ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

食べると雨の日でも晴れにすることができるが、本当におめでたい日でないと効果がなく、おめでたくない日だと大嵐にしてしまう。

聞き耳グミ

アニメ第64話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると人の噂話を聞き取れるようになるが、耳垢が溜まりやすくなり、耳掃除をせずに耳が塞がると効果が消えてしまう。

家カエル

アニメ第65~66話に登場する銭天堂の商品

きのことカエルの形をしたストラップで、どんなところでも迷子にならず帰ることができる。ただし、過去に訪れた場所にしか行けず、雨の日はカエルが暴走し、効果がなくなってしまうことがある。

コントロールケーキ

アニメ第67話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると食欲をコントロールすることができるが、自分以外の人の食欲をコントロールしようとすると自分の食欲が暴走する。

アドベン茶~

アニメ第69話に登場する銭天堂の商品

半分飲むと冒険の世界に行けて、もう半分飲むと元の世界に帰ってくる。ただし、一気に飲み干すと2度と現実世界に帰れなくなる。

ジュエリージェリー

アニメ第67~68話に登場する銭天堂の駄菓子

宝石に関するセンスがよくなるが、宝石の輝きに囚われ過ぎると些細な事で悩み続けることになる。

やりなおしおこし

アニメ第71話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると過去に戻ってどこでも好きなところからやり直すことができる。ただし、どこからやり直すかちゃんと考えないと全てが台無しになる危険がある。

ダイナソーダ

アニメ第73~74話に登場する銭天堂の商品

飲んだ後に瓶のキャップについた恐竜の頭を身につけると、化石が埋まっている場所が分かる。ただし、飲んだ人が掘り出せる深さと持ち帰ることができる大きさの化石の場所しか分からない。

遺跡おかき

アニメ第73~74話に登場するたたりめ堂の駄菓子

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