ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

幸介の母

CV:塙英子

アニメ第47話「おっかさん仮面」に登場する、丹原幸介の母。
最初に「おっかさん仮面」が家事をしていたことに気づかなかった幸介から、家に家事をしに来たと思われていた。

蘇我鉄志(そが てつし)

CV:西山宏太朗

アニメ第48話「泣かんパイ」に登場する、体が大きく力持ちだが、泣き虫の少年。
同級生に少しからかわれただけですぐに泣いてしまい、気になっているクラスメイト・内野みき(うちの みき)に泣いているところを見られて落ち込んでいたが、銭天堂の「泣かんパイ」を買って食べると、どんなことがあっても泣かなくなった。しかし、教室で飼っていた文鳥のブンブンいなくなり、みんなが泣いているのに自分だけが涙が出なくて、みんなから薄情な人だと責められる。その後、墨丸にブンブンを見つけてもらい、無事教室に連れて帰ると、みんなから感謝された。紅子は副作用の強さから、たたりめ堂の「泣けんパイ」のようだと疑問を持つ。

内野みき(うちの みき)

CV:幸村恵理

アニメ第48話「泣かんパイ」に登場する、蘇我鉄志のクラスメイト。
文鳥のブンブンがいなくなったのをとても心配しており、鉄志から「泣かんパイ」を食べて泣けなくなったことを打ち明けられた。

明石綾子(あかいし あやこ)

CV:豊口めぐみ

第49話「マスク・メロンパン」に登場する子役・明石蘭丸(あかいし らんまる)の母。
蘭丸が悲しい表情の演技ができないことに悩み、銭天堂の「マスク・マロンパン」を食べさせた。夫・明石力也(あかし りきや)から怒られて、自分の夢を蘭丸に押し付けていたことに気づき反省する。

明石蘭丸(あかいし らんまる)

CV:小平有希

第49話「マスク・メロンパン」に登場する子役の男の子。
悲しい表情の演技ができない為、子役として周囲の期待に応えられずにいたが、銭天堂の「マスク・メロンパン」を食べたことで、どんな時でも泣ける演技ができるようになり、有名子役となった。しかし、「マスク・メロンパン」にたたりめ堂の「なげきのマスク・メロンパン」の成分が入っていたことにより、笑顔が作れなくなってしまった。お詫びに紅子が渡した「正直ニッキ」を食べ、自分の心に正直になり笑顔を取り戻した。

明石力也(あかいし りきや)

CV:玉木雅士

第49話「マスク・メロンパン」に登場する明石蘭丸の父。
笑顔がなくなった蘭丸を心配し、子役として有名にさせることに無我夢中になる妻・綾子に激怒した。

板倉了耶(いたくら りょうや)

CV:國立幸

アニメ第50話「バイリンガール」に登場する、幼稚園に通う男の子。
ブラジル出身の女の子で、日本語が話せないクラスメイト・ミーナと話せるようになりたくて、銭天堂の「バイリンガール」を買った。「バイリンガール」を身につけるとどんな国の人とでも話せるようになるので、すぐにミーナと仲良くなり、他のクラスメイトの会話も翻訳してあげていた。ところが、しばらくするとミーナは少しずつ日本語が分かるようになり、みんなと楽しそうに話せるようになったので、嫉妬心が湧いて「バイリンガール」を幼稚園の外に投げてなくなってしまった。心配して駆けつけたミーナからの優しい言葉に、つまらない嫉妬心もなくなり、笑顔を取り戻した。

ミーナ

CV:ファールズあい

アニメ第50話「バイリンガール」に登場する、板倉了耶のクラスメイトで、ブラジル出身の女の子。
日本が話せず、1人で過ごしていたところ「バイリンガール」を使った了耶が話しかけてくれて安心する。日本語を勉強して少しずつ他の子とも話せるようになると、了耶からは遠ざけられてしまう。「バイリンガール」をなくし泣いている了耶に片言の日本語で話しかけ和解した。

更科美咲(さらしな みさき)

keia
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@keia

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