ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

土田陸人(つちだ りくと)

CV:小松昌平

アニメ第113話「迷宮メロンパン」に登場する、廃墟に忍び込んでスリルを楽しむ脱出ゲームがしたい青年。
銭天堂で買った「迷宮メロンパン」を仲間と共に食べたところ、巨大迷路のような街に迷い込み、次々と襲ってくる化け物にスリルを味わった。しかし、注意書きを無視して1人用のメロンパンを仲間と分けてしまったことで、永久に迷宮から脱出できなくなった。

入間幸二(いるま こうじ)

CV:松田颯水

アニメ第114話「チリチリチェリー」に登場する、辛い料理が食べられるようになりたい少年。
辛い料理が好きな兄・謙一(けんいち)からお子様扱いされるのが嫌で、辛い料理を食べられるようになって兄を見返したいと思っている。銭天堂の「チリチリチェリー」を食べると、兄よりも辛い料理を食べられるようになった。ある日、超激辛カレー大会に出場することになり優勝するが、お腹が痛くなってしまった。後から注意書きを見ると“1日10本以上の辛いものを食べるとお尻から火をふくことになる”と書かれてあった。

入間謙一(いるま けんいち)

CV:松田利冴

アニメ第114話「チリチリチェリー」に登場する、入間幸二の兄。
辛い料理が好きで、辛い料理が食べられない弟・幸二をからかっていたが、本当は小学校1年生くらいまで自分も食べられなかった事を打ち明ける。

早乙女美歌(さおとめ みか)

CV:松岡美里

アニメ第115話「悪魔あめ」に登場する、アイドルを目指して合宿オーディションに参加している少女。
合宿中にお守りをなくして探していると、たたりめ堂のよどみが現れ、自分に悪意を持っている人の顔が悪魔に見える「悪魔あめ」を差し出される。そのあめがあれば自分に悪意を持ち、お守りを盗んだ相手が分かると思い、よどみからもらって「悪魔あめ」を舐めた。自分に悪意を持っているのは誰か、疑いの目で見ていると合宿に参加している女の子たちそれぞれが怪しく見えて、仕返しにと衣装を破いたり、持ち物を盗んだりしてしまった。しかし、実際はお守りは自分の衣装のポケットの中にあり、誰も盗んではいないことが分かった。その時、ふと見た鏡の中には、悪魔の顔をした自分が立っていた。

メグ

CV:池田海咲

アニメ第115話「悪魔あめ」に登場する、アイドルを目指して早乙女美歌と一緒の合宿オーディションに参加している少女。
美歌からお守りを盗んだと疑われていた。

明日海(あすみ)

CV:三日尻望

アニメ第115話「悪魔あめ」に登場する、アイドルを目指して早乙女美歌と一緒の合宿オーディションに参加している少女。
美歌に衣装を破かれた。

郁恵(いくえ)

CV:小平有希

アニメ第115話「悪魔あめ」に登場する、アイドルを目指して早乙女美歌と一緒の合宿オーディションに参加している少女。
美歌に母親からもらったポーチを盗まれた。

大河橋はる(おおかわばし はる)

CV:花守ゆみり

アニメ第116話「おおらか落花生」に登場する、他人の顔色を気にして本心が言えない少女。
いつも1人でいて堂々としている同級生・八十島優樹菜(やそじま ゆきな)に憧れている。
銭天堂で「おおらか落花生」を買ったものの、帰る途中で無くしてしまい、偶然通りかかった優樹菜が一緒に探してくれた。優樹菜が「おおらか落花生」を欲しがっていたが、一生の繋がりを持つ副作用がある為、あげるか悩んだ末、優樹菜が自分と友達になりたいと思っていたことを知って2人で食べた。

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@keia

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