空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。
感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。
第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

ダニエル・J・ダービー

DIOの刺客。テレンス・T・ダービーの兄。天才イカサマ師で、ギャンブルで負かした相手の魂を奪うスタンド「オシリス神」の使い手。
承太郎との戦いで敗れるが、「たったひとりでおれたち4人を一度に倒そうとしたんだから、たいしたヤツだぜ」と、承太郎も彼の実力を認める発言をした。のちに承太郎がダービー弟と戦ったとき「バレなきゃイカサマじゃねえんだぜ」と、兄の言葉を引き合いに出している。

DIO

吸血鬼。第3部では、首から下はジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取って生き永らえている。時を止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。
第3部のラスボスを務め、最終決戦で承太郎と激闘を繰り広げた。承太郎に敗北し死亡した後も、間接的にストーリーに関わってくる最重要キャラクター。

東方仗助

第4部『ダイヤモンドは砕けない』の主人公。ジョセフの息子で、血縁上は承太郎の叔父になる。殴ったものをなおすスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の使い手。
杜王町の敵スタンド使いとの戦いでは、しばしば承太郎とコンビを組んで戦っており、仗助は承太郎の強さを尊敬している。

広瀬康一

杜王町の高校生。仗助の親友。音を操り、脱皮を繰り返して成長するスタンド「エコーズ」の使い手。
思い込みの激しい山岸由花子に告白され、彼女に監禁されたりした事もあったが、のちに相思相愛になっている。
「シアーハートアタック」戦のときは精神的に未熟で、承太郎に瀕死の重傷を負わせてしまう事になるが、第4部終盤の吉良吉影との決戦では、承太郎からも頼られる存在に成長している。
2年後の第5部『黄金の風』では、物語冒頭で承太郎に依頼され、ジョルノ・ジョバァーナの調査の為にイタリアに赴いている。

音石明

杜王町の住人で、ギタリスト志望。電気を吸収しパワーアップするスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手。
虹村形兆を殺し「弓と矢」を奪い、杜王町に滞在する承太郎を殺害しようと暗躍する。仗助や億泰に敗北し、承太郎に脅され大人しく刑務所に服役する事になった。

吉良吉影

杜王町に潜む快楽殺人鬼で、「女性のきれいな手」に異常なまでの執着を示す。触れたものを爆弾に変え、跡形もなく消し去るスタンド「キラークイーン」の使い手。
承太郎たちの追跡で正体がバレるが、川尻浩作というサラリーマンに化け一度は逃げ切っている。その後、自分を追ってきた者を爆殺し時間を巻き戻す能力「バイツァ・ダスト」を身に着けるが、仗助たちとの戦いに敗北し、事故死。
死後、自分が最初に殺した少女である杉本鈴美の幽霊がいる「決して振り返ってはいけない小道」で振り返ってしまい、あの世に魂を連れ去られて消滅する。

空条徐倫

第6部『ストーンオーシャン』の主人公で、承太郎の娘。自分の肉体を糸状にするスタンド「ストーン・フリー」の使い手。
プッチ神父の仕掛けた罠に嵌まり「グリーンドルフィンストリート刑務所」に15年の実刑判決を受け収監されてしまう。
物語当初は母親と疎遠だった承太郎を父親と認めておらず反抗的だったが、承太郎と面会し、刑務所内の陰謀が明らかになるにつれ、父親として認め信頼するようになっていく。

プッチ神父

刑務所内教戒師。かつて徐倫の父・承太郎と敵対したDIOの親友として交流があった。人から記憶とスタンド能力をDISCとして抜き取るスタンド「ホワイトスネイク」を持つ。
DIOの目指した「天国に行く」方法を実行するため、「DIOの日記」を読んだ承太郎の記憶を利用する。最終決戦では「メイド・イン・ヘブン」の能力に目覚め、承太郎の殺害に成功している。

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