を築く。

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