BLEACH(ブリーチ)の十刃(エスパーダ)まとめ

『十刃』とは、藍染によって作り出された死神と虚の力を持つ『破面』の中で、桁違いに殺傷能力が高い10体の事である。十刃はランク付けされており、身体のどこかに数字が刻印されている。その数字が小さい者ほど強い。
個性的なキャラクターの集まりで、一護や護廷十三隊の面々と熾烈な戦いを繰り広げていく。

『十刃』の概要

『十刃(エスパーダ)』とは、強力な力を持つ『破面(アランカル)』の中でも一際高い戦闘能力を持っている10体である。
藍染は、死神と虚の境界線を取り払う力を持つ『崩玉』を使って虚を破面へと変えた。虚の中には、数百の虚を喰らって力をつけた『大虚(メノスグランデ)』という種類が存在する。大虚の中には『最下級大虚(ギリアン)』『中級大虚(アジューカス)』『最上級大虚(ヴァストローデ)』というランク分けがある(『最上級大虚』が最も強く、その力は護廷十三隊の隊長を凌ぐとされている)。
破面は死神と虚の力を併せ持った存在であるため、死覇装を着用し、斬魄刀を持っている。死神たちと同じように破面は斬魄刀を解放することができる。破面の斬魄刀解放は『帰刃(レスレクシオン)』という。虚にある孔と、虚の仮面の欠片が身体のどこかに存在する。

破面は生まれた順に『11』以上の番号が与えられる。これらの破面たちは『数字もち(ヌメロス)』と呼ばれている。戦闘能力が高い個体は『十刃』となり、『0』〜『10』の数字を与えられる。十刃は実力主義であり、メンバーが入れ替わることもある。十刃から外れた者は『十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)』と呼ばれる。
十刃のほとんどが『最上級大虚(ヴァストローデ)』の虚から生み出された個体であり、それぞれが『死の形』を司っている。十刃になれば数字もちの破面を部下として従える事ができる。この従者の破面は『従属官(フラシオン)』と呼ばれる。

第1十刃(プリメーラ・エスパーダ):コヨーテ・スターク

プロフィール

第1十刃。身長187cm、体重77kg、1月19日生まれ。司る死の形:孤独。
首下に下顎のような仮面をぶら下げた黒髪の破面。左手の甲に『1』の数字が刻印されており、胸に虚の孔が空いている。
非常に消極的で、通常時でも気だるそうな雰囲気を醸し出している。戦いに対してもその姿勢は変わらず、「できれば皆が戦っている中で、戦っているフリだけでもして過ごしたい」と発言した。第1十刃だけあって戦闘能力は高い。洞察眼にも優れ、京楽の『花天狂骨』の能力もすぐさま理解して対応した。
虚だった頃から強い力を有しており、日々の戦いの中で仲間だけが死んでいった。その経験により強い仲間を欲するようになった。そして破面となり、強い仲間を求めて藍染に協力するようになった。その為、仲間に対しての情は厚く、普段は面倒くさがりなスタークが仲間の事となると目の色を変える。
従属官(十刃に付き従う破面)であるリリネットは、実はスタークの半身である。リリネットと共に『帰刃』を行う。

空座町で京楽と戦いを行う。ワンダーワイスが参戦した事により京楽が一時的に戦闘不能となり、その後『仮面の軍勢』のラブとローズと戦闘を行い、2人を圧倒した。しかし、再び現れた京楽に敗北した。

帰刃:『群狼(ロス・ロボス)』

スタークの帰刃。解号は「蹴散らせ『群狼』」。
リリネットと一体化する事で解放する。解放すると狼の毛皮を纏ったような姿に変わる。左眼にはポインターのような仮面が現れる。
リリネットは二丁の拳銃に変化しており、スタークと会話することが可能。自身の魂を裂いて狼の形の弾を生成する。狼は敵に触れると爆発する上に、攻撃を受けると分裂する。スタークが持つ銃は霊圧を圧縮して放つ光線『虚閃』を連発できる。

第1十刃(プリメーラ・エスパーダ):リリネット・ジンジャーバック

プロフィール

身長142cm、体重31kg、1月19日生まれ。
スタークの従属官である破面。角がついた仮面を被っている。朗らかでたまに粗雑な言葉を話すボーイッシュな性格をしている。しかし、敵である京楽を気遣うなどの心優しい一面もある。その正体はスタークの半身で、斬魄刀のような存在である。スタークと一体化になる事でスタークが帰刃する。帰刃するとリリネットは銃となる。その状態でも意識があり、会話する事が可能である。
戦闘能力は低く、スタークと京楽が戦っている間に浮竹と戦おうとするが、全く相手にならず稽古をつけられるハメになった。

帰刃:『群狼(ロス・ロボス)』

スタークと一体化することで解放される。
リリネットは2丁拳銃に変化しており、虚閃と狼の弾頭を操って戦う。

第2十刃(セグンダ・エスパーダ):バラガン・ルイゼンバーン

プロフィール

第2十刃。身長166cm、体重90kg、2月9日生まれ。司る死の形:老い。
頭に王冠を被った老人の破面。右眼や頬に大きな傷がある。虚の孔は胸の中央に存在している
かつては虚たちが存在している空間『虚圏』を支配していた王だった。その為、自身を『大帝』と称しており、部下からも『陛下』と呼ばれている。
虚圏にある『虚夜宮』にて、部下を従えて悠々自適と暮らしていた所に藍染が現れた。藍染はバラガンの部下を殺害し、バラガンを打ち負かした。そうしてバラガンは破面となって十刃の1人となった。ほとんどの十刃は藍染に対して忠誠心を持っているが、バラガンは忠誠を誓うどころか、隙あらば藍染を殺そうとしている。藍染の部下と認めるのを嫌ったからか『十刃』と名乗らなかった。

触れたものを朽ちさせるという強力な力を持つ。自身の戦闘能力に絶対的な自信を持ち、他者を下に見ている。
藍染たちと一緒に空座町へと侵攻した。そこで砕蜂と大前田と戦闘を行い、圧倒した。しかし、『仮面の軍勢』であるハッチが救援に来たことで戦況が変わり、敗北した。

帰刃:『髑髏大帝(アロガンテ)』

バラガンの帰刃。解号は「朽ちろ『髑髏大帝』」。
容姿が大きく変化し、金の装飾品をまとった髑髏の姿となる。
帰刃状態のバラガンが吐く息には周囲の物や人を朽ちさせる力がある。この息は触れていない箇所まで朽ちさせることができ、これを止める為には切り離すしかない。バラガンに近接攻撃を加えようとしても身体が朽ちてしまう為、遠距離から攻撃を行うしかない。この能力はバラガン自身にも影響する為、バラガンは自身の周りに結界を張っている。ハッチにより、この能力の影響を受けた腕を結界内に転送された為にバラガンは敗北した。

元第3十刃(トレス・エスパーダ):ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク

プロフィール

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更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

更木剣八(ざらきけんぱち)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の中でも武闘派が集まる十一番隊の隊長を務める男だ。「剣八」とはその代の最強の剣士の呼び名で、生まれたときに名前を持たなかった剣八は自分で自分に「剣八」と名付けた。名前の通り非常に好戦的で、強い者との戦いを至上の幸福としている一方で、自身が強すぎるあまりに対等に渡り合える敵がなかなか現れず、主人公の一護と出会うまで退屈しきっていた。最終章「千年血戦篇」で初代剣八の卯ノ花との戦いを通して初めて自身の斬魄刀の名前を知る。

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