ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

飲むと自分を攻撃してきた相手に復讐できるが、相手への憎しみが消えるまでずっと復讐が続くため扱いに注意が必要。

ヤマ缶詰

アニメ第15話に登場する銭天堂の商品

フルーツの缶詰で、食べると何となくテストの問題が分かるが、勉強しないと解けない。

ずるずるあげもち

アニメ第15話に登場するたたりめ堂の商品

食べると勉強しなくてもテストで満点が採れるが、解答法までは分からず、その副作用を恨むと効果がなくなる。

ウルフまんじゅう

アニメ第16話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとオオカミのような強い力を得られるが、力を求め過ぎるとオオカミの姿になってしまう。力ではなく勇気を求めれば元の姿に戻る。

ゴブリンチョコエッグ

アニメ第17話に登場する銭天堂の駄菓子

チョコエッグにゴブリンのフィギュアがついていて、報酬を与えれば何でも言う事を聞いてくれる。ただし、報酬を渋ると望まない方法で言う事を聞く。

虫歯あられ

アニメ第18話に登場するたたりめ堂の駄菓子

食べさせた人に自分の虫歯を移すことができるが、誰かに譲ると自分の歯が全てなくなってしまう。

歯磨きナッツ

アニメ第18話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると歯を磨かなくても綺麗な歯になれるが、ナッツを切らしたら効果は得られなくなる。

虹色水あめ

アニメ第19~20話に登場する銭天堂の駄菓子

付属の液体を垂らして混ぜると味と色が変わる水あめ。なめると心が晴れやかに美しくなるが、少しでも悪意を持つと効果が失われる。自分本来の美しい心と共鳴すると本当の力を発揮し、虹色に輝く。

デッサン粉汁

アニメ第19~20話に登場するたたりめ堂の商品

keia
keia
@keia

目次 - Contents