浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

本田 スカイウォーカー(ほんだ スカイウォーカー)

冷静さと冷酷さを合わせ持つ少年。数々の特技を持っている。基本的には無口で礼儀正しく温厚である。父が『スター・オーズ』(スター・ウォーズのパロディ)のファンだったのでこのような名前をつけている。また、小鉄たちがその名前を知ったのは最終回でのこと。『浦安鉄筋家族』の2発目より小鉄の大親友として登場していた。しかし、徐々に登場回数が減り、4巻以降は全く登場しなくなった。最終回に再登場したが、小鉄たちは彼のことを全く覚えていなかった。顔のモデルは、かつて浜岡プロでチーフアシスタントを務めていた樋口和彦である。

小枝(こえだ)

本田と同様に初期は小鉄の友達として出ていたがだんだん登場回数が減って出てこなくなったキャラである。最終回のラスト一コマで復活し、本田と同じく転校していった。特徴としてよく黄色い通学帽を被りリコーダーを吹いており、よくフグオからクレームをつけられていた。全くと言っていいほど喋らない。セリフは最終回でのり子の「転校するのか」の問いに対し「うん」と言ったのみ。

『元祖!浦安鉄筋家族』からの友人

野村 幸子(のむら さちこ)

CV:楠田亜衣奈(アニメ第2期)
小鉄のクラスの女子児童の一人で、ロングヘアーの美少女。通称「ノムさん」。痩せの大食いであり、給食を自分で盛る制度が始まってから、その特性が爆発的に開花する。しかし、本人にはその自覚は全くなく、周囲から大食いだと言われているのに困惑していた。のちに「大食い姫」と呼ばれるようになる。単行本では18巻で初登場したが、読者人気が高く20巻では新キャラにも関わらず早くも表紙を飾った。食べたものが美味しいと「ちゃいぽー」という独自の形容詞(「最高」と言っている)で表現する。巨大なものが好きで、晴郎に懐いている。

金子の家族

金子 翼(かねこ つばさ)

演:高品雄基(舞台版)
親父顔の少年。子供離れした顔と落ち着いた雰囲気から「金子先生」というあだ名で呼ばれるが、のちにあかねだけからは「金子くん」と呼ばれるようになった。小鉄に憧れており、小鉄に気に入られる為にはなんでもするが、ストーカーまがいな行動も多く、やりすぎてしまい逆に気持ち悪がられることも多い。小鉄の為なら、過剰なほどの行動力で献身する。いつも「UMA」という文字がプリントされたTシャツを着ている。作者曰く「『元祖!』へのリニューアル後のスランプ時、金子先生には何度も助けられた」と述べるなど、非常に重宝されているキャラである。

金子翼の母

当初は友人が少ない息子の現状を憂いていたが、初めて息子が小鉄たちを家へ招いた際には涙を流し感激していた。料理が非常に上手く基本的に優しい性格であるが、息子と同じく小鉄への愛が強すぎるが故に他の友人を無下にしてしまう節もある。

『毎度!浦安鉄筋家族』からの友人

佐渡 勇子(さど ゆうこ)

春巻学級に転校してきたスポーツ万能で小柄な野球好きな女子。サウスポーでもあり、左からキレのあるフォークを投げる。大の広島カープファンであり、千葉ロッテマリーンズファンの涙との掛け合いが毎度のお約束になっている。適確に核心を付いた心をえぐる毒舌を吐くことがある。広島カープへのイジリが過ぎるとヘソを曲げて転校しようとしたり登校拒否することもある。また、広島カープの成績が著しくないときは野球ファン自体をやめてしまう。よくこめかみに手を添えて舌を出す愛嬌のあるポーズをとる。もともと作者は「佐渡 絵夢」という名前にしようと思っていたらしく、彼女の顔が一番好みらしい。脇やモブで登場する久々のレギュラーとなった。

鈴木 鈴(すずき すず)

小鉄の隣のクラスに転校してきたメガネにヘアピンがトレードマークの女子。メガネを外すと小鉄が舞い上がるほど美少女になる。性格は内気で、本当に無口な為にほとんど喋らず、返答の際は相槌を打ったり、表情やジェスチャーのみで返している。学校生活に馴染めず嫌気が差していたが、小鉄と出会ったことで学校生活の楽しさに目覚めつつあり、またほとんど見せない笑顔も見せるようになる。回を重ねるごとに小鉄と仲良くなっている。フグオと同じ苗字だが特に関係はない。

小鉄の同級生

江戸 五郎(えど ごろう)

CV:岡村明美(アニメ第2期)
校内で殺人事件が起こることを期待している自称少年探偵、しかし馬鹿である。小さなことでも事件扱いにするが、解決したことは一度もない。転入時の言動が原因で、あかねからは物凄く嫌われている。苦手な教科は体育。特徴としてはイガグリ頭である。彼は『月刊少年チャンピオン』の新連載(当時)『ヤマチャン』の主人公に想定されていたキャラだったが、間に合わずに本作に登場となった経緯がある。設定は『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンのパロディである。

少林 次郎(しょうりん じろう)

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