LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、2021年にセガから発売されたリーガルサスペンスアクションゲーム。『龍が如く』シリーズの派生作品で、2018年に発売された『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編となっており、主演は引き続き木村拓哉が務める。
前作から3年。「神室町」の探偵である八神隆之は、「横浜・伊勢崎異人町」に潜む「闇」に直面する。「法とは何か」「正義とは何か」時代を問わず、どこにでもあり得る「イジメ問題」をテーマにサスペンスフルなストーリが繰り広げられていく。

息絶え、横たわる沢を前に苦悶の表情を浮かべる八神に向けられた海藤の台詞。

相馬によって人質になっていた沢の姿を思い返しながら、沢を殺害した犯人が相馬であることを確信する八神の「なんで、沢先生が巻き込まれなきゃなんねぇんだ……!」とこぼれた声に、海藤は「それが知りてぇなら……俺らは探偵だ、ター坊。普通のカタギには見えねぇものが見える、気づかねぇことに気づける。今がその力を発揮するときなんじゃねぇか?」と返している。そばにいた杉浦もまた海藤の言葉に「そうかもね……」と同調を見せている。海藤のこの台詞により、八神は決意新たに沢の亡骸の傍らでも調査を続ける。

八神隆之「彼女には、一生許されないと思ってろ。それが当然なんだから。でも……よく謝った」

香田に謝罪の意思と行動を示した松井に対し、八神がかけた台詞。

香田をイジメたきっかけのひとつに、殺害された御子柴にあかねが淡い愛情を抱いていたことがあったと松井は語っている。あかねは親しく思っていた御子柴が突然姿を消したことに、自身が御子柴にとってなんの引っかかりも持てていなかったことを悟った。言わば、香田へのイジメは八つ当たりのようなものだったのかもしれない、と松井は香田に語る。松井は「だからと言って、今までやって来たことが許されるなんて思ってない」と述べた上で香田に謝罪を示している。香田はまだそれを受け入れられずにいたが、傍らで見守っていた八神は香田の意思を尊重しつつ、「彼女には、一生許されないと思ってろ。それが当然なんだから。でも……よく謝った」と松井の成長ぶりを素直に褒めた。

相馬和樹「RKがなんのイニシャルか言ったっけ? Red Knife(レッド ナイフ)」

海藤を襲撃したのち、何事もなかったかのようにRKの由来を語る相馬の台詞。

桑名の情報を探る為、彼の遠縁の叔父にあたるバーのマスターを探し求めて八神と海藤は横浜にある「セイレーン」へと向かった。しかし、店内には誰もおらず、突然電話のコール音が鳴り響く。コール音に導かれるように店内を歩く二人の背後から、音もなくスマートフォンとアイスピックを手にした相馬が現れ、海藤は咄嗟に急所を狙うアイスピックを避けようとするがアイスピックは海藤の肩に突き刺さった。相馬は笑みすら浮かべて「よく避けたな」と海藤に言うが、その後「でも、残念。アイスピックは女用なんだ」と鋭利なナイフを海藤の腹部に深く突き刺す。相馬は崩れ落ちる海藤と怒りと動揺を露わにする八神に対し「RKがなんのイニシャルか言ったっけ? Red Knife(レッド ナイフ)」と言って、海藤の血で赤く染まったナイフをちらつかせるのだった。

鉄爪「俺の兄弟分なら今後横浜流氓に襲われることはない。お前に手を出す奴がいれば、そいつは横浜流氓にとっても敵だ。俺はな、異人町が俺らの街である限り、女子供に手出しする輩は絶対に許さねぇ……! なぁ? お前もそう思うだろ兄弟!」

異人町で起きる異変に苛立ち、八神と衝突した後で和解の言葉として鉄爪から投げられた台詞。

東京から流れ込んできたRKは我が物顔で異人町を歩き、異人町で若い女性教師をわざわざ何十人も仲間を引き連れて殺害した。横浜流氓(はんぴんりゅうまん)の縄張りである異人町を荒らすRKの存在に、鉄爪は強い怒りを八つ当たりの如く八神にぶつける。RKは異人町の便利屋・桑名を追って、異人町に入り込んできたことは確かだが、その理由は八神にもわからない。そして、その理由を調査している最中に横浜流氓に襲われたのだ、と八神は鉄爪ら横浜流氓の八つ当たりを受け止めながら言った。そんな八神の言葉に、鉄爪は唐突に異人町にいる間だけ八神と「兄弟関係」を結ぶことを提案。戸惑う八神だったが「俺の兄弟分なら今後横浜流氓に襲われることはない。お前に手を出す奴がいれば、そいつは横浜流氓にとっても敵だ。俺はな、異人町が俺らの街である限り、女子供に手出しする輩は絶対に許さねぇ……! なぁ? お前もそう思うだろ兄弟!」と鉄爪は不敵な笑みで返した。次いで、自分達の縄張りを護りつつ、多数で八神に襲撃をかけた末に返り討ちにあったことも、八神と鉄爪が兄弟分になることで面目が立つと述べていることから、鉄爪はリーダーに相応しい思考を充分に持ち合わせているように見られる。この言葉通り、ここから先の鉄爪は八神達の強力な助っ人となる。

八神隆之「あんたが、そういう人だからだと思うよ。安全なところから人を追い詰めて、自分が何かされたときは盛大に泣き叫ぶ……そういう人だからだ」

八神達に自分の過去を責められ、どうして自分だけがこんな目に合わなきゃいけない、と喚く間宮に向けての八神の台詞。

ゲームセンター・シャルルで八神達に取り調べのような扱いを受けている間宮は酷く不服気に、自分より弱い立場の人間を「つい」イジメてしまうことなんて誰でもやっている、とぼやく。自分は「たまたま」イジメた相手が飛び降り自殺を試みて、「たまたま」自分がイジメに加わっていた場面を撮られてしまっただけ。みんなだってやっているのだから自分は悪くない、みんな運よく「たまたま」に当たらなかっただけなのに。どうして自分が、自分だけが、過去のイジメ加害者と言う立場を人質に取られ、今ある幸せを壊されようとしなければならないんだと、飽く迄自己弁護を並べる間宮へ、八神は淡々と「あんたが、そういう人だからだと思うよ。安全なところから人を追い詰めて、自分が何かされたときは盛大に泣き叫ぶ……そういう人だからだ」と告げた。その後も、間宮は過去のイジメに対して反省も謝罪の言葉も述べていないところから、どこまでも自分に非があるとは認めていないようだ。

江原明弘「あいつが……自分の受けた屈辱を私たちへ言うまでにどれだけの勇気がいったか。恥ずかしいと思ったはずだ。それでも助けを求めた行動を……私はなによりもまず、認めなきゃならなかった。よく打ち明けたと、ほめるべきだった……! なのに私は……突き放してしまったんだ。そして敏郎は、もう二度と私たちに弱みを見せようとはしなかった。どんなにつらくてもだよ……」

謁見に赴いた八神と城崎に向かって、自身の悔いをぶちまけるように発せられた江原の台詞。親としての葛藤が入り混じっている。

江原の息子は中学の時にもイジメにあっていた過去があった。暴力的なイジメと言うよりも物を捨てられたり、隠されると言った嫌がらせだった。それを知った江原は息子に対し「お前が弱いからイジメられるんだ」と叱りつけてしまった。江原は息子がいなくなってからようやく己が犯した過ちに気付き、悔いるように「あいつが……自分の受けた屈辱を私たちへ言うまでにどれだけの勇気がいったか。恥ずかしいと思ったはずだ。それでも助けを求めた行動を……私はなによりもまず、認めなきゃならなかった。よく打ち明けたと、ほめるべきだった……! なのに私は……突き放してしまったんだ。そして敏郎は、もう二度と私たちに弱みを見せようとはしなかった。どんなにつらくてもだよ……」と言った。この過去があることから、江原は次こそは息子を護る為に躊躇なく行動し、イジメ加害者である御子柴に強い殺意を向けたのだった。

八神隆之「人を殺して罪を逃れたやつらのツケを、なんで彼女が払わなきゃならねんだ! あんた、あの世で彼女に合わせる顔があんのか?」

桑名が犯した罪の対価を巻き込まれる形で支払うことになってしまった沢を思った八神の台詞。これをかけられた際の桑名は何とも言えない複雑な表情を浮かべていた。

桑名にとって、イジメ加害者達を粛清するように殺害していくことは後悔も躊躇もなかった。イジメ被害者の無念を晴らす為、かつてイジメ被害者を護れなかった教育者としての「正義」為に。しかし、桑名のその「正義」が沢を死に巻き込んだと、八神は語る。遅かれ早かれ、桑名が間宮達イジメ被害者を道連れに破滅することを理解していたはずだと八神はまくし立てる。そして、その後始末を桑名が考えていないことも指摘する。何故なら、桑名は捨て身でこの復讐を果たそうとしているからだ。亡骸となった沢の表情は迫る死に怯え切った表情をしていたと、八神は畳みかけ「人を殺して罪を逃れたやつらのツケを、なんで彼女が払わなきゃならねんだ! あんた、あの世で彼女に合わせる顔があんのか?」と言葉を叩きつけた。桑名はそれに対し、「ないな。永遠に頭を下げ続けるしかない」と返すしかなかった。

城崎さおり「そうですか。ではお三方……やっておしまい!!」

RKのアジトに潜入したのち、八神・東・海藤と阿久津らRKとの戦闘前に入るワンシーンでの台詞。城崎のこの台詞がゴング代わりとなり、戦闘へと流れる。

阿久津との接触の際、正体を見破られた城崎の窮地を八神・東・海藤の三人が救いに入るイベント。戦闘に入る直前に東から「美人が鳴らすゴングなら、余計に気合が入るってもんだ!」海藤から「いっちょ景気いいの頼むぜ」と煽りを受けており、この後の「そうですか。ではお三方……やっておしまい!!」と言い放つ城崎の声色は普段の冷静な彼女とは全く違ったものである。城崎のキャバ嬢姿はプレイヤーの好みに応じて変更できる為、この台詞の際の城崎の姿はプレイヤーによって異なる。

桑名仁「あいつらはどれだけ残酷なことを人にしてるかわかってない。それは……自分に痛みがないから、自分が安全なとこにいると思ってるからだ!だから俺は……そうじゃないってことをやつらに思い知らせたい。お前らのやっていることには、いつか必ず報いがあるってな」

横浜にある船上でイジメ加害者達への強い嫌悪感を露わにする桑名の台詞。

桑名はこの台詞の前に、自分はみんなが目を背けている「イジメの現実」に正面から向き合っていると語っている。社会もマスコミも、子供が自殺する度に騒ぎ立てるがいつまで経っても本質は何も変わっていない、毎度のように加害者達は口を揃えて「まさか死ぬなんて思わなかった」と口にすることに、桑名は強い怒りを覚えていた。そんな怒りと正義心を現にしながら桑名は「あいつらはどれだけ残酷なことを人にしてるかわかってない。それは……自分に痛みがないから、自分が安全なとこにいると思ってるからだ!だから俺は……そうじゃないってことをやつらに思い知らせたい。お前らのやっていることには、いつか必ず報いがあるってな」と吐き捨てる。しかし、桑名のこの台詞の後に八神は「それが本当の正義なら真実を恐れない、真実から逃げたりもしない」と語っている。その際の桑名の視線は八神に向けられていない為、桑名はこの時の八神の台詞には正面から向き合えなかったことを示している。

杉浦文也「ねぇ、君らそんなんでこのメンバーに喧嘩売ってきたわけ? ……顔洗って出直してきな」

香田とあかねを救う為、八神・海藤・杉浦・東がRKの下に乗り込んだ際、銃口を向けるRKの一人をのしながら発した台詞。

香田とあかねを救う為、八神・海藤・東が多勢のRKを前にヒーローの如く現れる。しかし、多勢であるRK達はたった四人で乗り込んできた八神達を威嚇するように拳銃を突きつけ、荒々しい威嚇を続けた。しかし「まぁ、待ちなよ。実はもうひとつ奥の手があるんだ」と八神が口にした瞬間、真っ赤な発煙筒を装備した九十九のドローンが廃墟ビル内を制圧する。煙が晴れた時にはもう、香田とあかねは八神・海藤・東によって守られるように囲まれていた。唐突な形勢逆転劇にカッとなったRKの一人が拳銃を八神に向けるが、一人RK達の隙を窺っていた杉浦にその銃口を捉えられ「ねぇ、君らそんなんでこのメンバーに喧嘩売ってきたわけ? ……顔洗って出直してきな」と軽くのされてしまう。杉浦の言う「このメンバー」の表現から、前作から続いている彼らの信頼関係が垣間見える。ちなみにこの時に限らずだが、本作で杉浦が八神達と共闘する際には必ずと言っていいほど窃盗団時代の「ジェスター(道化師)」の仮面をつけている。

『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

龍が如くスタジオの名越総合監督と細川プロデューサーによる『ロストジャッジメント』開発秘話

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龍が如く2(極2)の必殺技・ヒートアクションまとめ

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『龍が如く2』とはSEGAから発売された裏社会を舞台とするアドベンチャーゲームである。主人公の桐生一馬は、堂島の龍と呼ばれた伝説の極道であり、極道組織東城会に所属している。『龍が如く2』のヒートアクションとは、ゲーム内で敵と戦う時に使用可能な攻撃の種類のことである。ヒートゲージが溜まった状態で、コマンド△を押すと発動可能。通常攻撃では見ることのできないムービーが流れるのが特徴で、中にはムービー中にコマンドを選択するアクションもある。

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龍が如く1(初代・極)の必殺技・ヒートアクションまとめ

龍が如く1(初代・極)の必殺技・ヒートアクションまとめ

『龍が如く』とはSEGAから発売された裏社会を舞台とするアドベンチャーゲームである。主人公の桐生一馬は、堂島の龍と呼ばれた伝説の極道であり、極道組織東城会に所属している。100億円をめぐる事件を彼なりの方法で解決していく。 『龍が如く』のヒートアクションとは、『龍が如く』で敵と戦う時に使用可能な攻撃の種類のことである。ヒートゲージが溜まった状態で、コマンド△を押すと発動可能。通常攻撃では見ることのできないムービーが流れるのが特徴で、中にはムービー中にコマンドを選択するアクションもある。

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SMAP(スマップ)の徹底解説まとめ

SMAP(スマップ)の徹底解説まとめ

SMAPとは、1988年に結成され、2016年まで活躍してきた国民的アイドルグループ。中居、木村、香取、稲垣、草彅、森の六人で当初は結成され、スマスマなどのバラエティなどで人気を獲得してきた。シングルは56作、オリジナルアルバムは21作品にまで及ぶ。また、ユニバーサルスタジオジャパンの大使や東日本大震災による災害復興などの慈善活動も積極的に行ったことでも知られている。そして、ラジオやテレビなどのすべてのメディアを含めると現メンバーが全員レギュラーを務めているというのも特徴的なグループである。

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