【早く連載再開してくれぇ】 X〈エックス〉の魅力に美麗イラストで迫る

X〈エックス〉の世界

司狼神威。地球の行く末の鍵を握る男…。一九九九年『約束の日』に何が起こるのか？

彼は地球を壊す『地の龍』と、地球を守る『天の龍』のいずれかを選び、
地球の未来を左右する運命を負っていた。
幼なじみの封真と小鳥の兄妹を守るため神威は『天の龍』を選ぶ。それは悲劇の運命の幕開けでもあった。
果たして占い師が預言した地球の破滅を神威は食い止めることができるのか？

人類の存続を求める「天の龍」と、汚染されたそれではなく、自然あふれる地球に戻そうとする「地の龍」の戦いが、今はじまる。

この7人の能力者が「天の龍」。本作の主人公、司狼神威（しろう かむい）が率いている。

この7人の能力者が「地の龍」。神威の幼馴染、桃生封真（ものう ふうま）が率いている。

X〈エックス〉に欠かせない舞台のひとつが東京タワー。
アニメ劇場版では天の龍と地の龍（神威と封真）の戦いに幕が下ろされた場所でもある。
勝負の結果がどうなったかは、是非その目で確かめていただきたい。

実際に存在する場所を舞台にすることで、より物語のリアリティを感じることができる様だ。

この絵もよく見ると背景が東京タワーになっている。

女性キャラも格好よくて魅力的だ。
天の龍の一人、鬼咒嵐（きしゅう あらし）は
伊勢に存在する霊力の全てをその身に宿す「隠し巫女」である。

そしてどうでもいいが、パッツンヘアーが筆者のツボをこの上なく刺激する!!

小柄な美少年設定の本作の主人公、神威。
何気ない仕草が女性読者のハートを鷲掴みにしている何とも色っぽいキャラクターである。

”地の龍を率いる神威”として覚醒した封真。
家族思いの優しい青年だったが、人格が豹変し神威と戦う事になる。

封真の妹で物語のヒロインポジションだった小鳥だが、”まさかの人物”に惨殺されて途中退場してしまう。
それを踏まえてみてみると、天使のように描かれているこの絵はなんだか物哀しい…。

こんな美少女ヒロインが容赦ない扱いを受けるXだから、毎回何が起こるか気が気ではない。

関西弁で喋るムードメーカー的存在の有洙川空汰（ありすがわ そらた）は
物語が大きく動き出すまでは高野山で住職たちと一緒に暮らしていた。