トップをねらえ2!(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
トップをねらえ2!(Aim for the Top2! DIEBUSTER)とはGAINAXの設立20周年記念作品として制作され、2004年11月から発売されたOVA作品。1988年に制作されたOVA作品「トップをねらえ!」の続編になる。
物語は、宇宙パイロットを目指すアンドロイドのノノが、ひょんなことから宇宙の最前線で戦うパイロットのラルクと出会うところから始まり、宇宙怪獣との戦いを描く。
『トップをねらえ2!』の概要
トップをねらえ2!(Aim for the Top2! DIEBUSTER)とは、GAINAXの設立20周年記念作品として制作され、2004年11月から発売されたたOVA作品のことである。全編6話の構成で、16年ほど前に制作されたOVA「トップをねらえ!」の続編になる。
美少女たちが地球を脅かす敵「宇宙怪獣」と戦うという、大まかなスタイルは踏襲しつつも、雰囲気や設定などが大きく変わっている。
しかし、後半になると前作との繋がりが一気に明らかになり、序盤の設定が大きく覆されていくことになる。
そのストーリーや作画などが非常に高い評価を受け、2005年に開催された「第10回アニメーション神戸」にて、作品賞・パッケージ部門を受賞。さらに「東京国際アニメフェア2007」においても、オリジナルビデオ部門優秀作品賞を受賞しているなど、「OVAの金字塔」と呼ばれた前作の名に恥じぬ名作だ。
『トップをねらえ2!』のあらすじ・ストーリー
舞台は前作から12,000年後の太陽系。アンドロイドの主人公ノノは、「ノノリリ」という昔の英雄に憧れ、宇宙パイロットになることを目指し、レストランで住み込みのバイトをしていた。
そんな中、ノノはレストランに偶然やってきた、ラルクという少女と出会う。彼女は「トップレス」という、バスターマシンを操り、宇宙怪獣を倒していく宇宙パイロットだった。
一目惚れしたノノはラルクを「お姉様」と慕う。そして、ひょんなことから、ノノはラルクの所属する火星上空の衛星基地へと案内され、宇宙パイロットとなった。
そこで起こる、バスターマシンをめぐるライバルのチコとの出会いと交流、宇宙怪獣との戦闘、変動重力源の発掘など、様々な出来事がノノに待ち受ける。
その中で、ノノはとある真の力を知り、宇宙怪獣との戦いに身を投じていくことになる。
『トップをねらえ2!』の登場人物・キャラクター紹介
ノノ(CV.福井裕佳梨)
物語の主人公で、ナノマシンによって構成されたアンドロイド。
アンドロイドではあるものの、おなかは空くし、ご飯も食べる。これはノノが炭素系物質をエネルギー源とし、普通の食料として摂取する必要があるため。そのため味覚もちゃんとある。好きな食べ物は和菓子。
さらに、性格や感情といった人間の心は持っていて、生活から何から本物の人間と全く遜色がない。
性格はドジっ子で、言動も幼く、ほかのパイロットからもマスコット扱いされている。口癖は「何故ならば!」。
また、怪力の持ち主であり、食器に冷蔵庫などあらゆるものを割り、果てには小型宇宙怪獣まで生身で倒した。
実は昔の記憶がなく、いつ製造されたかもわかっていない。当時のノノが唯一知っていたことは、「ノノリリ」という昔の英雄のことだけで、そこから自分の名前をノノと名乗っている。
ラルク・メルク・マール(CV.坂本真綾)
地球出身のトップレス。実力は非常に高く、宇宙怪獣の撃墜数もトップで、「最強のトップレス」として名高い。
その実力からチコやニコラからは「姫」と呼ばれ、ノノからは「お姉様」と慕われている。
性格はクールでぶっきらぼう、努力や根性といったものは全く信用していない。
そのため友達も少なく、一部の同僚からは「優等生」と疎まれることも。
また、ノノが言うには「ノノリリに良く似ている」らしい。
実は同じトップレスのニコラに想いを寄せていて、彼の心情が気になる模様。
チコ・サイエンス(CV.沢城みゆき)
ノノが宇宙で出会うトップレスの一人。
13歳と幼いながらもトップレスとしての実力はかなり高く、撃墜数はラルクに次ぐ2位で、次期エースとして注目される。
そのため撃墜数トップのラルクをライバル視していて、いつかラルクを超えることを目標としている。
性格はやはり年齢相応で、子供っぽくワガママ。しかし観察眼に優れ、ちゃんと物事を見ている一面も。
幼少期、初恋の男の子を病気で亡くしている。そのことについて、内心で今でも無力だった自分を責めている。
カシオ・タカシロウ(CV.山崎たくみ)
トップレスのコーチで、作戦の指示のほか、トップレス達のアフターケアなどの面倒も見るサポーター的ポジション。
しかし、チコを除いた多くのトップレスからは散々な扱いである。チコだけは仲が良く、割と親しく接してくる。
実は元トップレス。当時はラルクが現在使っているバスターマシン「ディスヌフ」を操縦していて、超凄腕のパイロットだった。
当時の実力はトップレスでいた2年半の中で、3年連続でトップスコアをたたき出していた(最後の1年は辞めるまでの半年でトップスコアをたたき出した)。
当時の戦闘スタイルはかなり過激で、「暴れ馬」と称され伝説になっている。
ニコラス・バセロン(CV.岩田光央)
ノノが出会うトップレスの一人で、ラルクが想いを寄せている人。通称「ニコラ」。
性格は飄々としていて、つかみどころがないが、その一方でトップレスとしての終了である「あがりの日」を極度に恐れている。
あがりの日は「大人になる」「トップレスの能力の使い過ぎ」などからくるといわれ、そのためラルクとはいい仲になっていても一定のライン以上のことはせず、戦闘でも極力自分の能力の使用を抑えた戦闘を心掛けている。
『トップをねらえ2!』の用語解説
トップレス
バスターマシンを操るパイロットのことで、それぞれが独自の超能力を持っている。
本来、この超能力は誰しもが持っているものだが、人によってその能力の大きさに差があり、特別その力が大きいものだけがトップレスとなる。
そして、この能力の強さこそがバスターマシンの動力源であり、その能力を「エキゾチックマニューバ」という。
その能力は普段は額に「ピース」と呼ばれる物をつけておさえているが、能力を使用する際ははがす。
能力を使用しているときは頭が発光し、何故か頭の中が空洞になる。トップレスの名前の由来はここから。
バスターマシン
Related Articles関連記事
トップをねらえ!(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『トップをねらえ!』とは、1988年にGAINAXによって制作された庵野秀明初監督のSFロボットアニメ作品。主人公タカヤ・ノリコが、努力と根性で苦難を乗り越え成長しながら未曾有の脅威「宇宙怪獣」と戦っていく。OVAの金字塔とまで言われ、いまだに多くのファンに愛され続けている。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。 本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。 90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。 1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。 全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。
Read Article
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シン・エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。総監督・脚本・原作・製作総指揮を庵野秀明が務める。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の後、失意のどん底にいる碇シンジが立ち直る姿を描く。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。 地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。
Read Article
EVA-EXTRA-EXTRA(シンエヴァの薄い本)のネタバレ解説・考察まとめ
『EVA-EXTRA-EXTRA』とは『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の入場者プレゼントとして2021年6月12日から全国の映画館で配布された入場者特典である。前作である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚を描いた漫画『EVANGELION:3.0 (-120min.)』を始めとして、公式アニメーターによるイラストが多数収録されたことから話題を呼んだ。表紙のイラストは総作画監督である錦織敦史が担当している。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ヱヴァ:破)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの二作目である。 謎の巨大生物・使徒により、「セカンド・インパクト」という大災害が発生してから15年。14歳の少年碇シンジは、父ゲンドウの命令で汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と戦うことを強いられる。同じくパイロットに選ばれた少女たちと交流しながら、シンジは世界の謎を巡る奇怪な陰謀に翻弄されていく。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(ヱヴァ:Q)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの三作目である。 主人公碇シンジが目覚めると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年もの月日が流れていた。自身が起こした大災害により滅亡に瀕する世界で、かつての仲間たちが新世界創世を画策する「NERV」とそれを阻む「WILLE」の二派に別れて相争う中、シンジは14年前の真実を求めてNERV本部へと向かう。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)とは、ガイナックスの取締役だった庵野秀明氏が独立し、2006年に設立した株式会社カラーの第1回作品である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下TVシリーズ)に新たな設定とストーリーを追加して、再構築したシリーズの第1作目である。本作は全4部作の第1作目にあたる。またタイトルの『序』は雅楽の用語『序破急』から来ている。ヱヴァ:序はTVシリーズの第壱話~第六話までのストーリが基盤となっているが、TVシリーズの原画の流用は1枚もない。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメシリーズである。時は2015年。大きな災厄「セカンドインパクト」と生き延びた人類は、「使徒」と呼ばれる新たな脅威に晒されていた。主人公の碇シンジを含む14歳の少年少女が汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込み、使徒と戦うストーリーを軸に人間ドラマが展開された。人類の敵と称される使徒は外見、能力もバラバラで一切が謎に包まれており、作品の人気の一因にもなった。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ
WILLE(ヴィレ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する組織で、反NERV(ネルフ)を掲げて行動する軍事団体。NERVによるフォースインパクトの阻止を目下最大の目標として活動している。 サードインパクトによって世界各国がほぼ壊滅した中、元NERVの職員や軍と民間の有志によって結成された混成部隊。それだけに兵器を扱い慣れている者もいればそうでない者もいるなど練度はまちまちである。組織のイメージカラーは青で、構成員はこの色のバンダナを身に着けている。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ
社会現象にまでなったアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズには、複雑怪奇な謎と詳細に語られることなく終わった設定や伏線が数多く存在する。それらは強烈な魅力ともなったが、「誰が何をしたいのかよく分からない」との評価の原因にもなった。 世界を滅ぼしかけたセカンドインパクトの真実。汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの正体。使徒たちはどこから現れたのか。人類補完計画の全貌とその目的。綾波レイや渚カヲルは何者なのか。ここでは、『エヴァンゲリオン』シリーズで描かれた伏線と謎について紹介する。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとは、1995年制作のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作とした劇場版アニメ。総監督庵野秀明を始めとして、ほとんどの声優やスタッフがテレビアニメシリーズに引き続き制作を手掛けている。単なるリメイクではなく「再構築(リビルド)」と位置づけ、14歳の少年少女が人型兵器エヴァンゲリオンに乗って謎の使徒と戦うという大本の設定は同一ながら、中盤から全く新しい展開を見せている。2021年にシリーズ完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開された。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。
Read Article
ふしぎの海のナディア(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
「ふしぎの海のナディア」とは1990年から1991年までNHKによって放送されたテレビアニメ。この作品は「海底二万マイル」を原作としており、庵野英明が総監督を務めていました。19世紀を舞台としており、ナディアを巡ってノーチラス号と世界制服を企むネオ・アトランティスの戦いを描いたアニメです。
Read Article
天空の城ラピュタ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『天空の城ラピュタ』とは、1986年に公開されたスタジオジブリ作品。宮崎駿氏が監督、脚本、原作を手掛けた長編アニメです。飛行石という不思議な石を持つシータと、彼女を助けた少年パズー。空に浮かぶとされる島ラピュタ発見を夢見て、飛行機を作っていたパズーはシータと共にラピュタ探しを提案します。そこに空中海賊、政府軍などが飛行石、そしてラピュタを狙い介入。ただの冒険活劇でないところが、数十年経っても衰えない人気を誇っています。
Read Article
風の谷のナウシカ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『風の谷のナウシカ』とは、1984年トップクラフト制作の日本アニメーション映画で、宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作である。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎の同名漫画『風の谷のナウシカ』。遥か遠い未来、近代文明が崩壊し「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。その辺境にある「風の谷」で生き抜く少女の生き様を描く。
Read Article
風立ちぬ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。
Read Article
シン・ウルトラマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。
Read Article
シン・ゴジラ(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・ゴジラ』とは、2016年7月29日より公開された空想特撮映画。脚本・編集・総監督は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明。監督・特技監督は、漫画「進撃の巨人」の実写版を作った樋口真嗣。東宝製作のゴジラシリーズとしては12年ぶり、29作品目となる。 東京湾より突如現れた巨大不明生物ゴジラに対し、日本政府が立ち向かっていく様を描く。 キャッチコピーは「現実(ニッポン)対 虚構(ゴジラ)」
Read Article
シン・仮面ライダー(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・仮面ライダー』(シンかめんライダー)とは、改造手術でバッタと融合させられた青年と、それを成した秘密結社ショッカーとの戦いを描いた、2023年の映画作品。日本を代表するクリエイターである庵野秀明が監督を務める、国民的特撮ヒーロー『仮面ライダー』の生誕50周年記念作品である。 バッタとの融合人間に改造された本郷猛は、恩師の娘である緑川ルリ子に巻き込まれる形で秘密結社ショッカーと戦うこととなる。当初成り行きで戦っていた彼は、やがて正義の意志に目覚め、ショッカーの暴威に立ち向かっていく。
Read Article
彼氏彼女の事情(カレカノ)のネタバレ解説・考察まとめ
『彼氏彼女の事情』とは、津田雅美が1996年7月号から2005年4月号まで『LaLa』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。通称は、「カレカノ」。1996年2月号から4月号までの短期連載(全3話)として掲載された後、長期連載となった。進学校といわれる高校を舞台に、「仮面優等生」の宮沢雪野と本物の優等生・有馬総一郎が織りなす恋愛模様を描いている。過去やコンプレックスとの対峙、周りを取り巻く友人たちとの人間関係などに悩みつつも成長していく2人の等身大の姿が多くの読者の共感を呼んだ。
Read Article
シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ
禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。
Read Article
ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】
初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。
Read Article
風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『風の谷のナウシカ』とは、1984年公開のトップクラフト制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。1982年に『アニメージュ』で連載していた宮崎の同名漫画を原作としている。宮崎駿の長編アニメーション映画としては第2作である。 「火の七日間」という最終戦争から1000年後の世界。近代文明が崩壊し、「腐海」と呼ばれる異形の菌類の森に世界は覆われていた。本作には、この世界の過酷な現状やナウシカの生き様を表した印象的なセリフが数多く登場する。
Read Article
天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『天空の城ラピュタ』とは、1986年公開のスタジオジブリ初制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。鉱山で働く少年パズーは、ある時、空から降ってきた不思議な女の子・シータを助ける。追われている彼女を助けようとするパズーだが、自分の古い名前がラピュタであることを打ち明けたシータは、敵に捕まってしまったパズーの身代わりとして連れ去られてしまったのだった。本作には、「バルス!」や「見ろ!人がゴミのようだ!」など有名でキャッチーな名言が多く登場している。
Read Article
スーパーロボット大戦参戦作品まとめ(その8)
「エヴァ」以外のガイナックス作品から、スーパーロボット大戦シリーズ参戦作品をまとめます。思いのほか、熱いロボットアニメが揃いました。
Read Article
80年代ビキニアーマーの世界
「防御力があるのだろうか?」というツッコミの入る「ビキニアーマー」。もともとは、欧米のパルプ・マガジンから始まったビキニアーマー。最近では、あまり流行らないビジュアルではあるが、80年代にアニメやゲームで大流行したスタイルであった。そんな、ビキニアーマーのキャラクターを紹介したい。
Read Article
天使か悪魔か何者か!?タダモノではない幼女、少女たち
少女や幼女、それは庇護されるべき存在。まるで天使のような存在。しかーし!漫画、アニメなど創作の世界にはいるんです。侮ってはいけない天使たちが…一部は小悪魔と言っていいかもしれません。
Read Article
ジブリ映画でジワッと味出すクセになる「抜擢声優」さん
ジブリの映画に命を吹き込んでいる声優はほとんど本職ではありません。なのに魂を揺さぶられる、声の力に迫りました。
Read Article
宮崎駿と庵野秀明はフリーメイソンのメンバー!?都市伝説を検証!
「宮崎駿と庵野秀明は親睦団体”フリーメイソン”のメンバーではないのか」という都市伝説を検証。 「ジブリとガイナックスはフリーメイソンのロゴに含まれる『G』の文字を意味する」「『天空の城ラピュタ』の名セリフ「バルス」はフリーメイソンの暗号」など。根拠のない噂を1つずつ紹介し、その真偽を調べてみた。
Read Article
庵野秀明が学生時代に課題で提出したパラパラ漫画を紹介!島本和彦はこれを見てアニメーターを諦めた!?
庵野秀明が大学在学時に課題として提出したパラパラ漫画「へたな鉄砲」と「じょうぶなタイヤ」を紹介。学生とは思えぬクオリティの高さが話題となっている。 漫画家の島本和彦は当時同じクラスだった庵野のその課題を見て、アニメーターを目指すことを諦めたと言われている。ネット上では「こんなん出されたらそりゃみんな凹むわ」「やっぱ天才なんだなあ」など、庵野の能力の高さを驚くコメントが多く寄せられた。
Read Article
巨匠・宮崎駿の後継者は庵野秀明!鈴木敏夫が記者会見で公言【スタジオジブリ】
スタジオジブリから数々の名作を世に送り出してきた巨匠・宮崎駿。彼の引退後、誰が日本アニメ界を牽引するのか大きな注目が集まりました。細田守や宮崎吾朗の名が上がる中、「第27回東京国際映画祭」の記者会見場で「宮崎駿なき後は、庵野秀明氏しかいない」という鈴木敏夫プロデューサーの発言から、庵野秀明が後継者に選ばれたと報道されました。
Read Article
トークイベント「幾原邦彦の世界」の参加者ツイートまとめ ゲストが庵野秀明と星野リリィで大盛り上がり!
アニメ監督や漫画家として有名な幾原邦彦のトークイベント「幾原邦彦の世界」に、ゲストとして庵野秀明と星野リリィが出演したことが話題に。庵野秀明と同席し、緊張している星野リリィ本人のツイートや、当時のイベント参加者のツイートをまとめて紹介。豪華すぎる出演者に終始感動していた参加者も多数いたようだ。
Read Article
意外!?女性芸能人・著名人の夫の画像まとめ【オダギリジョー、井ノ原快彦ほか】
普段からテレビでよく見かけたり、応援している女性芸能人・著名人の結婚報道が流れると、祝福と同時に「相手はどんな人なんだろう」と気になるケースがままある。ツイッター上では「相手の人誰?」「意外な人」など結婚相手に対する呟きがあふれ、トレンド入りすることも珍しくないのだ。本記事では女性芸能人・著名人の結婚相手である男性の画像をまとめて紹介する。
Read Article