平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
未来からやってきた精神エネルギー体。イマジンが存在しなくなる世界となる歴史を変えて、イマジンが存在できる未来へとつなげることを目的としている。契約者となった人間の望みを叶えることで契約者の記憶をたどって過去の世界へと移動する。
フォームチェンジ
仮面ライダーの基本形態から戦闘状況や敵に合わせてフォームを変更して戦うこと。
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
野上良太郎「確かに僕たちの存在は嘘かもしれないよね。でも、誰かが覚えていてくれればそこに僕たちはいる」
アナザー電王と本物の電王が対決し、ソウゴや戦兎、アタルが救出された。倒れたアタルに手を差し伸べて起こしたのは電王の変身者・野上良太郎だった。「あんたは誰だ」と問いかけるソウゴたちに対して自身は電王だと名乗り、アタルに「忘れちゃった?言ってたよね、ライダーなんかいないって」と問いかける。言葉に詰まるアタルに野上良太郎は「確かに僕たちの存在は嘘かもしれないよね。でも、誰かが覚えていてくれればそこに僕たちはいる」と言った。イマジンであるモモタロスたちにとって、契約者である良太郎がモモタロスたちの記憶がなくなれば、存在が消えてしまうという『仮面ライダー電王』のストーリーを彷彿させる名セリフである。
街中の人たちの応援を受け怪人軍団と戦う平成ライダーたち
ティードの配下である怪人軍団が街中で暴れまわり始めた。アナザーライダーも参戦している中、街の人たちが襲われ始めた。そこで、街の人たちは自分が応援してきた平成仮面ライダーたちに救いを求める。「ゴースト!」「クウガ!」と叫ぶとそれぞれの仮面ライダーが街の人たちを救うため、現れた。
街の人たちの声援を受けながら平成ライダーたちが次々と怪人軍団をけちらしていく名シーンである。
平成仮面ライダー全員が集結してライダーキックを繰り出した最終決戦
スーパータイムジャッカー・ティードがクウガの力を手に入れてアナザークウガへと変貌を遂げ、さらにはシンゴを取り込むとアナザーアルティメットクウガへと進化した。巨大化したティードにソウゴたちは苦戦していた。それでもなんとか取り込まれたシンゴを救出しようと必死に攻撃を仕掛けるが、歯が立たない。
破壊の限りを尽くそうとするティードのもとに、平成仮面ライダーたちが自身のバイクに跨り集結した。
さらに、それぞれのライダーたちが、決めポーズと共に必殺ライダーキックを続けざまに繰り出していく最終決戦のシーンは、圧巻である。
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
佐藤健の出演は極秘だった
本作では佐藤健が仮面ライダー電王の変身者・野上良太郎にウラタロスが憑依した姿で出演している。映画公開前にはモモタロスたちが登場するシーンの解禁はあったものの、佐藤健が出演することについては台本にも掲載していなかったという。完全なるサプライズ出演にファンたちも歓喜した。
アニメ映画『えいがのおそ松さん』とのコラボレーション
『えいがのおそ松さん』と『平成仮面ライダージェネレーションズ FOREVERのコラボレーションイラストの公開があった。おそ松は電王、カラ松はビルド、チョロ松はジオウ、十四松はクウガ、トド松はディケイドと、それぞれが仮面ライダーになりきっている。
映画の公開を控えた6つ子たちが映画のヒットのために「人気大作とコラボしたい!」と考えて映画館に足を運んだ。そこで目にした『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』宣伝ポスターで、カッコよくポーズを決めるライダー達に触発された6つ子たちは勝手にライダーになりきって、ビジュアル作成。東映にコラボを提案すると快諾してもらえたことから、コラボが正式発表となったという経緯がある。
茨城県庁前の県道を封鎖して挑んだ撮影
公式サイトによると、水戸市笠原町の茨城県庁前を通る県道で行われた。公道4車線を約500メートル完全封鎖し、早朝7時より7時間撮影に挑んだ。さらに約500人のエキストラと共に撮影が行われたとのこと。『仮面ライダーカブト』でも茨城県庁での撮影はあったが、道路を完全封鎖するのは初めての試みだった。
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目次 - Contents
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の概要
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』のあらすじ・ストーリー
- 記憶を失っていく仮面ライダーたち
- アタルの真実
- スーパータイムジャッカー・ティードの目的
- 最終決戦
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の登場人物・キャラクター
- 仮面ライダー
- 常磐ソウゴ(ときわそうご/演:奥野壮)
- 仮面ライダージオウ
- 桐生戦兎 (きりゅうせんと/演:犬飼貴丈)
- 仮面ライダービルド
- 明光院ゲイツ(みょうこういんげいつ/演:押田岳)
- 仮面ライダーゲイツ
- 万丈龍我(ばんじょうりゅうが/演:赤楚衛二)
- 仮面ライダークローズ
- ツクヨミ(演:大幡しえり)
- 仮面ライダーツクヨミ
- 猿渡一海(さるわたりかずみ/演:武田航平)
- 仮面ライダーグリス
- 氷室幻徳(ひむろげんとく/演:水上剣星)
- 仮面ライダーローグ
- モモタロス
- 仮面ライダー電王 ソードフォーム
- ウラタロス(演:佐藤健)
- 仮面ライダー電王 ロッドフォーム
- キンタロス
- 仮面ライダー電王 アックスフォーム
- リュウタロス
- 仮面ライダー電王 ガンフォーム
- 仮面ライダーアギト
- 仮面ライダー龍騎(かめんらいだーりゅうき)
- 仮面ライダーディケイド
- 仮面ライダーゴースト
- オリジナル登場人物
- 久永アタル(ひさながあたる/演:福崎那由他、岡本夕弦)
- 久永シンゴ(ひさながしんご/演:斎藤汰鷹)
- アタルの父(演:中川ひろあき)
- アタルの母(演:高田衿奈)
- オリジナルの怪人
- フータロス
- タイムジャッカー
- ティード(演:大東駿介)
- アナザーライダー
- アナザーW(アナザーダブル)
- アナザー電王(アナザーでんおう)
- アナザークウガ
- その他
- 小和田隆(おわだたかし/演:鈴木励和)
- 同級生(どうきゅうせい/演:西蒼竜)
- 風麺マスター(ふうめんますたー/演:どうきひろし)
- 野上良太郎(のがみりょうたろう/演:佐藤健)
- オーナー(演: 石丸謙二郎)
- 常磐順一郎(ときわじゅんいちろう/演:生瀬勝久)
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の用語
- アナザーデンライナー
- ダブルライドウォッチ
- クウガライドウォッチ
- アナザークウガウォッチ
- アナザー電王ウォッチ
- タイムマジーン
- タイムマジーンクウガモード
- タイムマジーンビルドモード
- スーパータイムジャッカー
- 未来の精神体・イマジン
- フォームチェンジ
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 野上良太郎「確かに僕たちの存在は嘘かもしれないよね。でも、誰かが覚えていてくれればそこに僕たちはいる」
- 街中の人たちの応援を受け怪人軍団と戦う平成ライダーたち
- 平成仮面ライダー全員が集結してライダーキックを繰り出した最終決戦
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 佐藤健の出演は極秘だった
- アニメ映画『えいがのおそ松さん』とのコラボレーション
- 茨城県庁前の県道を封鎖して挑んだ撮影
- 『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER メドレー D.A. RE-BUILD MIX」