ドラベース ドラえもん超野球外伝(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラベース ドラえもん超野球外伝』は、むぎわらしんたろうが描く藤子・F・不二雄の『ドラえもん』を原作とした野球漫画で小学館の雑誌『月刊コロコロコミック』に掲載されている。未来の猫型ロボットたちが、野球を通じて友情やライバル関係を深め、成長していく姿を描く。主人公ドラえもんが新たに結成したチーム「ドラーズ」は、個性的な能力を持つ仲間たちと共に強敵と戦い、栄光を目指す。バトルシーンと成長物語が少年たちの夢と冒険心を掻き立てる作品だ。
江戸川ドラーズのメンバーで、アメリカ出身のキャラクター。カタコトの日本語を話し、雷のようなヒゲが特徴的で、常にサングラスをかけている。サングラスを外したほうが打率が上がる可能性があるが、あえてそうしないと言われている。
ポジションはレフトで、4番打者を務めている。背番号は7で、左利きだ。
もともとはロブスターズという草野球チームに所属していたが、チームの正捕手であり主砲でもあったランディがドランプに引き抜かれたことでチームは崩壊。新天地を求めて日本にやって来た際にクロえもんと出会い、ドラーズに加入した。本人はNPBを目指していたが、誤ってドラーズに入団したという噂もある。
表面上はクールに見えるが、実は熱い性格の持ち主で、クロえもんと共にチームの主砲として活躍している。
変化球やスローボールに弱い一方で、初期段階から180km/hの速球を打つなど、速球に対しては非常に強い。初期のころはスローボールやカーブなどの変化球を苦手としていたが、後に克服している。
ロボットでありながらトイレに行くシーンが多いという設定もあり、原作『ドラえもん』の37巻でもドラえもんが立小便をするシーンが見られる。普段は、神成さんにそっくりな「稲妻さん」という老人の家に下宿しており、クロえもんが場外に飛ばしたホームランボールがこの老人に激突しそうになったのを助けたことがきっかけとなっている。彼の普段の仕事は一切不明だ。
愛国心が非常に強く、ムードを盛り上げる楽団でアメリカ国歌を聴いて奮起したこともある。また、茜フライヤーズ戦で乱闘の兆しが見えた際に「出番だぜ!」と率先して飛び出しており、乱闘にも前向きだ。その際には、ドラーズの俊足で知られるトラえもんやチビえもん以上の速度で走り出している。
無人島で金属バットにオイルを塗り、石をトスバッティングするという方法で編み出した「炎の打撃(ファイアーインパクト)」や「超炎の打撃(バーベキューインパクト)」など、燃える必殺打法を持っている。守備でも「ファイヤー○○」と名付けたプレイを見せ、さらには手で投げたボールに火をつけることもできるが、これにはマッハ2.1の速度が必要だ。
WABC編ではアメリカ代表選手に選ばれたが、事故で代表辞退を余儀なくされたひろしに対して「彼の速球は厄介だったので、いなくてラッキーだ」と発言し、ドラーズのメンバーとしてではなく、アメリカ代表としての冷徹な態度を見せた。このストイックな発言に対し、ヒョロえもんは激怒し、クロえもんも「こいつらとは野球で決着をつける」と怒りをあらわにしながらも、暴力は避けるように諫めた。
さらに、彼は日本代表を「ヘボ日本」と軽蔑し、敵チームとして軽視する姿勢も見せている。
日本代表との決勝戦ではクロえもんらの所属する日本チームを打ち破り、アメリカを優勝に導いた。大会後はアメリカのさまざまなチームから勧誘を受けたが(ドラーズのメンバーも彼が日本に戻ってくるとは思っていなかった)、日本大会でドラーズを優勝させるために帰国した。アメリカで果たせなかった優勝の感動を叶えようと見栄を切るが、ドラーズのメンバーからは「お前が打ったから日本が負けたんだろうが!」とボコボコにされた。
ピョコえもん
ピョコえもんは、右投右打で全身がバネのように伸びる独特の体質を持ち、その特性を活かしてプレーするキャラクターだ。しばしば壊れてバラバラになることがあり、例えばファインプレーのたびにヒョロえもんに殴られて壊れたり、江戸川ボローズとの試合で破損したり、大きくなったベースに踏みつけられることがある。愛称は「ピョコ」で、これは口癖としても使われている。普段はロボット修理工場で働いている。
守備範囲の広さはチーム一であり、高いホームランボールや横にそれたスローボールも難なくキャッチする。タケコプターと伸びる体を組み合わせて、本塁打や安打を好捕するシーンもある。野球帽のつばを後ろに向けてかぶることが多く、実は耳にもバネが仕込まれている。キャプテン・レツが率いる「江戸川ボローズ」との試合では改造されてバネを取り外されたが、レツは耳のバネに気づかず、ホームランの当たりを耳のバネでキャッチした。
首のバネは内野から外野のグラウンドまで届くほど伸び、腕のバネも地面からバックスクリーンの最上段まで伸ばすことができる。ただし、足のバネはそれほど伸びず、宅配便大作戦の際に町中にバネを伸ばしたものの、試合中にはバックスクリーン最上段まで伸ばすと切れると発言している。
クロえもんは「ピョコえもんほど影で練習しているやつはいない」と評価しており、彼は雨の日でも素振りを欠かさず行う努力家だ。また、野球への愛情も非常に強い。
チビえもん
グリえもんが退団し、メンバー不足に悩んでいたドラーズのもとに、川で流されていた小さなロボットが登場した。彼の名前はチビで、右投右打。チーム内ではトラえもんに次ぐ俊足で、予測不能なプレーが持ち味だ。感情豊かで、よく笑い、よく泣く。チビはおじいさんと一緒に暮らしているようだ。
ドラーズに加わった当初、チビは野球のことを全く知らなかったが、クロえもんに触発されて次第にその魅力を理解していった。彼は試合中にひみつ道具を無断で使用し、結果的に道具を無駄にしてしまうことがしばしばあるが、それが逆にチームにとってプラスになることもある。特に、ひみつ道具を用いた走塁技術に関しては、天賦の才能があるといえる。エモルのトンボールを偶然にも攻略するなど、初心者ながらも驚きを与えるプレーが多い。
チビはイタズラ好きで、しばしばヒョロえもんをはじめとする仲間たちから仕返しを受けることもある。また、他のドラーズのメンバーが会話をしている際には、解説役を務めることが多い。ドラえもんと同様に、ドラ焼きが大好きだ。
ビックドームカップでは、パワフルな打撃が特徴で、ホームラン級の打球を放つ実力を持つ平井のホームラン級の当たりをライトポールを駆け上がってキャッチしたり、デビルキングスとの対戦ではクロえもんを気遣う優しさを見せたりする一面もある。彼は、材木を削って一から作った特製の木製バットを使用しており、そのバットは他のものよりも長く、彼自身が小柄なために特に目立つ。このバットを使って、クロえもんはシロえもんのWWボールをホームランにし、その瞬間を見たブブ太たちが野球を始めるきっかけとなった。
また、どらのすけ監督とのかぶと虫カップでも、バットがすっぽ抜けて気絶したり、クロえもんのホームランでドラーズが試合に勝ったりと、2軍ドラーズやグレートドラーズとも関わりがある。ちなみに、シロえもんにバットへのサインをお願いしようとしたが、結局サインはもらわなかったようだ。
作中では、チビはバッターボックスに立つ際にヘルメットを使用していないキャラクターとして描かれている。しかし、のちに江戸川バッティングセンターの息子、レツも同様にヘルメットを使用せずに打席に立つシーンが描かれた。さらに、日本縦断トーナメントにも出場し、オールスター戦も観戦している。
藤本ひろし(ふじもとひろし)
右投げ右打ちの9番、投手で背番号1を背負う。クロえもんが住む家の息子で、父親を早くに亡くし、母親と共に家業の宅配業を支えている。宅配業で鍛えられた肩から放たれる剛速球と豊富なスタミナが彼の持ち味。入団当初はコントロールに難があったが、努力を重ねて克服した。初期でも金網を貫通させるほどの強肩を誇り、WABC編では連投にもかかわらずコンクリートブロックにひびを入れたり、キング・サダハルの木製バットをへし折るほどの力を見せつけた。しかし、大会の途中でエアカー事故に遭い、重傷を負って出場選手登録から外されることになった。裸眼の方がコントロールが安定していた時期もある。
彼は宅配で鍛えた手の豆がフォークボールに適しており、ストレートのように見せかけて急激に落ちるフォークボールを得意としている。実況やウグイス嬢からは「ひろし君」と呼ばれることが多いが、本名は「ひろし」で登録名は「ヒロシ」と表記されている。クロえもんを含むチームメイトには呼び捨てで呼ばれることが多く、ミケえもんには「ひろしさん」、ミカちゃんには「ひろしくん」と呼ばれている。
打撃シーンは少ないが、秋田オリオンズ戦で決勝ホームランを放ったことがある。
パクえもん
右投げ右打ちで7番、捕手として背番号2を背負う。食べることが好きで、常に何かを口にしている。そのため、肥満体型で守備位置もそれが理由で決まったが、驚異的な記憶力のおかげで結果的には適任となった。愛称は「パク」。パワーがあり、バットに当たれば飛距離が出る。ひみつ道具を活用したバッティングに加え、体格を活かしたキャッチングやブロックでもチームに大きく貢献している。ただし、インコースの球には弱い。日本横断トーナメントでは、房総タートルズ戦で「ヤセール」という薬を使って一時的にスリムになり、ランニングホームランを打った。
気立ては優しいが、しばしば余計な一言でチームの雰囲気を悪くしたり、相手チームの怒りを買ったりすることがあり、ポコえもんの怒りを買って彼を熊に変身させたこともある。初期の頃は練習に遅刻したり、練習中にどら焼きを食べるなど不真面目な態度が目立っていた。普段は幼稚園で園児の世話をしており、四次元ポケットにはいつもお菓子が詰まっている。チビえもんと同様、どら焼きが好物で、試合中でもベンチでどら焼きを食べることが多い。バーベキューや打ち上げも大好きで、ヒョロえもんとクロえもんが日本代表に選ばれた際には、「お祝いだ、バーベキューしよう」と言い出し、ひろしに「悔しくないのか?」と一喝されてしまう。
キャッチャーとしての能力はそれほど高くなく、平井(荒川ホワイターズのキャッチャー)がパスボールをしないことに敬意を抱いている。ひろしのフォークは何とか捕れるが、シロえもんのホワイトボールは手に負えなかった。キャッチャーフライやバント失敗時にはスライディングキャッチを試みるものの、腹が重くて落球することもある。
ヒョロえもん
左投げ左打ちで6番、一塁手として背番号3を背負うヒョロは、気が短いものの、チームを引っ張る兄貴分的存在だ。西表マングローブスの監督からは「影の監督」とも称されるほどで、長身を活かした懐の深いバッティングと守備が武器となっている。どんな場面でも臆することのない根性を持ち、直情的で涙もろい一面もある。彼の愛称はヒョロで、鮮魚店「魚ひょろ(うおひょろ)」で店長と共に働いているが、選手としての能力はチームメイトからはそれほど高く評価されていない。しかし、気合を入れた守備で魅せることができることもある。
かぶと虫杯編以降、ミケえもんと行動を共にすることが多くなり、魚屋で一緒に働いている際には、小声で話すミケえもんに対して苦言を呈するなど、ときおり口論になることもあった。かつてはミケえもんとファーストのレギュラーを争ったこともある。もん太から「おい、ヒョロいの」と呼ばれるが、体格が小さいだけで華奢ではない。
デビルキングス戦では、エラーやデッドボールで他の選手が全員出塁する中、自身だけが出塁できず、実力面で他の選手に見劣りする部分もあったが、ムードメーカーとしての期待からWABC日本代表に選出された。この経験を通じて精神的にも成長し、デッドボールを受けても立ち直るなど、ドラーズや日本代表としての根性を見せるようになった。
一時、店長が病に倒れたことで江戸川ドラーズを脱退していたが、その間も仕事中にラジオで仲間たちの活躍をチェックするほど心配性だったようだ。チームを離れる際にはグリえもんに連絡を取り、加入を依頼したこともある。ドラーズを辞めると言い出したものの、クロえもんに素振りで気持ちを見抜かれ、最終的には店長の回復に伴ってチームに復帰した。
熱血漢として描かれるヒョロだが、ひろしが加入する以前は「草野球は楽しくやれればいい」という楽観的な発言をして、クロえもんに一喝されたこともある。
スズえもん
右投左打で3番、遊撃手を務め、背番号は6。愛称はスズ。綺麗好きな性格のため、最初は服が汚れるのを嫌がり、スライディングやダイビングキャッチのような思い切ったプレーができなかった。しかし、チームのために汚れを厭わずファインプレーを行うようになり、その守備力が評価されてWABCの代表にも選出されるまでになった。チーム一の野球センスを持つとされ、守備での存在感は大きい。
一方で、写真映りが悪かったり、出塁しても存在を忘れられたりと、何かと影が薄い扱いを受けがちだ。ファインプレーをしてもカメラがトラブルを起こし、まったく映らないことが多い。WABC開催中にはチビえもんにテレビを壊されてしまい、活躍シーンが全く映らないなど、目立たないことが持ちネタとなっている。最終巻ではグリえもんの計らいでスモールライトで小さくされたが、逆にさらに目立たなくなり、パクえもんやクロえもんからも「どこに行った?」と見失われてしまうほどだった。
体力が落ちていない限り、守備ではイレギュラーバウンドを軽々とさばいたり、(カメラには映っていなかったが)センターライナーを見事に好捕したりする。集中力を発揮した際の打撃では、シロえもんの敬遠球をジャンプしてサードへの内野安打にするなど、その成長ぶりを見せるシーンもある。
彼は富豪の屋敷で暮らしており、主人に大切にされている。屋敷内にはトレーニングルームがあるらしく、試合中のころばし使用時など、10円で済むところを1000円札束にするなど、金に糸目をつけないプレーでチームを勝利に導くこともある。
トラえもん
右投右打で1番、中堅手を務め、背番号は8。愛称はトラ。虎のような見た目をしているが、実際は猫型ロボットで、釣り船屋で働いている。試合の時以外は麦わら帽子を愛用しており、目は常に笑っているように見えるが、開くと三白眼になる。また、表情が豊かで、驚いた時などには「ひっ!」と言う癖がある。
チーム一の俊足を誇り、ドラーズの1軍メンバーを決めるかけっこでも1位になるほどの走力を持つ。初期はスイッチヒッターだったが、現在は右打ちに固定している。そのスピードを活かしてセーフティーバントを積極的に採用し、相手チームに読まれていても、その速さで一塁セーフになることが多い。ドラーズの初期メンバーの中では最後に加入した選手で、釣りをしている最中に江戸川に転落し、溺れそうになったところをヒョロえもんに救出された。「お礼は絶対返します」と約束し、そのまま選手として加入した経緯がある。
カナリア戦では、ひろしに代わってピッチャーを務めたこともある。実はロナえもんのファンであり、ドラーズの中で最もサッカーに詳しい。その爆発的な脚力からサッカー選手としての才能も見出されたが、ヒョロえもんからもらったバットで野球への熱意を取り戻した。このバットは、江戸川で溺れていた時にヒョロえもんに助けられた際にもらったもので、秘密道具「タイムふろしき」によって新品同様に戻されたものだ。
トラえもんは、デビルキングス戦でクロえもんとエーモンド以外で唯一のヒットを放ち、ボローズ戦では先頭打者ホームランを打つなど、打撃面でも成長を見せている。自慢の俊足をチビえもんに負けないために特訓し、さらなる成長を遂げた。また、守備でもその俊足を活かして多くのファインプレーを見せている。
グリえもん
右投右打で、8番から6番打順に移動し、ポジションは右翼手から一塁手に変更されたロボット。背番号は9で、眼鏡をかけている。愛称はグリ。普段は学習塾の講師をしているが、野球センスはあまり高くなく、ドラーズの中でも打率が一番低い。しかし、彼の強みは博学さにあり、相手チームのサインや癖を見破るのが得意で、的確なアドバイスをしてチームの状況を変えることができる。
山寺ベアーズ戦後、科学者としての夢を追求するためにチームを脱退。彼の背番号9はドラーズで永久欠番として扱われている。かぶと虫杯では北海スノーフォックスの捕手として再びドラーズと対戦し、研究により筋肉を強化したことで善戦する姿が描かれた。
日本縦断トーナメントでは、行方不明になったヒョロえもんの代わりにファーストとして出場し、ヒョロえもんがチームに戻った後もドラーズの一員として試合に参加する姿が見られた。元々は円が何重にも重なった眼鏡をかけていたが、スノーフォックスに入団してからは透明な眼鏡に変えている。
グリの特技は相手のサインや癖を見破ることで、モンガース戦では、門賀がストレートを投げる時に頭の毛が伸び、カーブを投げる時には縮むことを観察し、クロえもんに伝えて功績を残した。この試合で初ヒットを記録した。
おまけ漫画「46えもん、96えもん」では、江戸川ドラーズの初期メンバーの銅像がある中、彼の銅像がなく、ライトの守備位置にはチビえもんの銅像が置かれていた。また、ファーストの位置にはヒョロえもんの銅像が立っていた。
守備位置はドラーズ時代はライトだったが、スノーフォックスに入団後は捕手としてプレーし、試合途中でピッチャーとしても登板、その後ファーストに移動したこともあった。また、一塁ベースコーチや三塁ベースコーチを務めることもある。
ミケえもん
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ドラえもんのひみつ道具まとめ
『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。22世紀で作られたネコ型ロボットのドラえもんが、持ち主の少年セワシの先祖である野比のび太(のび のびた)を不思議な道具で手助けする。1979年のTVアニメ化以降、国民的作品として親しまれてきた。「ひみつ道具」とは、主にのび太を助けるためにドラえもんが四次元ポケットから出すアイテムで、作品の目玉でもある。毎年公開される劇場作品『大長編ドラえもん』でも、ひみつ道具は大いに活躍する。
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ドラえもんの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ドラえもん』は藤子・F・不二雄による漫画およびそれを原作とするアニメ・映画である。1969年から児童向け漫画雑誌『小学館』で連載が始まり、国民的作品として知られている。猫型ロボットのドラえもんとスポーツも勉強も苦手な小学生・野比のび太らの日常を描くギャグ漫画で、ドラえもんがお腹のポケットから取り出すひみつ道具でのび太の災難を解決するのがメインストーリー。ドラえもんの大好物であるどら焼きのほか、ひみつ道具にも食べ物や飲み物がたくさん登場する。
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ドラえもんのガールフレンド・恋人まとめ
ドラえもんは、藤子・F・不二雄の児童向けSF漫画『ドラえもん』の主人公。22世紀のネコ型ロボットで、ある日20世紀に住む小学生・野比のび太(のび のびた)の元にやってきた。勉強もスポーツも、何をやってもダメなのび太を立派な人間にするために、22世紀に住むのび太の子孫に言われてやってきたのだ。ドラえもんはのび太の家に一緒に住み、共に穏やかな日常を送る。その中でドラえもんの交友関係も広がり、時には恋人・ガールフレンドとデートに出かける姿も描かれている。
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野比のび太(ドラえもん)のおばあちゃん登場回まとめ
のび太のおばあちゃんとは、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画『ドラえもん』の登場人物。『ドラえもん』の副主人公であるのび太の血の繋がった祖母のことであり、そのほとんどがのび太の父・のび助の母(父方の祖母)のことを指す。母・玉子の母(母方の祖母)はほとんど登場しない。のび太のおばあちゃんの愛称で親しまれ、のび太とのび太のおばあちゃんのエピソードを描いた「おばあちゃんのおもいで」は、『ドラえもん』シリーズを代表する感動エピソードとして知られている。
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STAND BY ME ドラえもん(スタンドバイミー)のネタバレ解説・考察まとめ
『STAND BY ME ドラえもん』とは、国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目。ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公ののび太は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん達と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出るのだった。
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。
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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。
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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、2003年に公開されたドラえもん映画作品である。のび太やドラえもん達はある日、風の子供フー子と遭遇する。フー子を広い場所へ連れて行こうとどこでもドアで行き着いた先は風の民の村という草原地帯だった。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻に収録された短編作品が原案であるものの、本作品の舞台設定等は完全なオリジナルとなっている。また本作品から、絵コンテにおいてデジタル化やCGの起用があり、登場キャラクターや背景の動きが滑らかとなっている。
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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』とは、2001年3月10日に公開されたアニメ映画作品である。 ドラえもんやのび太達は鳥人の少年グースケと出会い、彼が暮らすバードピアへ向かう。バードピアには大きな危険が迫っており、ドラえもん達はグースケや鳥人達を救う為に立ち上がる。 ギリシャ神話のイカロスの物語等、鳥人間に関する伝説から着想を得ており、鳥人に憧れたのび太が、ドラえもんの道具に頼らず自力で飛ぼうとする意欲な面を見せる。グースケ達との友情や心の痛みに向き合う事等、複雑な心理描写も描かれる。
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映画ドラえもん のび太の月面探査記のネタバレ解説・考察まとめ
映画ドラえもん『のび太の月面探査記』とは、2019年公開のアニメ映画。日本の国民的人気アニメ映画ドラえもんは今作で第39作品目。物語の舞台は月とカグヤ星。のび太はジャイアンたちクラスメイトを見返すために、月のクレーターにウサギ王国を建設する。そこで偶然月の地下に住む人工生命体エスパルのルカと出会う。ルカと交流を深めていたドラえもん達の前に、エスパルを狙うカグヤ軍が突如現れ、ルカたちをさらってしまう。のび太たちはエスパルたちを救うため、カグヤ星を目指してドラえもんが改造した宇宙船に乗り込む。
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ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、2000年3月11日に公開されたアニメ映画である。 ドラえもんの四次元ポケットの道具であるタイムホールが不具合を生じ、時空間の乱れが生じ古代王国のマヤナ国へ通じる。マヤナ国の王子ティオと出会ったドラえもん達は、ティオの母親である女王やマヤナ国国民を苦しめる魔女レディナの陰謀に立ち向かう。 本作品はドラえもんやのび太、そして彼と瓜二つの少年ティオとの出会いが展開するといった、もう一人の自分がテーマに描かれている。
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トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!
トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。
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目次 - Contents
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』の概要
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』のあらすじ・ストーリー
- 超野球
- プロローグ
- 第1章:ドラベースとの出会い
- 第2章:強敵との対戦
- 第3章:クロえもんの成長と試練
- 第4章:決勝戦への道
- エピローグ:未来への希望
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』の登場人物・キャラクター
- 江戸川ドラーズ
- クロえもん
- エーモンド
- ピョコえもん
- チビえもん
- 藤本ひろし(ふじもとひろし)
- パクえもん
- ヒョロえもん
- スズえもん
- トラえもん
- グリえもん
- ミケえもん
- みかちゃん
- アカえもん
- ドラえもん
- 荒川ホワイターズ
- シロえもん
- 平井(ひらい)
- 小松川(こまつがわ)
- 山寺ベアーズ
- ポこえもん
- ポンえもん
- ポロえもん
- 房総タートルズ
- ドラ一朗(どらいちろう)
- デビルキングス
- ドランプ
- ベイブ
- ランディ
- 茜フライヤーズ
- エモル
- 江戸川ボローズ
- レツ
- 山奥山寺
- もん太
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』の用語
- イニング
- 逆走ルール
- 野球・サッカー一体型ルール
- 甲虫園球場
- ビッグドーム
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シロえもんのフォーク
- ブラジル代表戦 クロえもん最終打席
- ひろしVSクロえもん
- 『ドラベース ドラえもん超野球外伝』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 日本の伝統的な武道や自然現象に由来する必殺技
- 「超野球」は未来の野球ルール
- 個性豊かなキャラクター
- 丁寧に描かれるキャラクターの成長
- 実在する様々な国のチームがモデル