【進撃の巨人】エレン「百合豚?腐女子?なにそれ」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。百合カップルにはしゃぐ男性陣とBL目線で同期を見る女性陣。お互いに勝手な妄想を繰り広げ、訓練兵団はカオスな状況に…。そして事態は予想外の方向へ進んでいきます。

エレン「百合豚?腐女子?なにそれ」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/20(月) 23:27:51 ID:6fkpnUFg
ガヤガヤ ガヤガヤ

エレン「ふぁ~、ねみぃな。お!アルミン、ライナー、ベルトルト!おはよう!」

「「「……」」」

エレン「?? 何見てんだ?」

ユミル「クリスタ、ほっぺにパンくずついてっぞ」

クリスタ「え?どこどこ?」

ユミル「こーこ」ヒョイ パク

クリスタ「あ!もう…自分でとれるってば」

「「「……」」」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/20(月) 23:34:41 ID:6fkpnUFg

エレン「おいどうしたんだ?黙り込んで。飯くわね―の?」

アルミン「……ユミクリ?」チラ

ライナー「イエス。ユミクリ」コクン

ベルトルト「ノン!!!クリユミ 。クリユミ !!」ブンブン

エレン「!?」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/20(月) 23:46:37 ID:6fkpnUFg

アルミン「…ハァー。ベルロルト、イエス・ユミクリ、ノー・クリユミ。アンダスタン?」

ライナー「ユミクリ・イズ・グッド。ユミクリ・イズ・アワ・ライフ。ベロロロロン」

ベルトルト「ノンノンノンノン……クリアニ・イズ・ベスト!!」ダンッ

エレン「…!?」

エレン「なぁ、お前ら一体なにについてしゃべってるんだ?何語?オレもいれてくれよ」

ベルトルト「くそ、2対1では分が悪い…。ねえエレン、君もユミクリからのまさかのリバ、無邪気天然攻めがいいと思うよね?ね?」

エレン「??? え、あ……攻め?」

アルミン「無駄だよベルトルト。エレンにはちょっと早い話だ」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/20(月) 23:59:45 ID:6fkpnUFg

エレン「なっ…子ども扱いすんじゃねえよ!アルミンは同い年だろうが!」

ライナー「じゃあエレン。向こうのクリスタとユミルをちょっと見てみろ」

エレン「え?おう」

ユミル「な、クリスタ。私もほっぺにパンくずついちゃったからとってとって」

クリスタ「んもう。わざとつけたでしょ…」

ユミル「いいじゃん別に。早く早く」

クリスタ「ふふふ、はいはい。ほら」ヒョイ パク

ベルトルト「………はぁ…素晴らしい」ツー…

アルミン「ベルトルト鼻血」

ライナー「……で、エレンよ。あいつらをどう思う?」

エレン「……どう思うって…。いつものあいつらとしか…」

8 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:04:36 ID:UAUq.cIo

アルミン「……やっぱりエレンにはまだ早いみたいだ」ニコ

ライナー「そうだな。残念だ」

ベルトルト「ごめんねエレン。でも君にもいつしかクリユミの素晴らしさが分かると思うよ」

アルミン「ユミクリだっつってんだろ!」

エレン「……なにがあったんだよお前ら…頼むからオレと同じ言語でしゃべってくれよ…」

9 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:13:08 ID:UAUq.cIo

エレン「はぁ。なんかアルミンとライナーとベルトルトが急に遠い存在に見えてきた」

エレン「別に仲間はずれにされてて寂しいとかじゃねえし…」

エレン「もう別のテーブルで飯食おう……っうわ!?」

ドン

エレン「いてて…悪い、ケガねえか?……ってなんだよジャンか。謝って損した」

ジャン「てめぇこのチビ!朝から喧嘩売ってんのか!」

エレン「お前こそ朝から大声だすなよ、ったく」

ジャン「お前がださせてんだろーがっ」

エレン「んだよやんのか!………ん?なんか後ろから聞こえて…」

「ジャンエレ」ボソッ

12 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:22:49 ID:UAUq.cIo

エレン「!?!?」バッ

アニ「またケンカップルか。…いいぞもっとやれ」

サシャ「リバ可ジャンエレ推しミートゥー。もしくはパンエレ」

ミカサ「私はエレン受けならなんでもいい。エレンは鈍感天然無意識小悪魔総受け性質」

アニ「同意」

サシャ「うーん私は場合によってはエレン攻めの方が」

エレン「……!?」

15 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:30:33 ID:UAUq.cIo

エレン(ま…また謎の言葉がでてきた!女子の間でも流行っているのか!?)

エレン(一体なんなんだ?もしかして知らないの俺だけ?)

ジャン「…い!おいエレン!無視すんじゃねー!(ミカサがこっち見てる…!)」

エレン「うわわ、急に胸倉つかむな!シャツが!」

ジャン「シャツのことなんかどーだっていいんだよ馬鹿!(ミカサの熱烈な視線…///)」

エレン「何赤くなってんだ気持ち悪い」

17 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:36:22 ID:UAUq.cIo

ミカサ「!!!」ガタタッ

アニ「座りなミカサ。聖域に手を加えることはいくらあんたでも許されないことだ」

サシャ「ジャンはへたれ攻めおいしいですね。好きな子ほどいじめちゃう気質で」

ミカサ「……ふーっ、ふーっ。……悪かった、私は冷静じゃなかった」

アニ「いいさ。今は共にジャンエレを愛でよう」

エレン「……ジャンエレって……ユミクリって……なんだよ!!!」ダッッ

ジャン「おい!?エレンお前どこ行くんだよ!!」

19 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:54:29 ID:UAUq.cIo

エレン「うう。朝飯食いそびれて力がでない…」

エレン「しかし本当に何が起こってるんだ?…こういうときはまず、アルミンに相談してたんだけどな」

エレン「いや、自分の頭を使って考えるんだエレン・イェーガー」

まず分かっているのは任意2名の名前がキーワードになっていること…

そして攻めと受けという言葉…

名前は同性同士…

あとはよく聞き取れなかった

エレン「攻め…受け?普通攻めと守りじゃねえのか?」

エレン「ああああああああわかんねえ頭いてえ!!!あっあそこにいるのはマルコ!」

エレン「マルコなら…あの真面目なマルコなら!!」

20 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 00:59:11 ID:UAUq.cIo

エレン「マルコーーーーー!!」

マルコ「エレン?どうしたのそんな息切らせて」

エレン「マルコ、ひとつ聞きたいことがあるんだ!なあ…攻めとか受けとか…今流行ってることなんなんだか知ってるか!?」

マルコ「ん?今流行ってるCPという意味?どっちの?」

エレン「…え?どっちって…??」

21 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:10:07 ID:UAUq.cIo

マルコ「じゃあまず百合の方からいく?今旬のカプはミカサシャだろうね」

マルコ「最初は下火だったんだけどね、無口クーデレミカサとサシャの食べ物に関する関わりが徐々に百合豚たちをひきつけてきたのさ」

マルコ「まあそれでも王道はクリスタユミルコンビかな。これは根強い人気だよ」

エレン「…?……??えっと、マr」

マルコ「次はBLだね。実はこっちの方が僕は詳しいんだ」

マルコ「そうだね…男にしては容姿がかわいらしいアルミン受けが最近は人気かなー。彼は協調性もあるしだれとでも仲良くなれるからね。多いのはライアルとかジャンアルとか」

マルコ「勿論エレアルもあるよ。ああごめんライアルとかジャンアルとかいっちゃ嫉妬しちゃうかな?ごめんごめん。やきもちからのお仕置きタイムキタコレwwwwテラ萌えすwwww」

エレン「あ…え?………マルコ…だよな?」ガクガク

24 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:20:41 ID:UAUq.cIo

マルコ「っていうか実際君たち距離近すぎじゃないかな?よければ話聞かせてほしいんだけど…大丈夫!僕そういうの偏見ないから!!!!ね!?」ハァハァ

エレン「ひぃっ そのメモ帳なんだよ。わけわかんねえ!じゃあなマルコ!」

マルコ「あっ……チィッ」

エレン「マルコもよくわからんが…知ってたみたいだな」

エレン「百合……って花だよな確か。あと、びーえるってなんだろう」

エレン「あと知ってそうなのはコニーとジャンか。あいつら絶対からかってきそうだから嫌なんだが、背に腹は変えられないか」

エレン「くそ。次の格闘術の訓練の後に聞いてみるか」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:31:02 ID:UAUq.cIo

対人格闘術

エレン「今日は誰と組むか。おうアニ、今日こそ俺が勝つから一緒に組もうぜ」

アニ「……いや、あんたはベルトルトと組むべきだよ」

エレン「え!?なんでだよ」

アニ「……身長差っていいよね」ボソ

エレン「? 今なんて?」

クリスタ「待って!エレンはいつも通りライナーと組むべきだと私は思う!」

サシャ「いえコニーとです!今やんちゃ×やんちゃがキテるんです!!」

ユミル「何言ってんだてめーら。エレン、お前はアルミンと組め」

ミカサ「……」コクコク

エレン「いや誰でもいいって………あ、違うんです教官!!別にこれはサボってるわけじゃなくて!!!うわあああっ!!」

28 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:37:10 ID:UAUq.cIo

エレン「……」ズキズキ

エレン「……俺何も悪くなくね?」ズキズキ

コニー「よお!エレン!今日は珍しく教官のげんこつ食らってたな!!はっはっは!!」

ジャン「いい気味だぜオイ!しけた面してんなよ、ぶふっはっはっはっは!」

エレン「……ちょうどよかった。なあ二人とも、百合と…えっともうひとつなんだっけ。忘れた」

エレン「まあいいや。百合ってなんだ?からかわないで教えてくれよ」

コニー「? 百合って、ええと、花だろ?」

30 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:48:40 ID:UAUq.cIo

エレン「!!はは、コニー!お前もやっぱり知らなかったんだな!!俺たち仲間だな!」

ジャン「いやコニー、そっちじゃなくてこっちの話じゃねえか」

コニー「ん? ああ!こっちか!」

エレン「!?」

ジャン「なんだ…エレン、お前…知らないのか」ニヤア

コニー「まさか、エレンが知らないわけないよなー」ニヤア

ジャン「土下座したら俺のオススメCP教えてやってもいいぜ?」

コニー「どうせミカサ関係だろーが…」

エレン「し、し、し、知ってるに決まってんだろーーーーーー!!!」ダッ

ジャン「あ、逃げた」

33 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 01:56:51 ID:UAUq.cIo

エレン「くそおおお、結局知らねぇの俺だけじゃねーか!!!」

エレン「なんだよ、俺だけのけ者かよ…!!俺たち仲間だと思ってたのによー!!」

エレン「百合ってなんだよーーーーーー!!!”しーぴー”ってなんだよーーーーーー!!!」

教官「イェーガー……貴様は通路のど真ん中で何を喚いている?」

エレン「はっ…!きょ、教官……申し訳ありません!」

教官「……今日の貴様は何か様子がおかしかったな。仲間と喧嘩でもしたのか」

エレン「教官……!!」

エレン「あの…!教官は……百合とは、”しーぴー”とは何か、ええと。あとは”びーえる”とは何か、ご存じですか!?」

エレン「あと”てらもえす”って、なんですか!?」

教官「………ふむ」

34 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 02:02:31 ID:UAUq.cIo

教官「……そうだな。今夜、筆記用具を用意して私の部屋に来い、イェーガー」

教官「貴様は百合薔薇の何たるかをまだ理解していないようだな。私が特別講義を行ってやろう」

エレン「!? はっ!了解しました!!」

エレン(やっと、分かるのか。これで俺も話題についていけるな)

35 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 02:07:48 ID:UAUq.cIo



エレン「……」ワクワク

エレン「百合薔薇ってなんなんだろ。やっと俺にも理解できるのか…。みんながあんなに夢中になるくらいだから、相当おもしろいもんなんだろう」

エレン「教官、イェーガーです」コンコン

教官「うむ、入ってこい」

エレン「はい。……何故教官はバスローブ姿なのでしょうか?」

教官「気にするな」

教官「さて。さっそく講義に移ろう。この私直々に知識を授けてやるのだから感謝しろ」

エレン「は、はい!」ワクワク

38 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 02:19:23 ID:UAUq.cIo

教官「百合はGL、つまりガールズラブ。おにゃのこ…いや、女子同士の同性愛だ」

エレン「……へっ?」キョトン

教官「薔薇はBL、ボーイズラブだ。男子同士の同性愛のことを指す」

エレン「……え? いや……え?」

エレン「同性どうし……で、恋愛、ですか」オモッテタノトチガウー

教官「そうだ。最初は受け入れがたいのも分かる。しかし訓練兵団の実情を考えてみろ」

教官「男女数の圧倒的な差。そして規則が厳しく、男女でこっそり逢瀬などしようものなら即罰則だ」

教官「寮も別々で、夜にいちゃいちゃすることなど物理的に不可能……」

エレン「は、はあ」

教官「思春期の男女の欲求不満は、お互いの異性同士の恋愛を妄想することで補われるようになる。至って自然な流れだな」

教官「つまり男子の間でGLが。女子の間でBLが流行するのに何の不思議もないのだ」

39 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 02:46:42 ID:UAUq.cIo

教官「…」ドヤァ…

エレン「な、なるほど?……いや、分からないですね…キース教官。何故、あれほど熱狂的に皆、同性愛を支持するのか…」

教官「……それは…何故人は人を愛するか、という意味か?」

エレン「違います…」

教官「ちなみにCPとは組合せ、カップルという意味だな」

教官「テラ萌えすというのは、大変萌えますということだ」

エレン「はあ、そっすか」

教官「まあ貴様もそのうち分かる。百合とは、素晴らしいものだ……」

エレン「はあ、そっすか」

教官「これで今日の特別講義は終わりだ。ここからは余談になるが」スタスタ

教官「私はショタコンだ」カチリ

エレン「はあ、そっすか」

エレン(なんで鍵閉めて……)

41 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 03:00:04 ID:UAUq.cIo

エレン「あの、ショタコンってなんですか?」

教官「貴様はほんとうに無知だな!」ハァーッ

教官「少年愛好者だ。私は少年愛好者であり、バイだ」

エレン「えーっと、バイっていうのも…分からないんですけど」

教官「両性愛者だ」ギシッ

43 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 03:12:43 ID:UAUq.cIo

エレン「は、はあ。たくさん称号?をお持ちなんですね」

教官「よせ。褒めても何も出んぞ」ジリ…ジリ…

エレン「…?(何故教官はこっちに近づいてくるのか)」ジリ…ジリ…

「「…」」

教官「なぜ逃げるイェーガー」ハァハァ…

エレン「あ、あああの。俺そろそろ失礼しますね!!講義ありがとうございました教官おやすみなさい!!!」ダッ

ガチャガチャ

エレン「!?なに!?鍵は開けたのに、扉がびくともしない!?」

44 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 03:20:18 ID:UAUq.cIo

「……」ヒソヒソ

「……」ヒソヒソ

エレン「! おい、扉の向こうに誰かいるのか!?開けてくれ!!教官がなんか怖い!!」

サシャ「……教官×エレンはなんて名付けたらいいですかね」ヒソヒソ

クリスタ「教エレは語呂悪いかな。キーエレ?」

アニ「それがいいかもね。次の本はキーエレでいこうかな」

ユミル「教官と兵士の禁断の愛か…王道だな」

ミカサ「犯罪スメルがそそる」

エレン「おい!!!お前らなにしてんだよ!!!開けろ!!!ドア押さえてんじゃねえよ!!!」

45 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 03:29:47 ID:UAUq.cIo

ミカサ「エレン………ごめんなさい………」シクシク

エレン「ミ、ミカサだろその声!ミカサ頼む開けてくれ!!」

教官「イェーガー、まだ私との個人授業は終わってないぞ。夜は長い…」パサ

エレン「ウワァーー教官なに脱いでんですかーーーミカサほんとお願い開けて!!!!!」バンバン

ミカサ「私はエレンを大事に思ってる…。エレンが一番大事」

エレン「じゃあ…!」

サシャ「無駄ですよエレン。ミカサは、NTR属性もちなんです」

ミカサ「ごめんね、ごめんねエレン……///」キュン

エレン「だから何語しゃべってんのかわかんねえって!!」

46 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 04:04:00 ID:UAUq.cIo

エレン「くそぉぉ…!!あいつら後で覚えとけよ!こうなったら…」

エレン「戦え……戦うんだ!!戦わなければ……」

エレン「勝てない!!!!!」クルッ

フルチンガチムチキース「…」ニッコリ

エレン「……」

バリーーーーン

教官「おいイェーガァーーー!ここは3階だぞ!窓から飛び降りたら大けがじゃすまんぞーーー!」

アニ「うわわ……エレンの奴が最後のガラスをぶち破っちゃったみたいだ」

クリスタ「見慣れた景色を蹴り出して日常を飛び越えちゃったのね」

サシャ「ちぃっ!!逃したか!!!」

63 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 22:15:15 ID:UAUq.cIo

バキボキバキ! ドサッ

エレン「ガハッ……いってええええ…!!!死ぬ…!!」

エレン「しかし木が生えててよかった。たくさんの枝が落下の衝撃を和らげてみてくれたみたいだ。よくある都合のいい設定のひとつだな」

エレン「とにかく……医務室か、自分の部屋に行くか」

エレン「明日から教官にどんな顔して会えばいいんだよ……」

スタスタ

エレン「女子の奴ら……絶対今度文句言ってやる。…ん?なんだ」パサ

エレン「…上からノートが降ってきた?」

2階の窓から乗り出すミーナ「あっしまった落ちちゃった!」

エレン「ミーナ?」

ミーナ「!? ギャアアアア!!血まみれの幽霊が立ってるー!!」

エレン「いやオレだよ、エレン」ドバドバ

64 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 22:23:18 ID:UAUq.cIo

ミーナ「エ、エレン!?なんでそんな血まみれなの……こわいよ」

エレン「深い事情があるんだよ。それよりこのノート、お前のか?」

ミーナ「あっ……今取りにいくから、絶対中身見ないで!!絶対よ!?」タッタッタ

エレン「見るなと言われると見たくなる。幽霊扱いされた仕返しだぜ」

パラパラ…

65 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 22:36:48 ID:UAUq.cIo

ベルトルト『ちょ…ライナー!やばいって……人がきちゃうよ……///』

ライナー『この倉庫なら人が滅多にこないはずだぜ……我慢すんなよベルトルト……』

ベルトルト『だめだってば…///』

エレン「ホァ!?!?」

ノートの中では、実際よりも筋肉5割増しなライナーとベルトルトが

顔を真っ赤にして汗水まき散らしながらなにやら組んず解れつしていた。

ミーナ「エレン!!はぁはぁ…そのノート、見てないわよねっ!?」

エレン「ア……ア……ミテナイ」

ミーナ「そう。よかった~。ていうか早く医務室行った方がいいよ?じゃあ、またね!」

エレン「ア…マタネ」

67 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 22:45:40 ID:UAUq.cIo

医務室

エレン「…………」

エレン「こんなの絶対おかしいよ」

医者「はいはいイェーガーくん安静にね。今日は入院してってね」

エレン「あ、はい」

エレン(ライナーたちは知ってるのか?自分がBL妄想の犠牲になっていること。反対に女子もそうだけど)

エレン(明日は訓練がない日だ。アルミンに聞いてみよう……)

エレン(ああ、ミーナの書いたやたらヌルヌルしたライナーとベルトルトが脳裏に焼き付いて離れない…オェエッ……)グスン

69 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 22:58:42 ID:UAUq.cIo



エレン「アルミーーーン!ちょっと話があるんだっ!」バターン

アルミン「…」ガリガリ

ライナー「…」モクモク

ベルトルト「…」ペタペタ

ジャン「…」

マルコ「…」

コニー「…」

エレン「!? なんだこの異様な雰囲気は…。なんでみんな一心に机に向かっているんだ」

アルミン「エレン…邪魔しないでくれないかな。僕たち今修羅場なんだ。ここが踏ん張り時なんだ」

ライナー「俺たち昨日一睡もしてないんだ…すべては新刊のため……」

ベルトルト「次こそは落とすわけにはいかない…!」

エレン「一体何を書いてるんだ?」チラ

71 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 23:07:57 ID:UAUq.cIo

エレン「…なんてな。昨日までの俺だったらホイホイ覗いて勝手に精神的ショックを受けていたはずだ。しかし今の俺は違うぞ」

エレン「それ………百合だろ?」キュピーン

アルミン「!!!」

コニー「エレン、ついにこっちの世界にきたか…」ニヤ

ライナー「ほう…エレンも百合の魅力に気づいたんだな」

73 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 23:26:55 ID:UAUq.cIo

エレン「…いや、別にそういうわけじゃ…」

アルミン「エレン!おめでとう。やっと君とも百合談義ができると思うと嬉しいよ!」

アルミン「そう…百合こそ至高にして究極。まるで人類未踏の花畑のような存在さ」

アルミン「男なんていらない。人類はイブだけで十分だった…」

アルミン「エレン、森の奥、清やかな湖のほとり、小鳥が舞い踊る中……手を取り合いお互いを見つめあう少女たちの姿を思い浮かべてほしい」

アルミン「どう思う?」

ジャン(アルミン大先生の語りが始まったぞ)

マルコ(一旦手を止めて聞く価値ありだね)

コニー(じんるいみとう?ほとり?)

エレン(えぇ~なんか変な流れになってきちまった…)

エレン「………………まあ、かわいいんじゃねーかな」

アルミン「そう。かわいい」

75 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/21(火) 23:46:38 ID:UAUq.cIo

アルミン「その気持ちこそ百合の核!!!!かわいいは正義!!ユリ・イズ・ジャスティス!!!」

アルミン「僕はあらゆるカップリング、あらゆる関係性を書いてきた。そう全ては百合の根源に至るため……

ほのぼの・友情・殺伐・いちゃらぶ・悲恋・パロディもろもろ」

ライナー「アルミンはその守備範囲の広さから、百合界の革命児と呼ばれてるんだ」

ベルトルト「毎回彼の本にはお世話になってるよ」

アルミン「でも僕はまだ到達できてない……まだ届かない!!!」

アルミン「きっとエレンなら、僕の作品に足りないものがわかるんじゃないかと思うんだ。ぜひこのまだ誰も読んでない原稿を読んでみてほしい」

ジャン「!!!エレンの奴、うらやましいぜ!!!」

マルコ「アルミンは確か今ミカアニを描いていたっけ。いいなあ~エレン」

エレン「えぇ~~~……」

76 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 00:06:40 ID:QSkb9p5A

アルミン「エレン、頼むよ」キラキラ

エレン「…そんな輝く瞳で見つめないでくれ…わ、わかったよ……」

パラ…

アニがミカサに膝枕をしている。どうやらこれから耳かきをするようだ。

実際の二人では考えられないほど和やかなムードが漂っている。

二人は衣服を着用していたため、エレンは本当に安心した。

アニ『まさかあんたとこういうことする仲になるとはね…』

ミカサ『…んっ、ちょっとくすぐったい』

アニ『……ねえ、変な声出さないでよ。やりづらいじゃないの』

ミカサ『だって、アニの膝枕柔らかくて気持ちいいし』スリスリ

アニ『////』

77 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 00:34:20 ID:QSkb9p5A

エレン(………う~~~~ん)

エレン(ミーナのほど露骨じゃなくて心底安心したが…なんだこのこみ上げる違和感……)

アルミン「どうかな」

エレン「あー…いいんじゃないかな…。それはそうと、この本なんなんだよ?」

ライナー「同人誌さ。1年に2回ある販売会で売るものだ」

エレン「ドージンシ。ハンバイカイ。なるほど理解した」

マルコ「僕たちの先輩は手書きでせいぜい5冊が限界だったらしいけれど、アルミンがコピー機を発明したからね」

ジャン「大量製造が可能になった。アルミンさまさまだぜ」

アルミン「次の販売会が一週間後に迫っていてね。久々の一日休暇だから一気に仕上げようという魂胆さ」

エレン「(…!)……へえ…」

78 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 00:42:29 ID:QSkb9p5A

ジャン「おっしゃああああああああああああああ描けたぁぁぁぁぁぁぁああ」

マルコ「ジャン!おめでとう!」

エレン「ジャンは…何を、描いたんだ…?」

ジャン「フッ、聞いて驚くなよ?」

ジャン「ミカミカ R18 だ」

79 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 00:53:41 ID:QSkb9p5A

ザワ…

ザワ…

アルミン「R18………だとっ……!?」

コニー「ほ……本気かジャン!?!?」

ライナー「あ、あのアルミンでさえ踏み入ることのできなかった18歳の壁に進撃するというのか、ジャンっ……」

ベルトルト「僕たちはまだ13~14歳だというのに……末恐ろしい存在だよ、ジャン」

エレン「なぁ あーるじゅうはち ってなんだ??」

ジャン「……ハハハ。エレンも興味あるか。いいだろう…特別に読ませてやる。こっちに来い」

エレン「?」

エレン「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

83 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 01:09:11 ID:QSkb9p5A

エレン「ォエエッ……ぐえ…!!」

ジャン「お前、人の描いたもん見て吐くとか相当失礼だぞ」

エレン「…家族同然で育った奴のこんな姿見せられたら誰だってそうなるわ!!!」

エレン「…」

ベルトルト「クリアニクリ」

ライナー「イグザグトリー。クリアニクリ…グッド。ベリグッド」

マルコ「アイ・ライク・サシャクリ」

コニー「イヤ・サシャユミ・ダロ・イマノ・シュンハ」

アルミン「オーゥ…オオウ。サシャクリ・アンド・サシャユミ……ヘヴン・イズ・ヒア」

エレン「黙れ百合豚どもがッッッッ!!!!シャラァァップ!!!!」

「「「!」」」ビク

84 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 01:19:59 ID:QSkb9p5A

エレン「貴様らぁ…夢を見るのも大概にしとけ萌え豚どもめが」ギロ

エレン「いいか、俺が現実を教えてやる」

エレン「女 子 は お 前 ら が 妄 想 し て る よ う な も ん じ ゃ ね え」

アルミン「!? え、エレン…何を言い出すんだ!!」

エレン「よく聞け!!!あいつら全員腐女子だ!!!!!」

エレン「俺を教官の部屋に閉じ込めて、キーエレだのなんだの言ってたぞ!!!」

「「「………!?」」」

エレン「そして俺は見た……ああ、身の毛もよだつ光景だった」

エレン「ライナー×ベルトルトの同人誌。ぬるっぬるの同人誌」

エレン「女子はお前らが考えてるように常にかわいいものや美しいものについて考えてるわけじゃねえ……」

エレン「あ い つ ら ホ モ の こ と し か 考 え て な い」

85 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 01:29:21 ID:QSkb9p5A

シーーーン

ジャン「…………そ、んなわけ、ねえだろ。ハハ」ガクガク

ベルトルト「女の子は…女の子は…ホモという単語すら知らないはずだよ」ブルブル

アルミン「そ、そそそそうさ」ソワソワ

ライナー「俺の天使が、俺の女神が、そんなことあっていいわけがない……」

エレン(…?この反応……もしかして、こいつら…)

エレン(気づかないフリをしていただけ、か?)

アルミン「…さぁ!!みんな!作業に取り掛かろうじゃないか!」

マルコ「…あ、ああ!そうだな!」

89 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 01:39:59 ID:QSkb9p5A

エレン(なるほどな…お前らがそういうつもりなら、俺もそれ相応の手に出てやるよ)

エレン(肉を切らせて骨を断つ。俺自身へのダメージも計り知れないが)

エレン(お前らにも、俺が味わった地獄を体験させてやる…今日から俺は復讐者だ……この目は闇がよく見える(笑) )

エレン(今のうちに女子にたっぷり夢を見ておくんだな)

90 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 02:02:16 ID:QSkb9p5A

エレンの企みをよそに、同人誌販売会は女子の部でも男子の部でも例年通りひっそりと、それでいて熱く幕を閉じた

場所はそれぞれ女子寮・男子寮の一角で行われ、販売会にはほぼすべての訓練兵が参加した

ちなみに教官はどちらにも参加した

そして販売会が終了し、皆が興奮も冷めやらぬまま戦利品たちに囲まれ眠りについた次の日、事件は起こる

突然男子寮である少年の悲鳴が響き渡った

91 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 02:10:43 ID:QSkb9p5A

アルミン「おぎゃあああああああああああああああああああ!!!!」

ライナー「!?ど、どうしたアルミン!!!」

コニー「何事だ!?」

アルミン「目が……目が……」

ジャン「なんでアルミンが目から血の涙を流しているんだ…!?」

アルミン「こ、これが……僕の戦利品たちにはさまって…いたんだ…」ゼエゼエ

ベルトルト「これは!?エレアルの薄い本ッ!!!!!!」

マルコ「えっ見せて見せて~ ウホッ ナイスホモ」

ライナー「何故ここにそんなもんが……待て!作者の名が書いてある。!?サシャ・ブラウス!?」

ライナー「お、おい。信じらんねえが、みんな各々の戦利品をチェックしてみてくれ」

92 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 02:19:46 ID:QSkb9p5A

ベルトルト「ひゃあああああああああああっ!!なんで僕とコニーがががっがががががっが」

コニー「オエエエエエエエエッ……母ちゃんごめん俺もうお婿にいけない…」ヒックヒック

ライナー「そんなあああああああああ!!!作者クリスタなんて嘘だろ!!!クリスタがあああああああ」

ジャン「なんで俺がこの俺様がエレンの奴に対して赤面してんだよ!!!!ねーよ!!!!!ねーよ…作者ミカサとか嘘だよ…嘘…」シクシク

マルコ「んーアニの悲恋ものはなかなかいいけど、これ僕持ってるしだぶっちゃうよ」

93 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 02:27:57 ID:QSkb9p5A

その頃 女子寮

クリスタ「え……なにこれ。クリスタ総受けって…ライナーこんな本描いてたの…こわい…」ガクガク

ユミル「……ユミクリはまだ分かるがクリユミはねーぜ、ベルトルさんよぉ……頭わいてんのか?」

サシャ「なんですかコレェェェェェェェェェ!!!!なんで私とミーナがキャッキャウフフでイッチャイチャなんですかあああああああああ」

アニ「うっわ……アルミンこういうこと考えるキャラだったんだ。あいつら全員百合豚か……ねーわ」

クリスタ「百合豚とか……正直……」

ミカサ「……」

96 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 02:54:25 ID:QSkb9p5A

男子寮

エレン「………みんな、現実を受け止められたか?」

アルミン「エレン……もしや君が…」

エレン「そうだ。俺は販売会が終わった後ミカサに協力してもらい、女子が描いた作品を入手した」

エレン「そしてお前らが描いた作品もミカサに渡した。今頃女子たちも発見してるだろうな」

ライナー「なに……!?」

エレン「お前ら、自分が勝手に同性とホモにされてどう思った?生理的に無理だろ?」

エレン「でも、お前ら男子も女子に同じことしてるんだ」

エレン「別に百合が悪いとは言わない。BLも……まあ……俺はちょっとわかんないけど……個人の趣味だな」

エレン「けどさ、せめて実在の人物を題材にするのはどうなんだ?って思うんだけど―――― !?」

エレン「………あれ??みんなどこ行ったっ?」

97 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 03:19:50 ID:QSkb9p5A

エレン「うおおおお、あいつらどこ行きやがった!なんかとてつもなく嫌な予感がする!!」ダッダッダッダ

エレン「はっ、なんだ?食堂がやけに騒がしい……」

ユミル「おいどういうことだコレ豚どもォ!!なに勝手な妄想繰り広げてんだよ!!」

ライナー「そりゃこっちの台詞だ!!なんで俺ガチホモ風に描かれてるんだよ!こんな筋肉ついてねーーーーーよ!」

サシャ「っていうかなんですかこの本の私たち…ぷっにぷにで。立体機動で身体使ってるんですから私たち割と筋肉がっちがちですよ」

ベルトルト「いいや女の子の腹筋は割れてない割れてない割れてない割れてない割れてない」

アニ「夢見んのも大概にしときな。大体なんで全てのコマに花が舞ってるんだよ。ないから。せいぜい芋だから」

ジャン「ていうか攻めの男のアゴなげええええええ!!美化しすぎだっつの!」

クリスタ「それを言うならあなたたちだって!!あのね、アニの胸はこの本みたいにこんなおっきくないから!!!」

アニ「あんたどっちの味方だい!?」スパーーーン

98 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 03:27:13 ID:QSkb9p5A

アルミン「君たち、僕のこと身長が低くて男のくせになよっちいと思ってるかもしれないけど、さすがに腋毛は生えてるからね」

ユミル「やめろぉ!!それ以上言うな!!」

アルミン「もうそりゃ~もっさもっさだからね。なんなら見るかい?」

サシャ「ギャー テロ行為やめてください!乙女の前で!!アルミンは実は女の子なんじゃないかっていう幻想をぶち壊さないでください!!」

アルミン「そげぶ」ワッサァ…

エレン「…えらいこっちゃ……なんか正直めんどくさいな…」

エレン「帰ろうかな……」

ミカサ「エレン、なに帰ろうとしているの」

エレン「あ、見つかっちゃった」

100 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 03:46:33 ID:QSkb9p5A

エレン「俺こんな大事にするつもりじゃなかったんだが」

ミカサ「なってしまったものは仕方ない。収拾をつけよう」

エレン「でもこんなのどうやって…」

ミカサ「エレンならできる。エレンは104期で唯一、百合豚でも腐女子でも腐男子でもホモでもレズでもない、貴重な人材」

ミカサ「この場をおさめるのはエレンしかできない」

エレン「まあ、やれるだけやってみるか」

106 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 15:28:53 ID:QSkb9p5A

エレン「俺は…何もみんなに喧嘩してほしくてあんなことやったんじゃないのに」

エレン「ただ前のみんなに戻ってほしくて…だからあんな苦痛も甘んじてうけたのに…」

ほわんほわんほわ~ん(回想)

ミカサ「エレン、持ってきた」

エレン「おお、助かるぜミカサ。これであいつらも目が覚めるだろう。で、これが男子たちの同人誌だ」

エレン「女子たちの枕もとに置いてやってくれ」

ミカサ「……エレンのためなら」

エレン「さあて、どれをどいつの枕もとに置くか、俺も選別しなくちゃな……」ゴクリッ

107 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 15:44:23 ID:QSkb9p5A

『俺の幼馴染がこんなにかわいいわけがない!! ~エレン×アルミン~』サシャ・ブラウス

エレン「……」

えれん の せいしん に 34 の だめーじ!

『<ベルコル> 泡沫ホームシック<二人の愛の巣へ>』ユミル

『素直になれない3 微エロジャンエレ』ミカサ・アッカーマン

『益荒男祭り ライナー総攻め』クリスタ・レンズ

えれん の せいしん に 104 の だめーじ!

『(リヴァエレ)躾の時間(暴力表現あり)』

えれん の せいしん に 9999 の だめーじ!

えれん は いき も たえだえ だ!

111 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 16:05:10 ID:QSkb9p5A

エレン「俺兵長としゃべったことすらねぇよ!これはいらねぇな……」

ミカサ「私が保管しておくね」ツー…

エレン「鼻血ふけよ」

ほわんほわんほわ~ん(回想終わり)

エレン「俺がトラウマレベルの苦痛を受け入れたのは、こんな事態にするためじゃねえええ!」

男子「腐女子きめえ」ガヤガヤ

女子「百合豚きめえ」ワイワイ

エレン「みんな!ちょっと俺の話聞いてくれよ!!」

エレン「お前らは俺から見りゃ同じ穴のムジナだ。なんでそんなに互いを目の敵にすんだよ!!」

アルミン「エ、エレン」ワッサァ

ユミル「でもよ…!」

112 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 16:14:40 ID:QSkb9p5A

エレン「みんな性別にこだわりすぎだ。何故そんなにも同性同士を絡ませたがるんだ」

ジャン「どうせ現実じゃ異性で付き合ったってなんもできねぇ…この寮制じゃあな」

マルコ「妄想の世界でさえ虚しい思いをしたくないじゃないか!!」

ミカサ「そう……だから私たちはホモと百合に安らぎを求める。そこは平和な世界……」

エレン「バーロー!!!」

「「「!!」」」ビク

エレン「不可能を可能にすんのが妄想の醍醐味じゃねえのか!?虚しさぐらい耐えろよ!!」

エレン「お前らの妄想力はそんなもんなのか!!」

シーーン

ミカサ「…………!!!!!!!」ハッ

ミカサ「………ミカ………エレ………♀………」

ミカサ「ミカエレ♀!!!」

115 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 16:25:04 ID:QSkb9p5A

ザワザワ

エレン「……ん?」

アルミン「………ユ、ユミ♂クリ…」

サシャ「男体化と…女体化ですか!?」

ジャン「まじかよ…!!!ミカジャン♀……いいな!!!」

クリスタ「そう考えると、百合もいいかもしれない…」

ライナー「いや、BLもなかなか…!」

エレン「あれっ……?」

118 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/05/22(水) 16:35:42 ID:QSkb9p5A

マルコ「エレン…君はすごいよ!!神だ!同人界の神だ!!!」

ベルトルト「僕たち、すごくつまらないことで反目してたみたいだね」ガシッ

アニ「ああ。これからは互いに協力しようじゃないの」ガシッ

男子と女子は爽やかな笑顔で、力強く握手を交わした

エレン「………………………まあ、いいか…」

その様子をエレンはどこか釈然としない気持ちで眺めていたが

もう全て面倒になり、最終的に思考を放棄した

半年後の販売会では、男体化・女体化の薄い本が爆売れ。

さらに教官公認で寮ではなく、食堂で男子の部・女子の部同時に大々的に行われるようになった

後の訓練兵団にこの「エレン革命」が語り継がれるようになった所以である

エレンは少し痩せた。

nae201403
nae201403
@nae201403

Related Articles関連記事

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

Read Article

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

Read Article

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

Read Article

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

Read Article

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『進撃の巨人』とは諫山創の漫画およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

Read Article

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

Read Article

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

Read Article

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

Read Article

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

Read Article

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。九つの巨人の一つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

Read Article

アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

Read Article

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

Read Article

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

Read Article

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

Read Article

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

Read Article

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

Read Article

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

Read Article

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

Read Article

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

Read Article

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

Read Article

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

Read Article

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

Read Article

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

Read Article

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

Read Article

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

Read Article

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

Read Article

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

Read Article

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

Read Article

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

Read Article

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

Read Article

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

Read Article

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

Read Article

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

Read Article

目次 - Contents