浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

名前は不明。禿げ上がった頭頂、なで肩、下腹が出た冴えない中年男であり、ギョロッとした恐ろしい目つきをしている。学校に忍び込んでは隠れ潜み、女子児童の縦笛を口に咥える変質者。よく使われる効果音はロリドーンで、作風に似つかわしくないオーラを放っている。何度か逮捕されており、のり子や勇子らにも殴られているが、懲りずに悪びれることなく笛を求め続けている。

箱の中の人

跳び箱の中に潜んでいた謎の怪人物。素顔も名前も不明だが、見開かれた血走った目としわがれた手、荒い息遣いが特徴。笛男に類似した実態を持ち、彼と同じくのり子を付け狙った。当初は笛男と同一人物にする予定だったが、後に別人としたことを巻末コメントで作者が述べている。

友部 守護(ともべ まもる)

禁煙外来のある病院に勤める男性医師。自身も禁煙家であり、20年前は重度のヘビースモーカーで地獄を見たという。大鉄を禁煙させるために訪れた順子に「タバコを吸うたびに吹き矢で尻を刺す」という知恵を授けた。『グラップラー刃牙』の登場人物である本部以蔵のパロディ。

ヒロ

新日本整骨院の院長の弟子。顎関節脱臼整復術のエキスパートである。見た目は怖そうだが実際は思いやりのある男性であり、顎が外れていた勇子を優しく治療した。モデルは蝶野正洋。

ジミー・チェンバレン

ホラ吹き爺さんに春巻役として雇われた俳優の卵である。本物の春巻や自分よりも以前(121キンポ)に登場した美男子の春巻役とは異なり、大柄かつ凶暴な性格をしている。

『あっぱれ!浦安鉄筋家族』からのその他の人物

佐藤 ルル(さとう ルル)

国内貧乏神ランキング5位の女性の貧乏神である。貧乏神の名の通り取り憑いたものの金運がなくなり、また無意識の内に財産を手放してしまうようになる。貧乏神ではありなが正義感が強く、弱いものには優しく、悪いものには文字通り神罰を下している。

白石 メンデルスゾーン(しらいし メンデルスゾーン)

国内貧乏神ランキング、2位の男性の貧乏神である。元々は徳島駐留であったが、現在は浦安に駐留する。当初は春巻に取り憑こうとするが、ルルがすでに目を付けていたため、仁ママに取り憑く。その後自身の想像を超える土井津家の貧しさに震え上がる。ルルとは違い遭難した春巻を見捨てるよう諭すなど非情な部分があるが、最終的にはルルと共に助けている。

外伝!浦安鉄筋家族 闘え!春巻の登場人物

本作のスピンオフ作品である。

トイレの神様 / 廁神(かわやしん)

巫女の格好をした女性だが正真正銘の神様である。短気で怒りっぽく、意地悪なところがある。語尾に「だじょ」をつける。春巻が「この世からトイレなんかなくなればいい」と口にしたことで神罰を与えるために降臨した。以後も何とか春巻の前に姿を現す。春巻にツッコミを入れる常識人的な面もあるが、回が進むにつれ理不尽なボケをかますようになる。

『浦安鉄筋家族』の用語

話数カウント

〜発目

『浦安鉄筋家族』として、1993年10号から2002年13号まで連載された。話数カウントは「〜発目」。

〜固め

『元祖!浦安鉄筋家族』として、2002年17号から2010年48号まで連載。話数カウントは「〜固め」。リセットして1から数え直している。

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