高台家の人々(漫画・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『高台家の人々』とは、『YOU』2012年12月号より森本梢子が連載を開始したファンタジーラブコメディ漫画、及びそれを原作とした映画とドラマ。平野木絵は口下手で不器用な分、妄想が大好きな地味なOL。その木絵の職場に名家・高台家の長男・高台光正が転勤してくる。テレパスの光正は木絵のユニークな妄想と純粋な心に惹かれ恋に落ち、やがて二人は交際を始め結婚を意識するようになる。様々な困難を誰も傷付けない妄想で乗り切る木絵の姿は、光正だけでなく葛藤を抱える高台家の人々の癒やしとなってゆく。

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『高台家の人々』の概要

『高台家の人々』とは、森本梢子が『YOU』(集英社)にて、2012年12月号に序章を掲載後、2013年3月号から2017年4月号まで連載したファンタジーロマンスコメディ漫画、およびそれを原作とした映画、ドラマ作品である。漫画単行本は全6巻。
2016年6月4日に、監督・土方政人、主演・綾瀬はるか、斎藤工により映画版が公開され、同年同日に監督・土方政人、主演・小松菜奈と間宮祥太朗によるWEB配信ドラマが配信される。WEB配信ドラマでは、映画版では描かれなかった高台家の長男・光正たちの両親が結ばれるまでの恋が描かれた。
漫画版は『エンタミクス』の「第5回NEXTブレイク漫画ランキング BEST50」1位、宝島「このマンガがすごい!2015」オンナ編第6位にランクインし、「第6回ananマンガ大賞」準大賞を受賞している。
ごく普通の地味なOL・平野木絵(ひらのきえ)は口下手で不器用な分、常にくだらない妄想をしている。そんな木絵の職場に、名家の長男・高台光正(こうだいみつまさ)が転勤でやってきた。光正は人の心が見えるテレパスで、周囲の人々が口にしない負の思いまでも見えてしまう自分の特殊な力を憂いていた。しかし、木絵の誰も傷つけることのないくだらない妄想を読み、癒され惹かれる。やがて二人は交際し結婚を意識するようになる。個性的な高台家の面々と妄想好きで平凡な木絵が出会い互いに自分自身を見つめ直し、相手を受け入れることの本質を考え成長する姿を描いている。テンポの良いギャグセンスや個性的なキャラクター造形は、大ヒット作『ごくせん』や『デカワンコ』を手掛けた森本梢子ならではの作品である。

『高台家の人々』のあらすじ・ストーリー

平野木絵、高台光正と交際を始める

平野木絵(ひらのきえ)は、人と話すのが苦手で、そのぶんくだらない妄想を楽しむ地味なOL。そんな木絵の職場に、ニューヨーク支社から完璧な経歴を持つイケメン社員・高台光正(こうだいみつまさ)が転勤してくる。周囲の女性社員が色めき立つなか、木絵は光正を王族だと妄想し、王位をめぐる陰謀に巻き込まれて日本へ逃げてきたという空想を繰り広げていた。ある日、エレベーターで2人きりになった木絵は、緊張から妄想を膨らませるが、光正はその内容を知っているかのように絶妙なタイミングで笑い出す。その後、光正から食事に誘われた木絵は、妄想を楽しそうに聞いてくれる彼に心を開いていく。やがて、光正が自分の心を読んでいるのではないかと疑い始める木絵。実は光正は人の心が読めるテレパスで、その能力は妹の茂子(しげこ)と弟の和正(かずまさ)にも受け継がれていた。木絵はなんとなく光正の能力に気付きながらも常に優しく受け止めてくれる光正に惹かれる。光正は、木絵がうっすらと光正のテレパス能力に気づいている事や、彼女の誰も傷つけない妄想で日々をやり過ごすひたむきな姿に惹かれる。そしてふたりは交際を始め、木絵は高台家のきょうだい達とも親しくなってゆく。

テレパスの兄妹は恋に不器用

高台光正の妹・高台茂子は、兄の恋人となった木絵が、光正のテレパス能力にうっすらと気づきながらも一緒にいることを不思議に思っていた。そんな茂子は、大学時代から親しくしていた同級生・岸本浩平(きしもとこうへい)に感じる友情は恋心とは違うものだと思っていたのだが、浩平が大学の後輩から告白されたことを知り動揺する。茂子は兄の恋人である平野木絵をバーに呼び出し、ただの親友だと思っていた浩平への熱い気持ちに戸惑っていると打ち明けどうしたらいいかと相談する。木絵はいつものように妄想を繰り広げるが、その中にあった気持ちは言葉にしなければ伝わらないという考えが、茂子の背中を押し浩平と交際することになる。一方、弟の高台和正もテレパスゆえに恋愛には不器用だった。姉の同級生・斉藤純(さいとうじゅん)に想いを寄せる和正は、彼女が兄・光正に憧れていることを知り、素直になれずつい彼女をからかってしまうのだった。

木絵、高台家に嫁ぐ

テレパスである高台光正は、人の心を読んでしまう能力ゆえに、他人と深く関わらずに生きてきた。しかし、平野木絵と出会い彼女のくだらない妄想が嫌な出来事さえ笑いに変えることを知り、次第に心を開いていく。木絵とずっと一緒にいたいと願うようになった光正は、彼女にプロポーズし木絵も妄想を爆発させながら喜んで受け入れる。ところが、光正の母・高台由布子(こうだいゆうこ)は二人の結婚に反対し、木絵に身を引くよう迫る。そこへ光正と同じようにテレパス能力がある祖母・高台アン(こうだいアン)がロンドンから帰国し、由布子を説得する。由布子は、木絵を高台家の嫁として迎えるための教育を自ら始める。一方、光正は自分がテレパスであることを木絵に打ち明けられずにいたが、結婚を前にしてついに真実を告白する。動揺しながらも光正の苦悩を知った木絵は、彼と共に生きることを決意した。二人は無事に結婚式を挙げ、高台家で新婚生活を始める。

高台家に新たな家族が加わる

高台家の英国風大邸宅で新婚生活を始めた高台木絵は、立派な屋敷や美しい義弟妹に囲まれ、自分との不釣り合いさを感じていた。しかし、朝が苦手な高台光正の意外な一面に親しみを覚え、義母・高台由布子との花嫁修業を通して師弟のような関係を築いていく。和気藹々と幸せそうな木絵と光正を見ながら、光正の妹の高台茂子は恋人の岸本浩平に、弟の高台和正は斉藤純に、それぞれ自分がテレパスであることを伝えるべきか悩んでいた。茂子は祖母・高台アンから何があっても揺るがない信頼関係を築くことが大切だと教わる。その一方で和正は、事を急がず純と一旦距離を置くことにした。新婚生活が順調に進むなか木絵が妊娠するが、光正は子どもが自分と同じテレパスになる可能性を思い素直に喜べずにいた。しかし、木絵のあっけらかんとした前向きな気持ちを知り、母親が木絵なら大丈夫だと安心する。そして、生まれた女の子は青い瞳を持つテレパスだった。5年後、木絵の妄想は相変わらずだが、娘の茂絵(もえ)は母の心を読みながらしっかり者の少女へと成長していた。光正は、そんな母娘の様子を微笑ましく見守っていた。

『高台家の人々』の登場人物・キャラクター

主人公

平野 木絵(ひらの きえ/演:綾瀬 はるか)

地味めのOL29歳。嬉しい時も辛い時も人を傷つけないバカバカしい妄想をしている。そんな木絵の妄想を読んだテレパスの高台光正に慕われ交際し結婚にまで至る。
光正の母・高台由布子との花嫁修行では、不器用ながらも一生懸命に由布子の教えを乞い嫁姑という関係より師弟関係のような絆が生まれる。一途に光正を思う優しい人柄や、妄想のおかげで人を憎んだり傷つけることのない木絵の存在は、高台家の人々や周囲の人たちの癒しになり良い影響をもたらしている。

高台 光正(こうだい みつまさ/演:斎藤 工)

WEB配信ドラマでは映画版同様に、斎藤工が演じている。
名門・高台家の長男で27歳、身長180cm、黒髪碧眼。T大卒業後、オックスフォードに留学したエリートである。イギリス人の祖母からの遺伝でテレパス能力を持っており、人が見せたくないような心の闇までも見えてしまう事を憂いている。
ニューヨーク支社から木絵が勤める支社に転勤になった当日、あまりにも荒唐無稽でユニークな妄想をする平野木絵の心のうちを偶然見てしまい気になったのがきっかけで、木絵に好意を持つようになる。その後、交際し結婚に至る。

高台家

高台 茂子(こうだい しげこ/演:水原 希子)

名門・高台家の長女で高台光正の妹。兄と同様に碧眼で美人だが気取らない性格。テレパス能力を持っており、人の心が読める事に罪悪感を感じている。
恋人同士だと間違われるくらい仲が良い大学の同級生・岸本浩平に彼女ができたのをきっかけに、浩平に感じていた友情が恋愛感情だったと気づく。その後、浩平との交際にこぎつけるが、テレパスであることを隠していた。兄が交際相手の平野木絵にテレパスだと告げたのを知り、自分も言わなくてはと思いながらも言えずにいる。

高台 和正(こうだい かずまさ/演:間宮 祥太朗)

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坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『坂道のアポロン』とは、2007年から2012年まで小玉ユキが『月刊フラワーズ』(小学館)にて連載していたジャズと青春をテーマにした少女漫画、およびそれを原作としたアニメ、実写映画である。舞台は1966年の長崎県。主人公の薫が、横須賀から長崎の高校へ転入したところから始まる。父の仕事の都合で転校ばかりしていた薫にとって、学校は息苦しくストレスばかりの場所であった。しかし、そこで不良の千太郎と心優しい律子、そしてジャズに出会い薫の生活は一変する。美しい友情と交錯する恋心が魅力的に描かれている。

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ATARU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ATARU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。

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silent(サイレント)のネタバレ解説・考察まとめ

silent(サイレント)のネタバレ解説・考察まとめ

『silent』とは、2022年10月から12月まで放送された、聴力を失ったかつての恋人との関係が主題のテレビドラマ。恋人同士だった青羽紬(あおばつむぎ)と佐倉想(さくらそう)だが、想が病気で耳が聞こえなくなってしまい、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまう。久々に想に再会した紬は、想への思いに戸惑いながらも現実に向き合っていくというストーリー。スピッツの楽曲がテーマになっているのが特徴。TVerのお気に入り登録が全番組で最多の246万人を突破し、若い女性を中心に大きな話題となった。

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