進撃の巨人キャラクター図鑑【ネタバレ有り】

『進撃の巨人』とは諫山創原作のダークファンタジー漫画。魅力的なキャラクターや先の読めないストーリー展開が話題を集め、日本だけでなく海外でも人気を博している。そんな進撃の巨人のキャラクター図鑑を紹介していきたい。

アニ・レオンハート

出典: twitter.com

常に冷静沈着で寡黙な金髪の少女。16歳。身長153cm。体重54kg。誕生日は3月22日。出身地は不明。第104期訓練兵団を4番で卒業。
憲兵団への入団を希望しているが、他の志願者のように特権獲得が目的ではなく、「現実離れした無意味な世界から遠ざかりたい」との考えからであると述べる。それゆえ、「目標を最短ルートで達成し無駄な行為は極力しない」という合理主義を貫徹している。
立体機動でも無駄のない動きで巨人の弱点に深い斬撃を加える。また、父親から教えられたという対人格闘術は秀逸で、蹴り技を得意としている。女子としても小柄な体格であっても、エレンやライナーすら軽く制圧する実力を持っているが、もっとも彼女自身はそれらを「巨人と戦うには全く役に立たない無用の技術」であると言い、人前ではそれを熱心に教えたという父親を軽蔑する素振りすら見せていた。そうした年齢にそぐわぬ達観した性格ゆえに同年代とのかかわりも希薄であったが、エレンのまっすぐな性格に動かされ、己の格闘術を彼に伝授するようになる。また、格闘術を披露している時のアニは、日頃の倦んだ態度や言葉とは裏腹に精彩を放っていたとエレンは述懐しており、彼女のことを「嘘をつくのが下手な性格」と推し量っていた。また、アルミンからは「実は結構優しい」とも言われていた。同期の数少ない友人達が揃って調査兵団に入団する中、初志を貫き憲兵団に入団。その後ウォール・シーナ東城塞都市のストヘス区に配属される。
格闘術の手ほどきをする過程で、エレンとは同じ得意分野を持つ者同士の連帯感のようなものが生まれる。そのことでエレンからは尊敬の念を抱かれており、そのせいか、ミカサからは嫉妬に近い感情を抱かれていたことも。また、格闘術に秀でていることで「男でもかなわない猛者」のように評価されることは本意でないらしく、あくまでも自分は「か弱い乙女」であり、そのように扱われるべきだと主張していたが、デリカシーのないエレンからは「(強いから)弱くない」とたびたび否定されており、その自身への認識については不満を持っていた。

その正体はエレンと同じ巨人化能力者の一人で「女型の巨人」。エレンの拉致を目的に壁外調査中の調査兵団を襲撃し、大損害を与えた。その際落馬したアルミンを殺さなかったことや、他にも不自然な動きが見受けられたことから、帰還後に正体を見破られ、エレン達と調査兵団にその身を捕らえられそうになる。しかしその寸前で、巨人の硬化能力を応用して生成した超硬質の水晶体の中に自らを閉じ込めて眠りにつき、調査兵団による追及を逃れた。そのため、アニが巨人化能力を得た経緯や、諸々の行動の目的、背後関係などは全て分からなくなってしまったが、結晶化する直前に「必ず帰って来ると約束してくれ」という父親の言葉を思い出して慟哭するなど、その行動の裏には愛憎半ばする父親への執着が垣間見えた。
後にハンジの調査により、不明とされていた出身地がライナーやベルトルトと同じウォール・マリア南東の山奥の村として戸籍が届けられていたことが判明。この事実により、彼らもアニの共謀者ではないかという疑惑が浮上した。ライナーとベルトルトとは、表向きにはあくまで同期の一人としての範疇を超えないように関わり合い、常に一定の距離を置いていたが、実際には巨人化能力を持つ二人とはある目的のために潜入していた仲間同士であった。
同期の面々に対しては彼女なりに情を持っていた様子で、トロスト区攻防戦の後に自分達の所業が原因となって犠牲になった彼らの遺体を前に茫然としながら、謝罪の言葉を漏らしており[7]、憲兵団配属後にアルミン、エレン、ミカサと対峙した際には「戦士になりそこねた」と自嘲していた。

ジャン・キルシュタイン

険のある顔つきの少年。15歳。身長175cm。体重65kg。誕生日は4月7日。ウォール・ローゼ南端のトロスト区出身。第104期訓練兵団を6番で卒業。
ややニヒルで斜に構えた発言が目立ち、訓練兵団入団当初から(仲間や上官の前でも)憲兵団を志願する理由を一切飾り立てることなく「内地で暮らす特権を得るため」と言い切っていた。ウォール・マリア陥落以来、何度となく繰り返された巨人への反攻作戦が全て無残な結果に終わっていることで「人類は巨人に勝てない」と結論付けており、少しでも生き残る可能性を求めて憲兵団を目指す自らを、「現実主義者」と称している。そのため、巨人と戦う意志を捨てていないエレンとは意見が対立し、彼に「死に急ぎ野郎」という渾名をつけて揶揄するなど、ことあるごとに口喧嘩から殴り合いまでの衝突を繰り返していた。エレンのライバル的存在でもある。
初対面でミカサに一目惚れするが、直後にミカサのエレンへの感情を感じ取って嫉妬するという場面があり、エレンに対して挑発的な態度を取る理由には、信条が合わないというだけでなく恋敵への対抗心という面も含まれている様子。原作では背や体格が似ているため、アニメではエレンと同じ悪人面という理由のみで、エレンの影武者を演じさせられる。立体機動装置の性能を引き出すことに長け、アニメ第4話にて「立体機動はトップクラス」と評される。アニメ版では、訓練兵団卒業時に順位でエレンに負けたことを悔しがっていた。
教官からは、その「抜き身過ぎる」性格が他者との軋轢を生みやすいと評価されていたが、同期の友人であるマルコは「そうした性格だからこそ、英雄的な資質を持たない大多数の凡庸な人間たちの弱さや利己心を理解でき、それらを踏まえた周囲に対する説得力や判断力を持っている」とジャンの資質を見込み、指揮役としての適性があると評していた。実際、104期生の初陣でミカサが単独で巨人に突撃した際には、ジャンは自ら指揮役となって同期を鼓舞・先導し、仲間たちも自然にこれに従っている。さらに仲間が巨人に食われて勢いが挫かれた時も、一人だけ現状を認識できていた。
トロスト区掃討作戦の後日、遺体回収にあたっている最中に、道端に倒れているマルコの遺体を発見。その死に対してはかなりのショックを受けていたが、同期達の遺体を荼毘に付す際、かつて彼に言われた「ジャンには『今何をすべきか』が分かる」という言葉を思い出し、仲間達の死を目の当たりにして意気消沈している同期達の前で、調査兵団への入団を宣言する。
それ以後は、兵士として目覚しい成長を見せ始める。エレンに対して「自分達が命を賭けて尽くす以上、それだけの価値があることを証明してもらう」とその立場への自覚を促し、「肝心な時に迷わないよう、自分達が何のために命を捨てるのかを知っておくべきだ」と仲間達に意見を述べた。第57回壁外調査時では、部隊が撤退する時間を稼ぐために危険を冒して女型の巨人と戦うことをアルミンとライナーに提案し、辛くも成功させる。その考えの変貌振りには、彼を「自分のことしか考えていない男」と評価していたライナーすら感嘆していた。

マルコ・ボット

黒髪で頬のそばかすが特徴の少年。16歳。身長178cm。体重70kg。誕生日は6月16日。ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身。第104期訓練兵団を7番で卒業。19班班長。
人一倍王への忠誠心があり、憲兵団へ入団し王に仕えることを希望していた。寛容でありながら冷静かつ現実的な洞察力と判断力、効率的に物事を考える能力も持っており、周囲への気配りやサポートも忘れない。
仲間と衝突しやすいジャンの露悪的な性格や特性にも前向きな理解を示しており、数少ない理解者になっている。そのジャンの回想では、訓練兵時代に同期達から「マルコの下で戦いたい」と指揮役になることを期待されていた描写がある。
しかし、その素質を発揮することなくトロスト区奪還戦で戦死し、右上半身を失った状態でジャンに発見された。その死の詳細については目撃者がおらず、明らかになっていない[注 3]が、装備していたはずの立体機動装置はアニによって回収され利用されていた。

コニー・スプリンガー

出典: matomame.jp

坊主頭が特徴の小柄な少年。15歳。身長158cm。体重58kg。誕生日は5月2日。ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身。第104期訓練兵団を8番で卒業。
当初は憲兵団志望だったが、エレンの言葉に感化され調査兵団を希望する。活発な性格のお調子者で場の空気が読めぬ自称「天才」だが、状況に流されやすい[9]一面がある。単純で裏表が無い分他人への敬意や義侠心も素直に示す性格で、トロスト区攻防戦の際、目の前で次々と仲間を失ったことで呆然とするアルミンに、心ない言葉を投げかけたユミルに対して憤りを見せることもあった。バランス感覚が良く、その俊敏さは上官から高い評価を得ているが、知性はあまり持ち合わせておらず、作戦理解度には難がある。初陣で経験した巨人との戦闘の酸鼻さに調査兵団入団を逡巡するも、最終的には入団を決意する。
ウォール・ローゼに巨人の群が発生した際には、巨人達が来た方角に自分の故郷の村があることに気付き、家族の安否を確認するためライナーとベルトルトと共に村へ向かう。現地に到着すると、実家を含む建物の多くが破壊された惨状を目の当たりにし、故郷が滅ぼされたと嘆き悲しむ。しかし、そこには死体や血痕が一つも残されていなかったこと、そして実家の上に倒れていた巨人が発した「言葉」を聞いたことで、その状況に疑念を抱く。その後他の仲間達と合流しウトガルト城跡で野営していた所を、巨人達の強襲に遭い、城内で背後から巨人に襲われた際にはライナーに命懸けで助けられる。その後も巨人化したユミルの奮闘と、間一髪で調査兵団の救援が間に合ったことで無事救出される。

サシャ・ブラウス

黒髪(アニメ版では濃茶色の髪)をポニーテールにした少女。16歳。身長168cm。体重55kg。誕生日は7月26日。ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身。第104期訓練兵団を9番で卒業。
他人には敬語で話し、仲間内での諍いは避けるなど一見如才ないように見えるが、実際は型破りで天衣無縫。並外れて食い意地が張っており、兵団の厨房や倉庫から食糧を盗み出してつまみ食いすることもしばしばで、厳しい懲罰を加えられても一向に行動を改めない。兵団に入った理由も「おいしい物が食べられるから」と友人に話すほどで、将来の領土回復で食糧供給が増えることを期待している。
元々は辺境の寒村暮らしで、一族の狩猟の伝統に誇りを持つ分、ウォール・マリア陥落後の難民増加で近隣に農耕民の移住者が増えてきた世相を受け入れられず、我侭で排他的な言動が多かった(農地が増えたために狩猟の場と食い扶持が減ったことへの不快感も原因にある)。そうした態度を諌めた父親との対話で自分の小心さや劣等感を意識したこともあり、兵団に入ってからは負の面は極力見せずに周囲との調和を保つようにふるまっている。故郷の訛りを隠すために同期生にも敬語で話すなど、引け目を抱えつつも仲間意識は培っており、弱者への思いやりも見せるようになる。彼女の一族の訛りは、作者の出身地である大分県西部の日田市周辺の方言が用いられている。
天性の勘の良さと狩猟生活で得た鋭い五感と執念、優秀な射的技術を持っている。初陣で植えつけられた巨人への恐怖心に苛まれ、「村に帰りたい」と泣きべそをかきながらも調査兵団に入団した。聴力は特別に高く、遠距離からでも巨人の足音や銃声を聞き取ることができる。

クリスタ・レンズ / ヒストリア・レイス

金髪で小柄な体格の美少女。15歳。身長145cm。体重42kg。誕生日は1月15日。第104期訓練兵団を10番で卒業。トロスト区奪還戦では41班に所属。ウォール・シーナ出身。
穏和で謙虚ながらも意思や行動力はしっかりしており、戦闘前に緊張して嘔吐する仲間(アニメ版ではダズ)を介抱したり、腹を減らして倒れたサシャに食べ物を分け与えるなど、誰に対しても優しく接する面倒見のいい人物。第57回壁外調査では、紫の煙弾を確認した後真っ先にその元に駆け付けた。何事にも献身的に尽くす姿勢は仲間からの信頼も高く、その人柄と可憐な容姿から、「神様」「女神」「結婚したい」などと評され、彼女を示す特徴の一つとして「かわいい」と付け加えられるほど。ただしユミルとエレンはそうした物腰に不自然な印象を持ち続けていた。トロスト区奪還戦後には、巨人と戦うことを恐れつつも調査兵団に入団。
訓練兵団入団初日、腹を減らして倒れたサシャに食べ物を分け与えようとしたところを、ユミルに目撃される。その時にユミルに目をつけられて以来、行動をよく共にするようになる。
実は「クリスタ・レンズ」は偽名であり、本名は「ヒストリア・レイス」。壁内社会を裏から統べるレイス家の中でも妾腹の隠し子として生まれたことで、極めて複雑な家庭環境と政治的に難のあるポジションに置かれており、母親からも祖父母からも土地の人々からも疎まれて育った。特に母親とは一度も会話をしたことがなかったが、あるとき愛情を求めて母親に抱きついたところ、母親はヒストリアを突き飛ばしたあと「こいつを殺す勇気が私にあれば」と憎悪の念を向けて去っていき、次の日には家から蒸発した。この事件を機にヒストリアは自分が「いらない子」であることを自覚し、これが後述の自己否定意識と承認欲求につながる。回想には「動物だけが友達だった」とあり、1日のほとんどを牧場仕事に費やしていた。これが馬に好かれる理由になっていると考えられる。
数年後、ウォールマリア陥落の際に初めて実父であるロッド・レイスと出会う。久しぶりに見る母の姿もあり、「三人で一緒に暮らそう」という父についていったところ、黒服の男達に取り囲まれる(後に中央憲兵であったと判明)。母親は取り乱し、自分はヒストリアと無関係であると主張して命乞いをするが、ヒゲの男(のちにケニー・アッカーマンと判明)にヒストリアの目の前で首を切り裂かれる。彼女の最期の言葉はヒストリアへの怨嗟に満ちており、ヒストリアの精神に大きな陰を落とした。男はヒストリアに向き直り母親同様に切り裂こうとするが、すんでのところでロッド・レイスの「名を変えて遠く離れた地で慎ましく生きるのなら生かしてはどうか」という提案のもとクリスタ・レンズに改名させられ、シーナの外へと放逐されて、2年間の開拓地生活を経て訓練兵団に入った。
そうした境遇から、己の存在に対して否定的になってしまい、その内側に自己破壊衝動と承認欲求を抱えていた。しかし、似た境遇にあったユミルにはそうした境地をすべて見抜かれており、訓練兵時代の雪山の訓練で同班のダズが倒れた際には、彼を助けようとしたという名目を作って自死しようと考えていたところを、意図に勘付いたユミルに止められる。後にダズはユミルによって救出され、この時「(ユミルが)正体を明かしたら、元の名前を名乗って生きる」という約束をする。

ユミル

出典: www.youtube.com

そばかすと鋭い目つきが特徴的な黒髪の少女。17歳。身長172cm。体重63kg。誕生日は2月17日。トロスト区奪還戦ではクリスタと同班。出身は不明。
打算的で世間擦れしたきつい言動が多いものの、洞察力や判断力に優れている。初期から登場しているにもかかわらず、その名は長らく伏せられ、原作の公式サイトや単行本9巻の登場人物紹介でも「名前不詳」と紹介されていたが、36話のサシャの回想でようやく名前が明かされた[注 4]。
戦闘能力に劣るアルミンを見下す、サシャに恩を売って使い走りにする、クリスタの献身的な言動に偽善と欺瞞を指摘して付け入るなど、一見、自分にとっての利用価値のみを基準に他者を判別するような言動を見せ、また自身についてもそのように発言している。しかし後に、クリスタに対しての態度にはある事情があったことが明らかにされ、使い走りにしていたサシャに対しても、同期にまで敬語で話す理由を見抜いた上で、自分の言葉で話すよう促す場面が見られる。また、壊滅した故郷について苦悩するコニーを下品なジョークで立ち直らせるなど、クリスタ以外の身も案じ、気を回している描写がある。なぜかベルトルトの事だけは「ベルトルさん」とさん付けで呼ぶ。
調査兵団の勧誘式の際には、初任務で5割(アニメでは3割)が戦死するとされる同兵団への入団を、逡巡を見せず決断するなど、明らかに周囲とは異なる自若とした態度を見せていた。また、壁内には存在しないはずの鰊(海水魚)を食べたことがあるような発言をしたり、ライナーには解読できない文字を読めたりするなど、謎の多い人物。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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