逆転裁判6(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『逆転裁判6』とは、2016年にカプコンからNintendo 3DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』お馴染みの成歩堂龍一と王泥喜法介がW主人公となり現代の日本と架空の異国を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かい、法廷で戦う模様を描く。本作は新たに「霊媒」をゲームシステムに取り入れ、過去作とはまた違った裁判を味わえる。

『逆転裁判6』の概要

『逆転裁判6』とは、株式会社カプコンが開発・発売したNintendo 3DS専用ソフトで、『逆転裁判』シリーズのナンバリングタイトルの6作目にあたる。2016年6月9日にパッケージ版、Nintendo eShopにてダウンロード版が発売された。ジャンルは推理アドベンチャー。本作では、成歩堂龍一(なるほどう りゅいち)と王泥喜法介(おどろき ほうすけ)が”W(ダブル)主人公”として登場する。

時系列としては、前作『逆転裁判5』から4か月後で、主な舞台は架空の異国「クライン王国」。クライン王国では成歩堂が、日本では王泥喜が主人公となり、2つの国で起こる事件が交錯し物語が展開される。また、『逆転裁判3』以来登場していなかった綾里真宵(あやさと まよい)が再登場し、「霊媒」がゲームシステムとしても扱われるようになる。ペナルティの表示方法も回数制になり、クライン王国では御魂、日本では弁護士バッジで表示される。これは、シリーズでは『大逆転裁判 -成歩堂龍之介の冒險-』、コラボ作品を含めると『レイトン教授vs逆転裁判』以来である。アニメパートの制作は、前作の「ボンズ」に代わり、テレビアニメ版と同じ「A-1 Pictures」が担当している。

2017年9月22日にiOS、Android向けに配信された。3DSの立体視機能は削除されているが、画面サイズが拡張され、解像度が高くなり、アニメや人物のリアクションがより鮮明になっている。

成歩堂龍一は、過去に助手であった綾里真宵を迎えに行くために、霊媒の異国「クライン王国」へと訪れた。イチ観光客としての時間を過ごしていた成歩堂だったが、立ち寄った寺院で殺人事件が発生。観光案内してくれていた少年が被告人として逮捕されてしまう。成歩堂は少年を救うために、異国の法廷の弁護席へ立つ。

『逆転裁判6』のあらすじ・ストーリー

第1話 逆転の異邦人

”国家反逆罪”の容疑で警察に包囲されたボクト・ツアーニと成歩堂。

修行中の綾里真宵(あやさと まよい)を迎えに行くためにクライン王国にやってきた成歩堂龍一は、その途中、ツアーガイドのボクト・ツアーニと名乗る少年と知り合い、2人で姫巫女のレイファ・パドマ・クラインによる「奉納の舞」が行われるジーイン寺院を訪れた。しかしその直後、国家反逆罪の容疑でボクトが警察に連行されてしまう。事情も分からぬまま成歩堂はクライン大法廷に向かうと、そこでは弁護士は不在という日本では考えらえない裁判が行われていた。事態を目の当たりにした成歩堂は思わず弁護席に立ち、ボクトの弁護を開始する。

今回の事件は、クライン王国の王族が大切にしていて、そして今回の事件の凶器と思われる「秘宝の箱」にまつわるものだった。この事件の真犯人は、ジーイン寺院の住職のポットディーノ・ニワカス。事件当日、奉納舞後に彼が楽器倉庫に行ったとき、たまたま被害者が宝物庫へ入っていくのを発見した。宝物庫は”秘宝”が納められている場所。しかし実は秘宝は既に消失していて、現在宝物庫にあるのは秘宝の箱のみであった。中身がないことがバレると自身の「不始末」として罪に問われることを恐れた彼は、宝物庫横の倉庫に潜み、宝物庫前で被害者とボクトが言い争いをしているところで停電を起こし、ボクトが走り去った後に被害者の背後から自身の楽器を使って頭部を殴打し殺害した。審理中、ポットディーノによって、真の凶器である楽器は既に処分された後だということが明らかにされたが、秘宝の箱に付着した被害者の手跡、秘宝の箱の開け方が儀式の歌に記されていたと知っていること、そして、自分の管理している鍵が「マガタマのカギ」ではなく「ミタマのカギ」であることを唯一知っていることが証明され自爆した。

判決後、無罪を勝ち取った成歩堂はボクトから感謝されるが、この国の法廷に苦言を呈すると、ボクトから「”革命派”と勘違いされて逮捕されてしまいますよ。」と注意される。革命派とは、今の国王と裁判制度への反対運動をしている人間たちのこと。そのリーダーは”反逆の龍”と名乗っているドゥルクという男だという。そこへ、クライン王国の法務大臣インガ・カルクール・クラインが成歩堂の控室へやってきた。彼はこの事件の新情報をいくつか成歩堂に伝えた。まずは、被害者は盗みの常習犯であり、その理由は家族を養うためだったという。審理中も秘宝の箱を盗もうとしていたのは実は被害者であり、箱だけでも価値があると知っていた彼は、盗みを実行しようとしていたことが明らかにされた。次に、秘宝の箱の中身を奪ったのは、ポットディーノではなく革命派であったことだ。ポットディーノは彼らに脅迫されて秘宝を奪われたらしく、それを外部に知られないよう黙っていたのだ。そして最後は、成歩堂への忠告であった。今回は、王族が守っていた秘宝が盗まれたことが明らかになったからよかったが、今後は命が惜しければ勝手な真似はするなと脅迫じみた警告をしてその場を去って行った。成歩堂はこの国の法廷について思うことがあったが、気持ちを切り替えて、ボクトにクライン王国のガイドを引き続きお願いするのだった。時同じくして、どこかの建物の一室。真っ暗な部屋の中、ドゥルクは今回の事件のニュースを見ていた。部屋に入ってきた同胞は今回の事件についてドゥルクに話しかける。ドゥルクは同胞の言葉に耳を傾けたあと、「風が吹き始めたかもしれんな。」と怪しい笑みを浮かべたのだった。

第2話 逆転マジックショー

「成歩堂なんでも事務所」の所属マジシャン・成歩堂みぬきは日本の劇場「トロンプ・シアター」で、念願だった「或真敷(あるまじき)一座」の復活をかけたマジックショーを開催する予定であった。しかし、そのリハーサル中、何もないはずの場所から共演者のMr.メンヨーが遺体となって現れ、舞台に設置していた大型セットが落下する事故が発生。一連の責任を問われたみぬきが逮捕されてしまう。王泥喜法介と「成歩堂なんでも事務所」の新人弁護士・希月心音(きづき ここね)は、みぬきを救うために事故の調査を開始する。

今回の事件は、みぬきが名乗る「或真敷一座」への復讐が狙いの犯行であった。真犯人は、テレビプロデューサーの志乃山金成(しのやま かねなり)。志乃山は元・或真敷一座所属のマジシャン「Mr.メンヨー」その人であった。しかし10年前、練習中に怪我をしてしまい、その後のショーの失敗を危惧した当時座長であったみぬきの祖父・或真敷天斎(あるまじき てんさい)により彼は追放されてしまった。そのことをずっと根に持っていた彼は、ずっと自分のファンであった被害者を2代目のMr.メンヨーに仕立て上げ、何の恨みも持たない彼への殺人計画を立てた。事件当日、マジックショーと並行して、志乃山はみぬき以外の関係者に”みぬきへのドッキリ企画”を説明し実行させた。その台本通り、被害者は舞台装置の棺桶から死体のフリをして舞台上に登場した。そして、他の出演者が天井に吊るされているカキワリを落とし、それに驚いたみぬきは急いで舞台裏へ避難。カキワリとつるべ落とし型にピアノ線で繋がっていた被害者は、そのまま何の疑問もなく勢いよく天井へ飛び上がる。しかし、その飛び上がった先の天井通路のクッションには凶器が仕掛けられており、被害者は巻き上げられた瞬間に自動的に刺殺される。このトリックを使って殺害したことで、わざわざ自分が現場に居なくても、舞台が順調に進行していれば犯行は可能。よって、志乃山は犯行時刻、テレビ局で多くの目撃者を作ることができた。事件発生後、会場に到着した志乃山は隙を見て天井の凶器を回収し、ゴム製の剣と犯行に使用した鋼鉄の剣を入れ替えた。そして、死体はその時に降ろしたか、殺害後に自然と地面に落ちたかで偽装工作を行った。しかし、志乃山の完璧すぎる殺人計画は、本番中の1つのミスにより綻びが生じることとなり、結果的にさらに行うハメになった偽装工作の矛盾により、犯行の全容が日の下に晒されることになった。そして、みぬきを追い落とし、自分が長年恨んできた或真敷一座への復讐を願う志乃山の想いは叶うことはなかった。

閉廷後、無罪になったみぬきであったが、閉廷直前に志乃山から言われた「お前の方こそ未熟者だ!」という言葉に気を落としていた。今回の事件は、みぬきの方でも落ち度があったからである。しかし、それを聞いた王泥喜は、「法廷中に罵声が飛び交う中でも笑顔でマジックを披露していたみぬきちゃんは立派なマジシャンだよ。」と彼女を励ました。みぬきはその言葉に喜んだが、「それは王泥喜さんを信じていたからだよ。」と感謝を返した。そんな時、控室に自身の部下を探しに来た本件の担当検事のナユタ・サードマディが現れた。王泥喜はナユタに「俺を覚えているか?」と問いかける。王泥喜はナユタと面識がある様子だった。しかしナユタは王泥喜に対して知らない素振りを返し、そのまま部屋を出て行ってしまった。みぬきは王泥喜にナユタと知り合いかを尋ねると、王泥喜は「昔の知り合いだよ。」と返事をするのであった。
翌日、「トロンプ・シアター」で改めてみぬき主催のマジックショーが上演された。相棒を務めていた2代目Mr.メンヨーの代役に、王泥喜が大抜擢。最高の特等席に招待された王泥喜は、みぬきのマジックをその身で味わうのであった。

第3話 逆転の儀式

クライン王国で2年間修業してきた真宵は、帰国前に最後の修業となる「水清めの儀」に挑む。だが、儀式の最中に祭司が殺害される事件が発生。殺害現場は一般人が立ち入れない”聖域”と呼ばれる場所で、その場に居合わせていたのは被害者の祭司と真宵の2人だけだった。成歩堂は真宵の無罪を訴えるため、再びクライン王国の法廷に立つ。

今回の事件の真相は、クライン王国の法律により起こってしまった悲劇であった。この事件の真犯人は2人存在した。1人は祭司を殺害した犯人。もうひとりは祭司の後に死体となって発見されたオガム・マイニーチェを殺害した犯人である。まず、祭司を殺害した犯人は誰でもなく、祭司自身。これは、オガムを殺害した犯人を庇う為の工作として実行したものであった。そして、そのオガムを殺害した犯人は、祭司の妻であるサーラ・アータムであった。彼ら夫婦は実は”革命派”の人間であり、そのことを周囲には隠していた。そして、その夫婦の家で修行していたオガムは、実は法務大臣直属の”秘密警察”であり、最近王国内を騒がせている革命派狩りの「鳥姫様」その人であった。そして、自分たちの身分はお互いに隠した状態であり、お互いに知らない状態であった。儀式の前日、革命派で脱獄事件を起こした同志を迎え入れる準備をするため、サーラは”聖域”にある隠し部屋へ向かった。しかし、そこへ隠し部屋を調査するためにやってきたオガムと鉢合わせてしまう。お互いの立場を悟ったオガムは「自分は大臣の後ろ盾があるため、革命派を殺しても罪にならない」と言い、サーラに襲い掛かってきた。サーラは何とか抵抗しながら、隠し部屋の中を逃げ回った。その途中、部屋にあった大きな石板を押してオガムを足止めしようとしたところ、運悪くその後ろにはイクサドリの銅像があり、石板を支えきれなくなったオガムは石板と共にイクサドリの銅像に背中から倒れ込み、そのまま絶命した。

その後、サーラから事の次第を聞いた祭司は、サーラに告げることなく、彼女の殺人の痕跡を隠ぺいする行動を取る。まず、雪を使ってオガムの死亡推定時刻をずらし、真宵には予行演習と称して凶器とされていた短剣を握らせた。その後、彼の遺体を発見現場である祈りの広場へ移動させ、彼の死体に真宵が握った短剣を突き立てた。そして、儀式当日。儀式前に真宵に睡眠薬を飲ませ、”聖域”にあるイクサドリの銅像に鳥姫様の衣装を被せた。そして、儀式中に祭司はイクサドリの銅像に自ら刺されに行き、最後の力を使って、鳥姫様の衣装をイクサドリの銅像から引き剥がし絶命した。これにより、「弁護罪」が存在し、「御魂の託宣」のみが唯一の状況証拠であるクライン王国の法廷において、祭司を殺害したのは鳥姫様であり、その鳥姫様は真宵である、という証拠になり、全ての罪を真宵に被せようとしたのだ。そしてそれは、正しい捜査や弁護士がいれば正当防衛であった事件でも、例え死なずとも自分が妻の代わりに罪を被ったとしても、さらに妻が自分を庇う可能性はあるし、その場合は「弁護罪」が適用され、どのみち夫婦共々有罪になるのを恐れた、ただ妻を助けたかった1人の男の決死の隠蔽工作であった。しかし、それは事件前に真宵とサーラが互いに交換したキャラクターグッズのアラーム音が死ぬ間際オガムが聴いていたことが決定的な証拠となり、もう逃げられないことを悟ったサーラが自ら自白したことで一連の事件の真相が明かされた。判決前、事件の全容を明かされた祭司は霊媒された真宵の身体から冥界の世界に帰るため、「除霊の勾玉」を使ってサーラの手によって見送られた。互いに最後の言葉を交わし合った後の祭司は満足そうな顔で天へ昇り、その姿を見送ったサーラは涙を流しながら笑顔を見せた。

閉廷後、真宵は無事に無罪を勝ち取ったが、今回の事件でクライン王国の”法”について改めて考えさせられていた。そんな時、廊下の方から爆発音が響いてきた。それと同時に、サーラが控室に現れ「主人の遺志を受け継ぎ、革命を成す」と成歩堂たちに宣言する。どうやら”革命派”が裁判所を襲撃しているようだった。すると、そこへ噂に聞いていた反逆の龍・ドゥルクが成歩堂たちの前に現れた。これが、彼らの初対面となった。

第4話 逆転寄席

クライン王国に滞在中の成歩堂に加え王泥喜も不在の中、心音は検事の夕神迅(ゆうがみ じん)に裁判所へ呼び出され、落語家・旋風亭獏風(せんぷうてい ばくふう)殺害事件の被告人・内舘すするの弁護を依頼される。しかし、内舘は自暴自棄になって酒に酔っており、開廷直前に倒れてしまう。被告人との打ち合わせもロクにできないまま、心音は1人で法廷に立つこととなる。

今回の真相は、不器用な親心とその気持ちを知らなかった子のスレ違いが原因で起こった悲しい事件であった。この事件は、真犯人と偽装工作をした人物の2人が明らかにされた。まず、今回の真犯人は、獏風の一番弟子で実の娘の旋風亭風子(せんぷうてい ぷーこ)である。犯行の動機は、父親の芸名「美風(びふう)」を自分が受け継がせてくれなかったことへの恨みであった。彼女は落語の才はないが、それでもやりたくもない風船芸をしながら、いつか自分が「美風」の名をもらうことを夢見ていた。しかし実際は、自分ではなく、弟弟子が「美風」の名を受け継ぐことになり、彼女は実の父親でもある獏風と弟弟子の美風に復讐することを誓う。事件当日、それは「美風」襲名披露寄席の日であった。なじみの客がいる会場で父親を殺害し、その罪を美風に被せるのが彼女の計画であった。しかし、細かい計画は立てておらず、風子は勢いだけで隙を見て獏風の楽屋へ押し入り、馬乗りの状態で獏風が打っていたうどん生地を彼の顔に押し当てて窒息死させた。

犯行後、美風に疑いがかかるように、机の上に置いてあったカルタを使って「よばんめいそだ」というダイイングメッセージを偽装。そして、部屋を舞っている粉をそば粉だと勘違いさせるために、獏風の楽屋に置いているそばストックを使い、彼を座った態勢にして、そばの入ったどんぶりに顔を突っ込ませた。最後に殺害に使ったうどん生地は証拠隠滅のために飼い犬に食べさせた。その上で現場の偽装工作を行ったのは、弟弟子の旋風亭美風(せんぷうてい びふう)である。彼は、多重人格者であった。そのことは旋風亭一門内でしか認識されていないことである。そして、彼には記憶を共有している人格が3人と、そうでない人格が1人存在する。実は、この記憶を共有していない人格の名前が「磯田定吉」という5歳児の人格であり、風子がダイイングメッセージで残した「よんばんめいそだ」は彼のことを指していたのである。さらに定吉は、獏風の楽屋で眠っていたようで、目覚めた際に犯行の瞬間を目撃していた。しかし、恐怖で動くことも声を上げることも出来ず、再び気を失った彼が次に目を覚ました時は「美風」の人格の状態あった。美風が目を覚ますと、獏風は殺害されており、机の上には例のダイイングメッセージがあった。自分が犯人にされることを恐れた彼は、ダイイングメッセージを「よんだいめそば」に入れ替え、古くから獏風と交流があった被告人を犯人に仕立て上げようとした。更には、獏風の死亡推定時間をずらすために、舞台上と繋がっている楽屋のテレビモニターを楽屋入口に移動させ、自分の出番の際に、予定されていた「そば清」ではなく、獏風が噺す予定だった「時そば」をした。それにより、獏風の楽屋前を通った人間に「彼は今舞台上にいる」と錯覚させたのだ。

真相解明は、美風の偽装工作が明かされたところから始まり、彼が多重人格者であること、定吉の存在、定吉が気を失う前に感じた香水の匂い、犯行の際に獏風から抵抗されたときについた額の傷跡、偽装工作で使ったそばを素手で触ってしまったことでそばアレルギーが発症してしまったこと。そして、凶器に使ったうどん生地に自身の血液が付着し、飼い犬が食べきれなかった生地が事件現場の庭の隅に放置されていることが決定的な証拠となり、風子を真犯人として告発し、逮捕するに至った。

閉廷後、すするは”何故獏風は風子に「美風」の芸名を継がせなかったのかを心音たちに話した。獏風の願いは、「自分の娘には芸名や落語に囚われず、自分の芸の道を歩んでほしい」というものだった。そして、事件当日の襲名披露の日、彼がうどんを打っていた理由は、彼女の新しい門出を祝うためだったという。しかし、それは本人に伝えることも、伝わることもなく、結果的に彼女を嫉妬の炎で身を焦がすことになり、今回の事件が起こってしまった。その話を聞いた心音は、すするに「うどんを1つ、風子に届けてほしい」と出前を注文する。すするはその注文を喜んで受け、颯爽とその場を後にした。控室に残された心音と夕神は今回の裁判の話をしながら、そばを食べに出掛けたのであった。

第5話 逆転への大革命

このエピソードでは、ある場面で「心証アイコン」を0にすると発生するバッドエンドが4種類存在する。
事務所で待機する王泥喜の前に、クライン王国の革命組織「反逆の龍」のリーダー、ドゥルク・サードマディが姿を現す。ドゥルクは考古学者・佐奈樹文明(さなぎ ふみあき)から譲り受ける約束をしていたクライン王国の国宝「始祖の宝玉」の受け取りに弁護士として立ち会ってほしいと王泥喜に依頼し、王泥喜たちは「倉院の里」に向かう。しかし、佐奈樹は前日に事故で死亡しており、「始祖の宝玉」は彼の手によりどこかに隠されていた。王泥喜たちは命からがら宝玉を探し当てるが、その直後、政治家(候補)・清木まさはるが「倉院の里に伝わる秘宝で、1年前に清木家の蔵から佐奈樹に盗まれたものだ」として秘宝の返還を求め、ある刑事を呼んでいた。しかし、ドゥルクは事前に佐奈樹から念書を受け取っており、正当性を主張した。清木は念書の無効を訴え、話は平行線となる。そこに現れた清木の顧問弁護士は裁判で決着を付ければいいと提案する。シリーズで初めて行われた「民事裁判」で王泥喜は清木の裏の顔を暴き、「始祖の宝玉」を正当に入手したが、これはまだ大事件の序章でしかなく、舞台は国を跨ぎクライン王国へと移る。クライン王国で発生した事件は、綾里真宵誘拐事件と法務大臣のインガ・カルクール・クライン殺人事件。そして、その容疑者として挙げられたのはドゥルクであった。王泥喜はドゥルクを助けるために初めてクライン王国の法廷に立つ。

クライン王国で起こった2つの事件。綾里真宵誘拐事件は、インガがドゥルクを事件現場へ呼び出すため起こした事件であった。しかし、この事件には大きな秘密が隠されていた。それはインガ殺害事件の数日前、真宵は事件現場である霊廟で縛り上げられた状態で意識を失っていた。彼女は、男の声で目を覚ましたが、その声の主はドゥルクであった。どうやら、真宵を助けに来たようだ。しかし、そんなところへインガがやってきて、チャンス到来とばかりにドゥルクの胸部に3発の弾丸を浴びせた。ドゥルクはそれでも怯むことなく威嚇すると、インガはその光景に恐怖を抱き、そのまま逃げてしまった。インガを見送ったドゥルクはその場に座り込み、自分にはもう後がないことを悟り、真宵にこう伝えた。「おじょうちゃんは霊媒ができるだろ。俺が死んだら俺を霊媒しろ。俺ならロープなんて引きちぎれる。その代わりに、俺の頼みを聞いてくれ。」ドゥルクの願いは、日本へ渡り、最後に王泥喜に会うことだった。加えて、自分が死んだことは誰にも言わないことを約束させた。真宵はドゥルクの願いを聞き入れるべく、彼の死を看取った後、彼を霊媒し、その足で日本へ向かったのだった。

そして、その後日に起こったインガ殺害事件は、様々な人間の思惑と感情が渦巻いているクライン王国を巻き込んだ大事件であった。この殺人事件の真犯人は、クライン王国の最高権力者である女王、ガラン・シガタール・クラインである。彼女は、近年の大臣の勢力拡大と民衆からの支持を得ていることから、インガがクーデターを起こし女王を殺害する計画を立てていることに気付いていた。自分の命と権力を失いたくないガランは、インガがドゥルクを呼び出したことを利用した。事件当日、ガランはインガより早く事件現場に潜んでいた。幸い、事件現場はドゥルクがなくなった霊廟であり、既にドゥルクの死体があったため、彼女はドゥルクの死体から衣装を借り、ドゥルクの服に着替えた状態で後からやってきたインガを殺害した。殺害後、ドゥルクの服を死体に戻し、霊廟を後にしたが、その後の隠蔽工作を別の人間に指示をした。その人物は、レイファの身の回りの世話をしている"バアヤ"であった。しかし、”バアヤ”は彼女の仮の姿であり、本当の姿は、ガランの実姉でありクライン王国前女王、アマラ・シガタール・クラインである。彼女は23年前の私邸火災事件にて焼死したとされていたが、実はガランの手により匿われていた。そして、彼女が次代女王になった際に、彼女の甘い言葉を信じ、妹である彼女を傷つけないために彼女の代わりに巫女の務めである霊媒の儀を務めていた。しかし、ある時ドゥルクによりガランの手から助け出され、あの火災事件の真実を聞かされた。ガランの野心に気付いたアマラは、ドゥルクと共にしばらく逃亡生活を送ることになる。しかし、そんな生活も長くは続かず、ガランに自分の弱みを握られてしまったアマラは再びガランの元に戻り、彼女の操り人形として生きることを余儀なくされてしまった。

事件当時、アマラはガランの代わりに霊媒の儀を務めていた。そして、務めを終えたアマラは、ガランの命令で大臣を霊媒し霊廟へ向かった。霊廟に到着したしたアマナは、大臣の霊媒を解き、ドゥルクを霊媒した真宵を待ち伏せした。アマナは背後から近づいて「除霊のマガタマ」を使い、真宵からドゥルクを追い払った。長時間霊媒していた真宵はそのまま気絶し、アマナは真宵を再び縛り上げた。そして、アマナはドゥルクの服装に着替え、凶器のナイフを持ち、身体にインガの血を塗りつけた上でドゥルクを霊媒したことで、あたかも彼がインガを殺害した犯人だと仕立て上げたのだ。彼女がここまでガランの命令に従わなければならない理由は彼女の弱みであった。それは15年前、ドゥルクとの逃亡生活中に生まれた赤ん坊であった。赤ん坊は人質としてガランに育てられ、今では”姫巫女”としてクライン王国でその名を知られるようになった。その赤ん坊がレイファであった。そして、ドゥルクの子であるナユタにとって、彼女は実の妹であった。しかし、クライン王国の法律で「親の罪は子の罪である」ことで、反逆者であるドゥルクの子であることが彼女にとって如何に危険であるかを悟ったアマナは、ガランに委ねるしかなかった。それはナユタも同じであった。彼も妹を守るためにガランの操り人形になっていたのである。しかし、ドゥルクの遺志「龍は屈せず」の元に王泥喜に説得されたことで、彼はドゥルクの遺志を受け継ぎ、革命を成すことを法廷で宣言する。そしてそれには、23年前のアマラの私邸火災事件を再調査する必要があった。その火災事件はアマナの焼死と共に、王泥喜の実父・王泥喜奏介(おどろき そうすけ)も火災に巻き込まれて死亡している。急遽、彼の御魂の託宣が行われ、そこで火災犯が当時の法務大臣であることを突き止める。そして、当時の法務大臣がガランであり、その火災事件の後に彼女は女王の座に就いたことを突き止める。ガランは女王の権利を使って激しく抵抗したが、霊媒をアマラにさせていたところから違和感を持った王泥喜は、実はガランは霊媒能力が皆無であることを推理する。そして、クライン王国の女王の条件として、霊媒能力が挙げられることから、元からガラン自身には女王の権利がないことを指摘する。一気に追い込まれたガランはその場で霊媒を見せようと試みたものの、やはり彼女にはその能力はなかったらしく、そのまま意識を失って倒れた。これで、ガランは権威を失墜し、ドゥルクの悲願である革命を成し遂げることができたのである。

その後のクライン王国は、レイファが女王の座に就いた。しかし、まだ未熟な彼女は、しばらく摂政としてナユタが彼女をフォローをし、巫女の務めをアマラが行うことになった。王泥喜たちは法廷の翌日クライン王国を発つつもりでいた。しかし、ナユタが王泥喜に「ドゥルクの遺志を継ぎ、クライン王国に残って弁護士をしてほしい」とお願いされる。王泥喜は戸惑い、成歩堂に意見を聞いた。成歩堂は「君にしかできないことをやるべきだ。そして、答えは君にしか出せない。よく考えなさい。」と伝えた。翌日、王泥喜は成歩堂たちの前に現れた。それは、彼らに別れの挨拶をするためであった。「クライン王国で成歩堂さんから教わった弁護を伝えます」と王泥喜は笑顔で成歩堂たちを見送った。それから数か月後、王泥喜はドゥルクが弁護士時代に使っていた事務所で「王泥喜法律事務所」と名前を新たに看板を掲げ、日夜クライン王国の法廷で戦う日々を送った。彼は亡き養・ドゥルクの遺志を今も受け継いでいる。

特別編 時を越える逆転

「タイムマシン」によって時間が戻った雫

有料のダウンロードコンテンツとして配信されている、本編の後日談となる追加エピソード。
第5話の事件解決から数か月後、「成歩堂なんでも事務所」に幼馴染の矢張政志(やはり まさし)が花嫁姿をした大津部雫(おおつぶ しずく)を連れてやってきた。雫は、同僚を殺害した容疑をかけられているという。しかし、雫は「タイムトラベルをして過去に戻ってきただけ」と殺人事件への関与を否定。現実では考えられない事象に悩む成歩堂だったが、矢張の懇願で彼女の弁護を引き受けることとなった。

今回の事件は、恋人を不慮の事故で失ってしまった男の怨恨から起こった犯行であった。今回の真犯人は、雫の同僚で八久留間(はぐるま)家の執事をしている十文字一治。彼はこの家に来る前は、外科医であり、八久留間家の長女・八久留間ひかりと婚姻関係であった。しかしある日、ひかりは弟の八久留間来人(はぐるま らいと)の運転する車に乗車中、車の単独事故により瀕死の状態で十文字の勤める病院へ担ぎ込まれる。十文字は彼女を第一に治療しようとしていたが、「弟を治してあげて」という彼女の言葉に従い、同じく重症の来人の治療を先に始める。しかし、来人の治療が終わるころには、時すでに遅く、ひかりは助かることはなくこの世を去ってしまう。十文字は彼女の言葉を無視して治療してあげられなかった悔しさと、次期社長候補であった彼女の幸せを横取りする形で相続する来人に復讐することを決意。外科医を辞め、八久留間家に入り、常に復讐の機会を伺った。そこで、その事故で来人の代わりに罪を被ることになった被害者に出会い、来人への恨みを持つ者同士である事と、今よりさらに上のポストに就くことを条件にチラつかせて今回の事件の共犯関係になった。事件当時、披露宴が終わった後、被害者は展望デッキに雫を呼び出した。そこで雫を襲い、彼女を飛行船から突き落とす予定だった。

しかし、そこへ来人が飛行船の外壁を伝って現れ揉み合いになり、被害者を殴って気絶させた。揉み合いで怪我を負ってしまった来人はそのまま意識を失い、同じく来人のおかげで助かった雫もその場で意識を失ってしまった。予定外の事態に焦った十文字は、計画を変更。気絶した被害者を灯篭に隠し、事件を隠ぺいするために2回目の披露宴が行われた。幸い、来人は事故以来記憶障害があり、事件のことは何も思い出せない。そして雫も、違和感はあるものの”タイムトラベルした”と信じていた。しかし、その披露宴中、タイミング悪く被害者が灯篭の中で目を覚ましてしまい、外に出ようとしていた。それに気づいた十文字は、咄嗟に今から行うことを全て雫のせいにしてしまうことを思いつく。そして、披露宴会場を包むスモークに紛れて、近くにあった仕掛け時計「タイムマシン」で被害者を殴打し殺害した。しかし、成歩堂が審理を進める過程で、十文字が披露宴中被害者の近くにいたこと、「タイムマシン」が披露宴中に”起動”していたこと、そして”起動”させたことでそれが凶器として使われたことが証明され、十文字の犯行を証明することができた。十文字は、ひかりを失ってから自身の持つ懐中時計と同じく時間が止まったままだった。失意の中、犯行を自白した十文字だったが、そこで雫が「ひかりさんはそれを望んでいない。きっと、”あなたの時間を生きて”と願っています。」と励ます。すると、突然十文字の持っている懐中時計が動き出した。亡き彼女の気持ちを受け取った十文字は、素直に係官に連れられて行った。

判決前、来人は裁判長に断りを入れ、雫に今回の事件と過去の事故について世間に公表することを伝える。大企業の不祥事である2つの事件は世間からのバッシングも激しいものだと予想できる。来人は「この先、お前にはもっと苦労を掛けることになる。それでも一緒にいてくれるか?」と雫の気持ちを聞く。雫は笑顔でそれを承諾。それを見た裁判長は「私からも確認です。新郎新婦、法の女神テミスに永遠の愛を誓いますか?」と質問する。2人は笑顔で「はい。」と答えた。加えて裁判長は検事と弁護士にも確認を取り、双方「異議なし」と返答した。そして、雫は無罪判決を勝ち取り、後日、改めて3回目の披露宴を挙げた。披露宴に参加した成歩堂たちは2人に永遠の幸せを祈るのであった。

『逆転裁判6』のゲームシステム

探偵パート

探偵パートで事件の手掛かりや証拠を集めていく。

「探偵パート」は、事件現場に行って直接調査したり、依頼者やその他事件関係者から情報を聞き出して、その後の「法廷パート」で必要になる証拠や証言を集めていくパートである。
必要となるすべての証拠品や情報を得なければ次の「法廷パート」には進むことができないため、”探偵パートで調べ忘れたため法廷パートのクリアが不可能になる”という、いわゆる”手詰まり”の状態は発生しないようになっている。

サイコ・ロック(心理錠)

勾玉を持っていると、隠し事が錠のように見える。

霊力のこもった「勾玉」を相手につきつけると、その人が隠している「秘密にしておきたいこと」が「サイコ・ロック」と呼ばれる赤い錠と鎖という形で目に見えるシステム。主に成歩堂が使用する。
サイコ・ロックは基本的にその時「勾玉」を持っている人間しか見えない。「赤い錠の数」が隠しておきたい気持ちの強さを意味し、錠の数が多いほどその秘密を聞き出すことは困難となる。「勾玉」をつきつけると尋問が開始され、相手と尋問中に正しい証拠品または人物データを提示していき、正解だと錠を壊すことができる。全ての錠を破壊すると「解除成功」となり、相手が隠していた情報が聞けるようになる。錠の色は基本赤色だが、本作には黒いサイコ・ロックが登場する。本作に登場する綾里春美の解説によると、自らの意思で心を閉ざす場合は、錠は赤色になるが、心の深い部分と密接につながって無意識に出されるものは黒くなるとのことで、無理に解錠しようとすると心が壊れる可能性があるという。このため黒いサイコ・ロックは通常の方法では解除することはできない。

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