エイリアン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。
宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。
その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

『エイリアン』の概要

『エイリアン』とは、1979年に公開されたSFホラー映画。「恐ろしい異星人=エイリアン」というイメージを定着させた映画だ。
西暦2122年。宇宙貨物船ノストロモ号には7人の乗組員がいて、地球に帰還する途中だった。
だが知的生命体の信号をキャッチした船は、発信元の小惑星へと向かう。
船外調査をすると宇宙船を発見。中には化石化した宇宙人がいて、船内の奥には卵のような大きな物体が無数にあった。
船外活動から帰還した乗組員のひとりにエイリアンの幼体が産みつけられ、乗組員の体からエイリアンが飛び出す。
逃げ出したエイリアンは脱皮して大きくなり、船内のどこかに潜伏している。エイリアンと乗組員の闘いが始まった。
というストーリーで、アメリカでは1979年5月に公開。日本でも2か月後の7月に公開され、大ヒットとなった。
薄暗い船内でなかなか姿を見せないエイリアンが、突然乗組員に襲い掛かるというSFホラー作品の元祖。第52回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した。
監督のリドリー・スコットにとっても出世作で、この3年後にカルト映画として歴史に残る『ブレードランナー』が公開されている。
そして『エイリアン』といえば、ヒロインのリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの存在も欠かせない。
ほとんど無名だったシガニー・ウィーバーをトップスターにした映画でもある。
科学者や評論家などの150名が選んだ「SF映画ベスト100」で第3位になった、評価の高い作品だ。
未知の生物が襲ってくる見えない恐怖を見事に表現した撮影技術。
そして乗組員たちの分断や、エイリアンから襲われている乗組員を救おうとする仲間意識。だんだんわかってくる宇宙貨物船ノストロモ号の秘密など、練りこまれたストーリーも映画を惹きつける。
時代を経ても古さを感じないのは、そこに理由があるのだろう。

『エイリアン』のあらすじ・ストーリー

プロローグ

西暦2122年、ウェイランド・ユタニ社の宇宙貨物船ノストロモ号は宇宙で採石した鉱石を積み、地球へと帰還していた。
乗組員は船長のダラス、副船長のケイン、通信士のリプリー、操舵手のランバート、機関士のブレット、科学主任のアッシュ、機関長のパーカーの7人。時空間を旅する間、老化を防ぐために使われるコールドスリープによりみんなは眠っている。
その船をコントロールしている「マザー」と呼ばれるコンピュータが知的生命体と思われる信号をキャッチし、その生命体を確認するために乗組員を目覚めさせた。
そしてノストロモ号は、信号の発信元である謎の小惑星に着陸する。

謎の宇宙船

ダラス、ケイン、ランバートの3人が船外調査で謎の宇宙船を発見。中に入ってみると、砲台らしき台座のところに謎の宇宙人の化石があった。
さらに奥に進んだ3人。そこには卵のような大きな物体がたくさんあり、卵から飛び出した謎の生物がケインに飛びつき、ヘルメットを突き抜けケインの顔にのしかかった。
そのころ宇宙船にいたリプリーは、ノストロモ号がキャッチした信号が警告であったことを解析する。

エイリアンの寄生

顔に謎の物体が顔についたまま意識のないケイン。3人は急いで船に戻り船内へ入ろうとするが、危険を察知していたリプリーは船に3人を入れるのを拒絶。だがアッシュがドアを開け3人は船に入る。
ケインの顔にへばりついた謎の物体の一部を切り取ると、その物体の体液が床を溶かしてしまったたため、強引に剥がすことをやめた。体液は酸でできていたのだ。間もなく物体は自然にケインの顔から剥がれ落ちた。
その後ケインは意識を取り戻しみんなと普通に食事をするが、突然苦しみ出したかと思うと、胸部からヘビのような物体が飛び出す。
ケインの顔に寄生していてた謎の物体は、ケインの体内にいた幼体が飛び出したことで死亡し、ケインもそのまま息を引き取った。

エイリアンを捜索

ケインの体から飛び出したエイリアンは、そのまま行方をくらました。ケインの顔についていた謎の物体を宇宙に放出するようにリプリーは提案するが、アッシュは貴重なサンプルなので、地球に持ち帰ると言ってリプリーの意見を聞かない。
逃げ出したエイリアンはその間に脱皮し、人間よりも大きく成長していた。
乗組員たちは探知機を持って、3人ずつの2チームでそれぞれ船内の探索に向かう。
リプリー、ブレット、パーカーの3人は探知機に反応した生命体を追うが、その正体はロッカーに隠れていた猫のジョーンズだった。
逃げた猫を追ったブレットを、エイリアンが襲いブレットを連れ去る。
エイリアンが去るところを目撃したリプリーとパーカーはほかの仲間に連絡し、ダクトを移動していると思われるエイリアンを、エアロックから宇宙空間に放出する作戦を立てた。

エイリアンとの闘い

ダラス船長はマザーにエイリアンの対処法を質問するが、マザーはデータ不足や計算不能と回答するだけ。
武器となる火炎放射器を作った乗組員たちはダクトに向かい、ダラスがダクトに入りほかの仲間が探知機でエイリアンの居場所を知らせるが、エイリアンは予測不能の動きをし、ダラスもまたエイリアンに連れ去られてしまった。
船長を失った4人の乗組員たちはパニックになり、ランバートは脱出艇で逃げようと言うが、脱出艇は3人乗りだ。
リプリーは2組に別れ、エアロックからエイリアンを放出する作戦を続行するよう提案した。

ノストロモ号の本当の目的

船長のダラスがいなくなったことで、ノストロモ号の司令塔となったリプリーは科学主任のアッシュにエイリアンのことを聞くが、いつも調査中としか答えない。
リプリーは自分でマザーに聞いてみた。
コンピュータにいろいろと質問を投げかけるリプリー。すると驚愕の内容が見つかった。
ノストロモ号の真の目的は軍事利用のための異星人の捕獲であり、そのためには乗組員の犠牲も厭わない、というもの。
リプリーがふと気づくと、横にアッシュがいたためリプリーは怒りに任せアッシュを突き飛ばした。
するとアッシュの体から白い液体がこぼれ落ちる。アッシュはアンドロイドだったのだ。アッシュが近くにあった雑誌を丸め、リプリーの口に詰め込み窒息させようとするが、そこにパーカーとランバートがやってきてアッシュを鉄パイプで殴る。アッシュの首が落ちるが頭部は動いている。
リプリーはアッシュの配線をつなぎ、エイリアンの情報を聞くとアッシュはこう答えた。
「エイリアンは完璧な生命体で殺す方法はない。君たちも生き延びることはできない。同情する」
リプリーがアッシュの配線を抜き、パーカーは火炎放射器でアッシュを焼いた。

脱出艇で母艦から脱出

リプリーは母艦から脱出艇「ナルキッソス」で脱出し、母艦を自爆装置によりエイリアンもろとも爆発させようと考えていた。
リプリーは脱出艇のエンジンをかけに行き、パーカーとランバートは脱出するための酸素冷却材を集めに向かう。
するとダクトからエイリアンが現れ、ランバートとパーカーを襲った。
無線でふたりの悲鳴を聞いたリプリーが駆け付けると、そこにはふたりの無残な遺体があった。
恐怖の中リプリーは母艦の自爆装置を起動させ、10分後に爆発する設定をした。
猫のジョーンズが入ったゲージを持ち、リプリーは脱出艇に乗ろうとしたが、その通路上にエイリアンが待ち潜んでいるのが見えた。
リプリーは火炎放射器を取りに母艦の下層まで行くが、その帰りにエイリアンによって繭にされていたダラスとブレットを目撃する。
ダラスはかろうじて息があり、リプリーにもう逃げられない自分を殺してくれと頼む。

母艦の爆発

リプリーは意を決しダラスを火炎放射器で焼き、脱出艇「ナルキッソス」へと急いだ。
脱出艇にジョーンズを連れたリプリーが乗り込み、脱出艇を発射させる。
発射してまもなくノストロモ号は爆発し、その姿を消した。
安堵したリプリーだったが、シャトルの中にエイリアンがいるのを発見。
リプリーは宇宙服を着て椅子に体を固定させ、エアロックを開けてエイリアンを排出しようとする。
だがエイリアンは入口にしがみつく。リプリーがエイリアンにボウガンを刺し、ジェット噴射してようやくエイリアンは宇宙の彼方へ消えていった。

『エイリアン』の登場人物・キャラクター

アーサー・ダラス(演:トム・スケリット)

日本語吹替(VHS・DVD版):富山敬

ノストロモ号の船長。
謎の信号が発せられた惑星に探索に向かうため、コールドスリープから目覚めさせられ、会社の命令に従い惑星に向かうことにする。
ケインに寄生し逃げ出したエイリアンが船内のダクトにいることを知り、自らダクトに入るがそこでエイリアンに連れ去られる。
所持していた武器の火炎放射器はその場に残されていた。

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