
『ドラえもん』とは、藤子・F・不二雄によるSFギャグ漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。1969年から1997年にかけて、小学館の学習雑誌(『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』から『小学四年生』)で連載された。
誰もが知る藤子・F・不二雄の名作『ドラえもん』だが、本作にはファンでもあまり知らない裏話や小ネタ、裏設定、都市伝説などが存在している。

出典: www.oricon.co.jp
「ジャイアンのうた」といえば、「おれはジャイアンガキ大将 天下無敵の男だぜ」という歌い出しから始まる歌である。
ジャイアンリサイタルでも披露されることが多く、あまりの歌声に観客は卒倒してしまう。
さて、ジャイアンの歌は比較的有名だが、「スネ夫のうた」があるのはあまり知られていない。
歌詞はどのようなものかというと、以下ような感じである。
——————————
「スネちゃいけない 僕たち子供
スネ出して あごひいて 胸はっていけば
学校は僕らの 天国さ
(だけどネ…)
先生のえがおは ちょっと不気味
しずかちゃんのやさしさ しぬほどつらい」
——————————
このように、かなり後ろ向きな歌となっている。
しかもこの歌の作詞は、かつてスネ夫の声を担当していた肝付兼太である。
こんな歌をテーマに持つスネ夫、何だか同情してしまう。
スネ夫には弟がいた

出典: ameblo.jp
スネ夫というと、母親から「すねちゃま」と溺愛されている典型的な一人っ子というイメージがある。
しかし実はそれは間違いで、スネ夫には弟がいた。その名前はスネツグ。
初期のドラえもんではスネツグがスネ夫と一緒に遊ぶ姿が描かれていたが、そのうちか描かれなくなってしまった。
実は、ニューヨークのおじさんに養子にもらわれていったのだ。
ちなみに、ニューヨークから一時帰国したときには、スネ夫のことを理想の兄として尊敬をしており、そのギャップにスネ夫は困ってしまう。
出木杉くんはスポーツも万能

出典: blog.livedoor.jp
出木杉は、学校の成績は大変優秀であり、通知表では軒並み「5」を獲得している。
それならば、ガリ勉で実はスポーツ音痴なのではないかというようなことも考えてしまうが、残念ながらそんなことはない。
以前、ジャイアンの野球チームで野球をしたときには、打てばホームラン、守ればファインプレーとチームの勝利に大きく貢献した。
そのことから、スポーツも万能であることがわかる。
知られざる初代アニメ『ドラえもん』
ドラえもんと言えばテレビ朝日系列でのアニメが有名だが、これは実は第2作である。その6年前、1973年に一度、日本テレビ系列でアニメ化されていたのだ。
後のテレビ朝日版が有名になりすぎたこともあり、本作は長らく関係者すら忘れた無名の作品であった。
同作は1960年代から続いた藤子不二雄アニメブームが終わり、旧作のリメイクなどがほそぼそと続いていた時期に立ち上げられた。当時は学習雑誌への連載のみという無名に近い作品だった。白羽の矢が立った理由は、企画中の作品が頓挫したためである。
つなぎ番組として、半年間の放映予定で制作は開始された。制作会社の日本テレビ動画(名称が似ているが、本作を放映した日本テレビ系列とは全くの無関係)は赤字が続くアニメ会社だった。しかも、放映時間は当時の大人気番組『マジンガーZ』の真裏で逆境からのスタートだった。
そんな状況からのスタートでありながら、本作は関係者の想像を超えて子どもたちに人気を博した。決して大ヒットではなかったが、半年予定の放映期間を延長することになる(当時は半年ごとに契約し直す慣習があった)ほどの人気ぶりであった。
そんな中、放映終了が決まった。
現場にとっても唐突なことだったらしく、制作スタッフは悔し涙を見せ、藤子・F・不二雄に慰められたと語っている。小学館にも連絡が来ず、一部の雑誌では最終回終了後に「放送中」の煽り文句が柱に使われることとなった。
終了の理由は、日本テレビ動画の解散だった。解散の理由は、ドラえもんのヒットによって赤字が補填できたからだという。黒字に転じたのか、赤字の穴埋めが多少なりとできた程度なのかは不明だが、ヒットによる黒字が終了を引き起こすというのも、皮肉な話である。
藤子・F・不二雄による本作への印象は、あまり良くなかったと言われる。人柄の良い氏は公の場でこそ明かさなかったものの、周囲には本作が「悔いが残る」「持ち味を活かせていない」等々と胸の内を明かしていたとされる。
しかし、藤子・F・不二雄からの慰めは仕事とは無関係のオフの場での一幕だった。本作の内容自体については否定していないという証言も、藤子・F・不二雄の関係者から度々上がっている。藤子・F・不二雄の「悔いが残る」という印象は、正確にはすり合わせを行いきれなかったことへの悔いが先の胸の内に込められていたのではないかという見解もある。
延長が実現していたならば、原作者とのすり合わせが進んで、この悔いが残らなかった可能性も捨てきれないのも、スタッフのやりきれない思いに繋がったのかもしれない。
スタッフは混乱の中、最終話を作り上げた。いつか再開できるようにと、本来であれば最終回を告げるアイキャッチには「次回もお楽しみに」との言葉が載せられた。
知名度が皆無に近く、関係者が積極的に表に出さなかったこともあり、「白黒制作」(実際にはカラー制作)、「チーフディレクター・大貫信夫」(実際には上梨満雄)等の誤解や誤情報が散見される状態が続いている。少しずつ情報は整理されてきており、本作関係者が「とっておきの裏話」として知識を披露することも増えたため、今後の展開が待たれるところである。
本作のフィルムは半分以上が散逸したものの、一部の話数はIMAGICA社の倉庫や、関係者の家で静かに眠りについている。
初代ドラえもんの声はオジサン

出典: ameblo.jp
ドラえもんを演じた人といえば、かつては大山のぶ代、そして今は水田わさびという認識が一般的。
しかし、他にもドラえもんを演じた声優は存在する。
TVシリーズ第一作目と呼ばれる、日本テレビ版『ドラえもん』。この作品でドラえもんを演じたのは、富田康生と野沢雅子の二人である。
富田康生は手塚治虫作品のヒゲオヤジやバカボンのパパ役で知られる声優。一方、野沢雅子はドラゴンボールの孫悟空役で著名だ。
つまり、アニメでドラえもんが最初に喋った時の声質は男性だったのだ。
今からするとだいぶドラえもんのイメージから離れた声だが、アニメ版第1作の設定ではドラえもんのキャラクターを「世話好きのオジサン」としていた。
それを表現する為に富田が抜擢されたという訳だ。
その後、ドラえもんの担当声優を野沢雅子に変更し、制作が続けられたが、第1作は惜しくも半年で終了してしまった。
最終回では「次回をお楽しみに」という締めくくりで終わった第1作目。この締めくくりの言葉には、もっと『ドラえもん』を続けたいというスタッフの意志があったのかもしれない。
その意志を継いでか、第2作の第1話は、ドラえもんが初登場するエピソードではなく、第1作の続きと見える様に描かれている。
ドラえもんとガンダムシリーズの関連
他種族との共生をテーマに展開している、劇場版ドラえもん。その中でも特に高い評価を受けているのが、『ドラえもん のび太の鉄人兵団』。
この作品では、ドラえもんたちが巨大ロボット・ザンダクロスに乗るシーンが出てくる。しかしこのザンダクロスがどう見ても、ガンダムシリーズに出てくるモビルスーツにそっくり。
似ているモビルスーツの名前は百式。前年に放送されていた『機動戦士Zガンダム』に登場する味方モビルスーツである。
さて、この百式に似ているのは当然の話で、藤子プロのスタッフが、ザンダクロスのデザイン画を考えるにあたり、実際に百式を参考にしたからである。
このエピソードを知ったファンが、百式のプラモデルをベースにザンダクロスへと改造した事もあるとか。
この事を踏まえ改めて鉄人兵団を見ると、ドラえもんがモビルスーツに乗っている気分になる。
不遇に見舞われた連載初期
『ドラえもん』は、今でこそ絶大な人気と知名度を誇っているが、掲載が始まった直後は不人気と言われていた。
掲載誌こそ全6誌に渡り、すぐに『小学五年生』『小学六年生』を加えた8誌になったものの、これらはすべて同年代の子どもが一年間だけ購入するものであり、中学生になると読む機会が失われる状態にあった。
それ以前の藤子不二雄作品が持っていた『少年サンデー』での連載がされなかったことから、読者数に恵まれなかったのだ。
多くの藤子不二雄作品が知名度を上げた『虫コミックス』(虫プロ商事)での単行本化も、直前になって虫プロ商事が倒産したためご破算になった。
現在の国民的マンガも、不遇を囲っていたのだ。
実在したドラえもんの最終回
都市伝説として知られる「ドラえもんの最終回」。1980年代には藤子・F・不二雄本人がアンハッピーエンドな都市伝説を否定したり、2000年代にはインターネットで有名になっていた話を元にした同人誌が著作権的に問題化したこともあり、「最終回は存在しない」と考えているファンも多い。
確かにマンガ『ドラえもん』は、学習雑誌を縦断して連載され、1986年に不定期連載に移行し、大長編の執筆途中に藤子・F・不二雄が急逝したため、作品を総括する最終回は描かれることがなく終わった。現在では全45巻とされているてんとう虫コミックス版『ドラえもん』も、作者の没後改版されるまでの間は「46巻へ続く」とされていた。
しかし、本作は学習雑誌特有の事情から「最終回」が掲載されたことがある。
学習雑誌は一年ごとに読者が入れ替わり、前の読者は一年上の学年の学習雑誌を手にとることになる。当然掲載作品には違いがあり、マンガの掲載が続いていても、一旦作品とお別れをしなければならない。そのため、学年の切り替わりに当たる3月号には、慣習的に物語をまとめる話が載ることが多かった。特に初期の『ドラえもん』のような、ある学年(ドラえもんの場合には『小学四年生』)以上の学習雑誌に掲載されない作品では、その傾向が強かった。
そのため、連載3ヶ月で次学年に引き継ぐ形になった初年度を除き、翌年度と翌々年度の『小学四年生』3月号には、最終回が掲載されることとなった。合計で2作最終回が執筆されたのだ。
これらの最終回は、どちらもドラえもんが未来に帰るという幕引きである。初作は当時の『ドラえもん』の作風に合わせ、ドタバタ喜劇のままあっけない幕切れとなったが、翌年はドラえもんと別れたのび太が頑張る話となった。
その翌年には『小学五年生』『小学六年生』への掲載拡大が決まったため最終回は描かれることがなくなり、代わりに『小学六年生』の3月号に中学校へ進学する子どもたちを元気づけるような短編が掲載される形となった。
また、2本めの最終回を『小学四年生』の誌上で読んだ読者は、翌年の進学時に掲載拡大に伴って再び『ドラえもん』に触れることになったため、『小学五年生』3月号に乗った次号予告(正確には『小学六年生』の次号予告)にドラえもんが帰ってくる一幕が掲載された。
これらの2作品と、再開を告げる一幕は、藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第一1にすべて収録されている。
「さようなら、ドラえもん」は実は最終回だった説
ドラえもんには2種類の最終回が存在するが、これは形式的なもので、本当の意味での最終回は存在しない。
しかし、実際にはもう1編、それも本当の最終回として書かれた話がある。
それは「さようなら、ドラえもん」。『小学三年生』1974年3月号に掲載された。数ある『ドラえもん』の短編の中でも、群を抜いて人気の作品である。
本作が執筆されたのは、1973年暮れ頃とされる。掲載号は翌年2月に刊行されているが、基本的にマンガ雑誌の原稿は一ヶ月から数ヶ月前に執筆される。特に藤子不二雄作品は多誌で掲載されるため、締切は早い。
この時、新年度からは同氏による新作マンガ『みきおとミキオ』が始まる予定であり、前年にテレビアニメ(第1作)の放送が終了したのも作品完結の機運を後押しした結果、1974年3月号でドラえもんが終了することがほぼ決定していた。
そうして『さようなら、ドラえもん』をつつがなく執筆し、新作の準備などを進める藤子・F・不二雄。しかし、どうしてもドラえもんのことが頭を離れなかった。彼にとって、それだけドラえもんは手放せない作品だったのだ。
藤子・F・不二雄は、意を決してドラえもんの執筆続行を決めた。すでに書き上げていた『さようなら、ドラえもん』については書き直しやボツにはせず、『小学三年生』の1974年3月号に掲載した。翌月進級を控えた読者が購入した『小学四年生』1974年4月号に掲載されたのは『帰ってきたドラえもん』。前後編の形をとることで、最終回ではないという体裁を整えたのだ。
『さようなら、ドラえもん』は第三の最終回であり、そこには放し難いものを放すための、藤子・F・不二雄の苦渋の決断があった。誰しもが名作に押す理由は、この苦しみが生み出したエネルギーが感じられるからなのかもしれない。
そして、『帰ってきたドラえもん』は、そんな作者がたどり着いた「やっぱり続けたい」という答えの現れなである。
この2編は名作として名高いと同時に、作品のストーリーにおいても、大きな転換点である。
これは、てんとう虫コミックス版の話の並びを見るとわかりやすい。
『さようなら、ドラえもん』は単行本第6巻を締めくくる話だが、その前の話が『のび太のおよめさん』という、のび太の未来が改善されたことが描かれるエピソードなのである。
つまり、ドラえもんが未来から来た理由である、のび太が送るはずの不幸な人生を改変するという大目的を達成してしまったことが明かされるのだ。
『さようなら、ドラえもん』の中でドラえもんが未来に帰る理由は語られていないが、そもそも目的が達成された以上、のび太の元にいる理由もない。帰っても問題がない状況だった。
それが、『帰ってきたドラえもん』では登場した道具の作用で、理由もなくのび太の元へ戻ることになった。ドラえもんはもう、のび太の未来を救う責務を背負っていない。2人は一緒にいたいから一緒にいられることになったのだ。
以降、未来についてどうこう頑張る話は大きく減る。皆無ではないが、基本的に2人は友達として描かれる様になる。
なお、この変化を一つの中心軸に据えて制作された映画が『STAND BY ME ドラえもん』である。
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』とは、2004年3月6日から公開された、漫画・アニメ『ドラえもん』映画化作品である。 ドラえもんやのび太達は、川で拾ってきた子犬のイチや捨てられていた多くの犬や猫をどうにかできないか考えた末、生物が存在する以前の3億年前の世界へ連れて行こうとする。 劇場版第25作であると同時に、長年ドラえもん等のキャラクターを務めた、大山のぶ代ら声優陣が演じた最終作でもある。
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のネタバレ解説・考察まとめ
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』とは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とした劇場版映画作品の一つ。2023年3月に公開された。「映画ドラえもん」シリーズ通算第42作目。ユートピア(理想郷)に憧れを抱いた主人公ののび太は、空に浮かぶ三日月型の島を目撃する。しかしその島はすぐに消えてしまった。のび太はその島こそがユートピアだと信じ、ドラえもん達と共にユートピアを探しに、飛行艇「タイムツェッペリン」で時空移動の旅に出るのだった。
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』は、1981年3月公開の、藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の長編アニメ化第2作目作品。小学5年生の野比のび太(のびのびた)や同居するネコ型ロボットのドラえもんの部屋と、開拓移民のロップルやチャミーが住むコーヤコーヤ星がつながったことから冒険が始まっていく。本作はベテラン声優がゲストキャラクターを演じたことで知られており、2009年にはリメイク作品となる『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』が公開された。
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ドラえもん のび太とロボット王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太とロボット王国』とは、2002年3月9日に公開されたアニメ映画作品である。ドラえもんやのび太達は少年ロボットのポコと遭遇する。ポコを助ける事となったドラえもん達は、ロボットが支配する星へ向かう。人間とロボットの共存や、ロボット視点での描写があり、人間とロボットの関係が作品のテーマになっている。また一部シーンでのデジタル加工や、セル画制作が最後である等、制作面における変化が見られる。
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ドラえもん のび太とふしぎ風使い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、2003年に公開されたドラえもん映画作品である。のび太やドラえもん達はある日、風の子供フー子と遭遇する。フー子を広い場所へ連れて行こうとどこでもドアで行き着いた先は風の民の村という草原地帯だった。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第6巻に収録された短編作品が原案であるものの、本作品の舞台設定等は完全なオリジナルとなっている。また本作品から、絵コンテにおいてデジタル化やCGの起用があり、登場キャラクターや背景の動きが滑らかとなっている。
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ドラえもん のび太と翼の勇者たち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』とは、2001年3月10日に公開されたアニメ映画作品である。 ドラえもんやのび太達は鳥人の少年グースケと出会い、彼が暮らすバードピアへ向かう。バードピアには大きな危険が迫っており、ドラえもん達はグースケや鳥人達を救う為に立ち上がる。 ギリシャ神話のイカロスの物語等、鳥人間に関する伝説から着想を得ており、鳥人に憧れたのび太が、ドラえもんの道具に頼らず自力で飛ぼうとする意欲な面を見せる。グースケ達との友情や心の痛みに向き合う事等、複雑な心理描写も描かれる。
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映画ドラえもん のび太の月面探査記のネタバレ解説・考察まとめ
映画ドラえもん『のび太の月面探査記』とは、2019年公開のアニメ映画。日本の国民的人気アニメ映画ドラえもんは今作で第39作品目。物語の舞台は月とカグヤ星。のび太はジャイアンたちクラスメイトを見返すために、月のクレーターにウサギ王国を建設する。そこで偶然月の地下に住む人工生命体エスパルのルカと出会う。ルカと交流を深めていたドラえもん達の前に、エスパルを狙うカグヤ軍が突如現れ、ルカたちをさらってしまう。のび太たちはエスパルたちを救うため、カグヤ星を目指してドラえもんが改造した宇宙船に乗り込む。
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ドラえもん のび太の太陽王伝説(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、2000年3月11日に公開されたアニメ映画である。 ドラえもんの四次元ポケットの道具であるタイムホールが不具合を生じ、時空間の乱れが生じ古代王国のマヤナ国へ通じる。マヤナ国の王子ティオと出会ったドラえもん達は、ティオの母親である女王やマヤナ国国民を苦しめる魔女レディナの陰謀に立ち向かう。 本作品はドラえもんやのび太、そして彼と瓜二つの少年ティオとの出会いが展開するといった、もう一人の自分がテーマに描かれている。
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ドラベース ドラえもん超野球外伝(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラベース ドラえもん超野球外伝』は、むぎわらしんたろうが描く藤子・F・不二雄の『ドラえもん』を原作とした野球漫画で小学館の雑誌『月刊コロコロコミック』に掲載されている。未来の猫型ロボットたちが、野球を通じて友情やライバル関係を深め、成長していく姿を描く。主人公ドラえもんが新たに結成したチーム「ドラーズ」は、個性的な能力を持つ仲間たちと共に強敵と戦い、栄光を目指す。バトルシーンと成長物語が少年たちの夢と冒険心を掻き立てる作品だ。
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目次 - Contents
- 『ドラえもん』の概要
- ドラえもんが青い理由は年代によって違う
- 実際のドラえもんは「三原色の残りの色が青だった」という大人の事情で青くなった
- 実は未来のロボットらしく高機能なドラえもん
- 高機能すぎて蚊に刺されるなど人間くさい
- 「えもん」だけ平仮名なのは宅配便のサインを書くとき「エモン」をド忘れしたから
- ドラえもんのパワーの源は「原子力」という設定だった
- ドラえもんの鈴には猫を集める機能があった
- ドラえもんにはしっぽを掴まれると消える設定がある
- 巨大な化け猫に見えるためドラえもんには耳がない
- 四次元ポケットには「イメージ検索機能」がついている
- 「タケコプター」は昔は「ヘリトンボ」という名前だった
- タケコプターは頭につけるものだがお尻につけるシーンもある
- タケコプターは時速80キロメートルで連続8時間飛べる
- 現代技術でタケコプターを実現するのは不可能
- 『ドラえもん』はほのぼのアニメかと思ったら狂った道具もたくさん登場する
- 人間切断機
- 人間製造機
- 分解ドライバー
- 悪魔のパスポート
- 幻のドラえもんのライバル・ガチャ子
- ドラえもんは短足だから正座できない
- ドラえもんの質感は柔らかい説
- 実はさまざまなことができるのび太
- <射撃王>
- <あやとり王>
- <ピーナッツの投げ食い王>
- のび太の一番の長所は優しさ
- ジャイアンの由来は「ジャイ子のアンチャン」
- ジャイアンの夢は「ミュージシャン」ではなく「ファッションモデル」
- ジャイアンはプロのリサイタリスト
- ジャイ子の本名はあえて設定していない
- ジャイ子のスケッチブックに「香」と書いてある
- ジャイ子=のび太の本来の妻
- 「スネ夫のうた」が存在する
- スネ夫には弟がいた
- 出木杉くんはスポーツも万能
- 知られざる初代アニメ『ドラえもん』
- 初代ドラえもんの声はオジサン
- ドラえもんとガンダムシリーズの関連
- 不遇に見舞われた連載初期
- 実在したドラえもんの最終回
- 「さようなら、ドラえもん」は実は最終回だった説
- コロコロコミックを産んだ作品
- 幻の外伝作品『ドラミちゃん』