浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

この名セリフは人類最強の小学生、花園垣が小鉄に対して言い放った名セリフである。小鉄とジャンケンをした際にグーを出した小鉄に対し、垣はチョキを出す。そして、そのチョキで小鉄が出したグーを粉砕するシーン。そこで垣は、「俺のチョキは石をも砕く」と言い放った。小鉄の手は折れるほどだったが、最後はあかねの強烈な蹴りによって垣は敗北した。この場面から、垣の恐るべきパワーが見受けられるが、最終的にはあかねにやられてしまうのが惜しいところである。

国会議員「もれそーなんだ」

アントニオ猪木のパロディである国会議員が大沢木家のトイレを借りた時のセリフである。

常に便意を催す国会議員(モデルはアントニオ猪木)であるが、自身が初登場時に大沢木家のトイレを借りた時に出た名セリフが「もれそーなんだ」である。このシーンは実写版でも再現されている。実写版での国会議員役はプロレスラーの真壁刀義が担当した。国会議員といえば、大便を漏らすことがお決まりとなっている中で、この場面は国会議員の真骨頂と言えるだろう。

『浦安鉄筋家族』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実は一度だけ風邪をひいていた小鉄

作中の主人公である大沢木小鉄だが、その出で立ちは第一シリーズは一年中袖と襟に赤いラインの入ったTシャツと半ズボンで、『元祖!浦安鉄筋家族』からは一年中海水パンツ一枚になる。そんな彼は滅多に風邪を引くことはないのだが、作中で一度だけ風邪をひいた話がある。

実は妻の順子に頭が上がらない大鉄

大鉄と言えば、気性が荒くものすごく自己中心的な性格であり、それでいてぐうたらである。口癖は「めんどくせー」。そんな彼にも意外な一面が。大沢木家は妻の順子には頭が上がらない恐妻家であるのだ。彼女の勧めに従って禁煙に挑戦したり、倒れた時には家事を行おうとしたりと、妻想いな意外な一面を見せている。

作者が最も気に入っているキャラクターは大鉄・春巻・花丸木

左から大沢木大鉄、春巻龍、花丸木

作者の浜岡賢次が作中で最も気に入っているキャラクターは「大鉄」と「春巻龍」、「花丸木」である。作者曰く「大鉄って、俺に似ている」というコメントをしている。

『浦安鉄筋家族』の主題歌・挿入歌

テレビアニメ(第1期)

主題歌:SHEEP「ナツノマボロシ」(1発目〜16発目)

「ナツノマボロシ」はTBS系深夜バラエティ番組『ワンダフル』内で放送されたアニメ『浦安鉄筋家族』主題歌に起用された。

主題歌:Dir en grey「I'll〜アイル〜」(17発目〜X発目)

「I'll〜アイル〜」は、2018年1月2日にリリースされたアルバム「VESTIGE OF SCRATCHES」に収録されている。
Dir en greyは、1997年に結成されたロックバンドで、ハイトーンからグロウルボイスまで多彩な京の歌声と、ヘヴィでハードなサウンド、流麗なメロディが特徴である。ライブパフォーマンスでも圧倒的な存在感を放ち、熱狂的な支持を得ている。

挿入歌:松山鷹志「禁煙ブルース」(4発目)

大鉄の声を担当した松山鷹志が歌った。

挿入歌:岩坪理江 / コーラス・一条和矢、松山鷹志、松本吉朗、小野英昭、山本はるきち 「きんたまげりはちょっとやめてブルース」(5発目)

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