スクール・オブ・ロック(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『スクール・オブ・ロック』とは、リチャード・リンクレイター監督によるアメリカの映画。日本では2004年に公開。脚本は出演もしているネッド役のマイク・ホワイト手がける。バンドをクビになってしまい途方にくれていたギタリストのデューイが、一本の電話をきっかけに教師の友人ネッドになりすまして名門小学校の臨時教師となり、子どもたちと共にバンドバトルを目指すコメディである。

『スクール・オブ・ロック』の概要

『スクール・オブ・ロック』とは、『6才のボクが、大人になるまで』で第72回ゴールデングローブ賞・監督賞を受賞したリチャード・リンクレイター監督の作品。ロック音楽を愛する主人公デューイは、自ら作ったロックバンドから追い出されてしまう。そんなデューイは、金欲しさに友人になりすまして小学校の臨時教師になる。バンドは追い出されてしまったがロックに対する思いは消えていなかったデューイが、音楽の才能あふれる子や舞台のプロデュース能力に長けた子たちと共にバンドを組み、バンドバトル出場を果たすまでの話である。

Deep Purpleの『Smoke on the Water』やLed Zeppelinの『Immigrant Song』など、洋楽に詳しくなくとも一度はどこかで耳にしたことがあるような、有名ロックバンドの楽曲を多数使用。権利の許諾が難しいとされるLed Zeppelinの楽曲が使用されているのには、映画終盤のホールの場面のエキストラと共に主演のジャック・ブラックがビデオレターを送りお願いしたところ、許諾が降りたという逸話がある。また、主演のジャック・ブラック自身が歌い演奏しているだけでなく、子どもたちも実際に演奏しているジャック自身はTenacious D(テネイシャスD)というコメディバンドのメンバーでもあり、子ども達もミュージシャンである。

『スクール・オブ・ロック』のあらすじ・ストーリー

プロローグ

ロックバンドNo Vacancy(ノー・ベイカンシー)に所属しているデューイ・フィンは、協調性の無さや迷惑行為により客やバンドメンバーから煙たがられていた。私生活では友人のネッド・シュニーブリーと、その恋人パティ・ディ・マルコと同居していた。しかし、無職であったため家賃を負担しておらずバンドに明け暮れるデューイ。そんな状況を快く思っていないパティを納得させるためにも、ネッドからお金を入れてくれと言われたので、デューイは職探しを約束する。

お金を稼ぐ約束をしたデューイは、バンドバトルで優勝して賞金を獲得しレコード契約に繋げようと意気込んでいた。しかしボーカルのテオが作る曲はダサイと思い、新しい曲を持参してバンド練習に向かった。

バンド練習に行くと、そこには新入りのスパイダーというギタリストがおり、テオからクビを宣告される。デューイは「俺がメンバーを集めて作った俺のバンドなのに追い出すのか」と聞くと、テオは「レコード契約に向けて今年こそは真剣にバンドバトルに臨みたいから、君の自分勝手な演奏は邪魔だ」と反論。デューイはクビを受け入れ「俺は魂は売らない。新しいバンドを作って革命をおこしてやる」と言い残し帰っていった。

しかしお金の問題が残っていたため、ギターを売ろうと買取業者に電話をかけたが思ったような値段では売れなさそうだった。文句を言うも業者から電話を切られてしまう。その直後に、ホレス・グリーン学院の女性校長ロザリー・マリンズから電話がかかってきた。

ホレス・グリーン学院からの電話

教師のふりをして、子供たちにロックを教えるデューイ。

ロザリーの用件は緊急で臨時教師が必要であるため、他校から推薦されたネッドに2〜3週間臨時で来てほしいというものだった。給料が非常によかったため、デューイはネッドになりすまし学校へ向かう。デューイはロザリーが教室を案内している時、お金のことやその場から逃げ出すことを考えていた。しかし、ロザリーから規律を守るようにと釘を刺される。

デューイが教室に入ると、黒板に自身の名前を書くようロザリーに言われる。しかしネッドの名前(シュニーブリー)のスペルが書けず、ミスターSと呼んでくれとデューイは言った。ロザリーが去った後は特に授業もせず生徒を困惑させ、下校のチャイムが鳴ると真っ先に帰っていった。

次の日も学校では座っているだけのデューイ。生徒たちは何か教えて欲しいとお願いすると、デューイからは「あきらめろ。夢を捨てろ」と言う。

「人生で勝つのは無理だ。挑戦はできる。でも最後には負けるんだ。なぜかって?世界はボス(The Man)に支配されているからだ。ボスは一体誰なんだって?知らないのか?いたるところにいる。ホワイトハウスにいる奴や校長先生だってそうだ。オゾン層を壊す奴や森林の破壊者や野生動物を見せ物にする奴らだってそうだ。だが反抗の道はあった。それがロックだ。だがやはり無力だった。なぜかって?ボスにつぶされたんだよ、MTV(アメリカの若者向けの音楽専門チャンネル)にね!だから夢を追って時間を無駄にするな。クズ扱いされて簡単にグシャリとされてしまうんだ。だからあきらめて生きろ!」とデューイがまくしているのを、子供たちは呆然と聞いていた。

そんな所に音楽の授業に移動するよう伝えに来たロザリーが入ってくる。デューイはびっくりしていきなり静かになり、落ち着いた声に戻してから皆に音楽の教室へ行くように言った。

子供たちとバンド活動の開始

皆が移動しデューイがトイレにいた時、子供たちの演奏が聞こえてきた。子供たちの中に音楽の才能に秀でた子がいることに気づくと、デューイは急いで自分の車に楽器を取りに行った。

子供たちは基礎が出来ていたため、すぐにバンドとして演奏が出来た。そこでデューイは勉強の一環として、皆でバンドバトルに出場すると嘘を言った。ばれると出場資格が無くなるため親に言わないよう注意した。

最初は楽器が出来る子供だけでやろうとしたが、他の子供たちから「僕たちは仲間外れ?」と声が上がった。そこでデューイは「バンドに入らなくても仲間には入れるぞ」と言いコーラスの出来る子を探した。結果としてマルタとアリシアをコーラスに採用することになった。

昼食を取りながらデューイは他の子供たちの役割を考えた。そして午後から舞台セット係やバンド名を考えるグルーピー(親衛隊)などの役割を、子供たちに割り当てていった。デューイは自身をリードボーカル・キャプテンを担当し、本格的なバンド活動をスタートさせたのだった。

翌日から演奏の練習だけでなくロック音楽の理論の時間も設けた。するとギター担当のザック・ニーハムから「バンドバトルで演奏する先生の自作曲を聴かせてほしい」と言われる。デューイは少し戸惑うが演奏の仕方等を説明しながら歌い切った。バンドを追い出されお金を入れろと言われたデューイの状況を表した歌だった。

校外学習を口実にバンドバトルへ向けて始動する

昼食の時間になりデューイが食堂に行くと、校長のロザリーがいた。デューイは郊外学習に行くことが出来るかロザリーにに尋ねた。バンドバトルは学校外で行われるため、学校の外に出る口実が必要だったのだ。しかしロザリーは、代用教員は郊外学習をやらない決まりであることや、安全面に不安があること、親御さんへの理解を求めるのも難しいこと等を説明し許可は出来ないと言った。
そしてロザリーは同じ食堂にいた他の先生達にデューイを(なりすましているのでシュニーブリー先生として)紹介して去っていった。そのまま他の先生達と昼食を食べることになり、そこでデューイは「知能テストはどこのものがいいと思うか」を聞かれた。デューイは、テストには反対派で「子ども達は未来だ…」とWhitney Houstonの『Greatest Love of All』という歌の出だしの歌詞使ってそのまま答えた。他の先生達は何かの歌の歌詞ではないかと聞くが、デューイは違うと言った。

教室に戻ると、引き続きバンドの練習は続いた。デューイは、ドラム担当のフレディ・ジョーンズにもう少しドラムのつまみを締めて叩くように伝えたりリードギター担当のザックにもう少し力を抜いた姿勢で弾くよう言ったりして、少しずつ改良していった。その様子を、舞台係の一員を任されたトミカはじっと見つめていた。

練習後、デューイは子ども達におすすめの歌手のCDを渡して下校させていた。RushのCDを渡されたフレディは、ずっとこんな風に音楽だけやって怠けるのか、とデューイに聞いた。デューイは「怠けてるんじゃなくて音楽の創造をしているんだ。ずっとそれをやる」と言ったので、フレディは嬉しそうに帰っていった。ザックはJimi HendrixのCDをデューイに渡されて鼓舞されるも、クールな表情で帰っていった。そこへ、ずっと練習を見つめていたトミカが来て「舞台係は嫌で自分も歌いたい」と打ち明けた。デューイが歌ってみてと言うとトミカは恥ずかしそうに黙ったままだったが、少しするとAretha Franklinの『Chain of Fools』を見事に歌いデューイを驚かせた。そしてトミカは、舞台係としてではなくコーラスとして舞台にあがれることになった。

いざバンドバトルの選考会へ

次の日も授業は続いた。デューイは「ロックはボスに逆らうためにやるんだ」と子ども達に説き、様々なことをロックとして即興で歌にしていった。デューイの演奏を聴き、子ども達は自然に笑顔になっていった。昼食時、デューイが他の先生たちと食堂にいるとザックがやってきて、「さっきの授業はとてもクールだった」と言った。ザックは父親に「ロックなんてやるな、勉強や手伝いが終わってから課題の曲だけをやれ」と言われており、先ほどの授業で感銘を受けていた。他の先生達の前で褒められたデューイは誇らしげな顔になった。

その後もバンドの練習は続いた。ロック音楽の歴史から音楽ビジネスに至るまで、数多く学習した子供たちは確実に成長していった。

先生たちが集まって休憩しているところにロザリーが入ってきて、今度父母会が開かれるので全員発表するよう言った。全く予想していなかった父母会にデューイは驚くが、ロザリーはさらに「父母達のあら捜しに対してやりすぎなほど準備してほしい。防御は最大の攻撃なり」と言った。

その後、デューイと子供たちは授業の時間に学校を抜け出しバンドバトルの選考会へ向かう。会場に着くと子供ばかりのバンドであることをからかわれてしまう。そんな中コーラスのトミカが「自分は太っているし、緊張で歌えない」とデューイに訴えた。

デューイはトミカを隅に連れていき、トミカが以前歌ってくれたAretha Franklinのことを例に出し「Aretha Franklinは大柄な女性だけど、ステージに上がって歌い出せば笑ったりする人なんていないだろう?」と言い、トミカを勇気付ける。褒められたトミカは歌うことを決意する。

そして元の場所に戻ると、今度はドラムのフレディが他バンドの大人に誘われ外へ行っていた。デューイは連れて行った大人を諭した後、フレディにも「いい演奏をするのが重要だから、まじめにやれ」と言い会場に戻った。

しかし、会場は既に片付けが始まっており選考会が終わっていた。責任者を呼び懇願するも、子どもが演奏するなんて冗談かと言われてしまう。車に戻ってどうするか話していると、サマーが自分達は不治の病でこの先演奏できるかわからないという嘘をつく案を思いつく。

デューイはもう一度責任者と会い「子ども達は不治の病ボスニサカライ(ボスに逆らい)症で、死ぬ前にバンドバトルに出るのが夢だったんだ」と嘘をついた。そして責任者を説得したところ、バンドバトルに出られることになった。

School of Rock

教室に戻りデューイが気分よくギターを弾いていると、サマーたちがバンド名を考えたと入ってきた。それは「School of Rock(ロックの学校)」というものだった。気に入ったデューイは即興で歌を披露していたが、校長のロザリーが近づいてきたのが分かるとすぐに授業をしているフリをさせる。ロザリーが教室に入ってきて「この教室から音楽が聴こえてくると言う先生がいる」と言った。デューイは知らないふりと嘘でなんとか誤魔化す。

その後学校から帰る時間になり、デューイとロザリーが一緒に校舎から出てきた。そしてロザリーは「あなたの音楽による教育法は少し特殊だ」とデューイに言った。デューイは最先端の教育だと反論したが、規則に従うようにとロザリーに釘を刺される。その場しのぎの嘘だったので、デューイはこの忠告をすぐに受け入れた。

ロザリーはすぐに校舎へ戻ろうとしたが、デューイはロザリーの陽気な一面を見たいと思い、「君の教育哲学をもっと聞きたいので、コーヒーでもどうか」と誘う。ロザリーは大変驚くが了承する。

コーヒーを頼める店というよりは、ロックな格好の人たちがお酒を飲みにいく様な街の反対側の店へ行く。ロザリーは店員にコーヒーはあるか尋ねるが、無いと言われたので仕方なくビールを飲む。

2人は車で学校に戻ったのだが、着いた途端陽気に歌っていたロザリーはいつもの堅い感じに戻っていた。昔は自分もひょうきんな人だったのだが、立場の都合上堅い感じになったとまくしたてて話してデューイを驚かせた。

父母会で真相が発覚

次の日、デューイとサマーがバトルに持っていく持ち物をチェックしていると、衣装係のビリーが衣装完成の報告に来る。しかしバンドのテイストに合わないと少し揉めてしまう。そこにデューイが聴いたことのない曲が流れる。その曲はリードギターのザックが作った曲で、学校では良い成績をとっているけど暗記ばかりで頭はぼんやりするだけ、というザック自身の状況をうまく表した歌詞だった。

バンドバトルの前日、教室を出るとロザリーが居た。ロザリーは父母会のことで頭がいっぱいなので一緒についてきてくれないかとデューイに頼むが、バンド練習のことがばれるのを恐れ、自分は出席しないとデューイは話す。しかし「あなたも先生なんだから出なければいけないのよ」とロザリーに諭されてしまう。

デューイが家へ帰り父母会用の服に着替えて準備している時、ホレス・グリーン学院からネッド宛に小切手が届いていることにネッドが気づく。働いた覚えの無い学校なので電話しようとするとデューイが急いで止め、今までの経緯を話した。一気に説明したのでネッドは混乱した。

そこへパティが帰ってくるが、ネッドの様子を不審に思い何かあったのか聞き出す。ネッドはぎこちない笑顔を浮かべながら「別に何も」と返す。しかし、いつもパティの言うことを聞いていたネッドには、その詰め寄りに抗えるはずもなかった。

デューイとロザリーは父母会に合わせて学校に到着した。父母会の教室には大勢の保護者と子供たちが居て、デューイはほとんど何も発表できなかった。そんなデューイに保護者達が不信感でざわついているところへ、ネッドやパティが警察を連れて現れる。

デューイは自分はネッド・シュニーブリーではないとことを打ち明けた。自分の名前はデューイ・フィンといい「教員免許は無いが本当にお子さん達と触れ合ったのだ」と言うと、保護者達がみな恐ろしい顔をしていた。本当はいい時間をすごしたという意味でデューイは言った。しかし英語原文touchedだと性的に接触したという意味で解釈されてしまった。そのため保護者達が大騒ぎになったので、デューイは走ってその場から逃げだした。

その後デューイが家に帰るとパティと口論になった。それを止めたネッドにもデューイは激しく詰め寄ってしまう。自分にとって音楽はすべてなのでどうすればいいのかとデューイが聞くと、ネッドは「はっきりはわからないけど出て行ってほしい」と言うだけだった。

子供たちの決断

次の日、教室では子ども達が集まって話していた。蔑む、嘆く、ポジティブに捉えようとする等、子供たちの反応はそれぞれだった。中には言い合いになりそうな子もいた。トミカが仲裁に入り「あれだけ頑張ったのに演奏しないなんて嫌だ」と言った。でも一体どうすればいいんだと皆考えていると、コーラスのアリシアが「抜け出してステージに上がればいいじゃない」と言った。この鶴の一声で皆が一斉に動くことになった。

すぐに子供たちはスクールバスに乗りこんだ。その場に足りないのはデューイだけだった。校外学習に行くと伝えていた学校のバス運転手は「子ども達だけ?シュニーブリー先生は?」と聞く。しかしサマーが「言ってなかった?家に迎えに行く約束なの。だから急いで出発して」と早口でまくしたてたので、運転手は驚きつつもバスを出発させた。

子供たちがデューイの家に着いた。フレディとローレンスが部屋に入りデューイを起こす。デューイは驚き、学校はどうしたのか聞くと「先生が教えてくれた様にボス(The Man)に逆らいました」とローレンスは答えた。しかしデューイは「そんな教えは忘れるんだ。俺は負け犬だ」と言って全く動こうとしなかった。

しかし子供たち全員が自分を迎えに来たと気づくと、嬉しそうにバスに乗り込みバンドバトルに向かう。デューイ達が会場に着くと、もう順番が次まで迫っていた。そして直前に演奏していたのが、かつてデューイが追い出されたバンドNo Vacancyだった。

No Vacancyの演奏中、デューイたちはミーティングを開いた。そして今日演奏するのはザックの自作曲にしたらどうかとデューイが提案した。ザックに理由を聞かれると「俺には才能が無い。それを認める。でもザックは才能にあふれていて、しかもザックの曲の方がロック出来る」とデューイは答えた。これは命令ではなく皆のバンドだから自由に意見を言ってほしいとも続けて言った。もうNo Vacancyにいたときのような自分勝手なデューイではなかった。

リードギターのザックが作った歌だと紹介してバンドの演奏は始まった。急遽曲が変わったものの、子ども達は完璧な演出を披露した。それぞれのソロパートもこなし、デューイの観客へのダイブも決まり、会場は大盛り上がりの状態で演奏を終えた。

優秀者は残念ながらNo Vacancyとなり悔しがるデューイに、子供たちは「ロックは点稼ぎじゃないし、いい演奏も出来た。ボスに負けるな」と声をかける。そして会場からSchool of Rockを呼ぶアンコールが聞こえてきた。School of Rockのメンバーはもう一度舞台へ上がり、AC/DCの曲『It's a Long Way to the Top』を演奏し始めた。

バンドバトルの後、子ども達は放課後プログラムとして音楽教室でバンド活動を続け、デューイは引き続きボーカルとして一緒に活動していた。子供たちもバンド活動をサポートしたり小さい子供たちにギターを教え、これからも活動を続けていくのだった。

『スクール・オブ・ロック』の登場人物・キャラクター

バンドSchool of Rockの仲間達と学校関係者

デューイ・フィン(演:ジャック・ブラック、日本語版吹替:江原正士)

Parfait55p5
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