ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

食べると心の中の醜い気持ちが洗われて心が晴れる。ただし、温かいうちに食べないとだらしない人になってしまう。

インココイン

アニメ第89話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとインコのようにものまね上手になれるが、インコの天敵である蛇のものまねをするとおかしな声になってしまう。
七色の声を持つと言われた芸人のコウメ太夫も、かつて注意書きを無視して食べたことで声が変化してしまったが、それを武器にして現在活躍している。

熱帯焼き(ねったいやき)

アニメ第90話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると熱帯ジャングルの力が備わり、1日で庭に種から南国フルーツいっぱいの木に育てることもできる。ただし、しっぽから食べてしまうと家を熱帯にしてしまう。

見定メーター(みさだメーター)

アニメ第91話に登場する銭天堂の商品

腕時計の形をしていて、身につけると自分と相性のよい人がひと目で分かるが、自分の印象との結果にズレがあると心をかき乱される。
六条教授の手に渡り、調査される。

クリーングリーンティ

アニメ第93話に登場する銭天堂の商品

飲むと、まるでお風呂上りのようにポカポカした体になり、いい香りがする。ただし、実際に体が清潔になるわけではないので、お風呂に入っていないと不潔になる。

いいものナゲット

アニメ第94話に登場する銭天堂の駄菓子

食べた人にとっていい物が手に入るようになるが、欲しくない物が手に入った場合にそれを欲しい人におすそ分けしなければならない。

忍者ジンジャー

アニメ第95話に登場する銭天堂の駄菓子

食べると忍者のような身体能力が備わって、追手から巧みに逃げ切れるようになる。ただし「食らいつきクッキー」を食べた人に追われると効果が劣って、捕まってしまう。

デジタルト

アニメ第97話に登場する銭天堂の駄菓子

食べるとデジタルに強くなるが、もともとデジタルに強い人が食べると、コンピューターがとてつもなく恐ろしいものに感じパニックを起こす。

天才サイダー

アニメ第97話に登場する銭天堂の商品

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