ファイアーエムブレム エンゲージ(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイアーエムブレム エンゲージ』とはNintendo Switch用ゲームソフトであり、1990年から発売されている『ファイアーエムブレムシリーズ』の18作品目となるシュミレーションRPG。
歴代のキャラクターも登場し、新要素である「エンゲージ」することで戦局を大きく変えることができるようになっている。
1000年の眠りから目覚めた主人公は、エレオス大陸を危機に陥れる邪竜を倒すために12の指輪を巡る戦いに身を投じる。旅の中で出会う仲間と共に、主人公自身に降りかかる運命を知ることになる。

『ファイアーエムブレム エンゲージ』の概要

『ファイアーエムブレム エンゲージ』とは1990年から発売されている『ファイアーエムブレムシリーズ』の18作品目のNintendo Switch用ゲームソフトである。
オープニングテーマはRyoの「Emblem Engage!」、エンディングテーマにはRainyの「絆炎」が起用されている。
発売本数は14万本以上となっており、著名なメディアやプロの批評家たちの評価を表したメタスコアでは、発売されてから10日で81点となっている。
従来と同じく、マップ上で味方ユニットを操作して戦闘を行うことは変わらないが、歴代のシリーズの登場人物が登場し、主人公たちをサポートする要素が追加されている。さらに、その歴代の登場人物たちと一体化する「エンゲージ」という要素も加わり、戦局を大きく変えることができる。
1000年の眠りから目覚めた主人公は、エレオス大陸が邪竜によって危機に陥っていることを知る。邪竜を倒すために12の指輪を集めることになるのだが、その中で主人公自身に降りかかる運命に直面していくことになる。

『ファイアーエムブレム エンゲージ』のあらすじ・ストーリー

1章 目覚め

主人公(女)の前に現れる白い竜

不思議な夢を見た主人公が目を覚ますとヴァンドレ、双子の兄妹のクランとフランに出迎えられる。ヴァンドレは主人公が「神竜」と呼ばれる大陸の信仰対象であることや自身が神竜を守る「竜の守り人」であると告げる。しかし、主人公は自分の名前以外自身に関する記憶を失ってしまっていた。主人公の母親が待つという王城へ向かう途中、突如化け物のような姿の兵に襲われる。主人公を逃がそうとクランとフランは敵の前に出てしまい、主人公は2人を助けようとするが、苦戦を強いられていた。その時、主人公は自身を呼ぶ声を聞く。主人公は声のする指輪から「英雄王の紋章士」であるマルスを顕現させ、マルスの力でクランとフランを助け出すことに成功した。しかし、なおも敵の数に圧倒される主人公たちの前に巨大な竜が現れる。竜の正体は主人公の母親、ルミエルであった。ルミエルは主人公に会えたことを喜ぶが、主人公が記憶を失ったことに悲しみを見せる。ひとまず、主人公たちを空の要塞、ソラネルへと移動させるため、ルミエルは自身の背に主人公たちを乗せるのであった。
王城に戻った主人公はルミエルからこの世界のことを教えられる。さらに先ほど主人公たちを襲ったのは「異形兵」と呼ばれるもので、異形兵が現れたのは大陸を破壊しようとした邪竜復活の兆候であるとルミエルは語る。邪竜に挑むには12の「紋章士の指輪」が必要であり、指輪から紋章士を顕現できるのは神竜のみであることを告げる。
ルミエルと過ごしても主人公の記憶が戻ることはなかったが、ルミエルは主人公に優しく接する。ルミエルは主人公とこれから一緒に過ごせると胸を躍らせるのだが、紋章士シグルドにあることを相談するのだった。
その夜、悪夢から覚めた主人公をマルスは心配する。主人公は記憶を失う前の自分のことをマルスに尋ね、マルスは今と変わらなかったと告げた。その時、ソラネルに敵襲があり、指輪を守るルミエルのところへと急ぐ。敵に追い詰められる主人公たちの前にフィレネ王国の王子であるアルフレッドとその臣下であるブシュロンとエーティエが現れ、敵を退けたのだった。ルミエルの下にたどり着いた主人公はフードをかぶった謎の人物から攻撃されてしまうが、主人公を庇ったのはルミエルであった。ルミエルは神竜の力が消えかかっており、フランが杖を使っても傷を回復することができなかった。ルミエルは主人公が眠った後、少しずつ自身の力を渡していたため力が弱まっていたのだ。ルミエルは自身の死期を悟り、邪竜が復活したことを告げる。ルミエルは主人公に神竜として指輪を集めることを願い、ルミエルは「なにがあっても、なにを…思い出しても……神竜として…最後まで戦って…」と告げる。主人公はそんなルミエルに対し「かあさん」と呼び、ルミエルは幸せを感じ取る。ルミエルは主人公に「聖騎士の指輪」を託し、惜しまれながら亡くなってしまったのだった。ルミエルを弔った主人公たちは、アルフレッドから異形兵の襲撃を受けているフィレネ王国の救援を依頼された。悲しみを残す主人公だが、ルミエルとの約束を果たすためフィレネ王国へ向かうことになった。

2章 邪竜復活

フィレネ王国にたどり着いたアルフレッドは長旅だったことに加え、母親を失った主人公を気遣い、主人公は感謝する。フィレネ王国はアルフレッドの母であるイヴ女王が治めており、平和を維持するためにフィレネ王国はブロディア王国とソルム王国と不戦同盟を組んでいたが、もう一つの国であるイルシオン王国は遠くの国ということもあり親交もなく、イルシオン王国は邪竜を信仰している民が多くいるという。フィレネ王国には「慈愛の王女の指輪」が託されており、主人公たちはフィレネ王国の王城へ向かうこととなった。王城へ向かう途中フルルの風車村へ到着した主人公たちは村が異形兵に襲われていることに気づき、イルシオン兵の王城襲撃から逃亡したアルフレッドの妹であるセリーヌと合流を果たす。主人公はセリーヌが持っていた指輪の紋章士、セリカを顕現させ、村とセリーヌの臣下であるルイ、クロエを救出する。

主人公は残っていた異形兵に襲われるが、とある少女に助けられる。少女はヴェイルと名乗り、村での騒ぎを聞きつけて訪れたというのだ。マルスに促され主人公はヴェイルを安全な場所へ送り届けようとするが、ヴェイルは既に姿を消していた。
フィレネ王国の城に到着した主人公たちはイルシオン兵に捕らえられているイヴ女王を発見する。イルシオンの兵であるセピアはルミエルを殺害した人物と関係があることをほのめかし、配下のネルーケに指輪強奪を命じ去っていく。イルシオン兵のネルーケを撃破し、イヴ女王を救い出すことに成功した主人公はイヴ女王からフィレネ王国にはもう一つ指輪が隠されていることを告げられる。指輪を巡っての争いを防ぐため、もう一つの指輪があることは王や女王にしか伝わっていなかったのだ。主人公たちは指輪があるという祠へと向かうことになった。
主人公たちは祠付近でユナカと出会い、彼女は言葉を話す指輪を落としてしまったと告げる。ユナカの落とした指輪が紋章士の指輪だと推測した主人公たちは指輪を探し、周辺で賊を発見する。賊は指輪を所持しており、指輪は主人公たちの推測通り紋章士の指輪であった。賊を討伐し、紋章士の指輪を取り戻した主人公は「暁の巫女の指輪」に宿るミカヤを顕現させる。ユナカは主人公たちに見つけた指輪を売ろうとしていたことを正直に告白するが、彼女はミカヤを助けたいと願っていたため主人公たちに協力した。罪を償おうとするユナカをアルフレッドは許し、ユナカを仲間に加えるのだった。
主人公は祠付近でヴェイルと再会する。ヴェイルは探している人がおり、そのために旅をしていると告げる。主人公はヴェイルの足に傷があることに気づき、彼女の足に包帯を巻く。さらに主人公に友だちだと告げられたヴェイルはとても喜び、主人公と別れるのだった。

モリオン王(画面左)とハイヤシンス王(画面右)の戦い

ブロディア王国に到着した主人公とアルフレッドに矢が放たれる。矢を回避した主人公は矢を放った男性に自身が神竜であること、アルフレッドがフィレネ王国の王子であることを名乗ると男性は態度を急変。主人公たちに向かって土下座をして謝罪するのだった。男性はスタルークと名乗り、ブロディア王国の第二王子であったのだ。スタルークは主人公たちが来るのを待っていたが、賊の討伐に追われてしまい主人公を賊と間違えて攻撃してしまったと語る。スタルークは主人公たちを城へ案内する途中で、イルシオン王国第二王女オルテンシアが率いるイルシオン軍と遭遇してしまう。オルテンシアは主人公たちから指輪を奪うために進軍し、さらに既にイルシオン王国の第一王女である自分の姉が城に向かっていることを告げ、スタルークは動揺する。オルテンシアは「聖王女の指輪」に宿るルキナを伴っており、紋章士を顕現できるのは邪竜も同じだと知り主人公は驚愕する。オルテンシアを撃破し、イルシオン兵を退けることに成功した主人公だが、オルテンシアの持つ指輪を取り戻すことができなかった。

ブロディア王城に到着した主人公たちをプロディ王国第一王子であるディアマンドが出迎えた。ディアマンドに案内され、ブロディア王国国王であるモリオン王と対面する主人公。主人公はモリオン王から預かった「若き獅子の指輪」紋章士であるロイを顕現させ、指輪はディアマンドに託された。その時、イルシオン王国第一王女アイビーが現れる。主人公はアイビー撃破し、彼女が所持していた「賢王の指輪」を奪還するが、アイビーには逃げられてしまい、さらにはイルシオン王国のハイヤシンス王自ら兵を率いて進軍しているという報告を受ける。
軍にはイルシオン王国の国王であるハイヤシンスもおり、モリオン王は自分が戦場に出ると告げる。ディアマンドは必死に止めるが、モリオン王はディアマンドが父である自身を失うことに恐怖していることに気づいていた。モリオン王はブロディア王国はディアマンドが継いでくれると信頼し、ブロディアの誇りを見せつけようとした。そんな父の言葉を聞いたスタルークは兄を守ると誓い、ディアマンドも覚悟を決め戦場へ向かうこととなった。

戦場ではブロディア兵とイルシオン兵が激突し、モリオン王は指輪を奪われることを恐れて指輪を所持せずに戦場へ向かってしまっていた。主人公たちは後方で支援しつつモリオン王はハイヤシンス王と戦いを繰り広げる。ハイヤシンス王は指輪の力でモリオン王を追い詰め、モリオン王はハイヤシンス王に捕らわれてしまう。主人公たちはモリオン王を取り返すために加勢しようとするが、またもアイビーが現れ、足止めをされてしまうのだった。主人公たちはモリオン王を救うためにアイビーたちを撃破する。アイビーがハイヤシンス王にとって捨て駒であることを見抜いた主人公は彼女を見逃し、アイビーはその見返りにとモリオン王は教会に連れていかれたことを告げる。教会に向かう途中イルシオン王国で雪がひどく道がわからなくなっているところに主人公はヴェイルと再会する。ヴェイルは教会の場所を知っており、包帯を巻いてくれたお礼だと教会の場所を告げる。主人公の指輪を見たヴェイルは独り言を語り始め、主人公は心配する。主人公の言葉にはっとしたヴェイルは何事もなく去ってしまう。

教会に突入する直前でマルスは何かあったらすぐに撤退するように主人公に念押しし、主人公たちは教会へと突入する。モリオン王を見つけ安堵する主人公たちだが、モリオン王は異形兵と変わり果てていた。モリオン王は邪竜を復活させるための生贄になってしまったのだった。マルスは嫌な気配を感じ、撤退するように主人公に告げるが、ディアマンドとスタルーク父の仇を討とうと意気込む。その隙に退路が断たれてしまい、主人公たちは逃げられなくなってしまった。紋章士の力でも異形兵を元に姿に戻すことはできないため、ディアマンドは自らの手でモリオン王を倒すことを決める。

ハイヤシンス王を撃破し、モリオン王の魂を開放することができた主人公たちだったが、そこへフードの人物と邪竜ソンブルが現れる。邪竜復活を喜ぶハイヤシンスだが、ソンブルは完全な復活のために生贄にされてしまった。その一部始終を見ていたオルテンシアは絶叫し、その様子を笑うフードの人物に激高したオルテンシアはフードが外すと、その人物はヴェイルであることが発覚したのだ。主人公は自身がまいた包帯で自身の母を殺した人物がヴェイルであることを確信する。ソンブルはヴェイルに指輪を奪うよう命じ、さらに邪竜の配下である「四狗」のセピア、グリ、マロン、モーヴが現れる。主人公の隙をついたヴェイルに指輪を奪われ、絶望してしまう主人公。指輪の無い自分たちに勝ち目はないと判断したアルフレッドは撤退しようとするが、敵に追い詰められてしまう。そこに現れたのはアイビーとその臣下のカゲツとゼルコバであった。アイビーたちの力でその場から撤退することができた主人公たちは指輪を入手するためソルム王国に向かうことになった。主人公や仲間たちは指輪を奪われたことに後悔を感じていたが、アイビーが持っていた指輪の紋章士リンとルキナに背中を押され、諦めることなく仲間を守り、指輪を取り戻すことを誓う主人公であった。

3章 指輪を巡って

南のオアシスで夜を過ごすミスティラ

残る指輪を入手するため、ソルム王国の王都へと急ぐ主人公。一面に広がる砂漠の中で迷ってしまった主人公たちの前に自警団長を名乗るフォガートが現れる。フォガートは快く神竜たちを王城へと案内しようとするが、異形兵の討伐任務があり主人公もフォガートに協力することとなった。フォガートの仲間であるボネとパンドロの助力で異形兵を倒し、討伐任務を終えた主人公たちはフォガートの案内のもと王都へとたどり着いた。主人公たちはそこで初めてフォガートがソルム王国の王子であることを知るのだった。主人公はソルム王国の女王であるスフォリアと面会する。スフォリアは主人公たちに協力すると告げ、主人公はソルム王国に託されている「蒼炎の勇者の指輪」を預けてもらうよう頼む。しかし、スフォリアもフォガートも指輪が安置されている場所がわからず、スフォリアはソルム王国第一王女であり、フォガートの姉であるミスティラが指輪を持っているのではないかと告げる。現在ミスティラは王城にはおらず、ソルム国内を自由に移動しているという。ミスティラが南のオアシスにいると知った主人公たちはミスティラを捜索するため移動を開始する。

一方、南のオアシスに進化と共にいたミスティラは二人組の賊、テッツィとトッツィに襲われていた。主人公たちは賊に襲われているミスティラたちと合流を果たし、彼女が持つ指輪の紋章士アイクを顕現させ、賊を討伐した。主人公はミスティラに邪竜が復活したことを告げるが、ミスティラ含むフォガート達も邪竜の復活をすでに知っていたのだ。ソルム王国はすでに邪竜復活の情報を掴んでおり、自国を守るために行動していたのだ。国を守るためとは言え主人公を騙していたことを謝罪するミスティラを主人公は受け入れる。ミスティラはソルム王国にある指輪を主人公に託そうとしていたことを告げるが、そこへ現れた王城兵の報告でイルシオン兵が王城を襲撃したと報告を受ける。

王城に到着した主人公たちにオルテンシアはスフォリア女王を盾に指輪を渡すように詰め寄る。主人公もミスティラもスフォリア女王を人質に取られたとしても、国と世界を守るために指輪を渡すつもりはないことを告げる。その二人の言葉に動揺を見せるオルテンシアだが、彼女は指輪を全て集めて自身の父であるハイヤシンス王を生き返らせるために自身も引けないと叫ぶ。主人公は家族の失うことの辛さを知っているオルテンシアがスフォリア女王を殺せないことを見抜き、オルテンシアは迷い始める。そこへセピア、マロン、モーヴが現れ、スフォリア女王を邪竜復活のための生贄として連れて行こうとする。セピアはオルテンシアを洗脳し、オルテンシアは主人公たちを襲い始めたのだ。スフォリア女王を救い、オルテンシアを洗脳から解放した主人公。さらに、オルテンシアが持っていた「導き手の指輪」を奪還に成功する。イルシオン兵はオルテンシアを残して撤退してしまっていた。撤退しようとするオルテンシアをイルシオン王国は邪竜の国になってしまったとアイビーは語り彼女を引き留める。オルテンシアは邪竜と戦い国と民を取り戻すために主人公と共に行動することを決めるのだった。

指輪を入手するため、ミスティラの案内で北の城塞に向かった主人公たちは中に異形兵がいることを確認する。主人公たちは指輪を奪われることを防ぐため、城塞の中に進軍を開始し、城塞の中にセアダスと名乗る踊り子が異形兵から救う。主人公は「未来を選びし者の指輪」を手に入れ、セアダスを仲間に加えたのだった。そんな主人公たちの前に現れたのはヴェイルであった。ヴェイルは主人公と再会できたことを喜ぶが、主人公たちからルミエルを殺したことや邪竜を復活させたことを責めたてられる。困惑するヴェイルに主人公は友だちではないと言い放ち、その言葉を聞いたヴェイルは主人公たちに背を向けて去っていく。主人公から告げられたことにショックを受けるヴェイルの前に四狗の1人であるグリが現れる。父であるソンブルが復活し喜んでいたヴェイルだが、指輪を奪うために人を殺すことを強要するソンブルのこと、自分が母親や指輪に関わる人を殺していたと聞かされ頭を悩ませていた。グリはそんなヴェイルをなだめ、主人公と話をさせるためフィレネ王国へと向かう。

各国に託されていた指輪を全て入手した主人公たちはイルシオン王国に向かおうとするが、集めた指輪が奪われれば希望が断たれると危惧していた。そこへヴァンドレから多数のイルシオンの軍船がフィレネ王国に向かっていると報告を受け、主人公はフィレネ王国へと向かう。進軍中騒ぎを聞きつけた主人公たちが海岸に到着するとロサードとゴルドマリーがモーヴ、マロン含むイルシオン兵に襲撃されているのを発見する。オルテンシアと再会したロサードとゴルドマリーは主人公に「碧き風空の指輪」を託し、主人公は指輪の紋章士であるエイリークを顕現させる。モーヴとマロンを撤退へと追い込んだが、2人はイルシオンの軍船を追うため進軍する。

4章 紋章士の奇跡

主人公に指輪を投げるヴェイル

イルシオンの軍船に乗っていたヴェイルはセピアとグリに生き別れたきょうだいの捜索と、父である邪竜の説得を手伝うように懇願する。ヴェイルの手にはきょうだいの存在を示す竜石があり、それを見たセピアとグリはヴェイルの言葉に疑問を感じていた。

フィレネ王国の港に到着した主人公たちは、港の方で煙が上がっていることを確認する。港は無残な姿となっており、そこへ現れたのはグリとセピア、そしてヴェイルであった。港の襲撃をヴェイルの仕業だと彼女を責める主人公にヴェイルは動揺する。そして港の襲撃はヴェイルの命令であり、ヴェイルには「もう一人のヴェイル」という別人格がいることを明かす。セピアは邪竜の力を借り、ヴェイルを邪竜の駒として彼女に細工をしていたのだ。自分の所業にヴェイルは錯乱し、ヴェイルはもう一人のヴェイルへと変貌してしまう。セピアからマルスの指輪を渡され、自身が異形兵にしたハイヤシンス王と共に主人公たちに襲い掛かる。ハイヤシンス王は娘たちを想いながら消滅し、ヴェイルたちから「賢王の指輪」を取り戻した。イルシオン兵は船で撤退し、正気を取り戻したヴェイルはセピアから指輪を奪い、主人公に指輪を投げる。ヴェイルは主人公に対し謝罪をし、友だちと言ってくれて嬉しかったと笑顔を向けながら去っていく。

指輪を奪われたことに怒りをにじませるソンブルはセピアにある魔法具を渡す。セピアはソンブルにヴェイルに以外に子どもがいることを聞くが、ソンブルは否定する。しかし、ソンブルは一人の子どもは死体を回収されなかったと告げ、セピアはある事実に確信を持つのだった。
フィレネ王国に向かって航海中の主人公は母親の仇だと思いつつもヴェイルのことが心配であることを仲間たちに告げ、仲間たちも同様に考えていた。そんな中、イルシオン兵の襲撃を受けてしまう主人公たちだが、乗船していたリンデンと名乗る人物のお陰で危機を脱することに成功する。フィレネ王国に向かう中、紋章士たちは全ての指輪が揃うと発動できる1000年に一度だけの力と紋章士のみが知るもう一つの力について話していた。

イルシオンの港に到着した主人公たちはイルシオンの民が異形兵になってしまったことを知り、肩を落とす。そこへ現れたのはモーヴとマロンであった。2人は紋章士の指輪の力で主人公に襲い掛かるが、逆に指輪の奪還を許してしまう。ヴェイルを心配する主人公にモーヴはヴェイルの人格がソンブルの魔法具によって奪われることを告げる。モーヴはただヴェイルの側にいたいとその場を去り、主人公はヴェイルをモーヴに託すのだった。

マルスたちが奪われた教会に戻ってきた主人公は、再度指輪が奪われるのではないかと心配を口にする。主人公は仲間たちに励まされ、マルスたちを取り戻すために教会の中へ進む。
主人公たちが突入した教会に現れたグリを撃破し、紋章士セリカを取り戻す。負けたはずのグリは突然笑いだし、主人公が邪竜の子であることを告白する。その事実を信じられないと主人公はショックを受けるが、グリは紋章士の顕現を呪文で行っていた主人公は邪竜の血を継いでいることを告げる。主人公は動揺するが、ソンブルとヴェイルは既に教会にはいないことをグリから知らされ、グリはその場を去ってしまう。主人公は真実を知るべく、1000年前ルミエルと一緒に戦った紋章士シグルドに自身は邪竜の子なのかと尋ね、シグルドは肯定する。主人公は自分が邪竜を封印することができないと落胆するが、シグルドは既に主人公には神竜としての力があると語る。邪竜に顕現された紋章士は意志を持たないことに対し、主人公に顕現された紋章士は意志を持つことができる。さらに、1000年前の主人公の髪は赤く染まっていたのだが、現在の主人公には青色の髪が混ざっていた。それは主人公が1000年もの間眠っていた際に神竜の力を与えてくれたルミエルの愛だとシグルドは告げる。主人公は仲間達と共にいることを強く望み、仲間たちもそんな主人公のことを受け入れるのだった。

主人公たちの前に現れたモーヴはソンブルとヴェイルはリトスの地にいることを告げる。セピアに見限られたと語るモーヴの言葉を信頼した主人公は自分こそがヴェイルの探していたきょうだいであることを告白する。モーヴはソンブルの真の目的とヴェイルの過去について主人公たちに語る。ソンブルの真の目的は邪竜の地であるグラドロンを復活させ、異世界へ侵攻することだった。ヴェイルはソンブルが封印されてから邪竜の娘というだけで命を狙われ、ずっと孤独だったと語る。モーヴは邪竜信徒であり、神殿で眠っていたヴェイルと会った時から騎士として彼女の側にいたという。モーヴと行動を共にしていたマロンはヴェイルの生い立ちに涙を流す。

主人公たちの前に現れたセピアとグリはモーヴたちが裏切ったことに憤慨する。モーヴはマロンを庇い、マロンは迷いを見せながらもセピアの下へ戻る。その時、ソンブルに与えられた魔法具によって変貌したヴェイルが現れる。主人公はヴェイルに呼びかけるが、主人公は本当のヴェイルではないことに悲しみを見せる。マロンはヴェイルを苦しめる手段は間違っていると判断し、ヴェイルにつけられている魔法具を壊そうとする。しかしマロンの全力でも魔法具を壊すことはできず、マロンはセピアによって刺されてしまう。マロンは死に際にモーヴにヴェイルのことを託してそのまま息を引き取ってしまう。主人公はマロンの仇とヴェイルを救うことを誓ったモーヴと共にヴェイル、セピア、グリに挑む。
セピアとグリを撃破し、ヴェイルも正気を取り戻す。マロンの攻撃は効いており、魔法具にひびを入れることができていたのだった。そこへ竜の姿になったソンブルが現れ、ヴェイルに指輪を奪うように命令するが、ヴェイルは命令を拒否する。ソンブルは容赦なくヴェイルに攻撃し、ヴェイルを庇ったのは主人公であった。主人公は駆け寄ったヴェイルの腕の中で力尽きてしまい、ヴェイルは自身が持っていた竜石が割れたことで主人公が探していたきょうだいであったことを知りショックを受ける。ソンブルによって全ての指輪を奪われてしまい、指輪の力でソンブルは完全に復活してしまった。さらにソンブルの力でグラドロンが地上へと浮上してしまう。
ソンブルの完全復活で魔法具も強化されてしまい、本来のヴェイルが消えてしまう。セピアとグリを先に行かせたもう一人のヴェイルは異形兵と共に仲間たちに襲い掛かる。指輪を失い、指輪を顕現できる主人公がいなくなった仲間たちは絶体絶命となってしまう。

ルミエルとの出会いを夢に見た主人公はとある空間で自分が死んだことを悟る。そんな主人公の前に現れたのはヴェイルであった。これまでの人生に疲れ切ってしまったヴェイルはここで主人公と眠ろうと提案するが、主人公は大切な人や世界を救いたいと願っていた。主人公はヴェイルに自身を異形兵として復活させることを提案する。異形兵になれば元には戻れないと知る主人公だが、世界や仲間のために戦うことを選ぶ。主人公は「どうか逃げないで。諦めないでください、ヴェイル。このまま何もしなければ、ただすべて失うだけです。」と告げ、迷うヴェイルに夢はあるかと尋ねる。ヴェイルは主人公のような世界を救う竜になりたいと告げ、主人公は背中を押す。
ヴェイルは自分自身と戦い、自ら魔法具を破壊したことで本来の自分を取り戻す。ヴェイルは主人公を異形兵として蘇らせることに成功するが、異形兵になった主人公に疑いの目を向ける仲間たち。ヴェイルにマルスの指輪を託された主人公は指輪を顕現するが、ヴェイルの力で生かされている主人公の力は邪竜のもとなっていた。しかし、主人公はこの世界を救うため指輪の顕現をすると告げ、仲間たちにも自身を信じてほしいと訴えかける。全ての紋章士を顕現し、異形兵を撃退することに成功した主人公たち。仲間たちは主人公を信じられなかったことを謝罪し、お礼を述べる。その瞬間、主人公は紋章士を顕現したことで力を使い果たし消滅しかかっていた。主人公はヴェイルにお礼を告げ、紋章士と共にソンブルの封印を仲間たちに託そうとする。主人公は「せめて最期に、役に立つことができてよかった。皆をここで死なせずに済んでよかった…」「でも…本当は、みんなと、最後まで共にいたかったです…」と望みを告げ、その場に倒れてしまう。

マルスが主人公にまだ戦い続けたいかと語りかけ、主人公はその言葉を肯定する。主人公は再び目を覚まし、主人公の指にはルミエルから送られた指輪がはめられていた。マルスは12の指輪の力で、主人公が13番目の紋章士「絆炎の紋章士〈ファイアー・エムブレム〉」として生まれ変わったことを伝える。1000年に一度だけの力は邪竜によって使用されていたが、紋章士たちは自分たちに隠されたもう一つの力「紋章の奇跡」が発動したと語る。紋章士たちは主人公と戦い続けることを望んだことにより主人公は紋章士として復活を果たしたのだ。

5章 平和の先

グラドロンが浮上し、その上空では異界の扉が開きかけていた。さらに大陸には結界が張られており、結界を解除するには3つの邪竜紋の破壊が必要であった。ヴェイルの案内で邪竜紋のある場所にたどり着いた主人公たちの前にはセピアとグリが待ち構えていた。セピアとグリは本来のヴェイルが現れたこと、そしてソンブルの手によって亡くなったはずの神竜が生きていたことに驚く。ヴェイルはセピアとグリと話しても和解することは難しいと考え、二人を倒すことを決意するのだった。主人公たちはセピアとグリを撃破し、セピアは邪竜紋の場所はグラドロンを浮上させた影響で地形が変わったため、海中に取り残されたままだと告げる。セピアは邪竜紋を浮上させるための魔法具をヴェイルに手渡す。ヴェイルは最後までセピアの考えが理解できずにいたが、主人公達と共に邪竜紋を破壊するため高山地帯へ向かう。
高山地帯は大きな湖となっており、そこに邪竜紋が沈んでいた。ヴェイルがセピアから託された魔法具を使用すると、突如空間が歪み地形を変化させる。その影響で仲間と離れてしまった主人公の前に現れたのは赤い髪をしたかつての自分自身であった。主人公は自身が時を超えて1000年前に来たことに気づく。過去の主人公は指輪を集め、ソンブルの命令に従わなければ殺されると告げ、主人公はソンブルが自分の子どもを殺していることにショックを受ける。過去の自分から逃げ、仲間との合流を果たした主人公目の前にセピアが現れる。仲間たちはセピアが生きていることに驚くが、主人公は仲間たちに自分たちは過去に飛ばされ、過去の自分に会ったことを説明する。そこに過去の主人公が現れ、セピアをソンブルのところに行かせてしまう。ソンブルが来る前に邪竜紋を壊すべく、主人公は過去の自分と対決するのだった。もう一人の主人公を撃破し、邪竜紋を破壊したことにより主人公たちは元の世界へ帰還する。
一方で主人公たちに敗れた過去の主人公はそこでルミエルと出会い、ルミエルの優しさに触れるのだった。

ヴェイルは最後の邪竜紋破壊のため王城の中に1人で入ろうとするが危険であると主人公たちは反対する。そんな主人公たちの前に現れたのは死んだはずのルミエルだった。驚く主人公にルミエルは嬉しそうに声をかけるが、ヴェイルはルミエルを異形兵だと言い警戒する。異形兵ルミエルは力を取り戻した邪竜が作ったものであった。ルミエルは主人公たちを王城へと誘うが、ヴェイルが1人でルミエルと戦うため術をかけて主人公たちを王城に入れないようにしてしまう。ヴェイルはルミエルと対峙するが、ルミエルは邪竜によって強化されており、追い詰められてしまう。そんな時、扉を破壊して王城に侵入した主人公が現れ、主人公はヴェイルの無事に安堵する。主人公は生前の母の意志が消えた異形兵ルミエルを倒す覚悟を決めるのだった。異形兵ルミエルを倒し、ルミエルは本来の意識を取り戻した。主人公は数々の旅の中で孤独ではなかったことや紋章士になったことを告げ、ルミエルは喜ぶ。ルミエルの体が消えかかる中、ルミエルは主人公へと思いを告げ、話をしようと約束を交わし、ルミエルは在るべき場所へと帰っていった。全ての邪竜紋を破壊した主人公たちはグラドロンへと向かう。

紋章士と共にソンブルに挑む主人公(男)

ソンブルは既に異界の扉を開いており、世界の滅亡の危機が近づいていた。ソンブルとの戦いに備え、休息をとることになった主人公たち。主人公たちはソンブルを封印した後、この先夢のことを皆で語り合う。マルスはそんな主人公たちを見守りつつ、別れが近づいていることを悟る。
異界の扉へ向かう中、主人公はこの先の戦いの覚悟をマルスに改めて誓う。その際、主人公はマルスの体が消えかかっていることに気づく。マルスは異界の扉が開いたことにより、実体を持たない紋章士は姿を保てなくなってしまうと告げる。さらに異界の門を閉める際に発生する歪みのせいでマルスたちは完全に消滅するというのだ。マルスたち紋章士がいなくなってしまうことにショックを受ける主人公だが、マルスは世界を救うために消滅することはいとわなかった。一緒に世界を周るという夢は果たせそうにないことを残念がる主人公に、マルスは最後まで主人公に力を貸すという約束を果たすと告げる。

異界の扉に到着した主人公たちを待っていたのはソンブルであった。ソンブルの異界への侵攻は過程に過ぎず、ソンブルは「零番目の紋章士」に会うことが目的だったのだ。ソンブルは自身も「零番目の紋章士」もこの世界の存在ですらないことを告白する。ソンブルの真の野望とは「零番目の紋章士」と再会し、元いた世界への復讐であった。ソンブルは異界の扉を閉じようとし、マルスたち紋章士は歪みに耐え切れず消滅してしまった。異界の扉を閉じることで主人公たちもエレオス大陸に戻れなくなってしまう。主人公はそんな状況になっても諦めていなかった。主人公はもう一度紋章士を顕現しようと告げ、仲間たちも主人公の言葉を信じ、主人公へ祈りを送るのだった。主人公は仲間たちの祈りで紋章士を次々に顕現し、彼らとの別れがあったとしても戦い続けるとソンブルの前に立つ。ソンブルは主人公が紋章士を顕現したことに驚きを隠せず、主人公と紋章士や仲間たちがつないだ絆を否定するが、主人公はその絆を信じ戦うと誓う。ソンブルはマルスたちの世界からマルスたちと敵対していた闇の紋章士を呼びだし、ソンブル自身も竜の姿となって主人公たちを追い詰める。主人公は紋章士たちと仲間との絆で見事ソンブルを倒すことができたのだった。ソンブルは主人公に敗れた後も「礎の紋章士」に会うことを強く望んでいた。ソンブルは主人公とヴェイルを見て、礎の主人公と重ね合わせ再会したことを喜びながら消滅するのだった。

ソンブルが消滅し、大陸に戻るために異界の門を閉じようとしていた。異界の門が閉じられれば世界に平穏が訪れることをマルスと共に見届ける主人公。主人公はマルスたちと別れることは辛かったが、マルスに今までの感謝と前に進むことを告げる。マルスもまた主人公と別れるのを悲しむが、主人公にこの先の世界を託す。主人公たちに激励の言葉を残し、紋章士たちは消滅する。主人公は紋章士たちに勇気をもらったこと、紋章士の言葉を忘れないと誓い、エレオス大陸へ帰還するのだった。
後日、主人公は神竜として戴冠式を迎えることとなった。紋章士の間でマルスを顕現するため呪文をつぶやくが、姿はなかった。そんな主人公を迎えに来たのは仲間たちであった。ヴェイルに手を引かれ、主人公は光の中へと駆け出すのだった。

『ファイアーエムブレム エンゲージ』のゲームシステム

初期設定

ゲームを開始すると、自分の分身となる主人公の設定、ゲームの難易度、ゲームシステムの設定を行う。
ゲームの難易度は変更可能だが、ゲームスタイルの変更はできない。しかし、ゲームの難易度は下げることは可能だが、上げることは不可能となっている。

主人公の設定

madoka1118
madoka1118
@madoka1118

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