ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

食べると重い荷物でも軽々持てるようになるが、人間を持つとその能力は消えてしまう。
これを買った客のお金から、金色の招き猫・かるめが生まれた。

ミュージックスナック

アニメ第7・109話に登場する銭天堂の駄菓子になれる。

音楽を楽しむ目的のために開発された駄菓子で、食べると音楽の才能が得られる。ただし、種類は色々あり、袋に書かれた作曲家の作った曲しか弾けない。

スクープクレープ

アニメ第110話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると目の前に矢印が見えて、スクープ写真が撮れる場所に導いてもらえる。ただし、スクープ集めに夢中になり過ぎると、自分も事件に巻き込まれてスクープの対象になる。

プレゼント扇子

アニメ第111話に登場する銭天堂の商品

贈りものをあげたい相手を思い浮かべて数回仰ぐと、相手にぴったりの品が文字として扇子に浮かび上がる。ただし、効果があるのは夏だけ。

ごまかしボーロ

アニメ第112話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとごまかしが上手くなるが、ごまかす事は時間稼ぎに過ぎないので、ごまかしボーロの効果が切れると自分で問題解決しなければならない。

迷宮メロンパン

アニメ第113話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると迷宮の中に迷い込み、スリル満点の冒険を楽しめる。ただし、1人用なので誰かと分け合うと迷宮の出口がなくなって2度と脱出できない。

チリチリチェリー

アニメ第114話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとどんな辛い料理も美味しく食べられるようになるが、1日に唐辛子10本以上の辛いものを食べると体が異常に熱くなってしまう。

悪魔あめ

アニメ第115話に登場するたたりめ堂の駄菓子

舐めると自分に悪意を持っている人間の顔が悪魔に見えて、自分の敵が誰か分かる。自分の敵を探し人を疑うことにもなるので、自分自身の心を悪に染める危険がある。

おおらか落花生

アニメ第116話に登場する銭天堂の駄菓子

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