ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

CV:比嘉久美子

アニメ第36話「チャーミングミ」に登場する、犬・ジョンの飼い主の少年。
友人のちなみに思いを寄せるも、彼女がジョンを苦手にしていることに悩んでいた。銭天堂で買った「チャーミングミ」をジョンに食べさせたことで、ちなみや周囲の人からも愛される犬にした。しかし、ジョンばかりがちやほやされることに嫌気が差し、両親と喧嘩して家出をした。

大村ジョン(おおむら ジョン)

CV:片山福十郎

アニメ第36話「チャーミングミ」に登場する、大村隼人が飼う犬。
真っ黒で大きな体をしている為、隼人の友人・ちなみから怖がれていたが、銭天堂の「チャーミングミ」を食べたことにより周囲から愛される犬となった。しかし、隼人からは嫉妬されることになった為、紅子に「チャーミングミ」の効果を消してもらい、再び隼人と仲良くなった。

荒川ちなみ(あらかわ ちなみ)

CV:渡辺理沙

アニメ第36話「チャーミングミ」に登場する、大村隼人が思いを寄せる少女。
体の大きいジョンを怖がるが「チャーミングミ」を食べてからのジョンをとても気に入るようになった。

今寺雛子(いまでら ひなこ)

CV:高森奈津美

アニメ第37話「子守コウモリ」に登場する、今寺貴樹(いまでら たかき)の母。
生後6ヵ月の貴樹の夜泣きで、寝不足なうえ、家事も進まず苦労していた。紅子から買った「子守コウモリ」に貴樹の子守を任せたことで、家事がはかどり睡眠不足は解消。ある日、買いものに行きたくて「子守コウモリ」に任せて家を離れたところ、貴樹がコウモリを母親と認識するようになってしまった。コウモリは狂暴化し雛子を襲うが、戦いの末、コウモリを追い出すことに成功した。

今寺貴樹(いまでら たかき)

CV:佐藤みゆ希

アニメ第37話「子守コウモリ」に登場する、今寺雛子(いまでらひなこ)の息子。

倉里ひろみ(くらさと ひとみ)

CV:白石晴香

アニメ第39話「ドリームドリーム」に登場する、少女。
銭天堂で買った「ドリームドリーム」に入っていたミニチュアドームの中の世界で、広い家に住んでペットを飼うという夢を叶える。その後、付属の「チヂミントガム」を噛むと身体が小さくなり、ドームの中の世界に入ることができた。しかし、喜んだのもつかの間、ドームから出られなくなったことに気づいた。

ひろみの母

CV:小平有希

アニメ第39話「ドリームドリーム」に登場する、倉里ひろみの母。
娘のひろみが入っているとは知らず「ドリームドリーム」を押し入れにしまい込もうとする際に落としてしまい、その衝撃でひろみは外の世界に出られることになった。

田村総一郎(たむら そういちろう)

CV:牛山茂

アニメ第40話「最後にわら麩と負け知らずアンズ」に登場する、将棋道場に通う男性。
将棋道場で最も腕の立つ小坂連次郎(こさか れんじろう)に何とか勝ちたいと思っている。銭天堂の「最後にわら麩」を食べて小坂に勝つことができるが、その後、対戦相手の子どもに本気を出さなかった為「最後にわら麩」の効果が発揮されず負けてしまう。再び銭天堂を訪れ、より効果の強い「負け知らずアンズ」を買って食べるが、こちらはどんな強い相手にも必ず勝てる為、勝負への意欲そのものがなくなってしまった。

小坂連次郎(こさか れんじろう)

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@keia

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