ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

コウモリ型のマスコットをベビーベッドの上に取りつけると、特殊な超音波が出て赤ちゃんのお世話をしてくれる。ただし、赤ちゃんがしゃべり出してコウモリを「ママ」と呼ぶようになると、コウモリは自分が母親だと認識してしまうので、本当の母親は戦って子どもをとり返さなければならなくなる。

ドリームドリーム

アニメ第39話に登場する銭天堂の商品

望み通りの世界を作ることができるミニチュアのドーム。付属のチヂミントガムを噛むと、体が縮んでドームの中に入ることができる。ただし、外から衝撃を与えない限り、2度と出てこられない。

最後にわら麩(さいごにわらふ)

アニメ第40話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとどんな強い相手にも最後に勝てるが、一生懸命勝負しないと、どんな弱い相手にも勝てない。

負け知らずアンズ

アニメ第40話に登場するたたりめ堂の駄菓子

強い相手に、どんなふうに戦っても必ず勝てるが、それゆえ次第にやる気を失い、堕落してしまう。

ハンターバターサンド

アニメ第41話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると一流のハンターのようにいち早く獲物に気づいて虫を捕まえられるが、意識していないと自分の身に危険があっても気づくことができない。

シェフ・ショコラ

アニメ第42話に登場するたたりめ堂の駄菓子

悪魔の形をしたチョコレートで、食べるとどんな人でも一流のシェフになれる。ただし、無理に料理を食べさせると暴君のようになって食べた人が味の虜になる。

おもてナシ

第43話に登場する銭天堂の商品

食べると愛想がよくなり、おもてなしの行動がとれるようになるが、相手の望み通りの行動になるため、後悔することもある。

餓鬼(ガキ)ニッキ

アニメ第44話に登場するたたりめ堂の駄菓子

食べると勝利に飢えて勝ちたくてたまらなくなるが、それゆえ他人への思いやりがなくなる。

ほしいイモ

アニメ第46話に登場する銭天堂の駄菓子

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