浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

金鉄の知り合い。金鉄の見舞いに行く際、道路の側溝にはまりリタイア。

鶴さん(つるさん)

金鉄の知り合い。金鉄の見舞いに行き唯一辿り着いた。しかし、玄関で倒れてしまった。

漫画で関連する人物

十三階段 ベム(じゅうさんかいだん ベム)

CV:堀内賢雄(ドラマCD版)/ 石井康嗣(アニメ第1期)
小鉄たちの知り合いの売れない漫画家である。岩手県出身。34歳であるが初老にしか見えない風貌の持ち主。「十三階段 ベム」という名前(13階段と妖怪人間ベムのパロディ)はペンネーム。以前は怪奇系の漫画を描くことを得意としていたため、デビュー作の『恐怖タンバリン』をはじめ数々のヒット作を世間に流し、”怪奇の巨人”と呼ばれていたほどの凄腕の漫画家だったが、今でも得意ジャンルの怪奇漫画をよく編集部に持ち込むが、その内容がグロすぎるため編集長の王様にはよく殴られる。基本的に善人ではあるが思い込みが非常に激しく、他人の話を全く聞こうとしないので、小鉄やあかねたちにまで将来を心配されてしまっている。漫画を描く道具各種の確保はもちろん、着るものにも不自由しているくらいに貧乏である。夏にも関わらず一張羅を着ており(それしか持ち合わせていない)、メガネも壊れている。借家のアパート「大凶荘」の室内は異常に汚くゴミの山と化している。

王様(おうさま)

CV:矢尾一樹(ドラマCD版)/ 長島雄一(アニメ第1期)
(漫画の中で)発行部数6000万部を誇る週刊少年チャンピ王の編集長である。非常に短気で怒りっぽい性格で、毎回十三階段ベムの作品を見るたびに酷評と鉄拳を入れているが、何だかんだ彼のことを見捨てずにいる。当の十三階段もその寛大さを理解しており、『毎度!』では王様から電話口で叱責されても本心を悟っているためにまるで堪えていない場面がある。有能な漫画家ほど腰を低くし、丸山ポパイに対しては「先生」と呼ぶほか、出会ったらその場で土下座してでも迎えるほど。作中で引越し、ノブと同じマンションの一室に住んでいる。ベムに対して「浦安に帰りやがれ!」と殴り飛ばした事から、編集部は浦安在住ではない模様。

脳田 達規(のうだ たつき)

CV:森訓久(アニメ第1期)
十三階段ベムがアシスタントに入ったことのある若手人気漫画家である。「少年チャンピオン」にてサッカー漫画『GET!富士丸』を描いている。若く好青年。ラテン好きで、南米の地名を叫びながら仕事をしている。十三階段の仕事で仕事場を荒らされた上、見開きページを墓場での恐怖サッカーシーンに変えられ気絶してしまう。

樋口 和彦(ひぐち かずひこ)

少年チャンピオンにて「京田郎」を連載している若手人気漫画家である。かつては十三階段ベムが人気作家だったころのアシスタントだった。師匠の十三階段を内心かなりバカにしている。十三階段にお菓子(なぜか下呂まんじゅう)を送られるが賞味期限が10年前に切れていたためスタッフ共々食中毒で倒れ、さらには十三階段の手で自身の作品を怪奇漫画風に代筆されてしまう。それ以降は師弟の縁を切った模様である。樋田和彦のパロディで、樋田は浜岡のアシスタントでもあった。

ほずみさん

浜岡の友人の漫画家ほずみ・みずほ。漫画に度々チョイ役で登場するが、悲惨な目に遭うことが多い。かなりの天然ボケで単行本のあまりページ漫画でその実態が語られている。十三階段ベムのモデルでもある。

丸山 ポパイ(まるやま ポパイ)

累計2000万部超えのヒット作「LOVE ME ヘンダー」で有名な「週刊少年チャンピ王」の看板女性作家。王様からは物凄く腰が低く丁寧に接されている。初登場は『元祖!』321固め。バトルシーンの描写が苦手で、その勉強として十三階段が王様に制裁を受けているところをスケッチしたのをきっかけに十三階段の「弟子」となる。漫画にはストイックだが、生活面では明るく屈託のない性格で、先輩アシスタントのいじめやベムの汚部屋もまったく気にかけない。

山羊野 あたま(やぎの あたま)

十三階段がアシスタントにいった漫画家。明るさが取り柄で、「ロボ姫」という漫画を描いていたが、十三階段に感化(洗脳)され、怪奇漫画家した。漫画も「人造姫フランケン」という元の明るさを失った漫画になってしまった。モデルは浜岡の元アシスタントのやぎさわ景一。

万田 太郎(まんだ たろう)

十三階段がアシスタントにいった漫画家。ゲロ画の手本を見せるために喉に手を突っ込むが、突っ込み過ぎて胃を突き破ってしまった。

万田・α・太郎(まんだ・アルファ・たろう)

CV:武田一成(アニメ第1期)
春巻のアパートの部屋の隣に住んでいる。彼が主役で登場する回は画風が漫☆画太郎風になる。やたらとアパートの階段から落ちる(他人を落とす)癖がある(43キンポ)。春巻となぜか仲がよく米軍汁、全米汁を春巻にまかなった。

板崎 恵介(いたざき けいすけ)

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