コズミック・イラのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ【ガンダムSEEDシリーズ】

『機動戦士ガンダムSEED』とは、2002年から2003年にかけて放送されたガンダムシリーズのロボットアニメである。作品によって登場する機体の装飾やカラーリングに様々な違いがみられるガンダムシリーズ。ガンダムSEEDシリーズにおける架空の紀元「コズミック・イラ」の世代のガンダムには、機体が軽量化されて白兵戦に特化した「デュエルガンダム」などが登場した。『機動戦士ガンダムSEED』を中心に、ガンダムタイプの機体をはじめとしたモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器などを紹介する。

目次 - Contents

ZGMF-X13A プロヴィデンス

ZGMF-X13A プロヴィデンス

初登場:アニメ『機動戦士ガンダムSEED』
全高 :18.16m
重量 :90.68t
搭乗者:ラウ・ル・クルーゼ
別称 :「プロヴィデンスガンダム」
「ダニもどき」

ZGMF-X10AフリーダムやZGMF-X09Aジャスティスと同時期に開発された機体。
核エンジン及び小型ビーム兵器とPS装甲等が採用されており、攻撃力、出力、運動性、防御力、稼働時間の全てにおいて在来機を遥かに凌駕する性能を誇る。
外観は格闘戦を想定したことにより、全体的に重装甲でどっしりとしている。
本機最大の特徴は、無線式全周囲攻防システム「ドラグーン」の装備である。これはNジャマーに阻害されない量子通信によって、MS本体から分離した複数のビーム砲端末を同時に無線誘導し、複数の攻撃目標に対して多重的に砲撃をかけるもので、戦闘区域を単機で完全制圧することが可能。
頭部ブレードアンテナ付近のフェイスカバーの形状は、クルーゼの仮面の形を模している。
武装は、MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲×4、MA-M221 ユーディキウム・ビームライフル、MA-V05A 複合兵装防盾システム、ドラグーン・システム(ビーム砲×43)。
「プロヴィデンス」は英語で「摂理」、「神意」、「天帝」を意味する。

LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンス

LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンス

初登場:小説『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』
全高 :18.44m
重量 :90.99t
搭乗者:プレア・レヴェリー

「ライブラリアン」がプロヴィデンスを独自改修・再設計した機体。
型式番号の「LN」は「ライブラリアン・ニクス」の略称。
ベース機からの改良点は「効率のよいドラグーン・システムの運用」の一点につき、それに伴い武装のレイアウトが大幅に変更されている。
各部関節の設計の見直しにより、機動性はアップしているが、ドラグーン・システムの運用を優先したために、スラスター配置がアンバランスとなり、機動システムが生かされていない。
「ニクス」とは「吹雪」を意味する。

ZGMF-X666S レジェンド

ZGMF-X666S レジェンド

初登場:アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
全高 :18.66m
重量 :86.02t
搭乗者:レイ・ザ・バレル
アスラン・ザラ(予定)
別称 :「レジェンドガンダム」

「ザフト」のサードステージMS。ZGMF-X42Sデスティニーと同時開発されたザフト軍の最新鋭MS。
核動力と従来型デュートリオンのハイブリッド機関であるハイパーデュートリオン(HD)エンジンを実装している。
プロヴィデンスの後継発展型に当たる機体で、全身に搭載されたドラグーン・システムによる全方位同時攻撃を本領とする。
なお、カオスのEQFU-5X 機動兵装ポッドを経て量子インターフェイスにも改良が加えられており、従来型より比較的容易に運用可能なドラグーン・システムへと進化を遂げている。
武装は、MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2、MA-BAR78F 高エネルギービームライフル、MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置×2、MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン×2、GDU-X7 突撃ビーム機動砲×2、GDU-X5 突撃ビーム機動砲×8。

X23S系統

「ザフト」が開発したセカンドステージシリーズMSの1機。
航空機への変形機構を備える可変MS。「セイバー」は英語で「救世主」を意味する。

ZGMF-YX21R/RGX-04 プロトセイバー

ZGMF-YX21R/RGX-04 プロトセイバー

初登場:漫画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』
搭乗者:イルド・ジョラール

重力下での可変、機動試験を目的に製造されたセイバーのプロトタイプ機。
構造や外観、装備はセイバーと同一だが、VPS装甲の起動色はダークグレー地に飛行試験のデータ計測用に追加された白ラインというパターン。
オーブが開発に協力しており、地上に降ろされている。
廃棄予定の実験機であるため信頼性はあまり考慮されていないが、過酷な飛行試験に耐え、ほぼ同構造でセイバーが製作された。
開戦前に地球連合軍特務情報局の手に渡り、新たに「RGX-04」の型式番号が与えられる。

プロトセイバー+11

プロトセイバー+11

初登場:漫画『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』
搭乗者:イルド・ジョラール

プロトセイバーにリジェネレイトのコア・ユニットを合体した形態。
核エンジンの大出力とコア・ユニットの大推力を付加した高機動形態。
機体の稼働時間も実質的に半永久的となり、PSダウンも発生しない。
ただし、核エンジンを搭載しているのはコア・ユニットの側であり分離状態で戦闘を行った場合、プロトセイバー側はその間バッテリー駆動に切り替わりいずれはエネルギーの補給が必要になる。
コア・ユニットはウイルスにより遠隔操作が可能。

ZGMF-X23S セイバー

ZGMF-X23S セイバー

初登場:アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
全高 :18.61m
重量 :77.13t
搭乗者:アスラン・ザラ
別称 :「セイバーガンダム」

「ザフト」が開発した試作型MS。ユニウス条約締結後に開発された試作MS群「セカンドステージシリーズ」に属する航空可変MSである。
双胴の戦闘機型モビルアーマー (MA) への変形機構を持ち、大気圏内外を問わない優れた機動性を発揮。
両形態とも射撃を主体としている。
複数の敵に対してはMA形態での一撃離脱、単体の敵にはMS・MA形態を駆使し緩急をつける。
デュートリオンビーム送電システムとヴァリアブルフェイズシフト(VPS)装甲をを採用し、セカンドステージシリーズの中でも特にエネルギー効率に優れ、長期の稼働時間と高い火力、防御力を両立している。
武装は、MMI-GAU25A 20mmCIWS×2、MA-BAR70 高エネルギービームライフル、MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2、M106 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲×2、MA-7B スーパーフォルティスビーム砲×2、MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲、MMI-RD11 空力防盾。
MA形態は双胴の戦闘機に近く、大気圏内外での高機動戦と多彩な固定兵装を活かした砲撃戦に特化している。

LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバー

LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバー

初登場:小説『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』
全高 :18.69m
重量 :74.29t
搭乗者:グゥド・ヴェイア
イライジャ・キール

「ライブラリアン」がセイバーを独自改修・再設計した機体。型式番号冒頭の「LV」は「ライブラリアン・ヴァン」の略。
主な改修点として、主翼の設置箇所をアムフォルタス砲身側面から両肩に変更。
これによりMS形態でも主翼の水平展開が可能となり、空中での姿勢制御能力が向上している。
MS形態の両肩上にアムフォルタス砲身を展開したファトゥム形態が新たに追加された。
「ヴァン」はフランス語で「風」の意味。

LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバー改

LV-ZGMF-X23S ヴァンセイバー改

初登場:小説『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』
搭乗者:イライジャ・キール

ヴァンセイバーを調整、改良した機体。
ネブラブリッツに装備されていたマガノイクタチストライカーをヴァンセイバーに装備させ、ストライカーに搭載されているミラージュコロイドによって飛行時の空力を制御している。
この改修により、操作性が改善された。

X24S系統

「ザフト」が開発したセカンドステージシリーズMSの1機。
宇宙での高機動戦闘を主眼に置いており、MA形態への可変機構と、多彩な武装を備えた強襲用の可変MSである。
「カオス」はギリシア神話に登場する現初神であると同時に英語で「混沌」を意味する。

ZGMF-X24S カオス(MS形態)

ZGMF-X24S カオス(MS形態)

初登場:アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
全高 :17.43m
重量 :91.61t
搭乗者:スティング・オークレー
コートニー・ヒエロニムス
別称 :「カオスガンダム」

ユニウス条約に従がってザフト軍が開発した可変MS。機体を前屈させ、脚部の爪を展開した高速移動形態に変形する。
宇宙での高機動戦闘を主眼に置いており、MA形態への可変機構と、多彩な武装を備えた強襲用の機体である。
背部に2基の推進器を持ち、「プロヴィデンス」のように切り離して遠隔操作することができる。
装甲には、ヴァリアブルフェイズシフト装甲が採用されており、デュートリオンビーム送電システムにより、戦闘継続時間の延長が可能である。
大気圏内での飛行戦闘も可能であり、強力な推進力を活かした機動力を誇っている。
武装は、MMI-GAU1717 12.5mmCIWS×4、MMI-GAU25A 20mmCIWS×2、MA-BAR721 高エネルギービームライフル、MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2、MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲、EQFU-5X 機動兵装ポッド×2、MA-XM434 ビームクロー×2、MMI-RG330 巡航機動防盾。

ZGMF-X24S カオス(MA形態)

ZGMF-X24S カオス(MA形態)

初登場:アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

MA形態は四肢を収納することなく胴を折る様な形で変形し、海老を思わせる形態をとる。
これには、MA形態でも腕部を使用でき携行火器の使用に対して特に大きな制限がないというメリットがある。
MA形態時は大出力のビーム砲「カリドゥス改」が使用可能であり、高い加速力と破壊力を活かした一撃離脱戦法を得意としている。

asahiko2
asahiko2
@asahiko2

Related Articles関連記事

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED』とは、2002年10月から2003年9月まで毎日放送・TBS系列で放送されたロボットアニメ。「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも新しい世代に向けて作られた、“平成のファーストガンダム”と呼ばれる作品。幼少期の親友でありながら敵対する立場にいる2人の少年と、戦争を終わらせるために戦場に身を投じる中での葛藤や苦悩を描いた壮大なストーリーが見どころ。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード デスティニー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード デスティニー)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

Read Article

ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

「ラクス構文」とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でヒロインのラクス・クラインが発したセリフを元にしたネットスラング。 敵であるアコードから主人公キラ・ヤマトへの愛情が必要から生じたものだと揶揄されたラクスは、「必要だから愛しているのではありません、愛しているから必要なのです」と反論。理路整然としながらも彼女の心情を適切に表した言葉として、作品を代表する名言・名セリフの1つとなった。ラクス構文とはこれを現実に持ち出して、「より正確な因果関係の順序」を訴えるものである。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、2004年10月から2005年10月にかけて放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメである。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失ったシン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。本作には、戦う少年少女たちそれぞれの信念や思いを表した名言・名セリフが多数登場する。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『機動戦士ガンダムSEED』とは、2002年10月から2003年9月にかけて放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。シリーズの中でも新しい世代に向けて作られた作品であり、“平成のファーストガンダム”と呼ばれている。幼少期の親友でありながら敵対する立場にいる2人の少年の、戦争を終わらせるために戦場に身を投じる葛藤や苦悩を描く。本作では、学生の少年たちが戦争に巻き込まれていく姿を描いており、苦悩と憎悪の中で彼らが口にした数々の名言・名セリフはインパクト溢れるものとなっている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『機動戦士ガンダムSEED』とは、『ガンダムシリーズ』の1つである。遺伝子操作されたコーディネイターと、自然のまま生まれたナチュラルとの戦いを描いている。主人公のキラ・ヤマトはコーディネイターであり、中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスで普通に暮らしていた。しかし突然コロニーは戦場となってしまう。窮地に追い込まれたキラはストライクガンダムを操縦したことにより、戦いに巻き込まれていく。望んでいない戦いに悩み、苦しみ、傷つくキラ達の名言は、視聴者の心に強く響いた。

Read Article

キラ・ヤマト(機動戦士ガンダムSEED)の徹底解説・考察まとめ

キラ・ヤマト(機動戦士ガンダムSEED)の徹底解説・考察まとめ

キラ・ヤマトとは、『機動戦士ガンダムSEED』の主人公。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でも「主軸となる3人の人物」の1人を演じている。 ヘリオポリスコロニーの学生だったが、地球連合軍の秘密兵器「ガンダム」を目撃してしまったことで、地球連合とプラントの戦争に巻き込まれていく。強化人種コーディネイターの中でも最高傑作とされる「スーパーコーディネイター」であり、身体能力や機械への適性などあらゆる能力が極めて高い。幾多の悲劇を経験しながら、戦いを終わらせる術を模索していった。

Read Article

アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED)の徹底解説・考察まとめ

アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED)の徹底解説・考察まとめ

アスラン・ザラとは、『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では「主軸となる3人」の1人を演じている。 アスランは遺伝子レベルで強化されたコーディネイターで、スペースコロニー群プラントが擁する軍事組織ザフトの若きエースパイロットである。プラント最高評議会の議長パトリック・ザラを父に持つ。親友のキラ・ヤマトと戦場で殺し合うことに苦悩し、後に彼と共に「戦争と憎悪の連鎖を止める」ために戦い始める。真面目で高潔な少年で、様々な女性から思いを寄せられた。

Read Article

シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)の徹底解説・考察まとめ

シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY)の徹底解説・考察まとめ

シン・アスカとは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公の1人。遺伝子レベルで強化されたコーディネイターであり、スペースコロニー国家プラントが擁する軍事組織ザフトの新兵。 地球にあるオーブ連合首長国で生まれたシンは、戦争で家族を失い、「守りたいものを守れる力」を欲するようになる。新たな戦争が始まると、ザフトの若きエースパイロットとして活躍するも、力を求める姿勢を権力者に利用されていく。「平和のため」と言いくるめられてオーブを滅ぼす作戦に参加し、敗れた後に故郷の無事を知って涙した。

Read Article

ガンダムシリーズのハロまとめ

ガンダムシリーズのハロまとめ

ハロとは、機動戦士ガンダムシリーズに登場する架空のロボットである。ハロは本シリーズのマスコット的キャラクターであり、主人公側のペット・ロボットとして登場するケースが多い。球体のようなデザインで、小さな目のついたシンプルな顔をしている。第1作である『機動戦士ガンダム』のハロはアムロにコロコロとくっついていたが、時代とともに顔つきや性格が変わったり、色が変わったりと、ハロは常に変化している。

Read Article

シュラ・サーペンタイン(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

シュラ・サーペンタイン(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

シュラ・サーペンタインとは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のキャラクター。アウラ・マハ・ハイバルによって人工的に作り出された、世界を統治するための人類の上位種「アコード」の1人であり、近衛師団ブラックナイツの団長を務める。 生身においても、人型機動兵器MSの操縦においても優れた技量を持ち、作中では剣での戦いで世界平和監視機構コンパスのシン・アスカを圧倒する。総合的な戦闘力に優れたアスラン・ザラを「最強の戦士」と目して戦うことを切望していたが、彼の老獪な戦術の前に敗れ去った。

Read Article

イングリット・トラドール(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

イングリット・トラドール(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

イングリット・トラドールとは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のキャラクター。アウラ・マハ・ハイバルによって人工的に作り出された、世界を統治するための人類の上位種「アコード」の1人。 普段は新興国家ファウンデーションの国務秘書官を務め、アコードの実質的なリーダーであるオルフェ・ラム・タオを補佐している。オルフェを愛しているが、彼がラクス・クラインに執心しているため想いを明かせずにいた。そのラクスから「愛に理由などいらない」ことを学び、敗死するオルフェと共に果てる道を選んだ。

Read Article

オルフェ・ラム・タオ(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

オルフェ・ラム・タオ(ガンダムSEED FREEDOM)の徹底解説・考察まとめ

オルフェ・ラム・タオとは、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のキャラクター。アウラ・マハ・ハイバルによって人工的に作り出された、世界を統治するための人類の上位種「アコード」の1人であり、その中でも実質的な総司令官として活躍する。 オルフェは表向き新興国家ファウンデーションの若き宰相として活躍する一方、裏では全人類を遺伝子情報によって管理するデスティニープランの復活を目論んだ。自身の番として生み出されたラクス・クラインに執着し、計画を進めると同時に彼女を手に入れようと暗躍する。

Read Article

ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ

ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ

『機動戦士ガンダム』を第一作とするガンダムシリーズには、素顔を仮面やマスク、サングラスなどで隠した仮面キャラが登場する。ここでは、ガンダムシリーズにたびたび登場する仮面キャラ・仮面の人を一覧でまとめた。ガンダムの代名詞とも言える有名キャラクター「シャア・アズナブル」や、「歴代仮面キャラの中で最も腹黒い」とまで言われた「マクギリス・ファリド」などを紹介している。

Read Article

ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ガンダムシリーズの主題歌・挿入歌を「宇宙世紀」、「アナザーガンダム」、「外伝作品」の3種に分けて一挙に紹介する。同シリーズは日本のアニメ文化を代表する作品の1つであり、その人気も知名度も非常に高い。それだけに作品の顔とも呼べるOPやEDの曲を任されるアーティストは実力派ぞろいで、時に華々しく時に切なく物語を盛り上げてきた。

Read Article

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

宇宙世紀とは『機動戦士ガンダム』から『G-SAVIOUR』までの作品間に存在する、架空の歴史である。 いわゆる戦記の体裁を採用しており、主に上記作品群の劇中で描かれた戦争をはじめとした、国家および組織間の闘争に年月を当てはめ、あたかも本当にガンダムワールドの歴史が続いているかのように楽しむ事を可能とした設定となっている。 反面、宇宙世紀のガンダムシリーズは年表に基づいた作劇を行うため、この設定を知らないと作品を理解する事が難しくなるという難点も抱えている。

Read Article

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。同シリーズでは7年ぶりのテレビ用作品で、放送前からファンの注目を集めていた。 人類が宇宙に進出し、太陽系に広く勢力を拡大したA.S.122年。アスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという少女が編入してくる。やがて彼女を含むパイロット候補生たちは、巨大企業の陰謀に飲み込まれるも、それに懸命に抗っていく。

Read Article

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』とは、原案を矢立肇と冨野由悠季、作画を太田垣康男によるガンダムシリーズの漫画作品またはそれを原作とするOVA(オリジナルビデオアニメーション)作品である。 本作は大元の原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』とほぼ同じ時代から数か月たった期間を描いた作品である。 地球連邦軍所属のイオ・フレミングとジオン公国軍所属のダリル・ローレンツのダブル主人公で構成され、二人の宿命的な出会いと運命的な殺しあう様を描いている。

Read Article

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、2015年10月から2016年3月に第1期(第1話~第25話)、2016年10月から2017年4月に第2期(第26話~第50話)が放送されたアニメ作品。「機動戦士ガンダム」シリーズの一作である。 火星の民間警備会社に所属する少年の三日月・オーガスは、ガンダム・バルバトスに乗って戦うことになる。生き抜くために戦いを繰り広げる少年少女たちの成長や挫折といった人間ドラマが濃密に描かれている。

Read Article

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)とは、福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。2007年より小説版が連載され、2010年よりOVA劇場上映および発売された。2016年には『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のタイトルでTVアニメ版が放送された。 『機動戦士ガンダム』から続く「宇宙世紀」と呼ばれる世界を舞台に、地球連峰が最重要機密として秘匿する「ラプラスの箱」を巡る陰謀と戦い、その中で苦悩しながら成長していく少年の姿を描く。

Read Article

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1979年から1980年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。ファンが多く知名度が高い作品だが、放送当時は視聴率が振るわず打ち切りとなった。 ガンダムシリーズの1作目で「初代(ガンダム)」や「ファースト(ガンダム)」とも呼ばれる。 ガンダムに乗ったアムロやその仲間が各地を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや別れ、戦いを経て成長していく物語である。

Read Article

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。 一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。

Read Article

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

『新機動戦記ガンダムW』とは、サンライズ制作の『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。物語の主軸は戦争であるが、本作ではコロニーを支配するためにOZがめぐらす戦略やガンダムに乗るパイロットたちをめぐる人間性と様々な葛藤も描かれている。また日本、西洋、中東、アメリカ、中国をイメージした5機のガンダムが登場し、それぞれのガンダムパイロットの5人全員が主人公役扱いになっている。

Read Article

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)とは、サンライズが製作した日本のオリジナルロボットアニメである。2度のテレビ放映の後に劇場版も公開されている。 宇宙へ進出し、地域格差が現代よりも厳しくなっている地球を舞台に武装組織「ソレスタルビーイング」が戦争根絶を目的として、世界へ宣戦布告する。世界は混乱しながらも一致団結してソレスタルビーイングと戦いを繰り広げていく。

Read Article

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンダム Gのレコンギスタ』とは富野由悠季氏による日本のアニメーション作品。 技術の頂点を極めた人々が戦争の末に人類を滅亡しかけた宇宙世紀の1000年以上後を舞台にしている。命からがら生き延びた人々は新しい時代を「リギルド・センチュリー(R・C)」と名付け、さらには同じ轍を踏まぬよう技術に制限をかけ再び繁栄を初めていた。 明るく純粋無垢な主人公ベルリ・ゼナム、少し世話の焼けるお嬢様アイーダ・スルガンの二人の成り行きで始まった世界の仕組みを知る旅の物語である。

Read Article

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』とは、1年戦争当時、東南アジアのジャングル地帯でジオン軍の開発する新兵器を巡る攻防と、それに関わる若き連邦士官とジオン軍女兵士との関係を描いた外伝作品。 ビデオ11作と完結編で構成されており、1996年から1999年にかけて発売された。陸戦が主体で、リアルな戦場を描いた作品であるとともに、戦時下の兵士の苦悩を描いている。ガンダムシリーズには珍しく、特別なガンダムが活躍する話ではない。

Read Article

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。

Read Article

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

Read Article

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

Read Article

機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

Read Article

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

Read Article

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

Read Article

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

Read Article

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

Read Article

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

Read Article

目次 - Contents