『ジョジョの奇妙な冒険』第3部スタンドの「暗示」まとめ
『ジョジョ』第3部で初めて登場し、今やパロディやたとえで使われる「スタンド」ですが、初期のものはタロットカードがモティーフで、各スタンドの「暗示」が語られていました。が、「イエロー・テンパランス」以降何でか暗示を言わなくなりましたね。「いや、何の暗示だよ」と。気になりますよね。主人公側も特に語られていませんし、ネット上で散々解釈されているかもしれませんが、まとめました。
タロット基礎知識
占いの方法は多々あるようです。描かれている絵にはそれぞれ意味があり、出たカードが「逆さま」だった場合は「逆位置」として、意味が「正位置」と正反対のものとなります。スタンドで使用されているのは大アルカナと呼ばれるカードたちですが…?
味方側スタンド
先ずは味方から。
スター・プラチナ(星)
本体:空条承太郎(主人公)
能力:素早さと精密さ。最終的には時を止める能力を得た。
正位置:希望、先を見通す、明るい兆候など
逆位置:先が見えない、失望など
出典: www.amue.org
主人公としてはピッタリの暗示じゃないですか。逆位置での「先が見えない」という暗示も、いきなり発動した能力(悪霊と称して刑務所から出たがらなかった)への不安を表していたのかもしれません。時間まで操るなど成長性にも長けたスタンドでした。
マジシャンズ・レッド(魔術師)
本体:モハメド・アヴドゥル
能力:炎を操る。
正位置:起源、可能性、才能、創造など。
逆位置:混迷、無気力、空回り、消極性など。
アーサー・エドワード・ウェイの解釈:手腕、外交など。
出典: ja.wikipedia.org
作中では始まりを暗示する、とされていました。本体のアヴドゥルさんは占い師で、タロットカードを引かせて承太郎のスタンドに名前を付けました。「スタンド使いは他にもいる」ことを教え、初めてのスタンドバトルと駆け引きを見せてもくれましたのも彼です。
ハーミット・パープル(隠者)
本体:ジョセフ・ジョースター(主人公の祖父で、第2部主人公)
能力:手から茨状のものが出現。カメラを叩き壊しての「念写」の他、物をからめとったり、ひも状の性質を生かした使い方も可能。
正位置:内面に対する探究、慎重さ、秘密など。
逆位置:偏屈、神経質、孤独など。
出典: www.amue.org
お調子者にもなりますが、伊達に主役を張った過去があるわけじゃありません。戦いの経験と人生経験から来る戦い方は、隠者(引退したもの)にはふさわしくないかもしれませんが、「慎重さ」を表してるんじゃないでしょうか。念写能力は「秘密を探る」わけですし。
ハイエロファント・グリーン(教皇)
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目次 - Contents
- タロット基礎知識
- 味方側スタンド
- スター・プラチナ(星)
- マジシャンズ・レッド(魔術師)
- ハーミット・パープル(隠者)
- ハイエロファント・グリーン(教皇)
- シルバー・チャリオッツ(戦車)
- ザ・フール(愚者)
- 敵側スタンド
- タワー・オブ・グレー(塔)
- ダーク・ブルー・ムーン(月)
- ストレングス(力)
- エボニー・デビル(悪魔)
- イエロー・テンパランス(節制)
- エンペラー(皇帝)
- ハングドマン(吊られた男)
- エンプレス(女帝)
- ホウィール・オブ・フォーチューン(運命の輪)
- ジャスティス(正義)
- ラバーズ(恋人)
- ザ・サン(太陽)
- デス・サーティーン(死に神)
- ジャッジメント(審判)
- ハイプリエステス(女教皇)
- ザ・ワールド(世界)
- まとめ
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