女神転生シリーズの歴代主人公まとめ【ラストバイブル・魔神転生・デビルサマナー・ペルソナ・デビルチルドレン・DDSAT・デビルサバイバー】

女神転生シリーズとは、アトラスが開発しているコンピュータRPGのシリーズ作品である。本作は、西谷史による小説『デジタル・デビル・ストーリー』シリーズの第一作『女神転生』から派生したゲームシリーズだが、原作小説とは別に独自のシリーズ化を遂げている。「悪魔」という異形の存在に関わってしまった人々が、物語を通じて戦い生き抜く物語を描く。ダークな世界観で人気を集める女神転生シリーズには、さまざまなタイプの主人公が登場している。

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女神転生シリーズの概要

女神転生シリーズとは、アトラスが開発しているコンピュータRPGのシリーズ作品である。本作は、1986年に発表された西谷史による小説『デジタル・デビル・ストーリー』シリーズの第一作『女神転生』から派生したゲームシリーズである。元は同小説を軸にしたメディアミックス展開を行っていたが、本シリーズの源流となる『デジタル・デビル物語 女神転生』がナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)からファミコン用3DダンジョンRPGとして発売された後は、原作小説とは別に独自のシリーズ化を遂げている。
2003年までのシリーズディレクターはアトラス(旧社)創立メンバーである上田和敏が手がけ、その後は岡田耕始に引き継いだ。両名がアトラス(旧社)を退社した後、2017年からは山井一千がプロデューサーを務めている。また、『女神転生II』以降の主要作品のキャラクターデザインは金子一馬が務めていたが、『真・女神転生IV』以降の真・女神転生シリーズでは土居政之が担当している。
本シリーズでは、「悪魔」という異形の存在に関わってしまった人々が、物語を通じて戦い生き抜く物語を描いている。ダークな世界観で人気を集める女神転生シリーズには、さまざまなタイプの主人公が登場する。

女神転生シリーズ

中島 朱実(なかじま あけみ/デフォルト名/変更可):『デジタル・デビル物語 女神転生』

十聖高校の3年生。 高3にして天才的なプログラミング能力を持つ美少年。 私怨と好奇心によって作り上げた「悪魔召喚プログラム」を稼動し、悪魔を人間界に召喚してしまった。
魔法は使えないが、ハンドヘルドコンピュータを用いて悪魔を仲間にし、召喚する能力を持つ。 実は日本創造神・イザナギ神が転生した姿である。

主人公(デフォルト名なし):『デジタル・デビル物語 女神転生II』

京浜第3シェルターで生まれ育った少年。 「悪魔召喚プログラム」を手に入れたことで、悪魔との会話・仲間に引き入れて召喚にすることができるようになる。
名前は自由に付けることができ、公式的な名前はない。

真・女神転生シリーズ

ヒーロー(デフォルト名なし):『真・女神転生』

主人公。 プレイヤーの分身なのでデフォルト名は設定されていない。 吉祥寺在住の母子家庭で暮らすごく普通の少年だが、パソコン通信を通じて悪魔召喚プログラムを手に入れた。
腕に装着したハンドヘルドコンピュータに悪魔召喚プログラムをインストールしており、パーティ内で唯一、悪魔を召喚、使役する能力を持つ。 シベリアン・ハスキーのパスカルを飼っている。

アレフ(デフォルト名/変更可):『真・女神転生II』

記憶喪失になった主人公。 「ホーク」と言う名前でコロシアムの戦士として過ごしている。 腕に装着する小型コンピュータ・アーム・ターミナルに悪魔召喚プログラムをインストールし、悪魔との会話・仲魔にすることができるようになった。
正体はメシアとなるために元老院によって造りだされた人間。 元老院の方針に疑問を抱いた目加田によって記憶を消され、センターから出された。「ALEPH」はヘブライ語で「1」と「牡牛」の意。

主人公(デフォルト名なし):『真・女神転生III-NOCTURNE』

都内の高校に通う普通の少年だったが、マガタマの力により魔人になる。 作中では「人修羅」とも呼ばれる。 独特な模様が全身に浮かび上がり、首筋から角のようなものが生えている。
コトワリを持たない半人半魔の身でありながら、混沌の東京に変革をもたらす存在。

別作品『マニアクス』では、ストーリーの進め方によっては完全な悪魔に変貌する。

フリン(デフォルト名/変更可):『真・女神転生IV』

東のミカド国のキチジョージ村に住む18歳の少年。サムライ衆の1人。
ガントレットの儀式に挑み、ガントレットに認められたことでサムライ衆の一員となる。
様々な運命に巻き込まれた変革の種子たる存在。作中では「25年前の東京に似たような外見・雰囲気の少年がいた」とされている。

ナナシ(デフォルト名/変更可):『真・女神転生IV FINAL』

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