浦安鉄筋家族(浦鉄・浦筋)のネタバレ解説・考察まとめ

『浦安鉄筋家族』とは1993年から『週刊少年チャンピオン』にて浜岡賢次によって連載されている漫画、およびそれを原作としたアニメ、ドラマ作品。千葉県浦安市に住む常にパワフルで元気な小学2年生の大沢木小鉄とその家族や周りの友人を巻き込んだ日常を描いたギャグ漫画である。実在する人物や漫画やアニメのキャラクターのパロディが数多く登場することでも有名であり、癖の強いキャラクターたちが魅せる独特な擬音や個性的なリアクションも見どころである。

タクシードライバー

いずれも『元祖!』からの登場。大鉄の仕事仲間であり、友達で、全員大鉄ほどではないがレストラン「ベーやん」の灰皿の吸い殻の山にしてしまうほどの超ヘビースモーカーである。長時間禁煙すると大鉄と同じく、貧乏ゆすりをするだけで阪神大震災クラスの地震を起こす禁断症状が起こる。

浅野(あさの)

演:角田貴志(テレビドラマ版)
一年中半袖のTシャツを着ており長屋に住んでいる。大卒。大鉄同様やる気がないが、「道を譲った方がいいらしいぞ」と大鉄に注意するなど大鉄より社会常識がある一面もある。あだ名は「生ハゲ」(ハゲているから)。5代目スカイライン(通称ジャパン)をタクシーとして使っている。大鉄と一緒にゴロゴロしたりするなど、大鉄の友人の中では登場回数が最も多い。

井上(いのうえ)

演:石田剛太(テレビドラマ版)
初代ホンダZ(ただし、エピソード「続・4名様」では所有している車が、3代目スカイラインになっており、逆に宇野が所有している車がホンダZになっているシーンがある)をタクシーとして使っている。いつもトラッド系のワイシャツを着ており、眼鏡をかけている。髪型は大鉄同様七三分けだが櫛は反対。娘がいる。

宇野(うの)

演:中川晴樹(テレビドラマ版)
無口。あだ名は「宇野ちゃん」。HOPEと描かれた帽子をいつも被っており、順子は「ホープさん」と呼んでいる。一時期、行方不明だったらしい。3代目スカイライン(通称ハコスカ)をタクシーとして使っている。

麻岡 ゆみ(あさおか ゆみ)

演:松井玲奈(テレビドラマ版)
大鉄ほかタクシードライバーの面々が「憩いの場」として利用しているファミリーレストラン「ベーやん浦安店」の店長。男性客に美人と称され喜ばれた。当初は店内喫煙可能な店であったが、健康増進法の改正に伴う受動喫煙防止措置のためと、大鉄ほかの面々の喫煙量が毎回あまりにも常軌を逸しすぎるために全面禁煙となった。大鉄たちのことを「アホヤニーズ」と呼んではいるが、そんな大鉄たちはタバコを店の外で吸うなどしながら店を利用し続け、ベーやんの売上が芳しくないと聞くと一念発起して売上向上に協力するなど、お互い良好な関係を結んでいるようである。

山田 真夜(やまだ まや)

CV:岡村明美(アニメ第2期)
演:中西智代梨(舞台版)
大沢木家の近所を徘徊するロングヘアーの女性の幽霊。享年29歳。自分の姿を見ることができる霊感の強い人間(頭上に星のマークが出る)を見つけては驚かすことを趣味としているが、同じく霊感の強い大鉄には全く通用しなかった。基本的に自由奔放で気の強い性格だが、塀から転落で頭を強打し幽体離脱してしまった小鉄を助けるなど、優しい一面も持っている。幽霊である自身と生身の人間、ましてや既婚者である大鉄とは報われない恋と自覚している節がある。見た目に反して力は強く、初登場時では壁を粉砕したり、大鉄を車外へ殴り飛ばしたこともある。幽霊であるため物体に障ることはできないが、キレた時だけ干渉することができると明かされたが、のちにキレなくても干渉できるようになった。

20本吸いのニコ(にじゅっぽんずいのニコ)

69固めに登場した、ヘビースモーカーであだ名はその名の通り、いつも口に20本タバコを吸っていることから来ている。大鉄が煙草代が値上げされた際、浦安中のタバコを大量に買った後に、大鉄が5箱の煙草のダンボールを買おうとした直後に登場する。煙草を巡り、大鉄と煙草の速吸いと煙草の煙技で勝負するが、大鉄の煙草技で吹っ飛ばされ、煙草のダンボールを取られてしまっている。1日で吸う煙草の本数は、69箱(1380本)という69固めの時の大鉄の最大喫煙本数26箱(460本)を遥かに上回るタバコジャンキーぶりである。好きな煙草の銘柄は大鉄と大鉄の友人であるタクシードライバーの3人と同じく、ERキャストマイルドを好んでいる。

伊藤 洋子(いとう ようこ)

「Ito Yoko」の店長である。店内は全面禁煙で煙草を吸っていた大鉄に消化器をかけた。実は店内には喫煙所が二つあり、地下と屋上にある。地下の喫煙所は気持ち悪い虫やネズミなどが徘徊しており、屋上の喫煙所は柵の外にあり鉄筋一本でできている。

アベベ(あべべ)

大鉄の小学生時代のクラスメイトである。本名は阿部。異常な世話好きであり、一人では何もしようとしない大鉄を学校生活の手助けを自ら買って出るが、天然なところがあり空回りすることが多い。大人になってから大鉄と何度か接触しているものの、大鉄からは全くアベベだと気づかれておらず、無視されたり変人だと思われている。

ケーコ(けーこ)

コンビニの喫煙所でたまたま大鉄に出会った女性の喫煙者である。大鉄のことを「ハゲおやじ」と呼ぶがのちに「おじさん」と改めている。ニコに煙草を止めるように諭された時は即座にツッコミを入れている。出会った時こそ大鉄をからかっていたが、ニコを撃退した大鉄のことを「かっこいい」と考えを改めている。

タクシーの常連客

演:滝藤賢一(テレビドラマ版)
ドラマ版オリジナルキャラクターである。その正体は時空の歪みを取り締まる捜査官であり、タイムパラドックスで過去に転送された大鉄を消そうとしたが、偶然落ちてきた春巻の乗るUFOに吹き飛ばされてしまい消息不明である。

晴郎の彼女と友人・関係者

宮崎 危機(みやざき きき)

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