ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

アニメ第20巻に登場する、六条教授が生み出した少女の姿をした人工知能。AIチャットアプリ「小さな天使つぐみ」としても展開され、多くの人の悩みにこたえる。
白髪でブルーの瞳をした、お人形のような顔立ちをしている。

ゲストキャラクター

篠田真由美(しのだ まゆみ)

CV:日高里菜
アニメ第1話「型ぬき人魚グミ」に登場する、水が怖くて水泳が大の苦手という悩みを持つ少女。
銭天堂の駄菓子「型ぬき人魚グミ」により人魚のように泳ぎが上手くなるが、副作用で体が人魚化しそうになる。あわやというところで、駄菓子に付いていた人間型でグミを作り食べると元の姿に戻るが、人間型のグミが不完全であった為「型ぬき人魚グミ」の効果が少し残ったのか、後に日本新記録を打ち出すほどの水泳選手になる。

真由美の母

CV:魏涼子

アニメ第1話「型ぬき人魚グミ」に登場する篠田真由美の母。
人魚化しそうになる真由美に声をかける。

宮木信也(みやき しんや)

CV:東内マリ子

アニメ第2話「猛獣ビスケット」に登場する、妹にいたずらをして楽しむ少年。
妹と銭天堂に行った際に、紅子が妹にだけ駄菓子を売ったことに納得いかず、お店から「猛獣ビスケット」を盗んでしまう。注意書きを読まずに食べたことから猛獣に襲われるが、妹の持っていた「リング・キャンディ」という駄菓子によって助けられる。

宮木恵美(みやき えみ)

CV:諸星すみれ

アニメ第2話「猛獣ビスケット」に登場する、宮木信也の妹。
呪文を唱えると恐ろしいものを吸収し、その分だけ甘くなる「リング・キャンディ」という駄菓子を銭天堂で買う。「猛獣ビスケット」を吸収して兄の信也を助ける。

信也と恵美の母

CV:日高里菜

アニメ第2話「猛獣ビスケット」に登場する、宮木信也、宮木恵美の母。
「猛獣ビスケット」に夢中になる信也に気がつかない。

工藤美紀(くどう みき)

CV:小原好美

アニメ第3話に登場する「ホーンテッドアイス」に登場する、ホラー好きなOL。
銭天堂で買った「ホーンテッドアイス」を半分残したことで心霊現象を体験する。ある日、自宅に泥棒が入り、残りのホーンテッドアイスを食べられてしまうが、注意書きに「最後にアイスを食べた人にオバケがとりつく」と書いてありホッとする。

北島典行(きたじま のりゆき)

CV:木村昴

アニメ第4話「カリスマボンボン」で登場する、努力は嫌いだが有名になりたい美容師。
銭天堂で買った「カリスマボンボン」という駄菓子を食べて一躍有名になり、ヘアサロンの新オーナーに就任するものの、手にした幸運が離れるのを恐れ、もう1度「カリスマボンボン」を求めていたところ、ヘアサロンに紅子が訪れる。
紅子が弟子の美鈴(みすず)に「実力ボンボン」という駄菓子を差し出したのを「カリスマボンボン」だと勘違いし、奪って食べるが「実力ボンボン」は努力と実力に合った効果が得られる駄菓子であるため、全てを失うこととなった。

アニメ第23話「しっぺがえしメンコ」で再登場。
「カリスマボンボン」の1件で紅子を恨むようになり、紅子を探すよう探偵に依頼する。しかし、なかなか見つけられず挙句の果てに紅子を取り逃がす探偵に対して、ひどく怒鳴り散らす。その為、恨みを持つ相手に復讐できる「しっぺがえしメンコ」という駄菓子を探偵に使われ、大けがをすることになる。

美鈴(みすず)

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