浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

星 明(ほし あきら)

『元祖!』2巻に登場する。自分が経営している屋台で、悩んでいる人物(順子)には幸福感を出すラーメンを出してくるが、別の客(大鉄)が、その人物を悩ませる諸悪の根元だと直感した人物には、金網や鼻くそ、雑草などが入ったとてつもなくまずいラーメンを提供する。モデルは明星チャルメラの看板キャラクターの『チャルメラおじさん』。ちなみに作者はこのキャラが浦安鉄筋家族で最も好きなキャラとのこと。

闇崎家

いずれも『元祖!浦安鉄筋家族』からの登場。

闇崎 駿(やみざき はやお)

自然をこよなく愛するヘビースモーカーである。自分の子どもを野生的にしようと虐待に近い教育を行うが、最終的には裏目に出て子どもに仕返しされる。腹黒い性格。モデルは宮崎駿。

闇崎 固軟(やみざき こなん)

闇崎駿の息子。温泉好きな内気で内向的な少年だが、父親から無理やり「野生的な少年」に育てられようとしており、上半身裸で靴も履かせてもらえず寒がっている。しかし、父と腹黒い本性の持ち主であり、父親が芝生の坂から滑り落ちた際に覚醒し、「おれはオマエの操り人形じゃねーんだよ!」と下卑た交渉を響かせ、駿を足蹴りにしてボード代わりにして復習した。『未来少年コナン』の主人公・コナンのパロディ。

闇崎 マキ(やみざき マキ)

闇崎駿の娘(固軟の姉か妹かは不明)。産まれてすぐに野生の猿に連れ去られ、野人として育てられたため、人並み外れた身体能力を誇る。人間の言葉は喋れないが、その代わりに猿語を話すことができ、スタスキーと意思疎通ができる。急所攻撃が得意でキムチが弱点。『となりのトトロ』の主人公・草壁サツキのパロディ。

『毎度!浦安鉄筋家族』からのその他の人物

高山 勝利(たかやま かつとし)

395固めに登場した、会社をリストラされた中年男性。妻子持ち。公園で時間を潰しているうちに、次第に小鉄たちと打ち解けていく。大人の苦労を小鉄たちに打ち明け、小鉄からは「大人やめちゃえよ」とアドバイスを受ける。そのアドバイスを真に受け、大人が童心に返るビジネスを立ち上げ成功する。小鉄たちからは名前をもじって「ヴィクトリー」と呼ばれている。その後、6人の幽霊に取り憑かれた状態で再登場する。たまたま立ち寄ったファミレスでバイトしていたボギー愛子に除霊を受ける。モデルは斎藤洋介。

北路 龍(ほくろ りゅう)

年収2億の天才子役。右頬のほくろが特徴である。ママが手を握ると笑顔で手を振り、手を放すと一気に暗くなってしまう。本人は仕事に対して辟易しており友達を欲しがっていたが、そのあと裕太と仲良くなる。

安藤庵のオッチャン(あんどうあんのオッチャン)

広島カープの山本工事にそっくりで、山本工事のファンの佐渡勇子でさえ勘違いするほど似ている。そば処「安藤庵」の主人。仕事はサボり気味でよくパチスロに行くらしい。モデルは山本浩二。

ジェシー

万田・α・太郎が拾ってきたワクドナルドのキャラクターの人形である。春巻の近所の公園のベンチに置かれている。万田も春巻も人間と勘違いしており、不気味なピエロと判じている。万田の米軍時代の恋人ジェシー(ジェニー)に似ているらしい。この人形に関わってKOされた者は、出血によってピエロのようなメイクになるのが特徴。マクドナルドのマスコットであるドナルド・マクドナルドのパロディ。

ドリーちゃん

タコ顔が大嫌いな赤ん坊。タコ顔をされるととてつもなく大きな声で泣き喚く(特に順子のタコ顔が怖いらしい)。大鉄は「鼓膜が破れる」と言っていた。モデルはドリー・ファンク・ジュニア。

ホラ吹き婆さん

ホラ吹き爺さんが死亡したという嘘を小鉄たちに教えた老婆である。ホラ吹き爺さんとは長い付き合い。彼とはライバルのような関係にも見せるが、二人で協力して小鉄たちを騙すなどコンビネーションも抜群。

変態笛泥棒

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