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ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン（ジョジョEoH）のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』とは、バンダイナムコエンターテインメントより2015年12月17日に発売されたPlayStation 3及びPlayStation 4用アクションゲーム。略称は『ジョジョEoH』。本作は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを原作としており、同シリーズの第三部『スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎が、宿敵・DIOとの決戦に勝利した後に突如として発生した時空を越えた異変に、仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

CV：杉山紀彰

パッショーネの数あるチームのリーダーのひとりで、ジョルノと出会い、彼と一騎討ちすることでその気概と実力を認めてパッショーネに引き入れた。トリッシュの護衛任務をディアボロに任されてジョルノたちと共に遂行するが、ディアボロの目的が実の娘であるトリッシュの抹殺であることを知ったのを機にパッショーネに反旗を翻す。その後、ジョルノたちと共にディアボロと激闘を繰り広げて命を落とすが、本作では異変の発生によって敵として蘇り、ジョルノや承太郎たちの前に立ち塞がる。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「スティッキィ・フィンガーズ」。仮面を被った人型スタンドによってジッパーを地面に設置する能力を持ち、そのジッパーはトラップとしても瞬間移動の手段としても利用可能で、スタンドによるラッシュ以外にも豊富な戦術を展開することができる。また、ジョナサンや由花子と同じく体力がゼロになっても一度だけ復活が可能できる。

トリッシュ・ウナ

CV：東山奈央

パッショーネのボス・ディアボロの実の娘。組織内抗争に巻き込まれてブチャラティチームの護衛で父親の元に向かうが、自身の正体を隠したい父親からも命を狙われることになる。その後、ブチャラティ一行との逃避行の中でスタンド能力に目覚め、ディアボロとの決戦に打ち勝つが、本作ではその直後に巻き起こった異変によって敵として蘇ったブチャラティにミスタ共々さらわれる。その後、承太郎とジョルノによってミスタと共に救出され、異変に立ち向かうことを選ぶ。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「スパイス・ガール」。ピンク色のカラーリングと四則演算模様のデザインが特徴的な女性型スタンドで、ステージギミックや殴った地面を柔らかくすることで、触れた相手の動きを封じるトラップを設置できる。

ディアボロ

CV：森川智之（ディアボロ） / 石田彰（ヴィネガー・ドッピオ）

第五部のラスボスで、パッショーネのボスでトリッシュの父親。「ヴィネガー・ドッピオ」という気弱だが自分の役目に忠実な青年の別人格を持っており、普段は彼の姿で生活している。敵側のキャラクターであるため、ストーリーモードでの使用は不可。
パッショーネのボスとして君臨し続け、イタリアを裏から支配する「帝王」であることで感じる絶頂と幸福に固執するあまり、自らの正体に近付く者はたとえ娘だろうと決して許さず、その娘であるトリッシュを始末しようとしたのを機にジョルノたちと対立するようになる。そして彼らとの死闘の末に倒されて再起不能になるが、本作では復活して雪辱を果たすべく再戦を挑んでくる。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「キング・クリムゾン」。額に持ったもうひとつ顔が特徴的な赤のカラーリングの人型スタンドで、攻撃のスピードこそ遅めだが、一発ごとの威力が非常に高い。また、時間を消し飛ばす能力を駆使して敵に悟られずに移動したり、カウンター技など防御面に秀でたスキルを多く持つのも強味となっている。

第六部『ストーンオーシャン』より

空条徐倫（くうじょう ジョリーン）

CV：沢城みゆき

第六部の主人公で、承太郎の娘にしてジョセフの曾孫。無実の罪によりG.D.st刑務所に収監されるが、スタンド能力に目覚める。自分に無実の罪を着せたのが刑務所の教誨師であるエンリコ・プッチであることを知り、エルメェスやウェザーなど刑務所で会った仲間のスタンド使いたちと共に脱獄し、プッチに戦いを挑むことを決意する。本作ではプッチとの戦いが目前まで迫った時に異変に巻き込まれ、別の時代からやってきた若き日の承太郎との邂逅に戸惑いながらも、異変を収め、その上でプッチとの決着をつけるべく、時を越えた戦いの旅に赴く。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「ストーン・フリー」。全身が水色の糸でできた女性型のスタンドによって、糸の結界を配置して敵の動きを封じたり、敵の死角に糸を伸ばして回り込んで奇襲をかけるなどテクニカルな立ち回りが可能。また、体力が減少するとサブキャラクターであるエンポリオから「幽霊のライター」を借りて自らに火をつけ、燃焼によるダメージと引き換えに攻撃力が向上するスキルも持っている。

エルメェス・コステロ

CV：米本千珠

徐倫がG.D.st刑務所で出会った、攻撃的な一面を持つが明るく情に厚いスタンド使いの女囚。姉を殺したスタンド使いへの復讐の為に自ら囚人となり、後に徐倫の仲間となるが、本作では異変に巻き込まれたことでウェザー、アナスイと共に徐倫の敵となる。しかし、若き日の承太郎の加勢を得た徐倫によって倒され、正気を取り戻して再び彼女の仲間になった。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「キッス」。金と赤紫のカラーリングと、シールをメインとした派手な装飾が特徴的な女性型スタンドにシールを貼り付けさせ、自らの手足を増やして攻撃力をアップさせるスキルを持つ他、シールを貼った銛を地面に突き刺してそれを剥がすことによって高速移動することもできる。

ウェザー・リポート / ウェス・ブルーマリン

CV：大川透

徐倫がG.D.st刑務所で出会った記憶喪失の囚人。徐倫の気概を見込んで彼女の仲間となり、冷静な洞察力と判断力を持つ頼れる仲間として、徐倫からの信頼も厚い。しかし本作では異変によってエルメェスやアナスイと共に徐倫の敵となって、プッチやDIOに匹敵するほどの強大なスタンドの力で徐倫だけでなく、承太郎たちの前にも強敵として立ち塞がる。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「ウェザー・リポート」。白い雲が人型になったようなスタンドの天候を操る能力により、落雷による感電やヤドクガエルの雨による広範囲への毒など、様々な状態異常を敵に付与する。さらに一定時間が経過すると特殊スキル「ヘビー・ウェザー」を発動でき、発生させた悪魔の虹に触れた相手をカタツムリに変えて移動速度を大幅に低下する。

ナルシソ・アナスイ

CV：中村悠一

徐倫がG.D.st刑務所で出会った、殺人罪で収監された凶悪な死刑囚。一途に戦う徐倫の姿に惹かれ、彼女の仲間となって脱獄を助けると共に「結婚したい」という一方的な恋心を抱くようになった。本作では異変に巻き込まれてウェザーやエルメェス共々徐倫の敵となって彼女の前に立ち塞がるが、彼女や承太郎によって倒され、正気に戻ると共に再び仲間になった。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「ダイバー・ダウン」。潜水服を着込んだような外観が特徴の人型スタンドで壁を殴らせることで、スタンドを壁に潜行させることができ、その状態となると二段ジャンプが可能となる。

エンリコ・プッチ

CV：中田譲治

第六部のラスボスで、G.D.st刑務所に教誨師として勤める神父。敵側のキャラクターであるため、ストーリーモードでの使用は不可。
DIOとは親友の間柄にあり、彼の目指した天国を求めるために、徐倫と承太郎を罠にはめた張本人。普段は聖職者らしい穏やかな性格だが、その本性は自らの目的の為なら他人を犠牲にすることも厭わない冷酷極まりないもので、ありとあらゆる計略を巡らせて徐倫と承太郎を追い詰める。本作ではエンヤ婆と同じ天国に到達したDIOの側近として暗躍する。
バトルスタイルは「スタンド使い」で、スタンド名は「ホワイトスネイク」。禍々しい紫色の仮面と装飾に身を包んだ悪魔のような外観が特徴的な人型スタンドを操り、相手の体に触れてディスクを奪うことでスキルを封じることが可能となっている。

新月の時を待つプッチ

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